マイファミリー8話をリアルタイムでみました!
8話は
- 東堂がなぜ誘拐事件を引き起こしたのか
- どのようにして東堂と鈴間が誘拐事件を行ったのか
を中心にして構成されていました。
7話の考察で、鈴間と東堂(東堂の妻)の関係性について考察していましたが、そちらは当たっていたので、ホッとしております。
が、やはり東堂の裏には、真の黒幕がいましたね!
まずは、マイファミリー8話のあらすじネタバレをチェックしていきましょう。
マイファミリー最終回記事↓
マイファミリー 8話|キャスト
鳴沢温人(二宮和也)
鳴沢未知留(多部未華子)
三輪碧(賀来賢人)
三輪沙月(蓮佛美沙子)
三輪優月(山崎莉里那)
東堂樹生(濱田 岳)
東堂心春(野澤しおり)
東堂亜希(珠城りょう)
葛城圭史(玉木 宏)
立脇香菜子(高橋メアリージュン)
日下部七彦(迫田孝也)
梅木司(那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.))
鷲尾千草(山田キヌヲ)
備前雄介(渡辺邦斗)
鈴間(住吉)亜矢(藤間爽子)
吉乃栄太郎(富澤たけし(サンドウィッチマン))
阿久津晃(松本幸四郎)
阿久津絵里(森脇英理子)
阿久津実咲(凛美)
牧村 正文(大友康平)
鳴沢麻由美(神野三鈴)
鳴沢友果(大島美優)
マイファミリー8話|あらすじネタバレ
東堂(濱田岳)が語る友果誘拐の経緯とは?
7話のラストで、東堂(濱田岳)が「俺が誘拐した」と告白したシーンから8話はスタートします。
それを聞いた未知留(多部未華子)は、「なんでよ!」と泣きながら東堂に詰め寄ります。
未知留をとめながら温人(二宮和也)は「実咲(凛美)はどこにいる?」と聞きますが、東堂の返事は「わからない」
「実咲ちゃんの誘拐は俺じゃない」と言うのです。
自分と鈴間亜矢(藤間爽子)は真犯人から命令を受けていると説明する東堂ですが、三輪(賀来賢人)は「ふざけるな!」と激怒し、警察へ突き出そうと提案します。
しかし、東堂が誘拐に関係していると見抜いた温人は「東堂がなぜこんなことになったのか」について、冷静に説明を求めます。
~ここでオープニングテーマ~
娘の寝室を確認しに行った温人。
その机にはタブレットが置かれています。
このタブレットの中に「心春ちゃん」というフォルダーがあるはず。
SNSで考察している方の中に「このタブレットは最新機種だ」と言っている方がいました。
鳴沢家からは、大量の盗聴器が発見されていました。
「お前の娘が誘拐されたという話は本当か?」と確認する温人に対し、東堂はうなずきます。
「なぜ誘拐をしたのか」という質問の答えは
「心春ちゃんを取り戻すため」でした。
5年前の心春ちゃん誘拐事件についての詳細を語り始める東堂。
遠足の場所を答えられず、警察の存在に気がつかれた結果、取引が終了してしまったことから話します。
また、妻 亜希(珠城りょう)のアリバイがあいまいだったことから、警察から狂言誘拐では?と疑われるようになったとも。
やがては東堂自身も妻に隠し事があるのではないかと、追い詰めるようになった結果、亜希は「探さないでください」とメモ一枚を残し失踪。
亜希とは、一切連絡がつかなくなったのでした。
亜紀の失踪により、警察による狂言誘拐への疑いはさらに深まったものの、現職刑事の妻が犯人だと体裁が悪いのということもあり、しだいに捜査は縮小されていきました。
警察内部では、事件は「迷宮入りでも仕方ない」という空気が漂い始めます。
ん?ここでちょっと思ったんですが、心春ちゃんを狂言誘拐したとしても、東堂夫妻に得はないですよね。
「警察は身代金を貸してくれることはない」わけですし、自分たちで用意したお金を自分たちで受け取っても、プラスマイナスゼロです。
にも関わらず、警察が狂言誘拐だと考えたのには、他に理由がありそうです。
やがて警察を辞めた東堂は、自分自身の手で捜査をすることに。
心春ちゃんが戻ってくれば、妻も戻ると信じていたが、手掛かりは全くないまま時が過ぎて行ったのでした。
焦る東堂は、どんな手段を使っても心春を助けたいと、気が狂いそうな思いに駆られています。
そんな時、テレビにうつる温人の姿を見て、東堂が思いついたのは、模倣犯を仕立てることにより、警察の捜査を本格化させようというものでした。
そのターゲットとなったのが、行動の予測可能だった温人と未知留の娘 友果だったのです。
東堂は疎遠になっていた温人の現状を調べるため、義理の妹である鈴間をハルカナに送り込み、盗聴器などをしかけさせます。
温人の自宅の盗聴器は、鈴間が温人の鍵の型をとり、スペアキーを作り、東堂がしかけたものでした。
盗聴から得た情報を駆使し、東堂は友果(大島美優)の誘拐を実行に移したのです。
忘れ去られそうになっていた心春ちゃんの事件を思い起こさせ、新たな情報を得ること。
三輪の娘 優月はなぜ誘拐されなければならなかったか?
誘拐の経緯を聞き終えた三輪は、東堂を「くそ」だと責め立てます。
それに対し東堂は「やる前から地獄だとわかっていた」と答えました。
「そんなことをして意味があったのか?」と温人は東堂に聞きます。
結局、友果の誘拐を成功させても、思ったように状況がすすまなかったため、東堂は暴露本を出したのでした。
しかし、三輪の娘 優月(山崎莉里那)を誘拐したのは、もともとの計画にはありませんでした。
優月を誘拐することになったのは、心春ちゃん誘拐犯から連絡が来たからだと言います。
ある日の事、東堂の電話に、非通知の電話がかかってきます。
その相手こそ、心春ちゃんを誘拐した犯人…。
電話に出ると犯人は「暴露本読みました。模倣犯はあなたですね」と切り出します。
心春ちゃんの生存を犯人に確認すると「生きている」と犯人は答えました。
「何でもするから心春ちゃんを返して欲しい」と訴える東堂に対し、犯人は三輪の娘を誘拐しろと要求してきたのです。
10億円と交換に、心春ちゃんを戻すと言う犯人の要求を受け入れ、東堂は優月の誘拐も決行します。
身代金を受け渡す際、何度も移動したのは、どこかで見張っていると思われる真犯人を東堂が見つけ出すためでした。
しかし、その途中、優月が持病であるぜんそくの発作を起こし、焦った鈴間は「もうやめよう」と東堂に懇願します。
結局東堂は、犯人を見つけることをあきらめて、身代金の受け渡しを実行したのでした。
未知留が鈴間の運転する車を尾行をしていたのは想定外だったものの、なんとか阻止した東堂。
10億を手に、犯人からの連絡を待っています。
やがて犯人から連絡が入り、鳴沢家の勝手口にお金1億円を置くように指示するのでした。
阿久津の娘 実咲を誘拐したのは?
東堂は、友果と優月の誘拐の実行犯は自分だが、阿久津の娘 実咲の誘拐については、全く知らなかったと言います。
そして、実咲の誘拐をした犯人こそが、心春ちゃんを誘拐した真犯人であると説明します。
真犯人は、実咲誘拐の際、温人が運ぶ1億円の受け子役として東堂を利用したのでした。
東堂が阿久津の娘が誘拐されたとわかったのは、身代金の受け渡し現場でのことだと言います。
しかし、倉庫に身代金を保管しにきた鈴間を見つけてしまった温人を、スタンガンで襲ったのは、東堂でした。
GPSや鈴間がはるとに見つかった件は、犯人には伏せてあるという東堂。
が、三輪は「さすがは元警察官だな」と、その話の信憑性は低いと疑います。
なぜなら三輪は、実咲だけを自分の手で誘拐するという行動は不自然だと言うのです。
どうせなら、実咲の誘拐も東堂達にやらせればよいのではないかと…。
その疑問に対し、東堂も同じことを思ったと言いますが、三輪は信じません。
娘である優月が巻き込まれたことに憤りを隠せない三輪は
「5年も心春ちゃんが生きていると思うのか?!」
と東堂を攻撃します。
しかし、信じるしかないと泣きながら訴える東堂。
「そうしないと、心春ちゃんが生まれてきてくれたことすらなくなっちゃうんだ。
だから俺だけは(心春ちゃんが生きていると)信じ続けなくちゃならないんだ。」と。
この東堂のセリフに違和感を感じます。
娘が生きていることを信じたいのは、わかります。
でも仮に心春が死んでしまったとしても
「生まれてきてくれたことすらなくなっちゃう」
ということはないですよね。
それを聞いた未知留は「心春ちゃんが生きていて、東堂が本当のことを言っていると信じたい」と言うのでした。
阿久津家を訪れた香菜子(高橋メアリージュン)は何を?
~場面は変わり阿久津家~
阿久津の元へ、突然香菜子(高橋メアリージュン)が「大事なお話があります」とやってきます。
一方警察では、捜査を進めたい葛城(玉木 宏)たちに対し、吉乃(サンドウィッチマン富澤たけし)は「誘拐事件が起きている確証がない」と、のらりくらり。
ネット上のマイファミリー考察には、吉乃真犯人説が多く上がっています。
前回「事件が片付いたら隠居する」などと言い出した吉乃に対し、大金を手にするからでは?という疑いがかかっている状況です。
温人たちは、東堂の事務所にも盗聴器が仕掛けられていないかをチェックしに向かいます。
そこにいた鈴間は、温人たちに頭を下げて謝ります。
そこへ犯人から「取引は中止」との電話が。
警察が動いているというのが、取引中止の理由でした。
「警察に通報したのだから実咲を殺す」
という犯人に、東堂は交渉をもちかけます。
「阿久津さんとの取引はやめてもいいが、自分との取引は続いている。
心春ちゃんと今ある身代金を交換しろ」
というのが東堂の交渉内容でした。
犯人は交渉に応じるものの、心春か実咲のどちらか1人しか返さないと言います。
究極の選択をせまられた東堂でしたが、選んだのは確実に生きている実咲ちゃんの方でした。
犯人はどちらかしか返さないのではなく「返せない」状況だと考えます。
そして、東堂が実咲を選ぶこともわかっていたのでは。
いくら三輪に「心春ちゃんは生きていない」と言われたとしても、ほとんどの親は自分の娘を返して欲しいと、わずかな望みを捨てきれないはず。
心春を選んだ時に、鈴間が「どうして?」と責めなかったのもおかしいです。
とすると、実咲こそが東堂の本当の娘かもしれないという考察が浮かび上がってきました。
東堂は、三輪の言う通り、心春ちゃんが5年間も生きて監禁されている可能性は低いと、この苦しい決断をしたのでした。
そんな東堂に三輪は
「俺も行って犯人をだまし討ちをし、美咲ちゃんも心春ちゃんも取り戻そう」
と言います。
ただし、全部終わったら一発ぶん殴らせろとも。
阿久津の元に電話をかけた温人は、警察の動きを確認します。
そして、阿久津に対し「自分だけで1億円は調達し、犯人と交渉する」と伝えるのでした。
そこへ「警察に通報しましたね」と犯人から温人に連絡が。
「警察は勝手に動いているだけだ」と温人は説明するのですが「取引は中止」だと電話は切られてしまいます。
犯人が指定していた倉庫に、1人侵入した東堂は、そこに誰かがいた痕跡を発見。
そこは実咲が監禁されていた場所でした。
阿久津に「警察に連絡していないですね」ともう一度確認した温人。
しかし、阿久津は「香菜子からの情報により、温人のことが信じられなくなったので、警察に連絡した」と言うのでした。
阿久津は温人が誘拐犯だと思い込んでしまっていたのです。
東堂からの連絡で、建物の裏に回った温人が見たものは…頭から血を流し倒れている実咲の姿。
温人は「何でこうなった!」と叫びます。
そこに近づいてくるパトカーのサイレン。
葛城は、そんな温人のに対し「署までご同行願います」と腕をつかむのでした。
はたして、真犯人は立脇香菜子(高橋メアリージュン)なのか、それとも吉乃栄太郎(サンドウィッチマン 富澤たけし)なのか…はたまた…。
マイファミリー8話|感想と適当に考察
最近、YouTubeのマイファミリー考察動画をいくつか見ているのですが、そのクオリティにめちゃくちゃ驚いている次第です。
プロのミステリー作家さんも考察をあげていたりして、マイファミリーの人気と注目度が、放送開始から衰えないどころか、むしろコアなファンは増えているのではないでしょうか。
ちなみに視聴率は、ほぼ変わらないのですが、今期のドラマではトップ確定したようですね。
おそらく放送が終了した後「#マイファミリーロス」といった投稿がされることでしょう。
さて、そんなマイファミリーですが、いよいよ真犯人が明かされる直前までやってまいりました。
8話の中で、怪しすぎる程怪しい行動をしたのは、ハルカナの副社長である立脇香菜子(高橋メアリージュン)であります。
が、9話の予告では「温人、ごめんね」と苦し気にしていたので、香菜子も真犯人に脅迫されて動いている可能性がありますね。
ネット上には「阿久津が犯人だと気がついた香菜子が、自宅に侵入し見張るために、あのような行動を起こしたのだ」といった考察もあがっておりました。
私も、誘拐に関わっていたとしても、真犯人は香菜子ではないと考えています。
阿久津家に警察を呼んで、そこには香菜子の姿もあったわけですから、犯人として動くのは難しいかと。
第一、誘拐犯が鈴間だった場合、会社がダメになってしまうと考えた香菜子は、荷物を隠したりして隠ぺい工作をしていましたよね。
とすると、社長である温人が犯人だったら、下手したら会社は倒産します。
香菜子に、私たちが知っている以外の人間関係がない限り、誘拐犯だから温人を売ったのではなく、会社を守るために仕方なくやった行動だとしか思えません。
また阿久津についても、警察を自宅に呼んじゃってますし、もし犯人だったら、行動が制限され過ぎていて、動くのは厳しい気がします。
そもそも誘拐は、親が狂言をしているのではないか?と最初に疑われるのは、東堂の件でも明らか。
犯人は馬鹿じゃないので、そこを計算していたら、自宅に警察を呼ぶなんてリスクはとらないと思うんですよね。
結局のところ、最も怪しいのは吉乃(サンドウィッチマン富澤たけし)です。
8話でも、本格的な捜査に対して積極的ではない態度をしていました。
状況からの考察で、吉乃犯人説が最も濃厚になっている現在ですが、実は「マイファミリーは考察ドラマではない」というのが製作者側のスタンスなんです。
吉乃が犯人だとしたら、なぜ心春ちゃんや実咲ちゃんを誘拐しなくてはならなかったのか?が、どうにもわからないんですよね。
東堂の誘拐で犯人は1円も受け取ってないですし、吉乃が犯人だという説は、吉乃が大金を受け取らなければ成立しません。
マイファミリーが考察ドラマではないということは、動機こそが描きたいテーマだと考えます。
その上で、吉乃が犯人だとしたら、東堂&阿久津の家族に対して、何らかの想いがなくてはならないと思うのです。
そこで見つけたのが、こちらの考察です↓
心春ちゃんは実は葛城の子で、葛城が妻と子供を奪って一緒に暮らしてたりして。香菜子は途中から葛城に便乗してたりして。温人や東堂に容疑をかけたい人って、この2人くらいしか思いつかん #マイファミリー #マイファミリー犯人 #マイファミリー考察
— 愛息子ちゃん (@manamusukochan) May 29, 2022
葛城が真犯人説と言うのは、かなり斬新なのですが、当たってる当たってないはさておき、動機はお金ではなく、このように「感情」を中心としたものだと思います。
誰も気にしていないのですが、7話で登場した鈴間の偽住所にいたこの方↓
が、どうしても誘拐に関わっているような気がしてならないんですよね。
背後から出てきた旦那さんも、結構よく見かける脇役俳優さんだったと思うんです。
8話でまた出てくるに違いないと思っていたら、かけらも写らなかったので、視聴者をミスリードするために、有名な俳優さんをキャスティングしただけなのかな…。
そうそう、頭から血を流し倒れていた実咲ですが、あれは犯人が殺そうとしたのではなく、ボルダリングをして落ちてしまったとみています。
実咲は生きているので、目が覚めればはっきりすると思うのですが、取引を中止したのは、逃げ出そうとして事故にあってしまった実咲を早く発見してもらうためでは?
そうなると犯人に実咲の命を守ろうとする優しさが見えてくるので、東堂の妻が実咲を誘拐した犯人で、心春ちゃん誘拐の犯人とは別なのでは?と思ったりしました。
考察という名の妄想(追記)
マイファミリー8話を、もう一度見直してみました。
私の考察は、状況を見るというよりは、感情や配役を見ているので、正確さには欠ける点があるかと思うので「考察という名の妄想」という見出しをつけてみました。
その妄想は何かと言うと、心春と実咲は赤ちゃんの頃、入れ替わっていたのではないか?ということです。
いわゆる、取り違えというやつですね。
東堂が心春を「ちゃん付け」している理由は、実の娘ではないからという説明がつきます。
また、実咲のタブレットの中に「心春ちゃん」というフォルダーがあったのも、子どもたちはその事実に気がついていて、証拠となる情報を交換していたとか…。
そして、心春ちゃんはすでに死亡してしまっているが、その真実を隠すために「誘拐されて見つからない」という状況を、犯人は作り出した=心春ちゃん誘拐事件の動機
そうすると実咲ちゃん誘拐事件の動機は何なのか…そこが謎ですよね。
★★★
9話の予告を改めてみていたら「最後の誘拐、次に狙われるのは妻(未知留)」というシーンがありました。
狙われているのは未知留自身ではなく、お腹の中の赤ちゃんではないでしょうか。
考察の中に「未知留がかつて起こした車の事故」に対する復讐説があります。
未知留の車両事故には東堂も関わっていることはわかっています。
だとすると、犠牲になったのが吉乃の子どもで、東堂と未知留の子どもをターゲットにして復讐をとげているという説は筋が通るように思います。
考察ドラマではないマイファミリーを考察しているので、決定的な裏付けとなる証拠がまだ出てきていない可能性も高いです。
でも考察をやめられない…そんなマイファミリー、9話の放送を心待ちにして1週間を過ごしましょう!