ミステリーというなかれ8話をみました。
漫画の口コミでは「気持ち悪い」「説教臭い」「うざい」などと言われてきたミステリーというなかれですが…
今シーズンのドラマでは最高に面白いよね!
というのが、私の感想です。
ぶっちゃけ何度か泣きました( ;∀;)
「ミステリーというなかれ」というタイトル通り、トリックよりも、登場人物の内面に光を当てている作品だと理解しているので
気持ち悪いっていう人は、見抜かれた気がしてどきりとするんじゃないのぉ(¬з¬)
なんて、思ってみたり(笑)
若かりし頃、原作者である田村由美さんの漫画をよみふけった過去があるので、ひいきしているかもしれませんが…。
ところで、第8話で、久能整(菅田将暉)が子どもの頃に親しくしてもらっていたお姉さん的存在の きわさん…美吉喜和(水川あさみ)の死因が
夾竹桃を暖炉で燃やしたことによる毒によるもの
とされているとか。
夾竹桃に毒があることは、以前から知っていましたが
夾竹桃って燃やした煙を吸うだけで死んじゃうの?
という疑問が。
『間違って食べたりした時は、死に至ることもある』
という認識だったので「あんなもん、普通の人は食べないし…」と思っていました。
夾竹桃は、町なかに普通に植わっている樹木なので、”燃やす”だけで、人をあやめることが出来たら、けっこう怖いですよね。
ということで、夾竹桃について、ちょっと調べてみました。
↓ミステリーというなかれ8話のあらすじ↓
久能整(菅田将暉)は美吉喜和(水川あさみ)の墓参りに行く。
すると、そこには天達春生(鈴木浩介)がいて、かつて天達のパートナーだった喜和の命日を忘れないでいてくれたと整に礼を言う。
そんな天達は、整に高校時代の同級生とゲストを呼んで、別荘でミステリー会を開くので来て欲しいと頼む。
また、自分の講演会に風呂光聖子(伊藤沙莉)が来たことを話し、そこで風呂光から、整が警察に協力をしていることを聞いたので、ミステリー会で謎解きの腕前を披露して欲しいと言うのだ。
整が答えに困っていると、天達はただ荷物運びや食事の片付けの手伝いのアルバイトだと安心させる。
そして、ひとつだけ頼みがあるとある事を付け加えた。
約束の朝、整が待ち合わせ場所に行くと天達が車で迎えに来た。
車に乗っている風呂光を見て整は驚く。
風呂光が勉強熱心だったので誘ったと言う天達は、彼女が刑事だということは会に集まる人には教えないようにしようと二人に話した。ミステリーというなかれ公式より
ミステリーというなかれ|きわさんの死|夾竹桃(きょうちくとう)を燃やすと
夾竹桃(きょうちくとう)とはどんな植物?
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インスタから夾竹桃の画像をお借りしてきました。
夾竹桃は町なかに普通に植わっていると書きましたが、燃えにくい性質のため、街路樹として採用されることが多い植物です。
しかし、この夾竹桃、あらゆる部分に毒性があります。
しかも、植えてあった土壌まで毒で汚染するという、見た目とは裏腹に危険な植物。
ピンク色の美しい花なので、子どもがつんで、おままごとにでもつかいそうですよね。
子どもの頃、つつじの花の蜜とか吸っていた私などは、危なかったかもしれません。
が、大人であれば、水仙の葉っぱをニラと間違えて、大量に摘んで食したりするというような食べ方はしない植物ではあります。
世の中には、実は毒がある植物などたくさん、そこら中に生えていますから、気にも留めていなかったのですが…
いくら燃えにくいとはいえ、燃えた時に人を死に至らしめる程の毒性のあるものを、なぜ街路樹に植えるのか!
ミステリーというなかれを見て、思ってしまったわけです。
それとも、毒性があるとは言っても、人間が死んでしまうほどではないのでしょうか?
キョウチクトウ(夾竹桃、学名:Nerium oleander var. indicum)は、キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木もしくは常緑小高木。
和名は、葉がタケに似ていること、花がモモに似ていることから。
強力な毒成分(強心配糖体のオレアンドリンなど)が含まれ、キョウチクトウを燃やして出た煙にも残る
ウィキペディアより
大体の事はわかるウィキペディアによると「夾竹桃を燃やした煙にも強力な毒成分が残る」と書かれていました。
「残る」って、微妙な表現ですね。
多少、具合が悪くなるくらいであれば、きわさんもストーカーも死ぬことはなかったでしょう。
夾竹桃を燃やしたことが原因で、人が亡くなったことがあるのか?気になります!
夾竹桃(きょうちくとう)を燃やすと…きわさんの死因となりえる?
夾竹桃の中毒の事例を見てみると
- 夾竹桃をお箸につかったことによる中毒
- フランスで夾竹桃の枝を串焼きに使って、死亡
- 千葉の農場で牛の飼料に夾竹桃が混ざり、牛が中毒を起こし死亡
- 香川県の小学校の校庭に植えられていた夾竹桃の葉を、2年生が食べて中毒をおこし入院
となっており、死亡したのは、煙によるものではなく、やはり毒を口にしてしまっています。
また、夾竹桃の煙による殺人事件も、今のところ起きていないようです。
よって、きわさんの死因は、夾竹桃の煙ではないのでは?と勝手に推理しています。
ディズニーランドにも夾竹桃が植えられています
ちなみにですが、黄色い花の夾竹桃(キバナキョウチクトウ)はディズニーランドにも植えられており、その毒性については、特に記載されていません。
どこにでも火事の危険はあるわけですから、燃えた時に被害がいっそうひどくなるような植物をディズニーランドが植えているとは思えず…。
そもそも、生の木は燃えにくいので、やはりきわさんが亡くなった原因は別にあるのではないかな?という気がしてなりません。
ドラマでは暖炉の火の中に、青々とした夾竹桃が放り込まれていましたよね。
乾燥させた夾竹桃で毒殺と言うならば、あえて夾竹桃を使う理由がわからない。
夾竹桃の毒が検死で判明しないとかならともかく…。
ミステリーというなかれと言われても、やはり推理しちゃいますね!
私は、天達先生が怪しいなと思ってます(笑)
当たるかな?⇒冤罪だったもようw
最終回が楽しみです!
子どもの頃好きだったミステリーというなかれの原作者、田村由美さんの作品はこちら↓