探偵が早すぎる8話が6月2日(木) 深夜0:04~放送されました。
6話までは、美津山家の4兄弟が一華の命を狙っていましたが、相続権を失った事により登場しなくなりました。
が、その代わりに一華の命を狙ってきたのは、2人の暗殺者たち。
美津山家の4兄弟以外の人間が黒幕としていることは、間違いありません。
その黒幕とは、はたして誰なのか…。
まずは、探偵が早すぎる(2022)8話 あらすじになります。
探偵が早すぎる(2022)8話 あらすじネタバレ
7話の中で、一華(広瀬アリス)の近くにあった実験器具から火の手があがり、毒の仕込まれた消火器を千曲川が処理をするという事件が起こりました。
防犯カメラを確認した研究所の所長は、千曲川(滝藤賢一)が怪しいと言います。
一華は「追い出しましょう」とごまかしますが、千曲川といるところを目撃されており、結局所長から「しばらくの間、研究所にこないでくれ」と言われてしまうのでした。
「くびですか?」と所長に聞くと「自主的に来ないで欲しい」とのこと。
それを知ってふざけた態度をとる千曲川に対して、大声で起こります。
そこに現れた大谷(塩野瑛久)に休職のことを伝えるのでした。
一方、千曲川は、一華の言う事を気にもせず、警護を続けています。
そんな状況の中、橋田(水野美紀)は一華に
「葉子(木下彩音)が階段から突き落とされた」
と知らせます。
幸い葉子の怪我は大したことはなかったものの、誰が犯人なのかはわからないと言います。
秋菜(宮崎美子)は、自分の子どもたちを疑うも、千曲川はそれを否定。
いまだ一華に相続をしてほしいと考えている秋菜に対し、一華は自分に懸賞金がかけられ命を狙われている件を伝えるのでした。
千曲川は
「葉子は一華と間違えて突き落とされた可能性がある」
と考察。
葉子が階段から突き落とされた際、一華からもらったコートを着ていたというのが、その理由でした。
犯人の正体は、もちろん美津山家の財産を狙う人間。
そこで浮かび上がってきたのは、美津山家の子供たちの中で、唯一相続の権利を失っていない長男・宗太(和田聰宏)でした。
葉子は「お父さんが私にそんなことをするわけない」と信じがたい様子。
橋田は秋菜に
「失踪中の宗太について詳しく聞かせてもらえませんか?」
と願い出ます。
すると秋菜は、宗太との間にトラブルがあったことを告白するのでした。
失踪中の美津山家長男 宗太のトラブルとは?
秋菜によると、失踪する直前の事、宗太の口座には数億円と言う大金が振り込まれたとのこと。
そのお金はなんと、海外企業からの賄賂だったと言います。
賄賂の件を知った秋菜の夫 正太郎は激怒しますが、秋菜にはどうしても宗太が美津山家を裏切ったとは思えなかったと語るのでした。
一方、橋田は、葉子が一華と間違って襲われたという考察について、確信が持てないでいました。
宗太は普通に美津山家に戻るだけで、相続人となり、お金を手にすることが出来るからです。
しかし、千曲川は「より多くの大金を手に入れたいのだろう、それが人間だ」と言います。
自宅へ帰り、一華が大谷とのメールを見てにやけていると、いきなり橋田があらわれます。
「しばらくの間、美津山家で秋菜と葉子を守ることにしました」
と言う橋田。
これまでずっと一緒に過ごしてきた一華は、橋田と離れることに戸惑いを隠せません。
「代わりの人が来るから大丈夫です」と言って橋田が去った後に現れたのは、案の定千曲川でした。
こうして始まった、一華と千曲川の同居生活。
一華は食事の支度をするものの、チキンは丸焦げに…。
千曲川は宗介(萩原利久)のバーへ行くことを提案します。
(2人で出かけていく姿を誰かが見ているようなシーン)
宗介は一華に「君の命を狙ったのは俺の父親かもしれないのに気にならないのか?」と質問します。
それに対し一華は「いいのいいの」と答え、結局千曲川を信用しているのでした。
葉子も怪我でバーでの仕事ができず、自分も休職中なので、一華は宗介のバーを手伝う事を申し出ます。
バーの仕事が終わり、お酒を飲んでいる宗介…その視線の先には、なんと一華殺害の懸賞金がかけられていたダークウェブサイトが!
一方、泥酔した千曲川を背負って自宅へ帰ってきた一華が、千曲川をかまっていると、背後から謎の人物が襲い掛かってきました。
千曲川によると、懸賞金目当ての雑魚にすぎず、黒幕は別にいるとのこと。
同じころ、橋田は秋菜と何かの書類を交わしていました。
返ってきた宗介に、一華が襲われたことを伝える橋田は宗介の様子を観察しています。
また、その手には美津山家長男 宗太の調査報告書がありました。
宗介と働いている一華に 婚約者の綾藤奈々(堀未央奈)は嫉妬している様子ですが、一華の方は宗介の前でメイクを落としたりと、あまり気にしていない様子。
千曲川は宗介に一華を送ってやってくれと頼みます。
一華と宗介が店を出た後、入ってきた清掃業者の中に怪しい人物が…。
また一華を自宅へと送り届けた後、宗介は「うん、大丈夫、約束する」と誰かと謎めいた会話をしていたのでした。
翌日、宗介がお酒の試飲をすると、その味に違和感を覚えます。
そこへ、清掃業者に紛れていた人物がやってきます。
倒れてしまった宗介を見てニヤリと笑ったその人物は、炭酸水に仕掛けをし、一華を狙います。
しかし、千曲川のトリック返しにより阻止…お腹から血を流す怪我を負っている犯人に、トリックの説明を続けるのでした。
意識を失ったまま目を覚まさない宗介のことで千曲川を責めた一華。
千曲川は契約にはないと一蹴します。
そんな千曲川に腹を立てた一華は「契約を破棄する」と言うのでした。
毎週登場する宗介のバーは相模原で撮影されています↓
探偵が早すぎる(2022)8話 放送前考察|失踪中の長男 宗太が黒幕?
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あらすじの中で、美津山家の長男・宗太(和田聰宏)が失踪した理由が判明しました。
父親の逆鱗に触れ、家を追い出されてしまったということでしょうか。
子供たちの中で、唯一相続の権利を失っていないのが宗太ということで、黒幕説のようなものが浮かび上がってきておりますが、私は宗太が黒幕という可能性は低いと考えています。
葉子が犯人説を考察していましたが、7話のラストで階段から突き飛ばされてしまい「あれ?葉子は違う?」と一瞬思いました。
が、葉子は軽傷だった上に、一華からもらったコートを着ていたというのが、どうにもモヤモヤします。
狂言である可能性も否定できません。
橋田も葉子が一華と間違って襲われたという考察について、確信が持てないでいますよね。
橋田は8話で、秋菜と葉子を守りに行くということにしていますが、実際には
秋菜と葉子を見張りに行く
のが目的なのでは?とも考えられます。
また、宗介についても、一華の事を気にしているのは間違いありませんが、それが恋心なのかについては、若干の疑問が残ります。
一華が7話で助けてくれたお礼を言った際、なんでお礼を言われるのかわからなかったシーンがあり「変な人」と一華が言ってますよね。
やけに一華の事を見つめるのも、好きだからではなく、単なる観察という見方もできるような…深読みしすぎかなぁ…。
8話放送後に、改めて感想を追記したいと考えています。
探偵が早すぎる8話|放送後の感想と考察
8話を見終わったので、ちょっとした考察をしてみることにしました。
宗介が倒れてしまった原因は、鉛中毒ということでしたが、千曲川は「目を覚まさないのはおかしい」と言ってましたよね。
宗介はお酒を口にして、すぐに味に異変を感じていますし、そもそも千曲川は犯人に対し「あの店のマスター(宗介のこと)は几帳面で、いつも瓶のラベルを上に向けているんだ」と言っていました。
だとしたら、宗介はお酒を飲む前の段階で、誰かが触ったことに気がついたはず。
(9話のあらすじを読んだところ、千曲川はトリック返しをするために、瓶のラベルを上向きになおしたようです)
ということは、もともと仕掛けられた状態より、毒の量が増えていたということが考えられます。
では、毒を増やしたのは誰かなのか?
最も可能性が高いのは、ラベルをなおした千曲川で、宗介が目を覚まさない程度に毒を追加したと思われます。
そうなると、やはり宗介が犯人なのか?
個人的には宗介は怪しい行動をしてはいるものの、犯人ではないと考えています。
ただし、宗介は犯人の正体をおそらく知っているのではないでしょうか?
だからダークウェブサイトを見ていた…。
そして千曲川は宗介を殺さない程度に、でも倒れた宗介を見て、黒幕である犯人が後悔する程度の毒をもったのではないか?
というのが私の考察になります。
しっかし、探偵が早すぎる シーズン2での千曲川は、自分が犯罪者となってもおかしくないギリギリの線を責め続けていますよね。
特に8話では、犯人に対し血を流すほどのトリック返しをしていました。
今までのトリック返しでは、大怪我しちゃったということは伝わるものの、血を流すシーンって描かれてこなかったように思うんです(記憶によれば)
だとすると、相当黒幕に腹をたて、本格的に牽制をかけてきていますよね。
怪しい行動をしている宗介自身が黒幕という見方も出来るのですが(お酒を飲んだのは自作自演で)やはりここは、犯人に襲われながらも大した怪我をしなかった葉子黒幕説を引き続き押していきたいと思います。