アイランド食品の銘店伝説シリーズ【横浜 吉村家】のチルド麺を作って食べてみました。
パッケージの写真が美味しそうだったのと、はちこは横浜生まれなので、以前から気になっていました。
気になっていても、安くなるのを待つ!
スーパーでは大体298円(税抜)で販売していることが多いですが、今回は258円(税抜)で購入しちゃいました。
アイランド食品のサイトに書かれている希望小売価格は410円(税抜)になります(←この価格で売ってるのは見たことないです💦)
家系総本山 横浜 吉村家 って、どんなラーメン屋さん?
家系総本山 吉村家の場所はここ↓
吉村家を検索すると不穏なキーワードが…暴力とは?
アイランド食品の銘店伝説シリーズは、その名の通り、全国の人気有名ラーメン店の味をこだわりまくって再現したチルド麺です。
今回も、吉村家がどんなラーメン屋さんなのかは「吉村家」で検索してみました。
む…不穏なキーワードを発見👀
「吉村家 まずい」については、予想していたものの「吉村家 社長 暴力」「吉村屋 ラーメン 暴力」とは。
有名ラーメン店は必ず「まずい」で検索される運命です。
食べ物系のことを中心にブログを書いていると
「まずい」と書かれている=有名店の証?
とさえ、思う今日この頃。
でも、暴力とは……一体どうしたことでしょう?
パッケージを見ると、頑張ってラーメンを作っている店主である吉村実さんの写真が。
そんなに怖そうなお方ではないですが、がたいが良いので、殴られたらダメージ大きそうですよ。
ラーメンの説明である「パンチが効いた」のパンチに違う意味を見出しそうになっちゃいます。
こんな動画が上がってたので、見てみたのですが…怖い( ;∀;)
※動画は現在削除されてしまいました。
働くのはおろか、食べに行くのも無理~。
でも、ドキュメンタリーをしっかり見た人は「職人気質」とも書いていましたし、今だったらパワハラだのブラックだの言われるんでしょうけれど、昔の修行はこういうこと多かったんでしょうね。
吉村家の公式サイトに、吉村社長のひとり言コーナーがあるのですが、口調(文調?)が「おっす、おら悟空」みたいな感じ?だったので、ディスられても貫き通しているキャラなんでしょうね。
すごいわ~。
もっとも、平成の世にすっかり染まったはちこには「ラーメンの味が美味しいとかまずい」とか感じる以前に、食べた気がしないかも。
怖そうなラーメン屋さんには行かれない人にとって、銘店伝説シリーズは、とってもありがたいチルド麺なのであります。
吉村家は家系の源流だった
よく2chなどで「こんなのは家系じゃない(怒)」なんて書き込みがありますよね。
みなみ野の横濱家の記事を書いた時にも目にしました。
さんざん銘店伝説シリーズを食べているにも関わらず、今さら「家系って何だよ?」と思うはちこ。
ウィキペディアによると
家系ラーメン(いえけいラーメン)は、1974年以降に登場した神奈川県横浜市発祥の豚骨醤油ベースで太いストレート麺を特徴とするラーメンのラーメン店群である。
ラーメン店「吉村家」を源流とする。
このように書かれていました。
すなわち、吉村家のラーメンを食べておけば、家系ラーメンの何たるかがわかるという事でしょう(多分ね)
銘店伝説【横浜 家系総本山 吉村家】を作ってみよう
ラーメン酢が特徴的!
銘店伝説の内容は「麺とスープが各2」というのが定番ですが、吉村家の場合は「ラーメン酢」なるものが添付されていました。
ラーメン屋さんによく、お酢は置いてありますけど、普通のラーメンに使った事はありませんでした。
吉村家のラーメンにはお酢を入れるのがお約束…というわけでもないようですが、調べたところ、お店には「家系職人隠し調味料 ラーメン酢」なるものが置いてあるようです。
ラーメン酢以外にも、ニンニク、豆板醤、コショウなどの調味料が置いてあり、お好みでアレンジできるようになっているとか。
麺の硬さはもちろんのこと、油の量や、味の濃さも変更できるそうです。
家系って、想像してたのより、自由ですね。
銘店伝説のパッケージにも「ラーメン酢付き」としか書いていないので「お好みで」って感じなんでしょう(自由🗽)
麺は極太のストレート麺。
ぱっと見は、細めのうどんのようです。
銘店伝説【横浜 家系総本山 吉村家】作り方
<作り方>
- 沸騰したたっぷりのお湯に麺をほぐし入れ、3分~3分半ゆでる
- ゆでている間に、スープを器に入れて250㏄のお湯で希釈しておく
- 麺が茹で上がったら、お湯を良く切って2のスープに入れる
<掟>
- 丼とスープ袋をあたためておく
- スープは袋から全てしぼりだす
- 麺はほぐしながらお湯にいれる
下準備その1:トッピングの用意
今回もいつも通り、大勝軒レシピの自家製チャーシューをメインに、小口切りのネギ、メンマ、そして珍しくゆで卵を用意しました。
パッケージのトッピングは
・チャーシュー・茹でホウレンソウ・板海苔
の3種でした。
下準備その2:お湯を沸かし丼とスープを温めておく
お湯をたっぷりと沸かしたら、丼にスープの袋を入れて、熱湯を注ぎ、温めておきます。
よくわからなかったので、ラーメン酢も温めておりますが、これは必要ないかも。
1:麺を3分~3分半程度茹でる
太麺なので、茹で時間は3分~3分半と長め。
たっぷりのお湯で茹でていきます。
2:丼にスープを準備
器を温めておいたお湯を捨てて、袋からスープをしぼりだします。
250㏄のお湯を注ぎ、スープを希釈します。
3:スープのどんぶりに麺を移す
麺のお湯をよく切って、スープの入った器に盛り付けたら完成!
めちゃくちゃ美味しそう~!
めんどくさくてもゆで卵の黄色が加わるとカラフルになりますね。
ここにほうれん草のグリーン&海苔が加わったら、もっとキレイだったと思います。
今までの銘店伝説シリーズではなかったような、スモーキーな香りがするスープ。
食べるのが楽しみです!
銘店伝説【横浜 家系総本山 吉村家】を食べてみよう
まずは、お約束のスープから。
スープの表面は、しっかり脂が覆っております。
ちょっとカロリーが心配ですが、この脂が味だけでなく、ラーメンの熱を逃がさない役目を担ってくれてるんですよね。
鶏油を使用しているので、少し時間が経つと、煮凝りのような膜が出来てきます。
ちょっと塩気が強く感じますが、スモークしたような特有の風味は、オリジナリティがあふれてますね。
一緒に食べた息子くんも、銘店伝説シリーズでは一番と言って良いほどの絶賛っぷり。
日頃はあまりまともなレビューをしてくれないのに、口数が多くなってました。
このラーメン、うま!
かなり作りこまれてるなぁ。
銘店伝説シリーズって、似たようなラーメンもあったけど、吉村家のは初めての味だわ。
麺は太いからもっちもち
茹でてみると「極太」な感じは減りましたが、確かに太麺です。
茹でている時は黄色味が強かった麺は、スープをよく吸って、茶色っぽい色に。
濃厚~!
そしてもっちもちの食感!
ちょっと塩気が強いけど、美味。
はちこも好きだなぁ、この味は。
正しい意味でのパンチがあるお味に仕上がってると思いますよ。
お店の口コミでは「シャバシャバなスープ」と書いてあるのを見かけましたが、シャバシャバとは『本来とろみがあるものが、意に反して水っぽくなった状態』のことを意味しているので、それとは程遠いですね。
と言うか、むしろ真逆。
吉村家は、直系店舗がいくつかあるので、クオリティにムラがあるのかもしれません。
ラーメン酢、意外にいけるね
せっかくなので、ラーメン酢を途中で投入。
正直、酸っぱいラーメンって、食べたくないんですが(笑)
恐る恐る食べてみたのですが、ラーメン+お酢って意外といけるんですね。
味を壊さない程度に、ちょっぴりさっぱりした感じになって、むしろ入れた方が良いかも。
ラーメン酢をそのまま舐めてみたところ、市販の穀物酢などより、ずっとマイルドで、優しい酸味でした。
スープはかなり濃いので、完全に飲み干すことは出来ませんでした。
替え玉を用意しておいても、十分に耐えられる濃さですね。
これが「しょっぱすぎる」方は「まずい」と思ってしまう可能性も高いです。
先にも書いたようにスモーキーな味は特徴的なので、ここでも好みがはっきりわかれるでしょうね。
独創的であればあるほど、好みはわかれるので「まずい」という意見が多くなるのは当然とも言えます。
銘店伝説【横浜 家系総本山 吉村家】気になるカロリーは?原材料もチェック
銘店伝説【横浜 家系総本山 吉村家】の1食分のカロリーはラーメン酢も入れて547.6キロカロリーです。
同シリーズの兎に角の油そばまではいかないものの、カロリーは高めですね。
銘店伝説の北海道旭川 蜂屋と比較しながら書いているのですが、脂質、食塩相当量もかなり高くなっています。
銘店伝説【横浜 家系総本山 吉村家】栄養成分
エネルギー(カロリー) | 547.6キロカロリー |
たんぱく質 | 14.4g |
脂質 | 20.7g |
炭水化物(≒糖質) | 70.5g |
食塩相当量 | 7.7g |
名称:生ラーメン
<原材料名>
麺:小麦粉、小麦たん白、食塩/加工デンプン、酒精、かんすい、乳酸ナトリウム、トレハロース、クチナシ色素
添付調味料(スープ):醤油、鶏油、ラード、ポークエキス、ポークペースト、還元水飴、チキンエキス、食塩、砂糖、ゼラチン、香辛料、酵母エキス、風味油(大豆油、綿実油)/酒精、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン)、乳化剤
ラーメン酢:醸造酢、還元水飴、食塩/香辛料抽出物
内容量:380g(めん:110g×2、添付調味料:75g×2、ラーメン酢:5g×2)
保存方法:要冷蔵(10℃以下)
製造者:株式会社 アイランド食品
銘店伝説【横浜 家系総本山 吉村家】後記
チャーシューの見た目は、吉村家のより、自作の方が美味しそうなビジュアルだと自画自賛してみます。
100g100円前後の塊肉を煮てるだけなので、めちゃくちゃ簡単なのに美味しい。
残ったタレは何度も上に調味料を足して使えますし、たくさん残っていたら、お肉を入れるだけなんですよ。
作り置きしておくと安上がりですし、ご飯づくりが本当に楽になります。
さて、吉村家ですが、発祥の地である横浜まで、車で行くのはちょっと難易度が高いですね。
行くなら電車かな。
八王子周辺だと厚木に直系店舗『厚木家』があり、駐車場もあるので、車なら厚木へ行った方が良さそうです。
そういえば、銘店伝説シリーズのめん処藤堂の味を引き継ぐ、麺屋みのまるも厚木にありました。
銘店伝説を食べて気に入ったら、足を運んでみるのもありですね。
ちなみに、厚木家は吉村実さんのご子息が経営なさっているそうですよ。
はちこは並びたくないので、銘店伝説シリーズで満足です。
それでは、ごちそうさまでした~♪
↓ローソン×吉村家【豚骨醤油ラーメン】も食べました↓