2022年夏ドラマ【雪女と蟹を食う】最終回までのネタバレ感想の記事です。
【雪女と蟹を食う】では、素敵なホテルや美味しそうなお店がたくさん登場するので、ホテルや飲食店をメインにロケ地情報も各話ごとにまとめています。
【雪女と蟹を食う】はヤングマガジンで連載された人気の漫画。
原作者はGino0808（ぎのぜろはちぜろはち）さんです。
痴漢の冤罪をかけられたことにより人生が狂ってしまい、自殺を決意した男 北をジャニーズWESTの重岡大毅くんが。
そして、雪女を思い起こさせるような謎の多いセレブな人妻、雪枝彩女を入山法子さんが演じます。
都会で満員電車に乗る男性およびその家族は、誰もが痴漢の冤罪については不安を覚えたことがあるのではないでしょうか？
他人事とは思えない事件にまきこまれ自殺にまで追い込まれた男がどこへ行きつくのか…。
毎週金曜日深夜0時12分より放送という事で、大人な雰囲気むんむんの【雪女と蟹を食う】は
文学的でサスペンスフルな「愛」 と 「死」 が融合するラブストーリーになるとのこと。
漫画は全8巻で完結しており
「何回読んでも胸が締めつけられます。名作です」
「おすすめの漫画を聞かれた時は必ず勧める一冊です」
と最終回の感想はおおむね高評価な作品です。
原作に忠実で、キャスティングがばっちりはまっていれば、ドラマ化しても人気になることが多いのですが、はたして【雪女と蟹を食う】はどうなるでしょうか？
文学的という事は、色っぽいシーンさえも美しいドラマになると期待しつつ、視聴のスタートです。
- ドラマ【雪女と蟹を食う】主要キャスト
- ドラマ【雪女と蟹を食う】主題歌はジャニーズWEST「星の雨」
- ドラマ【雪女と蟹を食う】最終回12話ネタバレ感想
- ドラマ【雪女と蟹を食う】最終回12話 主要ロケ地
- ドラマ【雪女と蟹を食う】11話ネタバレ感想
- ドラマ【雪女と蟹を食う】11話 主要ロケ地
- ドラマ【雪女と蟹を食う】10話ネタバレ感想
- ドラマ【雪女と蟹を食う】10話感想｜面白い？つまらない？
- ドラマ【雪女と蟹を食う】10話 主要ロケ地
- ドラマ【雪女と蟹を食う】9話ネタバレ感想
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- ドラマ【雪女と蟹を食う】9話 主要ロケ地
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- ドラマ【雪女と蟹を食う】7話ネタバレ感想
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- ドラマ【雪女と蟹を食う】6話ネタバレ感想
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- ドラマ【雪女と蟹を食う】2話ネタバレ感想
- ドラマ【雪女と蟹を食う】1話ネタバレ感想
ドラマ【雪女と蟹を食う】主要キャスト
- 北 （ジャニーズWEST 重岡大毅） 元はサラリーマンだったが、痴漢の冤罪をかけられ失業。
- 雪枝彩女（入山法子）ベストセラー作家を夫に持つ金持ちの謎多き人妻。
- 雪枝一騎（勝村政信） 彩女の夫。
- マリア（久保田紗友 ）ニュークラブのホステス。
- 巡健人（淵上泰史） 一騎の担当編集。
ドラマ【雪女と蟹を食う】主題歌はジャニーズWEST「星の雨」
ドラマ【雪女と蟹を食う】は、主役の北を演じる重岡大毅が所属するジャニーズWESTが歌う「星の雨」です。
私はドラマをみるとき、好きじゃない主題歌が流れるとスキップしちゃうのですが、「星の雨」は毎回聴いてしまいます。
中毒性のある曲なのでYouTube動画をぜひご覧になってみてくださいね♪
ドラマ【雪女と蟹を食う】最終回12話ネタバレ感想
入水自殺をはかる彩女(入山法子）をとめることが出来なかった北(重岡大毅）は、慌てて彩女の後を追って海の中へ。
必死で彩女のからだを海から引きあげ、人工呼吸を行いますが、彩女の目が覚めることはありませんでした。
彩女を病院へ運び込んだ後、北は「一緒にいられなくてごめん」と思い、走り出す北。
北の脳裏には「私が死んだら、夫に日記を渡して欲しい」と言った彩女の姿が思い出されていました。
彩女からパスワードを聞いていた北は、ホテルにのこされた彩女の日記を読んでみます。
タイトルは「雪女と蟹を食う」
そこには北と過ごした日々と、彩女の想いが綴られており、本心を隠して北にたいしていたことがわかります。
「北さん 最後まで一緒にいてくれて、ありがとう」
最後に書かれた文字に、北は涙をとめることが出来ません。
悲しみにくれた北がロビーにいると、見覚えのある男が通りかかります。
それは、蝉時雨でみた彩女の夫 一騎（勝村政信）の姿でした。
北は一騎に「彩女さんのことで話があります」と声をかけます。
彩女が入水自殺を試みた浜辺へ、一騎を連れてきた北は「彩女さんはあそこにいます。亡くなりました」と、全ては一騎のせいだと言います。
しかし、一騎は「お前に夫婦の何がわかる？彩女はどこだ？」と冷静な様子。
北は、彩女が一騎のために命を投げ出したことを知っていたのでは？と疑い、一騎につかみかかります。
しかし一騎は、蝉時雨のように彩女に殺されると思っていたと告白します。
ところが、彩女は死の前日「また日記を書いたから、今度こそ純文学を書いて欲しい」と連絡し、一騎を呼び出していたと言います。
自分には彩女の日記を読んで、世に出す責任があるのだと主張する一騎に、北は「あんたに日記は渡さない」と断ります。
土下座して、日記を渡すように頼む一騎に、北は「彩女さんと離婚して、呪縛から解き放てよ」と要求。
一騎は、その言葉を聞いて、彩女が生きていることを知り喜びます。
一騎の姿を見た北は、彩女にとって一騎との唯一の思い出である包丁と、日記を渡し、海岸を去るのでした。
意識の戻らない彩女の病室へと戻った北は、日記を渡したことを報告し「ねぇ、起きて」と、かつて誕生日に渡そうと買った指輪を彼女の左手の薬指へ。
すると、彩女が目を覚ましました。
一方、彩女の日記を手に入れた一騎は、担当編集者である巡健人(淵上泰史）にも、その感想を求めます。
巡が大絶賛をすると、一騎は「もしもこの日記で汚名を返上でき、成功をしても、それは彩女の呪縛から逃れられないことを意味する」と、日記を火の中へ放り込み「ありがとう、彩女」と、自らの力で作品を書くことを心に決めるのでした。
すっかり元気を取り戻した彩女は、北に「昨日、あの人から離婚届が届きました」と報告します。
もう署名して返したという彩女は、夫を愛していたと声をふるわせながらも「意識がない間、あなたの夢ばかりみていました」と語ります。
その指には、北からプレゼントされた指輪がありました。
「夏が終わる前に、旅の締めくくりをしよう」と提案した北の運転でむかった先にあったのは、一面の花畑でした。
「毎年、一緒にこの花を見に来よう」という北に、彩女は「その約束が守れなかった時は、一緒に死んでくれる？」と聞きます。
北は彩女の目を見つめ「うん、いいよ」と答え、2人はくちづけを交わすのでした。
ドラマ【雪女と蟹を食う】最終回12話感想｜面白い？つまらない？
ドラマ【雪女と蟹を食う】最終回…最高でした！
彩女が命をかけて夫 一騎のためにのこした日記は、火にくべられてしまいましたが、のちに書かれた「雪女を愛した男」の中に、しっかり息づいたよう。
一騎のサイン会には、彩女の若かりし頃そっくりの女学生(坂口風詩（さかぐちふうた）)がやってきたので「まさか、北と彩女の娘？」と思ってしまいましたが、それは違ったようですね。
ラストシーンで、北と彩女が蟹の鍋を囲んでいる姿が幸せそうで「生きててよかったね！」と心から思ってしまいました。
前にも書いたのですが、北に生きることを選択させてくれる大きなきっかけとなったマリア（久保田紗友 ）がどうなったかだけが気がかりです。
でも、明るくて素直で可愛らしいマリアなので、きっと別の人と幸せになっていることでしょう。
【雪女と蟹を食う】という、どこかシュールなタイトルの作品ですが、中身は「生と死」そして「愛」について語られる美しい文学作品のような仕上がりで、感動しました。
Twitterでも何度かつぶやいているのですが、特に、特に、特に重岡大毅くんの演技が最高でした！
ドラマ【雪女と蟹を食う】最終回12話 主要ロケ地
北が彩女をつれてきた花畑のロケ地
北が旅のしめくくりにと、彩女を連れてきた一面の花畑のロケ地は、楡の広場（上富良野フラワーランド）になります。
楡の広場（上富良野フラワーランド）のロケ地はここ↓
無料で美しい花畑が見られますが、時期によっては、ただの空き地のようになってしまうこともあるとか。
雪女と蟹を食うの聖地巡りで訪れるなら、やはり夏がおすすめですよ！
ドラマ【雪女と蟹を食う】11話ネタバレ感想
「明日、一緒に蟹を食べて、そして一緒に死ぬのよ」
死ぬ決意を変えない彩女(入山法子)の言葉を思い出し、北 (重岡大毅)は葛藤し続けます。
すると、彩女から「特選蟹フルコースの予約できました」と、報告されます。
苦悩の表情を隠せない北を見た彩女は「旅の間は笑顔でいるって約束したでしょ」と言い、北もそれに応えるように無理して笑顔を見せるのでした。
「生まれ変わったら何になりたい？」という彩女の問いに、北は「電車に乗らなくていい地域の人間がいい」と答えます。
それは痴漢による冤罪を思い出しての答えでした。
一方、彩女の夫 一騎（勝村政信）は、愛人に小説の感想を聞いています。
すると愛人は「何だか嘘を聞かされているよう」と言われてしまいました。
北は最果ての地を歩きながら、死にたいと思っている人間をどうやって助けたらいいのかを考えます。
自ら命を絶とうとしていた時のことを思い出そうとした北は、自分がその時の事を思い出せなくなるほど、彩女の存在で救われていたことを確認し、涙が止まらなくなってしまいます。
神様にむけて「もう少しだけ夏の続きが見たいんです」と願う北…。
遂に“蟹を食べる日”を迎えてた2人の目の前に、つぎつぎと蟹料理が並べられていきます。
北「これだけ？」彩女「まさか(笑)」
彩女から初めての蟹料理を見た感想を求められた北は「思ってたより迫力があってグロい」と、どうやって食べるのか笑いながらたずねます。
器用に蟹をさばいた彩女から、蟹をうけとった北は、ためらいながらも蟹を口に運ぶのでした。
その美味しさに「海の味がする」と、思わず笑顔がこぼれます。
死を目前にひかえているとは思えないほど、楽しく蟹を楽しむ北と彩女。
お腹いっぱいに蟹を食べ、彩女は北に「そろそろ行きましょうか」と切り出します。
「誰にも迷惑がかからない方法にする」といった彩女を見て、北はどうやって彩女をとめられるかあがき続けます。
「彩女のためなら何だってする」と涙ながらに、ともに生きることを訴える北ですが、彩女の口からこぼれたのは「バカね」という冷たい言葉でした。
彩女は、北に襲われた時、凡庸な私の人生にチャンスが舞い降りたと思ったと告白しはじめます。
全ては夫の作品のためだったと、そして自分がこの世に存在する意味は、それくらいしかないと…。
「1357よ」とスマホの暗証番号を北に教えて、全部あげるといった彩女は感謝の言葉を残し、海へと向かいます。
最後の願い「夫に自分の日記を渡して欲しい」と頼んだ彩女は「生まれ変わったらあなたのような人になりたい」と泣きながら、並の中へと消えていったのでした…。
ドラマ【雪女と蟹を食う】11話感想｜面白い？つまらない？
面白い？つまらない？どころじゃありません…切ない～～～！！！
あらすじネタバレを読んでいるだけの方
え？北はなんで入水する彩女を止めないの？
おかしくない？
と思うかもしれませんが「来ないで！」と叫ぶ彩女のそばに行かれなかった北の心情、何となくわかる気がします。
大事な人の願いと想いを聞いてしまった北は、彩女の「来ないで！」という言葉が縛りとなって、動けなくなったのでは？
【雪女と蟹を食う】は漫画が原作ですが、本当に文学小説のよう…。
特に「夫の小説の文字になる」という彩女のセリフには、ドキリとさせられました。
何回も書いちゃいますが、重岡大毅くんの演技がうますぎて、泣けます。
彩女と蟹を笑いあって食べながらも、彩女の死がつきまとい、複雑な表情をするんですよね。
原作漫画の北は、けっこうイケメン風で、重岡大毅くんとはちょっと方向性が違うのですが、それでもなお、ドラマの【雪女と蟹を食う】の北は、重岡大毅くんしかいない！と思えてなりません。
いよいよ次回12話は最終回です。
北と彩女の行く末がどうなるのか…早くみたいですね！
ドラマ【雪女と蟹を食う】11話 主要ロケ地
北と彩女が特選蟹フルコースを食べたお店のロケ地
いよいよ最果ての地に到着した北と彩女が、蟹のフルコースを食べたお店のロケ地は札幌かに本家 札幌駅前本店です。
北と彩女にとって「蟹を食べること＝死ぬこと」
あまりの蟹の美味しさに笑顔がこぼれるものの、常につきまとう”死”の表現は絶妙でした。
でも、やっぱり蟹は美味しそう！
札幌かに本家 札幌駅前本店のロケ地はここ↓
札幌かに本家 札幌駅前本店は、ホットペッパーグルメで「Very good!」の評価を得ています。
雪女と蟹を食うを見た時に「あ～、美味しそうだけど、1人予算1万円以上するんだろうな～」思っていたのですが、平均予算は
- 夜：4001～5000円
- 昼：2001～3000円
と意外とリーズナブル。
ホットペッパーグルメからだとクーポンも出ていてお得でした。
ドラマ【雪女と蟹を食う】10話ネタバレ感想
彩女 (入山法子) の運転で“最期の地”と決めた稚内へ向かう車の中、北(重岡大毅) は
「自分は死について何だと思っていたんだろう」
と虚しさを覚えます。
彩女と最後まで一緒にいると約束した北でしたが、心の中では「彩女の死を止めよう」と考えていました。
日本の最北端にあるホテルまでたどり着いた二人は、海を見つめながら、出会った時からのことを回想します。
「ここまでこれたのは北さんのおかげ」
と彩女は頭を下げます。
部屋へと向かおうとすると、ホテルでは結婚式の写真撮影をしているカップルの姿が。
幸せそうなカップルを眺めた後、彩女は
「この近くにおいしい蟹料理を食べさせるお店がある」
と言います。
蟹を食べるという事は、死という結末を迎えるという事…そんな彩女に北は
「やり残したことはない？」
と聞いてみます。
しかし、彩女は「ありません」と言い、部屋へと向かってしまうのでした。
その途中、飾ってあるウエディングドレスを見た北は
「彩女さんの上にウエディングドレス姿はきれいだったんでしょうね」
とたずねます。
彩女から「お金がなかったから結婚式はあげてない」と聞いた北は、ブライダルサロンへと入っていき、
「もうすぐ彼女は死んでしまうから、一瞬でもいいからウエディングドレスを着せてあげたい」
と、スタッフにかけあいます。
困惑しながらも引き受けてくれたスタッフの好意により、彩女は花嫁姿になる準備をしてもらいます。
「愛されているんですね」とスタッフに言われ、目を潤ませる彩女。
やがて北の前にウエディングドレスを着た彩女があらわれました。
その美しさに感激した北は「彩女さんは一番白い服が似合うと思う。とてもきれいです」と言って、彩女を抱きしめます。
彩女の支度をしてくれたスタッフは「本当にあの女性は死んでしまう気がする」と感じ、2人をじっと見つめるのでした。
何気ない瞬間の中にこそ幸せがあるのだと気がついた北は、
「蟹を食べたら、死ぬことなんてどうでもよくならないの？」
と、心の中で問いかけながら食事をします。
しかし、彩女の目は遠く海の向こうを見つめるだけ…。
ホテルの外に出て、夜空をながめる北と彩女は、かに座の由来や猿蟹合戦の話をして
「蟹ってなんだかかわいそう」
という話に。
部屋へと戻る途中、北はホテルのロビーに
「鳥は飛ばねばならぬ 人は生きねばならぬ」
と書かれた、詩人 坂村真民の言葉を目にします。
感銘を受けた北は、彩女の心にもその詩が響くようにと願うのでした。
いくら彩女を求めても、変わらず”死”を見つめ続けている彩女の様子に、北は辛く思います。
北は彩女がそこまで死のうと考える理由を、しぼりだすように聞こうとします。
しかし彩女は、それに答えることはせず
「あなたの事はとても好きだから、明日蟹を食べて一緒に死ぬのよ」
と決意は変わらないままなのでした…。
ドラマ【雪女と蟹を食う】10話感想｜面白い？つまらない？
ううう～！【雪女と蟹を食う】10話は切なかった～！
本気で彩女を想う北の苦悩…そして、心底では北の想いにこたえたい…でも…
という感じが、抱きしめられた彩女の手のわずかな動きの中に表現されていて
「彩女～～～！！！北と幸せになってくれ～い！」
と叫んでしまいましたよ(心の中で）
それにしても、ウエディングドレス姿の入山法子さんはきれいで、可愛かった～！
さすがモデルさんですよね。
それから、しっかりメイクじゃない時の入山さんと、学生時代を演じている坂口風詩（さかぐちふうた）さんが、本当にそっくりで、キャストを決めた方に拍手を送りたいです。
【雪女と蟹を食う】は真夜中ドラマなので、10話程度で最終回を迎えると思っていたのですが、12話までは放送されるよう。
見始めた当初は、そこまで期待していなかったのですが、情事のシーンも美しいし、とにかく重岡大毅くんの演技が最高にうまい！
「＃家族募集します」を見ていた時も、仲野太賀くんと並んで「いい役者さんだな～」と思っていましたが、ますます演技力が上がったような気がします。
はたして北は、彩女の心を変えることができるのか？
来週が楽しみすぎる～！
ドラマ【雪女と蟹を食う】10話 主要ロケ地
最後の地 稚内で泊まったホテルのロケ地
生と死、お互いの見ている風景が違ってしまったままたどり着いた稚内で、2人が泊まることとなったホテルのロケ地はホテルノイシュロス小樽になります。
ホテルノイシュロス小樽のロケ地はこちら☟
ホテルノイシュロス小樽は、稚内ではなく小樽にある四つ星ホテル。
最北端ではないものの、岬の岩壁の上にたたずんでおり、海を一望できるホテルです。
日の出日の入りを見ることが出来るお部屋や、ペットと泊まれる部屋などがあるのも特徴。
自然の中に建っているホテルのため、虫を見かけることが多いようなので、苦手な方は要注意ですね。
また食事についても好き嫌いがわかれるようです。
ドラマ【雪女と蟹を食う】9話ネタバレ感想
マリア(久保田紗友) から彩女(入山法子)が教会にいることを聞いた北 (重岡大毅)は
必死に走って彩女を探しに向かいます。
教会で「彩女さん！」と叫んだ北の後ろから、彩女がやってきました。
北は彩女の元へと駆け寄り「もう待たせたりしない」と抱きしめます。
すると彩女は、北の目を見つめ「死ぬ覚悟が出来たのね」
とその意思を確認するのでした。
北は「だからここにいる」と答えます。
北と彩女は、車を走らせ、小樽までやってきました。
名物の海鮮丼を食べたりと、おたる水族館へやってきたりと
旅を楽しみます。
しかし、離れていた時間に何をしていたのかを、まったく
たずねてこない彩女に、北は不安を覚えずにはいられません。
北は、太宰の蝉時雨に登場する、夫の不倫を問いたださない妻の姿と
彩女が似ているように感じてしまったからなのでした。
北は思わず彩女に「どうして、何も聞いてこないの？」
と問いかけ、自分が別の女の子と一緒にいたと告げます。
怒ることもしない彩女に対し、北は自分の感情をぶつけます。
しかし、彩女は「こういう時、怒るような女の子の方が
男性は喜ぶのでしょうね」と言いながら、自分はもう
泣きたくても涙が出ないようになってしまったと語るのでした。
北は、その言葉から忘れかけていた「雪女」の正体を思い出します。
普通の精神状態の人間が、強盗と旅をしたり
死のうと考えたりはしないことにも…。
一方で彩女は、かつて夫 一騎 (勝村政信)から
北海道旅行を断られた日の事を思い出していました。
シティホテルがどこもいっぱいで、さびれたようなホテルの
一室で泊まることとなった北と彩女。
そんなところへ、一騎の編集担当の巡 (淵上泰史) から
「先生は稚内に入りました」と報告の電話が入りました。
電話の途中、シャワーをしていた北は彩女に話しかけてしまいます。
その時、巡は通話を一騎にも聞こえるようにスピーカー状態にしていたのでした。
「彩女さんが北海道で男といること、信じてもらえましたか？」
と巡は一騎に言います。
巡の言葉から、一騎は、蝉時雨の結末と同じく、自分も彩女に殺されることが
あり得る話だと考えます。
そして一騎は、最高傑作と言われている蝉時雨が、妻である彩女の日記を
もとにして書き上げたものだと語り始めます。
彩女がまだ高校生で、自分が教師だった頃を思い出す一騎。
教師である一線を越え、禁断の仲となった2人でしたが
一騎は教師をやめて、小説だけで生計をたてるべく上京を決意します。
「私を連れていってください。必ず先生のお役に立ちます」
と懇願する彩女に圧倒された一騎は、抗う事もできず、
籍を入れて東京で暮らすことに。
何年たっても小説は売れず、貯金も底をつきかけた頃
一騎は仕事を探すと言いますが、彩女に強く反対されます。
「私がお金は何とかする」と姿を消した彩女は、1か月後
大金を持って一騎のもとへと戻ってきました。
驚く一騎に彩女は、その1か月のことを綴った日記を渡します。
「この日記を使って(太宰治のとれなかった）芥川賞を必ずとって」
と笑顔でせまる彩女に、一騎はおそれ震えるのでした。
芥川賞は、名目上新人賞であり、すでに新人ではない一騎が
受賞することは、そもそも不可能な話。
しかし彩女は、蝉時雨がベストセラーになり、売れていることに
「何の価値があるんです？」と全く喜ぶことはありませんでした。
「一騎はもっと高みを目指せる人、私は凡庸でごめんなさい」
と謝る彩女に、一騎は彼女がかつての美しく可憐な彩女ではなく、
まるで雪女のようになってしまったと気がつきます。
自分の才能に限界を感じていた一騎は、小説をやめようと考えていたものの
小説をやめてしまえば、彩女にとって殺す価値さえない人間になってしまうだろう
と苦悩します。
夢のために、彩女の人生を犠牲にしてきた一騎は、自分が彩女にとって
無価値な存在になることを、最も恐れていたのでした。
そんな一騎をみて、巡は一騎が彩女を深く愛していることに気がつきます。
その頃、北と彩女は寂れたホテルの一室で、体を重ねていたのでした。
北が目を覚ますと、彩女は鍵付きの日記帳に、北との間に起きたことを
綴っていました。
「内容が気になりますか？」
と彩女は問いかけます。
しかし、北は「彩女の事がまったくわからなくても、
最後まで一緒にいることを決意した」と伝えます。
蝉時雨の結末を夢に見て飛び起きた彩女は、動揺を隠せません。
北の腕の中で「大丈夫です」と言いながら震える彩女。
翌朝になり、彩女はいよいよ稚内へ向かうと言い、
車は彩女が人生最後の地と決めた稚内へ…。
死を覚悟した彩女に対し、北はその結末を変えたいと考えていたのでした。
ドラマ【雪女と蟹を食う】9話感想｜面白い？つまらない？
原作漫画の【雪女と蟹を食う】のラストだけはわかっていても
一体どうなっちゃうの～！！
と毎回思ってしまいます。
特に9話では、女遊びをして彩女の事をないがしろにしてきたと
思われていた夫の一騎が、実は彩女を深く愛していたとわかってしまい
そうだったのか～！！！
と叫んだ人も多いのでは？(私だけか）
一騎は彩女にゴーストライターをさせたあげく、浮気をしている
クズ夫だと思っていましたからね(笑)
日記をもとに蝉時雨を書いてと言ったのが彩女だったとは
予想外の展開でした。
彩女が純潔をささげてきた結果、狂気ともいえる愛情をむけてきた夫 一騎を選ぶのか
「死」に向けて旅をする中でマリアと出会い、生きる未来を選択しようとしている北を選ぶのか…
いや、知ってるんですよ、知ってはいるんだけど
着地点にどんな感じで至るのかが、とっても気になってなりません。
北よ、君を諦めたマリアのためにも、彩女さんを幸せにしてやってくれ～！
ドラマ【雪女と蟹を食う】9話 主要ロケ地
再会した北と彩女が海鮮丼を食べたお店のロケ地
とってもシリアスな回にもかかわらず、店名と名物が「ポセイ丼」って
笑わせにきたな～と思ってしまったのですが、ロケ地は小樽ポセイ丼本店になります。
ポセイドンは、ギリシア神話の海と地震を司る神なのですが、ドンを丼にしちゃうと
親父ギャグかよ！ってなっちゃいますよね。
小樽ポセイ丼本店のロケ地はここ↓
安いのがウリの小樽ポセイ丼ですが、グルメサイトからクーポンが出ていますよ。
雪女と蟹を食う聖地巡りをする際は、一度チェックしてみてください。
彩女がアザラシの種類が多いと言っていたおたる水族館のロケ地
5話の予告の時点で、すでに紹介してしまったおたる水族館ロケ地については
こちらをご覧ください↓
ドラマ【雪女と蟹を食う】8話ネタバレ感想
夫 一騎(勝村政信)の編集担当である巡健人(淵上泰史)に
誘われ、ホテルについていった彩女 (入山法子)ですが
「やっぱり凡庸ね。三文芝居だわ」
と服をきたままベッドを出てしまいます。
彩女に本気で向き合おうとしていた巡でしたが
彩女は「じゃぁ、あなたは私のために死ねる？」
と究極の問いかけをします。
彩女が本気で一騎を殺そうと考えているのでは？
と不安になった巡は、もしそうなら彩女のために全力で止めると言います。
少し考えた彩女は「明日、稚内に向かう」と巡に告げるのでした。
再び、教会を訪れた彩女は、マリア (久保田紗友)と再会します。
「もう待つことをやめた」
という彩女は、旅立ちの前にマリアへ会いにやってきたのでした。
マリアは嬉しそうに”コタロー”の事を語ります。
そして彩女は北の事を…。
彩女もマリアも、お互いの語る男の名前は知らないという
共通点を確認し「似ているかも」と考えます。
彩女は、
「4日前、北が泊まっていたホテルから突然姿を消してしまった」
とマリアに言います。
マリアが”コタロー”と出会ったのも4日前。
”コタロー”が北なのでは？
と考えたマリアは、思わず、スマホの待ち受けにしてある”コタロー”の写真を
彩女から隠してしまいました。
彩女は、マリアに太宰治の斜陽を渡し
「あなたは可愛い人ね。斜陽の静子のように
新しい出会いを大切にしてね」
とほほ笑むのでした。
マリアは、彩女も”コタロー”が北だと気がついていたのでは？と考えます。
一方、マリアの部屋にいる北は
「コタロウは私のヒーローだよ。帰ったらこれからの未来の事を話したい」
というマリアのメッセージを見て、
マリアとこどもの3人で暮らす様子を妄想します。
そんな中、マリアに呼び出された北が、炭火焼生ラムのざわへ
やってくると、そこにはマリアの同僚たちも集まっていました。
「お祝いの集まり」だという同僚たちは、
北とマリアが恋人同士だと信じて疑いません。
なかなかやってこないマリアを北が迎えに行くと
「ニュークラブマリアへようこそ」
と、命の恩人である北をもてなす準備をしていました。
改めて北に
「共にクラブで働いて、ずっと一緒に暮らそう」
と誘うマリアですが、北はごめんと謝ります。
自分が救いようのない犯罪者だと
痴漢の冤罪事件から、彩女を襲ってしまった事を
北は涙ながらに告白します。
クラブを去ろうとする北を
「過去の事はいい」
と追いかけるマリアですが、彩女に死を決意させたのは自分だからと
マリアの申し出を断ります。
しかし、マリアから子どもをおろして死のうとしたことがあると聞いた北。
マリアは、中絶した子どものためにも生きなくてはと考えていました。
マリアのおかげで生きがいを知った北は、マリアに決して死なないと約束。
それを聞いたマリアは、太宰の斜陽を差し出し、彩女と教会で会った事を
号泣しながら伝えます。
マリアの元を去り、教会へと走ってきた北は、彩女の名を叫ぶのでした。
ドラマ【雪女と蟹を食う】8話感想｜面白い？つまらない？
ドラマ【雪女と蟹を食う】8話は、マリアと巡がかわいそうの回でした。
とくに巡 役の淵上泰史さんは、今期「復讐の未亡人」でも
片思いのまま、主人公を支えるキーパーソンを演じたので
気の毒さが際立ってしまいましたね。
ただ、彩女も北も、結局お互いを想いあっているので
別の人を愛している人と、無理して一緒になっても
心の底から幸せになれることはないので、これが正解だったんだろうな
と思います。
彩女もマリアのことを「素直で可愛らしい人」と言ってましたし
間違いなく子どもや夫の事を大切にする女性なので
いつか自分だけを愛してくれる人と出会い、幸せになれると信じたいですね！
「雪女と蟹を食う 外伝」でマリアのその後を描いてくれたら嬉しいです。
ドラマ【雪女と蟹を食う】8話 主要ロケ地
炭火焼生ラムのざわ のロケ地
マリアの同僚と北が、焼肉をした「炭火焼生ラムのざわ」のロケ地は
同名の店舗となります。
炭火焼生ラムのざわのロケ地はこちら☟
札幌でも、生のラム肉を食べれるのは、ここだけ
ということで、感動の味を求めに芸能人の方も
多数訪れる人気店です。
ドラマ【雪女と蟹を食う】7話ネタバレ感想
札幌で彩女(入山法子) と離れ離れになってしまった北 (重岡大毅)
「もう一度、彩女に会いたい」
という思いを抱えながら街をさまよう北は、空腹と疲労のあまり倒れてしまい
またもやマリア (久保田紗友)に助けられます。
行くところのない北を、自分の家へと住まわせることにしたマリア。
名前を教えない北のことを、マリアは「コタロー」と呼ぶことにします。
そんな中、マリアの家で彩女からの連絡を待っていた北のもとに
電話がはいります。
「マリアがたいへんなの！」
という連絡をしてきたのは、マリアのつとめる店の同僚でした。
慌ててマリアのもとに駆け付けた北。
店では、飲み過ぎたマリアが動けなくなっていました。
「病院へ」と言う北ですが、マリアは保険証をもっていないとのこと。
マリアは寝言で「コタロー」と繰り返すのでした。
北に背負われながら、辛い過去を思い出すマリア。
妊娠をしたことを喜んでいたマリアでしたが
相手の男の指には結婚指輪がひかり
その手からは現金の入った封筒が手渡されました。
目を覚ましたマリアは、飲み過ぎて倒れたと聞かされ
「身体壊しちゃだめだ～、何度死にたいと思っても、生きなきゃいけない」
と、自分に言い聞かせるように話します。
朝が来て、マリアが目を覚ますと
枕元には薬が用意されており、部屋はきれいに掃除されていました。
何気ない日常に、マリアは幸せを感じます。
そんなところへ、マリアの店の店長から電話が入り
「コタローに1日だけ働いてもらえないか？」
と頼まれます。
「働くのは嫌です。どうせ死ぬんだから」
と断る北に、マリアは怒りをぶつけるのでした。
その頃、彩女は教会を再びおとずれ
夫 一騎(勝村政信)の編集担当である巡健人(淵上泰史)と会っていました。
彩女は巡から、一騎の動向を聞き出し、
次にむかう先が”稚内（わっかない）”だと知ります。
巡は、彩女が北海道に一騎の小説「蝉時雨」を完結させにきたのでは？
と問いただします。
「蝉時雨」は、献身的に夫をささえた妻に”重さ”を感じた夫が
浮気を繰り返し、最後には妻が夫を刺殺してしまう…
そんな内容。
そして巡は、彩女が”若い女と不倫するような俗な作家”である一騎に
こだわる理由が知りたいと言います。
彩女に思いを寄せていた巡は、自分の方が彩女を喜ばせられると
ホテルに誘うのでした。
喧嘩をしたものの、ついつい北を甘やかし
ご飯を食べさせてしまうマリアは
「コタローは生きがいってないの？」
と質問します。
生きるのは辛いこともあるけれど、楽しいこともあると
マリアは言います。
たくさんの人に助けられ、1人じゃないと思えたマリアは
北にも「もっと人に頼っていいんだよ」と笑って
その背を叩くのでした。
マリアに、生きがいについて問われた北の脳裏には
彩女との想い出が浮かんでは消えていきます。
その夜、マリアのつとめる店に怪しげな女がやってきます。
女は、マリアに入れ込んでいる客 田辺の妻。
嫉妬にかられた妻は、カッターでマリアに襲いかかります。
ギリギリのところで駆け付けた北は、マリアを助けることができました。
その夜、北とマリアは体の関係を結びます。
そして、彩女も巡と…。
ドラマ【雪女と蟹を食う】7話感想｜面白い？つまらない？
遠く北海道の地で、蟹をたべないままに、すれ違ってしまった北と彩女。
その間をつなぐようにマリアという存在があらわれましたが
今度は、一騎の編集担当 巡健人(淵上泰史)まで登場しました。
北×マリア
彩女×巡
それぞれ男女の関係をもってしまうようですが
どの程度の深さ、そしてどのくらいの期間
その関係が続くのかが気になるところですね。
北と彩女がもう一度まじわることは確定ですし
とっても性格のよいマリアが、あまり傷つかないで欲しいな…
と思ってしまいます。
8話の予告では、マリアとすごす北のひざには
女の子が座っていました。
まさか、北とマリアの娘？！
8話の放送が今から楽しみすぎます。
ドラマ【雪女と蟹を食う】7話 主要ロケ地
マリアの勤務するクラブのロケ地
【雪女と蟹を食う】7話では、マリアが勤務するクラブのロケ地は
サイバーシティビルになります。
しつこくて迷惑な客の妻がのりこんできて、危うく大事件に
なるところでした。
北のおかげで助かった…というよりは、マリアの運が良かった感じでしたね。
サイバーシティビルのロケ地はここ↓
彩女と巡健人が食事をしたお店のロケ地
教会をでた彩女と巡健人が食事をしたお店のロケ地は
ホテルカデンツァ東京1Fにある 日本料理「むさしの」です。
メニューに蟹コースがありましたが、彩女は巡に
すすめられても、選びませんでしたね。
最後は北と蟹をたべるつもりでいそうな気がしました。
ホテルカデンツァ東京 日本料理むさしの のロケ地はここ↓
日本庭園を眺めながらの食事が楽しめる 「むさしの」は
練馬区民ご用達のお店だそうです。
ドラマ【雪女と蟹を食う】6話ネタバレ感想
ついに北海道までたどり着いた北(重岡大毅)と彩女(入山法子)でしたが、 口喧嘩をしてしまい外へ出た北がホテルへ戻ると、既に彩女はチェックアウトしてしまっており、札幌の地で離ればなれとなってしまいました。
途方に暮れて彩女の名を呼ぶ北…。
その頃、彩女は太宰治の「斜陽」を手にし、ある教会へ向っていました。
文庫本の表紙にそっと手をあて、彩女は、夫 一騎(勝村政信)との過去を思いをはせます。
学生時代の彩女と一騎が恋仲になった瞬間
文藝蒼春を手に、大賞受賞のお祝いの言葉を伝えた学生時代の彩女は
「私も応募したのですが、全然ダメでした」
と教師だった頃の一騎に言います。
すると一騎は机の中から、太宰治の「斜陽」を取り出し
「読んだことがないなら持って行きなさい。男女で感想が異なる作品なので君の意見を聞かせてほしい」
と、彩女に手渡したのでした。
ある日の事、屋上に一騎を呼び出した彩女は
「先生の文章は太宰治の影響だったんですね」
と、斜陽を返します。
そして、屋上を去ろうとする一騎の背に抱きつき
「私、先生のヒロインになりたい」
と告白。
一騎は彩女に
「君は恋の秘密を守れるか？」
とたずね、2人は口づけを交わすのでした。
教会を出ようとする彩女は、偶然にも北を助けたマリア（久保田紗友 ）と出会いました。
転んでしまった子供を助け起こしたマリアが落としてしまった十字架のネックレスを、彩女が拾ってあげたのです。
十字架の裏には「HIKARI」の文字が…その名前は、マリアの子どもの名前で、形見のようなものだと彩女に説明するマリア。
マリアに誘われた彩女は、教会の上にあるという”素敵な場所”へと向かいます。
道すがら、何も知らないマリアは北と出会った時の話を彩女に楽しく語って聞かせるのでした。
一方、彩女に会う事が出来ず、公園にたどり着いた北は、またもや空腹でベンチに横たわり
「このまま、ここにいたら死ねるのかな？」
などと考えながら、炎天下のベンチに横たわります。
自殺し損ねた日の夢にうなされて目が覚めた北は「そんな簡単に死ねるわけないか」と呟きます。
空腹でふらふらになりながら、北海道の町をさまよった北は蟹料理店「かに猿」の前に。
店内に入り、一番高い蟹とビールを注文した北の目の前に置かれたのは、姿ズワイガニ。
いざ蟹を目の前にすると、思い出すのは「一緒に蟹を食べたい」と言っていた彩女の姿でした。
食べるのをやめて、店を立ち去ろうとする北ですが、お金を持っていないので無銭飲食をしようとします。
しかし、店員さんに取り押さえられてしまった北は「殺してください」と訴えますが「死ぬなら勝手に死ね、人に迷惑かけるな」と裏口から放り出されてしまうのでした。
夜の街をふらふら歩く北を見つけたマリア。
北は「死のうと思って」とつぶやいた後、気を失ってしまいます。
目を覚ました北の視界に入ったのは、マリアの姿が。
そこは、マリアが働くススキノのニュークラブの控室でした。
マリアから手作り弁当をもらった北は、食べながら泣けてきてしまいます。
お礼を言って去ろうとする北を引き止めたマリアは「死ぬなんて絶対に許さない」と言って、家に連れて帰ることを決意します。
マリアは名前を教えない北の事を「コタロー」と呼び「死んだら、大切な人にもう会えなくなるよ？どっかでその人待ってるかもしれないよ」と言うのでした。
マリアの家で、10時間以上も寝てしまった北が目を覚ますと、ご飯が支度されており、スマホと合いカギ、連絡先まで用意されていました。
彩女がいなくなってしまったホテルに連絡し、彩女への伝言を北は託します。
その頃、彩女は一人、レストランでスープカレーを食べていました。
すると背後を一騎と若い女が通りかかり、彩女はじっと2人を見つめるのでした…。
ドラマ【雪女と蟹を食う】6話感想｜面白い？つまらない？
またもや彩女の若かりし頃のエピソードが語られましたね。
今の彩女を演じる入山法子さんと、学生時代の彩女を演じる坂口風詩（さかぐちふうた）さんでは、全然雰囲気が違うのですが、【雪女と蟹を食う】の中に出てくる坂口風詩さんは、入山法子さんの面影があって驚きます。
セリフの言い回しや、視線の送り方などが彩女そのものなんですよね。
し～か～も～、【雪女と蟹を食う】6話では、坂口風詩さんと勝村政信さんのキスシーンが！
- 坂口風詩さんの年齢＝22歳
- 勝村政信さんの年齢＝59歳
37歳差です！
そんな若い生徒と関係を持ち、夫婦にまでなったくせに、別の女に手を出すとは、不届きな一騎であります。
とは言え、彩女の愛情って超重量級な感じですし、彩女の才能を利用しつつも嫉妬した結果なのかもしれませんね。
彩女は6話の中で「人を待っている」と言ってましたが、それは夫 一騎のことなんでしょうか…それとも北の事？
情事の最中、北に「好き」とささやいたりしていた彩女でしたが、実際にはどう思っているのかが気になりますね。
【雪女と蟹を食う】6話も大変面白くみせていただきました。
7話では事件が起きるようなので、続きが気になってなりません！
ドラマ【雪女と蟹を食う】6話 主要ロケ地
彩女がマリアと偶然会った教会のロケ地
彩女がマリアと偶然会った教会のロケ地は日本基督教団 清水ヶ丘教会です。
とてもきれいな教会で、コンサートや聖歌隊の演奏などの催し物が出来る会場があり、クリスチャンではない一般の方も訪れています。
清水ヶ丘教会のロケ地はこちら↓
北が無銭飲食をしようとした「かに猿」のロケ地
空腹過ぎた北が、ついふらふらっと入ってしまった蟹料理のお店「かに猿」は、名前もそのままで実在しています。
かに猿のロケ地はこちら↓
ロケ地は北海道ではありませんが、北海道産を中心とした食材を利用したカニ料理が堪能できるお店。
板長は、銀座料亭で親方を務めた方なので、銀座で味わう高級グルメが下町価格で楽しめるというのが売りとなっています。
特にランチは、お手頃価格でカニ料理が食べられると、人気ですよ。
彩女がスープカレーを食べていたお店のロケ地
彩女がスープカレーを食べていたお店のロケ地は、イエローカンパニー 恵比寿本店です。
美味しそうなスープカレーなのに、ちっとも美味しそうに食べない彩女…それもそのはず、背後には夫 一騎（勝村政信）と浮気相手の女性が楽しげに歩いて行ったのでした。
イエローカンパニー 恵比寿本店のロケ地はこちら↓
スープカレーのお店も北海道がロケ地ではありませんが、イエローカンパニーでは、北海道産の食材にこだわってお料理を提供しています。
化学調味料も一切つかわないこだわりのスープカレー店です。
ドラマ【雪女と蟹を食う】5話ネタバレ感想
北(重岡大毅)は北海道へ向かうフェリーの中で、彩女(入山法子)の夫 雪枝一騎（勝村政信）の作品を完読します。
書店で”実話に基づく”という宣伝文句を見ていた北は、作品の中に描かれた妻が彩女なのでは？と疑いますが「これは小説だ」と、無理やり頭から振り払うのでした。
いよいよ二人は、死ぬ前に蟹を食べるための目的地 北海道へと到着します。
北と彩女にとって北海道は「終わりの地」
ホテルから車で、食事に向かった北と彩女は、いか丼を楽しみます。
そこで彩女は「北海道はずっと来たいと思っていた憧れの地だったから、今とても幸せ」と言います。
しかし、北はそんな彩女が、自分ではない誰かを見ていたような気持になります。
食事を終えて、北と彩女は函館の朝市を巡ることに。
初めて来た北海道のはずなのに、北はその風景にデジャブを覚えます。
そこは北が自殺に失敗した後、テレビ番組で蟹を見た朝市のお店でした。
実は、 彩女も同じテレビ番組を見ており、蟹を頬張る女性アナウンサーの後ろには、彩女の夫 雪枝一騎（勝村政信）があったことを思い出します。
雪枝一騎（勝村政信）は、不倫を隠す気がちっともないか、浮世離れした性格なんでしょうね。
テレビ中継しているのはわかっているだろうに、平然とうつり続けるとか…。
手ぬるいにもほどがあります。
店のおじさんに、蟹の試食をすすめられた北と彩女ですが、彩女は
「いいえ、大丈夫です」
と断ります。
「まだ北海道についたばかりなので、蟹は最後の晩餐にとっておこう」
という彩女に、北も賛成するのでした。
北は彩女に人生最期の地を、日本の最北端である稚内はどうかと提案し、彩女もそれに同意します。
稚内へと車を走らせ、さらに北へと向かう中、北と彩女は外にシートを敷いて、夜空を見上げます。
美しい星空を見上げながら、宮沢賢治の銀河鉄道の話を切り出す彩女。
「銀河鉄道の夜、好きなんですか？」
と問う北に対し、彩女は
「いいえ、宮沢賢治の自己犠牲が強すぎて…」
と答えるのでした。
銀河鉄道の夜のラストを覚えていない北に彩女は
「もしかしたら思い出したくないのかもしれませんね」
と言います。
そうして2人は、彩女の憧れていた野宿で一夜を明かすのでした。
さらに車を走らせて、札幌へと到着します。
北海道についてから元気のない彩女を、心配する北。
ホテルでシャワーを浴びた北は、彩女にも「どうぞ」とすすめた後、彩女の持っていた鍵付きの日記帳を開けようとします。
ふと思いつき、著書に書かれていた 雪枝一騎（勝村政信）の誕生日を入れてみると、鍵があき
「雪女と蟹を食う」
という文字が…。
そこには、北が彩女の家へ押し入った日からの記録が詳細に記されていたのでした。
北が日記を読んでいるところを見てしまった彩女は「ダメですよ」と、日記を取り戻します。
「彩女さんのことが知りたい」
という北に対して、彩女は
「やっぱりあなたには死ぬ覚悟が出来てない。これから死ぬ人間のことを知っても意味がない」
と答えます。
北は思わず「意味なんて関係ない」と想いをぶつけます。
しかし、彩女は「あなたはもう私とは違う景色を見ている」とほほ笑んで、話を切り上げてしまうのでした。
彩女の気持ちが全く理解できない北は、苛立ちの余り、1人ホテルの外へと出てきたものの、迷子になってしまいます。
歩き疲れた北が途方に暮れていると、警察官から声をかけられてしまいました。
痴漢の冤罪事件のトラウマから動揺してしまった北は、思わず逃走してしまいます。
疲れ切って朝を迎えた北が、コンビニの前で座り込んでいると、店内から若い女性マリアが出てきて傘をさしかけてきて
「生きろ」
と声をかけてきました。
戸惑う北に、マリアは「ついてきな、お腹すいてるんでしょ」と言います。
レストランで、マリアに餃子をのせたカレーを食べさせてもらった北は
「ホテルを見つけたらお金を返す」と言います。
しかし、マリアは過去のつけを払っているだけだからと、自分も北海道に出てきた時に同じように助けてもらった経験を話すのでした。
女性に連れられてホテルへ戻ってきた北は、自分は借りは返せないからと、かぶっていたキャップを渡します。
「ダサい」と言いつつも、マリアはキャップをかぶり「名前も聞かなかったな」と歩き出します。
一方、ホテルに戻った北は、フロント係りから「既にチェックアウトされています」と言われてしまったのでした。
ドラマ【雪女と蟹を食う】5話感想｜面白い？つまらない？
ここへきて新たな登場人物 マリアが現れた上に、北と彩女は離れ離れになってしまいました！
6話の予告を見ると、マリアと彩女が一緒に歩くシーンと、彩女が古びた太宰治の斜陽を持って教会の中にいるシーンが描かれていました。
太宰治と言えば、何度も心中と自殺未遂を繰り返した 破滅型作家ですから【雪女と蟹を食う】に登場するには、最もふさわしい作家と言えますね。
「北海道に来るのははじめてで、ずっと憧れていた」
と言っていた彩女ですが、マリアとは一体どのような関係なのか気になるところです。
1話からほぼほぼ甘々でやってきた北と彩女でしたが、いざ「最後の地」である北海道へ着くなりトラブル続きに。
そろそろ、ラスボス？である雪枝一騎（勝村政信）も登場してきそうですが、今後の展開が楽しみです。
5話も大変面白くみせていただきました！
追記：後から知ったのですが、【雪女と蟹を食う】5話にはGLAYのTERUさんがエキストラ出演していました！「どこ？」と思った方が多数いて、私もその一人です。
ドラマ【雪女と蟹を食う】5話 主要ロケ地
北と彩女が活けイカ踊り丼を食べたお店のロケ地
北と彩女がイカ丼を食べたお店のロケ地は一花亭たびじになります。
お醤油をかけると、イカがうねうねと動く様子に、2人は大喜びしていました。
一花亭たびじのロケ地はここ↓
函館駅より徒歩2分という好立地にある一花亭たびじ。
口コミによると活けイカ踊り丼は、一花亭たびじの一番人気の名物らしいですよ。
ホテル万惣のロケ地
5話の中でチラッとか映らなかったのですが、北と彩女がとまったと思われるホテルのロケ地はホテル万惣になります。
ホテル万惣のロケ地はここ↓
函館・湯の川温泉 ホテル万惣は三ッ星ホテルです。
Googleの口コミの件数は1149件で★4.3と高評価。
しかも投稿された口コミすべてに返信がされています。
高評価を得るサービス業は良い口コミにも悪い口コミにも真摯に向き合っていますね。
かにの北遊のロケ地
北が「蟹を食べに行こう」と決意するきっかけとなったかにの北遊。
かにの北遊のロケ地はここ↓
【雪女と蟹を食う】の中で、おじさんが太っ腹にも、蟹の試食を2人にすすめていたのに、断ってしまいましたね(笑)
実際のかにの北遊でも、イクラなどの試食をさせてくれるらしいですよ。
北が迷子になり、彩女がチェックアウトしてしまったホテルのロケ地
彩女と喧嘩をしてしまい、北が飛び出してしまったホテルはクロスホテル札幌です。
迷子になった北をマリアがクロスホテル札幌まで連れてきてくれました。
ホテルの名刺？がおしゃれすぎて、ホテル名が書いていなかったことに、北は怒ってましたね。
クロスホテル札幌のロケ地はここ↓
クロスホテル札幌は、4つ星ホテルになります。
ホテル万惣と同じく、口コミには全て返信がついていました。
ホテル万惣よりもリーズナブルな価格で泊まれますが、サービスには満足している方が多く、口コミ件数1392件で★4.2と、やはり高い評価を得ています。
北がマリアに餃子カレーをご馳走してもらったレストランのロケ地
空腹で倒れそうになっていた北を助けたマリアが、餃子カレーをごちそうしたレストランのロケ地はみよしの 伏古店です。
みよしの 伏古店のロケ地はここ↓
北が食べた餃子カレーは みよしのの名物メニューみたいですね。
安くてお腹いっぱいになると人気のお店になります。
おたる水族館
予告でははっきりうつっていたのに、いざ本編が放送されると、2人でおたる水族館を訪れるシーンがなかったという幻のロケ地。
カットされてしまったのでしょうか？(私が見逃がした？）
おたる水族館ロケ地↓
ドラマ【雪女と蟹を食う】4話ネタバレ感想
彩女(入山法子)も死ぬために旅についてきたと知った北 (重岡大毅)は
「旦那がかまってくれなくて寂しいなら浮気してやればいい」
と彩女に言います。
しかし、彩女は
「それは本当の幸せじゃない。つまらない私の物語を終わりにしたい」
と、冷たい表情で言うばかり。
函館へと向かうフェリーへ乗り込んだ2人。
彩女の態度に北は、彩女と共に生きる希望を描いていた自分に気がつきます。
彩女が一人で死ぬのではと、はっと気がつく北は、客室を出ていった彩女を追いかけます。
しかし甲板に出たはずの彩女の姿はありませんでした。
彩女が海に飛び込んではないかとのぞきこむ北。
そこへ彩女がやってきて声を掛けます。
安心した北は思わず彩女の手を強く握ります。
入水自殺の遺体がどんな状態になるかを説明し
「入水はやめろ」
という北。
どんな死に方も美しくないという彩女は北に
「本当は死ぬのが怖くなったのではないか」
と質問します。
北は否定しますが、彩女は
「残りのお金３０万はあげるから、やり残したことがあるなら帰った方がいい」と。
北の脳裏には「死から逃れる最後のチャンスかもしれない」という考えがよぎります。
そうして北は「彩女と一緒にいたい」という強い想いを伝えます。
そんな北に彩女は「だったら、もっと楽しそうな顔をして」と北の頬に手を当てて頼むのでした。
指きりをした2人は、客室でお互いを求めあいます。
彩女は北に「好きよ」と言いますが、北はそれには答えず売店へ。
北が去った後の客室で彩女は、夫 雪枝一騎（勝村政信）の著書を拾い上げ、生徒と教師の関係だった頃の自分たちを思い出します。
雪枝は糸繰草「川本敦子」に関する質問をして、彩女を指名。
彩女は、その解釈を語ります。
日頃は無口な彩女ですが、同級生が驚くほど長い回答をするのでした。
同級生の女子にかこまれて歩く雪枝を見た若かりし頃の彩女は
嫉妬の余りか、原稿用紙をぐしゃりと握りしめます。
献身的に雪枝を支えてきた彩女は、本当に夫を愛していたんですね。
しかも、夫の著書の表紙をなでるようにしている様子は、今なお想いが残っているのでは？という想像をせずにいられません。
はたして、北は彩女に愛されているのでしょうか？
お弁当を「美味しい」と言って食べる彩女に
「今度手料理を作ってくださいよ」
とつい口にしてしまう北は、それを聞いた彩女の驚いた顔を見て、ついこの旅が死へ向かっていることを忘れてしまう自分に気がつきます。
夫の著書『蝉時雨』の感想を問う彩女に、北は「わからない」と答えます。
すると「やっぱりその程度だったということですね」と『蝉時雨』が失敗作だから残念だと言う彩女。
そんな彩女に北は『蝉時雨』が実話かどうかを聞きますが、その質問に彩女は答えることはありませんでした。
お茶を買いに出た彩女のスマホに夫からの不在着信が。
彩女は電話を掛けなおします。
彩女は夫のゴーストライターをしているのかな？
『蝉時雨』も、彩女が書いたものを、雪枝が手を入れて出版されてものなのかもしれません。
改めて北が開いた『蝉時雨』には、鳴り響く蝉の声の中、妻が主人公に三徳包丁を振り下ろしたシーンが描かれていたのでした。
そうして、いよいよ船は北海道へ到着します。
ドラマ【雪女と蟹を食う】4話感想｜面白い？つまらない？
4話は、彩女がどれほどまでに夫を愛して、支えてきたのかが伝わる回で、面白かった！
北を「好き」と言った彩女ではありますが、どうにも2人の気持ちはすれ違っています。
蟹を食べてから死ぬという目的のための旅。
いよいよ、船は北海道へ到着し、5話では北がテレビで蟹を見た店へとやってきます。
2人が死なないことは原作からわかっているのですが、ドラマの着地点がどうなるのか気になりますね。
ちなみに、雪枝が授業で題材にしていた糸繰草「川本敦子」は架空の文学のようで、検索しても出てきませんでした。
ちょっと読んでみたい気がしたのですが、残念。
それにしても5話の予告では、一気に物語が加速することがわかります。
4話本編より、予告の方に引き込まれてしまいました。
放送が待ち遠しい！！
ドラマ【雪女と蟹を食う】4話 主要ロケ地
津軽海峡フェリー乗り場
北海道へ向かうフェリーへと乗車した北と彩女。
フェリー乗り場のロケ地は、津軽海峡フェリー 青森フェリーターミナルです。
津軽海峡フェリー 青森フェリーターミナルのロケ地↓
彩女と雪枝が出会った学校のロケ地
坂口風詩さんが演じた彩女と雪枝一騎の出会いの場であった、学校のロケ地は佐野日本大学短期大学になります。
佐野日本大学短期大学のロケ地はここ↓
佐野日本大学短期大学は、かつては佐野女子短期大学でしたが、その頃からドラマのロケ地に使われていたとのこと。
最近では相棒20でもロケ地として使われたそうです。
函館ターミナル
津軽海峡フェリーにのって、いよいよ北海道に到着した2人。
フェリーから降り立ったのは函館ターミナルでした。
函館ターミナルのロケ地↓
ドラマ【雪女と蟹を食う】3話ネタバレ感想
死ぬ前に蟹を食べると北海道へ向かう北 (重岡大毅) と、なぜか一緒についてきたセレブな人妻 彩女(入山法子)は山形・銀山温泉を次の目的地に､ 北上してきました。
体調を崩した彩女のために薬を買った北が、ドラッグストアから出てくると、倒れた彩女の姿が。
ちょっとちょっと、意識がもうろうとしている彩女を抱いて
「彩女さん！」と繰り返す北の様子は、恋しているとしか思えませんよ。
3話開幕直後に胸キュンいただきました。
そして流れる主題歌 星の雨…キュンキュンがとまりません(笑)
彩女を介抱しながら、北は過去に起きた冤罪事件を思い出します。
「やってない」
といくら言っても信じてくれない警察。
そして恋人や友人、家族にも北は「恥ずかしい」「みっともない」と見捨てられたのでした。
う～ん…北が絶望するのは無理もないですね。
誰か一人でも「やってない」と信じてくれる人がいたら、ここまで追い込まれなかったかもしれません。
両親が毒親すぎてムカつきます😡
どこからか事件のうわさが流れ、職場でも嫌がらせを受ける北。
一体自分が何をしたんだよ…と嘆く人生を送っていました。
銀山温泉に到着し、 彩女を背におぶって、ホテルへ。
気管支の持病を持っているという彩女を心配する北ですが、彩女は旅の続行を強く望みます。
欲しいものはないか？と問う北に、彩女が望んだものはキスでした。
きゃ～、きゃ～！
体の関係は感情がなくても出来るけど、キスは無理ってよく言うじゃないですか！
2人は完全にフォーリンラブですよ💘
しかし、彩女が婚約指輪を付けていることに気づいた北に対し、彩女は
「私にとって婚約指輪はお守りみたいなもの」
と語ります。
結婚指輪ではなく婚約指輪がお守りなのは、その頃が一番幸せだったからという彩女は、指から婚約指輪をはずし
「抱きしめて」
と言うのでした。
「あなたは本当は優しい人」
という彩女に対し、自分の想いを伝えます。
なんとなく想像してましたが、北が人に信じてもらえなかったのは
彼がそのように生きてきてしまったからなんですね。
北自身も、そのことを「報い」だと気がついたようです。
看病してもらえるのが久しぶりだという彩女は、夫・一騎(勝村政信) は出張でほとんど家に帰らないと言います。
彩女の孤独を知った北は、怖い思いをさせたことを心から謝り、2人の関係を享楽ではなく「自暴自棄」だと考えます。
彩女の体調も回復し、翌日は運転も出来るように。
青森港へと車を走らせます。
今日中に北海道についてしまうと思った北は、寄り道を提案しますが、彩女は金銭的に厳しいと言い、北海道を満喫しようと言います。
北海道のガイドブックを求め、書店 永楽屋によることに。
すると書店では、彩女の夫 雪枝一騎の著書『蝉時雨』がずらりと並んでいました。
『蝉時雨』は実話に基づく私小説という設定です。
彩女の夫は、妻との生活をモチーフにした内容でした。
『蝉時雨』を購入した北は、彩女がどんな生活をしてきたかを知ることに。
そして、彩女に対し「死ぬつもりでついてきた？」と質問をぶつけます。
彩女はその質問に、今さら？と答え、太宰治の斜陽を引用し
「夏の花が好きだから、夏に死ぬと決めている」
と言うのでした…。
【雪女と蟹を食う】と太宰治の斜陽について
きょうもお母さまは、私の畑仕事をじっと見ていらして、ふいとそんな事をおっしゃった。
太宰治 斜陽より
ちなみにですが、太宰作品で夏の花とは、どうやら夾竹桃のようです。
夾竹桃と言えば、人に死をもたらすこともある毒草。
そして太宰と言えば、自殺未遂と心中未遂を繰り返した作家ですね。
太宰治の斜陽は売れない作家を支えてきた彩女が引用するにふさわしい作品と言えます。
ドラマ【雪女と蟹を食う】3話感想｜面白い？つまらない？
3話のサブタイトルは「自暴自棄」ですが、北が勝手に2人の行動は自暴自棄なものだと考えているだけで、ちっとも自暴自棄ではないですね。
むしろ彩女と関わり、彩女の孤独を深く知り、感じることで、北の感情は
誰も信じてくれなかったことへの恨み⇒過去の自分への反省
へと変化しつつあります。
北を演じる重岡大毅くんは…ファンを敵に回しそうですが…めちゃイケメン枠ではないですよね。
でも、あのちょっぴり芋臭い感じが、【雪女と蟹を食う】の主人公にピッタリ。
そして美しい人妻彩女が、そんな北に対し
「キスだけ」
とかおねだりしちゃうシーンは、男女ともに胸キュンしちゃうことでしょう！
SNSでみんなの感想をチェックすると、＃雪女と蟹を食う キス が上位に。
ガチな恋愛ドラマより、はまる人が続出です。
切ないドラマをお求めの方におすすめ！もちろん3話も「面白い」で決定でした👍
ドラマ【雪女と蟹を食う】3話 主要ロケ地
ホテルのロケ地
彩女が北にキスをおねだりした胸キュンシーンを撮影したホテルは函館・湯の川温泉 ホテル万惣。
北海道の三ツ星ホテルです。
三ツ星ホテルのため、Googleの口コミ評価はとても高いのですが、高評価～低評価の方まで口コミ一つ一つにオーナーが返信をつけていることに好感がもてます。
【雪女と蟹を食う】では、彩女が体調不良だったため、食事のシーンがなかったのですが、ご飯も美味しいという口コミが目立ちました。
函館・湯の川温泉 ホテル万惣のロケ地はこちら↓
【雪女と蟹を食う】聖地巡りで函館・湯の川温泉 ホテル万惣に泊まる場合は、楽天トラベルが最安値でした(2022年7月23日現在）
本屋さんのロケ地
北が、彩女の夫の著書『蝉時雨』を見つけ購入した books 永楽屋は実在しています。
books 永楽屋のロケ地はこちら↓
口コミはちょっと残念…。
フェリーに乗る前に食事をした居酒屋さんのロケ地
彩女の体調も運転できるくらい良くなり、北海道へと渡るフェリーに乗る前に居酒屋さんで食事をしました。
居酒屋さんの名前は青森PR居酒屋 りんごの花で、実際にお店を構えているのは東京です。
青森PR居酒屋 りんごの花のロケ地はこちら↓
青森の郷土料理が楽しめると、評判の居酒屋さんである青森PR居酒屋 りんごの花。
【雪女と蟹を食う】では、筋子納豆（すじこ納豆）と思われるお料理が登場していました。
筋子納豆は、太宰治も愛したと言われている食べ方です。
ドラマ【雪女と蟹を食う】2話ネタバレ感想
彩女(入山法子)の運転で車は、福島水戸方面へ。
北(重岡大毅)は、自分の行動が納得できず
「まさかこれは自分が誘拐したことになる？」
という疑問を抱きます。
しかし、北はなぜこんな状況になったかを思い出し
「いや、それは違う」
と思いなおします。
なぜなら、彩女(入山法子)は、北を脅すような発言をして、蟹を食べる旅に着いてきていたからでした。
日光に差し掛かると、北は学生時代、風邪をひいて修学旅行に行かれなかったことを思い出します。
それを聞いた彩女は
「寄り道しましょう」
と中禅寺湖へ。
景色に感動した彩女は、東北のガイドブックを取り出し、楽し気にページをめくります。
「明日は会津若松の方へ行ってみましょうか？」
と、蟹はメインディッシュだから前菜を楽しもうと誘います。
大人の夏休みをしようと、ワクワクが止まらない彩女。
その時、強風が吹き飛ばされそうになった日傘に手をのばし、よろけた彩女を北は抱き留めます。
すでに体の関係を重ねているにもかかわらず、いまさらドキドキしてしまう北。
そうして二人は、 会津若松へと向かいます。
北の強盗未遂からはじまり、なぜか体の関係となった北と彩女ですが、北は美しく謎めいた彩女に、いよいよ恋心を抱くようになったようですね。
ここで、ジャニーズWESTの歌う主題歌「星の雨」は反則です💕
湖畔のホテルに到着すると、彩女は北のベッドへもぐりこんできます。
「今日はしないの？」
と言われ、つい逃げ出してしまった北は、たばこを吸いながら彩女との旅路を想います。
ホテルの階下を見下ろす北の隣にたった彩女は
「蟹を食べるまでは絶対に死なない下さいね」
と言葉をかけ、北は了承します。
今まで吸ったことがないというタバコを北からもらい、口にする彩女の姿を見た北は、突然欲情にかられます。
彩女と愛し合いながらも、どこか虚しさを感じてしまう北は、死を意識せずにはいられないのでした。
明日が北の誕生日だと知った彩女は、自分も同じ日が誕生日だと言い
「お祝いをしましょう」
と誘います。
そうしてやってきた会津若松。
2人は居酒屋 ゑびす亭 でご当地グルメ
- こづゆ
- にしん山椒付け
- 馬刺し
- 鯉のうま煮
を堪能します。
ガイドブックを見て、次の目的地は山形の銀山温泉に決めます。
日本酒が飲めない北に、口移しで日本酒を流し込む彩女は
「一緒におぼれましょう」
と誘うのでした。
抱き合いながら
「享楽にふけることで救われるしかない」
と言った彩女でしたが、北はこの感情は享楽ではないと感じます。
眠る彩女の頭をそっと撫でる北。
こ、これはやばいです！
胸キュンいただきました。
色っぽいシーンが今回は多いですが、描き方が文学的なので美しい。
女性は胸キュンすること間違いなし💘
翌朝、チェックアウトしようとすると彩女は、ひどく具合が悪そうです。
倒れんばかりの様子ですが
「慣れているから大丈夫。どうしても銀山温泉に行かないと」
という彩女のために、ペーパードライバーの北は車を走らせます。
そして、彩女の左手には、これまでしていなかったダイヤの指輪が。
嫉妬にかられた北は
「ここで死ねば、彩女を旦那の元にかえさなくてすむ」
と車のスピードをあげて、危うく事故をおこしそうに。
寸でのところで思いとどまった北が、ドラッグストアで薬を買って出てくると、彩女が倒れてしまっていたのでした…。
ドラマ【雪女と蟹を食う】2話感想｜面白い？つまらない？
2話も面白かった～！
旅を共にすることで、2人の心の距離は縮まる一方。
恋ですよ、恋！
実際に強盗に入られて、その相手と旅に出る…なんてことはリアルではないのですが、妄想乙女は鼻血が出そうなシチュエーションではありますね。
ま、相手が重岡大毅くんだから成立するので、間違っても近所の人妻の家に押し入ったりはしないでいただきたいですが(笑)
彩女は夫の存在に恐怖を覚えており、強盗の方がまだ安心と思ってしまうほどに、追い詰められていたのでしょう。
セレブなはずなのに、普通の体験はしたことがなさそうなのは、監禁に近い生活を送っていたのかもしれません。
ゆえに、あの透明感…。
北が恋に落ちてしまうのは必然です。
- 重岡大毅くん＝29歳
- 入山法子さん＝36歳
ということで、かなりの年の差があるのですが、入山法子さんの演じる彩女が、少しずつ可愛らしくなってくるので、あり得ない感がどんどん薄まってきます。
そして、北も北で、あのダサいご当地Tシャツ「関東栃木レモンTシャツ」を着てうろうろしちゃいますからね。
あのTシャツを選んだ時の2人は、完全に恋人同士でした。
(*´Д`)ﾊｧﾊｧしすぎてしまい、すいません。
原作の漫画もフルで読んでみたくなっちゃったなぁ…。
ドラマ【雪女と蟹を食う】2話 主要ロケ地
リンクをクリックすると、Googleマップで場所を確認可能です。
日光のホテルのロケ地
レモンTシャツを買ったお土産屋さんのロケ地
2人がご当地グルメを楽しんだ居酒屋のロケ地
会津若松のホテルのロケ地
ドラマ【雪女と蟹を食う】1話ネタバレ感想
ドラマ【雪女と蟹を食う】1話「死にたい男と雪女」あらすじネタバレ
寂れたアパートの一室…ある男が涙を流しながら首を吊ろうと試みています。
男の名前は北(←彩女に聞かれて考えた偽名）。
痴漢の冤罪により人生を狂わされてしまった男でした。
結局、自殺を実行に移すことは出来ず、カップ麺をすする北。
残ったお金も2万円程度と残り少ないもの。
そのお金を使い切って死のうと考えていると、テレビでぷりっぷりの花咲くカニ刺しを食べるシーンが映し出されます。
「人生最後の日は北海道で蟹を食べる」
と決意した北は、図書館に行き北海道について検索。
そこでお金持ちそうな人妻・雪枝彩女（入山法子）を見かけ、自宅まで後をつけていきます。
自宅へ押し入り、彼女のしていたダイヤの指輪を渡せと要求した北に、彩女は正座をして謝り「指輪は渡せません」と丁寧に断ります。
しかし、それ以外の事は何でも言う事を聞くという彩女に、北はお金を要求します。
なぜか寝室に案内された北の前で、彩女は服を脱ぎだし、呆然とする北。
自ら誘ってくる彩女に「これは罠だ」と思う北ですが「どうせ死ぬんだ」と、その流れに身を任せます。
強盗に入られたという状況の中で、美しく笑う彩女に「雪女のようだ」と北は思います。
お金が必要な理由を彩女に聞かれた北は、死のうと考えたことや、死ぬ前に蟹を食べに行こうと思った事を伝えます。
話しているうちに、涙が込み上げてきた北は、混乱してしまい、謝ってその場を立ち去ろうとします。
しかし、そんな北を引き止める彩女。
彩女は「私も蟹が食べたいです」
こうして、二人の北海道への旅がはじまりました。
とても謎めいている彩女は、本当に雪女のようです。
ここで、ジャニーズWESTが歌う主題歌「星の雨」が流れるのですが…
いい！！！
今のジャニーズWESTとは違うと、すでに評判の歌なのですが、【雪女と蟹を食う】に合わせた結果と言えますね。
お金をおろすことになった彩女が、たまたま警察官と話しているところを見た北は「チクられる」と焦って隠れますが、彩女はとくに何事もなかったように戻ってきました。
彩女の謎の行動について考察する北ですが、どうにもなめられているように思い、主導権をとろうと考えます。
しかし、結局うまくいかず、彩女に連れてこられたのはラーメン店。
2人は美味しく佐野ラーメンを堪能しました。
やがてホテルへやってきた北と彩女。
彩女は北に「なぜ死のうと思ったのか」を聞きます。
北は、痴漢の冤罪で逮捕されたあげく、恋人にも見捨てられた過去を思い出しますが「自分のとって最善の選択が死だった」としか語りません。
北が眠った後、彩女が一人、鍵付きの日記帳に記した言葉は
「雪女と蟹を食う」
北の寝顔を見ながら、彩女は謎の笑みを浮かべるのでした。
ドラマ【雪女と蟹を食う】1話感想｜面白い？つまらない？
ドラマ【雪女と蟹を食う】、いきなり主人公である北が自殺を試みるシーンからはじまり、北を演じている重岡大毅くんの演技がうますぎたため
「あぁ、これ、見続けるのがしんどくなるやつかな？」
と思ったのですが、ところどころに重岡くんらしいキャラクターも入ってきて、そこまで重くなく見ることが出来ました。
ちなみに、同じく今シーズンのドラマ「六本木クラス」は、1話の冒頭で離脱しています💦
テーマは重いけれど、途中に美味しいものを食べるシーンが入ってくるので、ほっこり感もあり。
また、セクシーなシーンがありながらも、そこまで露骨ではないため
「あとは想像力をかきたててね」
といった文学的要素アリで、なかなかに
「やるな！」
と思えるドラマに仕上がっておりました。
主導権を握るべく、彩女に迫るものの情事を完遂できず
「もう死ぬ」
と泣いている北は、かなりかわいかったです(笑)
食べるという行為は、とても本能的であるがために「性」を彷彿させるとも言われているので、【雪女と蟹を食う】は、そのあたりをうまくミックスさせた作品と言えそうです。
ただ、ドラマの途中(主題歌「星の雨」が流れたあたり）で、夕日に巨大な蟹が浮かんでいたのは、笑いの方に寄せすぎてたかな。
この記事はネタバレ記事なので、漫画の最終回について書いちゃいますが、ラストで2人はどうやら結ばれるようです。
が、途中ではまるで”太宰”のような展開を見せるとのことで、死にたいのは北だけでなく、彩女も一緒みたいですね。
強盗に入った北に平気でついてくるあたり、彩女が死を恐れていないのは察しですが、その理由は彼女の夫の役が勝村政信であることからも、なんとなく推測できそう。
文学と言えば、ひねりにひねった内容が面白いというよりは、描写の仕方の方が重要な気がするので、2話も見てみることが決定いたしました！
個人的に、美味しそうなものが出てくるドラマは大好きです♪
ドラマ【雪女と蟹を食う】1話 主要ロケ地
リンクをクリックすると、Googleマップで場所を確認可能です。
北のアパート
スタジオ47の公式サイトでは、北のアパートの間取りまでわかって、生活がリアルに感じ取れます。
彩女の自宅
佐野ラーメンを食べたラーメン店
佐野ラーメンの館なゆたは実在するラーメン屋さんで、【雪女と蟹を食う】1話の中で出てきた佐野ラーメンは740円(税込)で提供されています。
北がべた褒めしていた佐野ラーメンは、本当に美味しそうでしたね🍜
※画像は全て原権利者の著作物です
