2023年、俳優の斎藤工さん監督でオゾミス【スイート・マイホーム】が映画化されます!
スイートマイホーム(sweet my home)を直訳すると「甘い(気持ちよい・楽しい)私の家」
またホテルのスイートルームはsuite-roomと綴り、「ひと続きの部屋」を意味します。
【スイートマイホーム】に登場する家は平屋なので、sweetとsuite両方をかけているのかもしれませんね。
いずれにしてもタイトルだけ聞くと「幸せな家族がお家を建てるお話かな💕」なんて思ってしまいますが、とんでもなく怖いお話です😱
さすが「オゾミス=おぞましいミステリー」と言われるだけのことはありました。
ミステリーが好きな方であれば、犯人は途中でわかると思うのですが「え?そうきた?」「うわっ…なんかもう吐きそう」という展開があります。
はっきり言って
- これから家を建てようと思っている方
- 絶賛不倫中の方
- 小さなお子さん(特に赤ちゃん)がいる方
には要注意な作品です。
ヒトコワ・ホラー・ミステリーといった要素がてんこ盛りの【スイートマイホーム】。
犯人や展開を知ったうえで、映画を見て伏線を回収するといった楽しみ方をしたい方は、どうぞ最後までお読みください。
映画【スイートマイホーム】キャスト
- 清沢賢二(窪田正孝)
2022年10月現在、スイートマイホームのキャストは主人公の清沢賢二を窪田正孝さんが演じることしか発表されていません。
何が気になるって、子役のキャスティングが気になります…。
原作【スイートマイホーム】登場人物
- 清沢賢二(窪田正孝) ルックス抜群 ジムのインストラクター 副業で家庭教師などもしている 閉所恐怖症
- 清沢ひとみ 清沢賢二の妻 モデル並みの美人
- 清沢サチ 滝沢家の長女
- 清沢ユキ 滝沢家の次女
- 清沢聡 清沢賢二の兄 統合失調症にかかり、長年引きこもっている
- 本田 「AHホーム」の一級建築士で滝沢家の設計担当の女性
- 甘利浩一 「AHホーム」のマネージャー 背が低く、顔は吹き出物だらけの男
- 上林 清沢賢二のジムの同僚
- 原 友梨恵 清沢賢二の不倫相手で婚約者がいる ジムの同僚でもある
- 麗美 原 友梨恵の友人
- 柏原 長野県警の刑事
- 斎藤 長野県警の刑事
- 菊池 「AHホーム」社員
- ミホ ひろみの友人
- リョウタ ミホの息子
映画【スイートマイホーム】原作ネタバレ感想|犯人は誰?
【スイートマイホーム】第1章 あたたかい家|ネタバレ・あらすじ
母親の故郷である長野県に暮らす清沢賢二(窪田正孝)は、美しい妻 ひとみ、乳飲み子のサチと3人で、メゾネットタイプのアパートに暮らしていました。
長野の冬の厳しさに、ひとみは授乳の辛さと、娘サチがかわいそうだと愚痴をもらします。
そんな折、ポストに、冬でも半袖一枚で過ごせると書かれた『まほうの家』のチラシが舞い込みました。
賢二たちは、「ほっこりあったか」でHAホームという社名のモデルハウスを見に行くことにします。
モデルハウスに到着すると、長身で若い黒髪の女性 本田が一家を出迎え、『まほうの家』を案内してくれました。
『まほうの家』の仕組みは、地下室(床下)に設置したエアコンから、ダクトを通して、家中に暖気を送るというもの。
自分の家も『まほうの家』で、子どもが風呂上りに裸で走っている…本田はそんな風に説明し、電気代もそこまで高くないと言います。
しかし閉所恐怖症の賢二は、エアコンのある地下室が恐ろしく、気分を悪くしてしまいました。
そんな賢二に、「AHホーム」のマネージャー甘利浩一が声をかけます。
体調が悪いのに、甘利浩一が畳みかけるように質問をしたことで、賢二は気分を害します。
その上、本田から「甘利は自分の容姿にコンプレックスがあり、きれいな容姿をしたお客さんとトラブルを犯したことがある」と聞かされ、甘利には関わらないようにと忠告を受けるのでした。
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『まほうの家』に決めようと思うと告げると、ひとみは賢二の母親にも話をしてからの方が良いのでは?と言います。
それを聞いた賢二は、家族の幸せを一番に考えているはずなのに、妻から反対されたと腹を立て、同僚の上林の家に泊まると家を出てしまいました。
しかし賢二が実際に向かったのは、不倫相手の原 友梨恵のアパートで、彼女もジムの同僚でした。
友梨恵には遠距離恋愛の彼氏がおり、賢二とは気楽な肉体のみの関係。
ひとみがサチを産んでから、レス状態が続いていたために始まったものでした。
結局、賢二はひとみとサチを連れて、1年ぶりに母と兄 聡が住む実家へと帰ります。
賢二にとって木造2階建てのボロ屋である実家は、ひとみも知らないある記憶により帰りたくない場所でもありました。
賢二は反対されるのを覚悟で母親に、自分が家を建てることを切り出します。
それは兄の聡が、統合失調症で引きこもりの状態であったため、自分が跡を継がなくてはならないのではと思いこんでいたからでした。
しかし以外にも母親は「いいじゃない」と賛成し、長男は聡なんだからと言い切ります。
優しく大好きだった兄が突然暴れ出し、統合失調症と診断されたのは、十数年も前の事でした。
「いつも警察に監視されている」と言う兄から、もの言いたげにじっと見つめることがあり、賢二は不気味だと感じてしまうこともあります。
そんな兄から「思い出させるんだ」と押し入れに入れられそうになった賢二は、気絶しそうなほどの恐怖を覚えますが、母親にすんでのところで助けられます。
賢二は中学生くらいの時から、閉所恐怖症になっていたのです。
3年前、結婚のあいさつのために、ひとみを連れてきた際も、兄に押し入れに閉じこめられ、賢二は気を失って救急車で運ばれたことがありました。
母親の賛成もとりつけた賢二は、運よく安くて広い土地を手に入れることができ、再び「AHホーム」を訪れます。
設計は、女性ながら一級建築士の資格を持つ本田が担当することになりました。
1年半後、念願の温かい『まほうの家』が完成した時、3年のレスを解消した清沢夫妻の間にはユキという名の次女が誕生していました。
無事に引っ越しがすんだ頃、不倫相手の原 友梨恵が結婚を機にジムを退職し、東京へと引っ越します。
数週間後のこと、賢二のもとに、友梨恵から「麗美」という件名のメールが届きました。
高校の同級生だった「麗美」は、おとなしそうな顔をしながら、人の恋人に手を出すヤバイ女だと友梨恵は言います。
その麗美らしき女から、友梨恵の夫の会社宛てに、賢二が友梨恵のアパートに入ろうとする写真が送り付けられてきたという報告のメールでした。
差出人が不明だったことから、賢二はひとみがやった可能性も疑いますが、友梨恵は「奥さんじゃないと思うし、こんなことをするのは麗美しかいない」と考察し、麗美の事を調査してみると言うのでした。
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落ち着かない日々を送る中でしたが、賢二は家の換気部の掃除について質問をするため、「AHホーム」を訪れます。
しかし本田は休暇をとっており、またもや甘利浩一が声をかけてきました。
「家族を大事にしないとこわいことになる。あなたの家族を守りたい」と言われ、賢二はカッとなり「家族に手を出したら殺してやる」と返しますが、甘利は茫然とした様子を見せます。
止めに入った別の社員 菊池によれば「甘利は仕事のできる人間で、お客さんに迷惑をかけるような社員ではない」だとのこと。
しかし甘利には、以前 賢二のいないところで ひろみに「話を聞いてくれ」とせがみ、気味悪がらせた過去がありました。
写真を送り付けてきたのが甘利なのではないかと賢二は疑いますが、どうにも納得のいく理由が見つかりません。
そんな事があった後、賢二が自宅に戻ると、遊びに来ていた妻の友人と子どもがちょうど帰るところでした。
すると玄関から飛び出してきたリョウタという男の子が、死人のような青い顔で、家の方を見つめた後、逃げるように車に乗り込んでしまいます。
あまりにも不気味だったため、ひろみにリョウタのことを聞いてみると、最初は元気に遊んでいたリョウタが突然、母親のミホに「帰ろう」とせがみ、叱られたとのこと。
それを聞いた賢二は「男の子はわからないな」と思うのでした。
友梨恵からの連絡を待つ中、賢二のもとに長野県警の柏原と斎藤という刑事が訪れます。
柏原たちは、甘利浩一が自宅アパートで絞殺されたため、関係者にアリバイを聞きにきたのです。
「話を聞きにきただけ」と言われても、賢二は不安を抱かずにはいられないのでした。
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やっと友梨恵に連絡がつき、東京で落ち合うと、友梨恵は見る影もなくやつれていました。
あの後、別の男といた写真が、マンションの大家にまで送り付けられてきたことにより、友梨恵の夫は家を出ていき、無言電話が何度もかかってくると聞かされます。
しかも、犯人は麗美ではなかったとのこと。
麗美は結婚してアメリカに移住していたのです。
まさにその時、友梨恵の携帯に無言電話がかかってきました。
賢二が「誰なんだ?」とたずねると、電話の相手が息をのんだ後、赤ん坊の泣き声が聞こえてきて電話が切れます。
その泣き声がユキだとすると、電話の相手は妻のひとみということに…。
疑惑を抱えながら賢二が自宅へ戻ると、ひとみが「家の中に泥棒がいて、じっと見られていた」と恐怖を訴えてきます。
では、一体友梨恵に無言電話をかけてきたのは誰だったのか?
本当に『まほうの家』には、誰かが忍び込んでいたのか?
そんな折、ジムの同僚 上林がフラれたから慰めて欲しいと言ってきます。
しかし、恐怖にかられているひとみを放っておくことは出来ず、賢二は上林を自宅へ招きます。
サチも上林になつき、楽しい雰囲気だったはずが、上林の様子が急変し「帰る」と言い出します。
後日、上林から禍々しい何かを見たから、お祓いをした方が良いと心配された賢二。
実は賢二自身も、地下室に入り込んで泣いているサチを、必死で助けに行った際、気を失う瞬間に動く黒い影を見ていたのです。
「霊などいるわけがない」と否定しながらも、妻のひとみの様子はどんどんおかしくなっていきます。
—赤ん坊のユキが、何も場所を見て笑っている—
—リョウタがお化けを見たとミホから聞いた—
そう言うひとみは、いよいよユキの瞳の中に人の顔を見たから、怖くてユキの目を見られないと言い始めます。
上林とひとみが”霊を見た”という場所には、換気口があり、そこに賢二も黒い髪の毛が垂れ下がって消えたのを見たような気がします。
★
『まほうの家』で不可解なことが続く中、賢二は離婚して生気を取り戻した友梨恵と連絡をとります。
「もう連絡はとらない」と決めた友梨恵から、もう一人付き合っていた男には何もされなかったと聞かされます。
それはすなわち、標的が賢二と友梨恵に限定されていたという事を意味していました。
その五日後、賢二の元に再び長野県警の柏原たちがやってきます。
それは、友梨恵が自宅マンションで遺体で発見されたからでした。
写真のことを聞かれた賢二は、死んだ甘利のことを柏原に打ち明けます。
しかし、「それは甘利さんの善意で、写真を送った人物を知っていたから警告したのでは」と柏原に言われ、賢二は何もかも妻のひとみがやったことなのかと疑いながらも、それを認めることができません。
友梨恵が自殺するわけがないと確信している賢二。
では一体誰が友梨恵を、そして甘利を殺したのか?
謎は深まるばかりでした。
【スイートマイホーム】第2章 リソウの家|ネタバレ・あらすじ
生前の甘利浩一は、ひそかに”天使”と呼ぶ店員さんがいるコンビニに通う習慣がありました。
ある日、甘利はそのコンビニで、婚約者を亡くした同僚 本田を見かけます。
本田が尋常ではない目つきで凝視している先には、「AHホーム」の顧客男性と、妻ではない女性が肩を組んで歩いていました。
本田が、そのカップルの後を尾行していったのを見た甘利は、本田の後を追いかけます。
カップルが夜の街に消えた後、本田は顧客の男性の家へと向かいます。
すると本田はカバンから、その家の鍵を出して、中へと入って行きました。
その後、甘利は憔悴した顧客の妻から「知らない間に誰かが家に侵入しているようだから鍵を変えたい」との申し出を受けます。
妻は、夫が不倫していることを知っており、換気口に黒くて長い女性の髪が落ちていたことから、その不倫相手が侵入しているのだと思い込んでいる様子でした。
しかし、甘利は侵入したのが本田だと知っていたため、担当であった本田が婚約者を亡くし不安定なんだと言い、鍵を変えたことは知らせないようにと口止めをします。
その後、侵入はやみ、妻は元気を取り戻したのでした。
この件があったことで、甘利は賢二たち一家が「AHホーム」へやってきて、本田が担当になった時「彼女はまたやる」と確信します。
しかし甘利のやり方は完全に失敗し、賢二とひろみから警戒をされてしまいます。
打つ手もないまま、清沢家は完成し、機嫌のよい本田に危険を感じた甘利は「君は自分の人生を生きた方が良い」と、ありったけの勇気をもって忠告します。
ところが、本田は「人の家族のことに首をつっこむと罰があたりますよ」と激怒。
本田は、モデルのような容姿に高学歴の賢二と、可愛らしいサチを、自分の家族だと思いこんでいたのです。
「これ以上放ってはおけない」と考えた本田は、甘利の殺害を決意したのでした。
【スイートマイホーム】第3章 まほうの家|ネタバレ・あらすじ
賢二が留守の際は、ひとみの母親が来るという状況の中、「本田らしき女性が、家の中から出てきたのを見た気がする」とひとみは母親から聞かされます。
折しも、賢二はジムの慰安旅行で2日間留守にし、母親も都合が悪く来ることが出来ない日のことでした。
家族を心配に想いながらも賢二は慰安旅行へとでかけます。
すると旅行先に賢二の母から、兄 聡がいなくなってしまったと連絡が入りました。
長野県警の柏原に助けを求めた後、急いで実家へ駆けつけようとした賢二は「もしかしたら兄は自分やサチたちのために、我が家に向かっているのでは?」と考えます。
慌ててひとみに電話をかけると、家の中で物音がし、赤ん坊のユキの姿が見えないとパニック状態に。
電話をつなげたまま賢二がタクシーで自宅へ向かう途中、ひとみとユキの泣き声が電話口から聞こえてきました。
自宅へ到着すると、そこにはパトカーと救急車がとまっており、家の中には警察官があふれています。
キッチンには背中を刺された男が倒れており、それは兄の聡でした。
警察によると、聡は侵入した何者かからユキを守るように刺されていたと、ひとみが話していたと言います。
そして、犯人は家の中には見つからず、逃走した形跡もなかったのでした…。
【スイートマイホーム】原作ネタバレ感想|おぞましすぎ!でも実際に起こりうる恐怖
※記事の大量コピーが増えています。コピー記事を見つけた場合、対応をさせていただきます🙇♀️
ここからは感想を交えながらの99%ネタバレになります。
【スイートマイホーム】で、甘利浩一と原友梨恵、清沢聡を殺害した犯人は「AHホーム」の本田でした。
結婚後に住む家の地鎮祭の日、目の前で婚約者を自動車事故で亡くした本田は、ぱっと見では気丈にふるまっていますが、理想の家族に自分を投影し、精神を崩壊させていきます。
自らが設計した家の合い鍵をもち「家族」として地下室や天井裏に暮らすようになった本田は、ダクトを通して家の中を移動していたのです。
私の家族を壊す甘利浩一や原友梨恵を本田は許せなかったんですね…。
つねに「誰かに見張られている」と言っていた賢二の兄 聡の話は妄想ではなく現実でした。
赤ん坊のサチを愛していた聡は、ユキをサチだと信じ、体をはってかばった結果、命を落とします。
ではなぜ本田は赤ん坊のユキを狙ったのか?
本田にとって「次女のユキ」は、どうしても愛せない存在だったため、排除しようとしたんです。
もう訳がわかりません…。
が!【スイートマイホーム】がおぞましいのは、ここからスタートすると言っても良いかもしれません。
なんとせっかく助かったユキに対しひとみは「ユキを連れていってくれてたら良かったのに」と笑うんです。
ショックを受けて自宅に帰った賢二は、家の中に物音を聞き、とうとう換気口のフィルター部分から目がのぞいているのを目撃してしまいます。
犯行後、隠れていた本田と対決する中で、かつて自分が犯した恐ろしい罪を思い出します。
それは賢二が突然、閉所恐怖症になった理由でもあり、兄 聡が統合失調症になってしまった原因でもありました。
言ってしまえば、賢二も【スイートマイホーム】の「犯人」の1人なんです。
さらに「犯人」は増えます。
心を病んでしまったひとみは、ユキに「死」よりもおぞましく、むごい行いをしてしまいます。
【スイートマイホーム】に救いはどこにもありません。
原作者の神津凛子さんは【スイートマイホーム】を執筆し、小説現代長編新人賞を受賞した際、歯科医院勤務でした。
セクハラかよと言われそうですが、あえて言っちゃうと、神津凛子さん、けっこう可愛いんです。
こんな可愛らしい方から、こんなにもおぞましい小説が紡ぎ出されるとは…。
しかし神津凛子さんはインタビューの中で「恐怖は現実を生きていくうえで必要」と述べています。
これについては私も賛成です。
【スイートマイホーム】の中で起きたことは、現実でも起こりうること。
目をそらさずに「もし自分がこの登場人物だったら」と考えながら読みなおすと、サウンドノベル的な楽しみかたも出来る気がしました。
【スイートマイホーム】まほうの家のモデルはある?
建築系のサイトを調べてみましたが、地下室にエアコンを設置し、ダクトから暖気を家中に循環させるという『まほうの家』と全く同じシステムの工法は見つかりませんでした。
夏の暑さ対策を重視し、エアコンを
ですから、神津凛子さんが参考にした工法はあっても『まほうの家』のモデルはないと言えそうです。
ちなみに【スイートマイホーム】の参考文献は
- 『レッスンとうごうしっちょうしょう』三野善男 メディカ出版
- 『統合失調症』主婦の友社
の2冊のみとなっております。
冬が寒い地域の方には大変魅力的な『まほうの家』ですが、理論上は再現可能です。
上の画像は、空調用ダクトを制作している(株)中川製作所の公式サイトからキャプチャーさせていただいたのですが、地下に空気調和機(エアコン)を設置し、ダクトで暖気や冷気を各部屋に送り込んでいます。
別に地下にエアコンを設置することにこだわらずとも「セントラルヒーティング」を導入したいと言えば、『まほうの家』と同じような仕組みの家を建てることは可能です。
日本の場合、エアコン1台で家中の温度をコントロールする場合、天井付近にエアコンを設置するケースの方が多いです。
『まほうの家』が寒さ対策をメインにしているのに対し、日本の一般的なセントラルヒーティングは暑さ対策をメインにしています。
【スイートマイホーム】原作者 神津凛子さん最新作『ママ』紹介
スイートマイホーム原作者 神津凛子の新作「ママ」を試し読みしてみる
後藤成美はパートで生計を立てるシングルマザー。貧しいけれど、娘のひかりがいれば何もいらない。ささやかでも幸せな日々を送っていた。なのに――突然、首を絞められ意識を失い、目を覚ませば見知らぬ密室で手足を拘束されていた。一体どうして? 目の前の男はだれ? 娘は? 戦慄のパニックホラー!