チャーシューの作り方って、難しいと思っていませんか?
実はチャーシューを自作するのは、レシピなんていらないくらい簡単です。
はちこはいつも、東池袋 大勝軒のレシピをもとに、チャーシューを自作しているので、プロの味にかなり近いはず(笑)
一番最初に参考にしたレシピは、リクルート発行のウェブマガジン【メシ通】掲載の「つけ麺の元祖」大勝軒に自家製チャーシューのつくり方を教わってきたでしたが、今ではいちいちレシピを見ることなく、適当にやっても美味しいチャーシューが完成します(←プロの味からずれちゃってるかなぁ。でも本当に美味しいんですよ?)
大勝軒のレシピの良いところは塊の豚肉だったら、好きな部位を使ってOKな作り方ということ。
しかも、はちこが使っているのは、一部の方には”まずい”と検索されている、ロピアのお肉のこともあります🍖
今回は肩ロース肉(100g 99円)にしてみました🐷
〈八王子市内の大勝軒について〉~〈実際に大勝軒のレシピでチャーシューをつくるところ〉まで、ぜんぶ見せちゃいます♪
つけ麺で有名な大勝軒・八王子にもあり!
大勝軒は有名なので知ってる方も多いと思いますが、知らない方のために少しだけ説明を。
八王子周辺では多くのスーパーに置いてある”山岸一雄監修のつけ麺専用スープ”見たことありませんか?
このスープの監修者である山岸一雄さんが、「東池袋 大勝軒」の創業者です。
山岸一雄さんです↑
世の中の動きについて、とんと疎いはちこは、山岸一雄さんがまだお元気なのかと思ってたのですが、2015年にお亡くなりになってました。
大勝軒は全国にのれん分けしたお店がありますが、八王子市内にも加盟店があります。
大勝軒 八王子店の場所はここです↓
ラーメンデータベースによると、大勝軒 八王子店は『以前お客さんとして通っていた店主が「東池袋 大勝軒」の味に惚れ込み修業後に独立』して開業したお店とのこと。
よりプロの味に近づけたい方は、一度実際の大勝軒に足を運んでみた方が再現性が高くできますね。
住所:東京都八王子市東町1−18
電話:042-643-1345
営業時間 :[月~金]11:00~18:30/17:00~18:30[土・日・祝]11:00~18:30
定休日 :火曜日・水曜日
大勝軒レシピで作る自作チャーシューの作り方
それでは、大勝軒のレシピを参考にチャーシューを自作してみましょう!
使う材料はたったの5種類
- 豚肩ロース(お好みでバラ肉・モモ肉でもOK)…780g
- 醤油…適量
- 日本酒…80㏄
- しょうが…適量
- 小葱(あれば長ネギの青い部分)・・・1/2袋くらい
※この日は、自宅に長ネギがなかったため、たまたま激安で買った小ねぎがあったので代用しています。長ネギの青い部分があれば、それを使ってくださいね。
入れるとお肉が固くなっちゃうんだそうですよ☝
調べてみたところ、みりんをいれるとお肉が固くなるのは、お料理のプロの間では常識のよう。
- みりん=素材を引き締める作用
- お酒=素材を柔らかくする作用
と似ているようで、真逆の作用をするみりんとお酒なので、その他の調理をする場合にも覚えておくと良いですね。
チャーシューの作り方
1:鍋に材料を全て入れて、強火にかける
まずは、常温に戻した豚肉を、半分に切ってお鍋に入れます。
冷蔵庫から出したばかりのお肉だと、あくがたくさん出てしまうので、チャーシューを作り始める30分前くらい前には、冷蔵庫から出しておくのがおすすめ。
そのままの大きさで鍋に入るなら、切る必要はありません。
ただ、小さなお鍋の方が、使う調味料が少なくて済みます。
参考にした大勝軒のレシピでは、お肉の量の3倍という、かなり大量の醤油を必要とします。
780g×3=2340㏄ はさすがに多すぎるので、日本酒とプラスしてお肉が2/3つかるくらいのお醤油の量にしてみました。
大勝軒のレシピでも、お肉は半分お醤油につかればOKと言うことになってます。
お肉の上に小ねぎと、生姜をのせて、強火にかけます。
はちこは生姜を細切りにして冷凍保存しているので、写真のようになってますが、洗った生姜を皮つきのまま5ミリ幅程度にスライスしたものを使えば大丈夫です。
2:ふたをして、弱火で30分煮る
レシピでは、蓋をしてから強火にかけるとなっていますが、その場合は必ずコンロのそばで見張っていてください。
吹きこぼれる確率が、かなり高くなります。
はっきり言って、これだけ濃いお醤油を吹きこぼしたら、後片付けはかなり面倒なものになります。
その時点で、簡単でも何でもないレシピになること間違いなし。
あくをすくう必要もないと書かれていたので、はちこはブクブクと沸騰してから、ふたをしました。
ふたをしたら、弱火にして30分煮ます。
3:お肉をひっくり返し、もう30分煮る
30分煮たら、お肉をひっくり返して、もう30分煮ます。
お醤油をいっぱい使って、お肉が浸っている場合は、そのまま30分追加で煮てください。
4:火を止めて、冷ます
煮物は冷ましている間に味がしみこむので、火を止めて、10分~15分ほど放置します。
熱々だと、柔らかすぎて切りにくいですし、肉汁も出てきてしまいます。
手もやけどする危険があるので、出来立てを切るのではなく、しっかり放置する時間をとってみてください。
5:簡単チャーシューの出来上がり♪
たったのこれだけの工程で、美味しそうなあめ色のチャーシューに煮あがりました♪
すぐに食べない場合はラップにくるんで冷蔵庫へしまいます。
でも、やっぱり作った日に食べたくなりますよね。
この日はチャーシュー丼にしてみました🍚
スライスして、タレをかけたら絶品でしたよ🤤
醤油タレを使い切るべし
このチャーシュー、作った後に残ったタレがまた使えるんです!
飯通で紹介されていたように、冷奴にかけるのも良かったですし
翌日に浮いた脂も捨てずにチャーハンに使ったりすると、お肉の旨味がうつったタレなので、一段と美味しく仕上がります。
一緒に煮た、生姜の千切りと小ねぎもしっかりいただきました。
残ったタレに、お醤油と日本酒をつぎ足して使うことで、どんどんタレが美味しくなるのですが、使い切ってしまうことも多いです。
大勝軒のレシピを知ったきっかけを作ってくれた、インスタグラムのフォロワーmsytknさんは、煮汁をベースにラーメンスープをつくったりもしているそうですよ。
チャーシューの作り方アレンジ方法
この作り方を覚えておくと、いろいろアレンジがききます。
- もっとピリリと辛くしたい⇒ブラックペッパーや唐辛子を入れてみる
- 中華風にしてみたい⇒五香粉を入れたり、紹興酒を使ってみる
- 少し甘い方がいい⇒砂糖を加える
- パンチが欲しい⇒ニンニクを加えてみる
といった風に、自分だけの作り方を探してみると「プロの技を生かしながら我が家オリジナルの味」が完成します。
実はこの後、長ネギをしっかり買ってきて、豚バラ肉でもチャーシュー作ったんですが「プロの味きた~!」って仕上がりでした👨🍳
タイマーを仕掛けたら、ほとんど放置プレーで出来ちゃう簡単さです!
はちこはしょっちゅうチルド麺を作っているので(記事もたくさん書いてます)、チャーシューの作り置きは、欠かせない存在となりました。
ほんとうにおすすめなので、みなさんもぜひマスターして、プロ顔負けのチャーシューを作ってみて下さいね。