色々と興味深いことが多いミステリーというなかれですが、その特徴の一つに
登場人物の名前がひどく変わっている
という事があるかと思います。
最も気になったのが、刑事の「ふろみつさん」
ふろみつさん役の伊藤沙莉ちゃん…女王の教室で志田未来ちゃんの同級生の役をやっていた頃から、地味に輝いていたと思ったら、最近ドラマにいっぱい出てきて「ずいぶんと大きくなったねぇ」と注目しているのですが…
そんな思い出話はさておき、伊藤沙莉ちゃんをみているうちに
ふろみつってどんな字を書くんだろう？？
からの、はたして日本に「ふろみつさん」はいるのか？という疑問が、ふつふつと湧いてきました。
そこで、ミステリーというなかれの登場人物の名前に注目。
日本にそういう名前(苗字）の方がいるのかを、調べてみましたよ。
マイナビニュースによると
と発表されていることを、頭の隅において読んでみて下さいね。
最終回目前になって、連続〇人の犯人が名前によって被害者を選んでいることがわかりましたね！
ミステリーというなかれ｜珍しい名前の登場人物
久能整（役：菅田将暉）
まずは主人公の久能整（くのうととのう）から。
苗字由来ネットによると、久能という苗字は
【全国人数】 およそ1,300人
となっています。
※以下、全国順位と人数は苗字由来ネットのデータを使わせていただきます
最下位の7,000位は「名島(なじま)」さんと同じ人数じゃないか～い(笑)
今まで「久能さん」には出会った事はありませんが、小説の登場人物や作家さんなど、聞いたことはある苗字ではありますね。
静岡には、徳川家康を祀っている久能山東照宮もあり、そこまで珍しい苗字とは感じられません。
実際、久能という苗字のルーツも静岡県である駿河国安倍郡久能だとか。
それよりなにより、名前がすごい。
整理整頓の”整”と書いて”ととのう”と読ませるとは！
キラキラネームというほど輝いているわけではありませんが、ちょっとでも道を外れることができないイメージがついてしまうので、子どもにつけると少しかわいそうな気がしてしまう名前です。
実は名前と言うのは、かなり強力な呪いとも言われていますからね（←これって実感しませんか？）
かの有名なひろゆきさんは
読めない名前を子供につけるデメリットを知ることで、読めない名前や変な名前を子供に付けるのを避ける大人が増えるのを期待してます。
変な名前の子供が可哀想なのであれば、そういう子供が増えないようにした方がいいです。 https://t.co/unzboXQvmA
— ひろゆき, Hiroyuki Nishimura (@hirox246) March 17, 2021
こんなこともおっしゃっています。
この発言は軽く炎上しましたが、名前について今でも文句を言われる親の1人である私は「う～む、ちょっと考えるところがあるぞ」と思ったりしました。
ミステリーというなかれの久能整も、なにやら重い過去を背負っていそうなので、その名にどんな由来があるのか気になるところです。
ミステリーというなかれの、あるいは菅田将暉くんのファンだからと言って、これから生まれてくる赤ちゃんに”整”と名付けることにたいしては、慎重になった方が良いかもしれませんね。
風呂光聖子（役：伊藤沙莉）
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そして、準主役と言っても良い風呂光聖子（伊藤沙莉）
【全国人数】 およそ40人
田村由美さんが思いついてつけた苗字かと思ったら、少ないとはいえ風呂光さんは実在しました！
たったの40人ですが、風呂光(ふろみつ）という苗字の方は日本にいらっしゃることが判明。
マイナビの発表した最下位を下回りました（まさかもう滅びてしまった？？）
苗字由来ネットには
広島県西部である安芸発祥ともいわれるが、伝統的な名字である。
と書かれていました。
特に賀茂郡黒瀬町乃美尾に集中してみられるそうなので、Googleマップで調べてみると
超ピンポイントです！
忍者のようにひっそり暮らしている姿さえ思い浮かんでしまいます（あくまでイメージです）
広島出身の友だちに「風呂光さん」って苗字を聞いたことがあるか聞いてみよう。
それにしても、こんな珍しい苗字だと、何をやっても誰だか特定されてしまいますね（←これも呪いと言えます）
そういえば、この記事を書いていて知ったのですが、伊藤沙莉ちゃんも、名前の読み方はちょっとめずらしく”さいり”だそう。
注目していた割りに”さり”だと思っていた私はにわかです(笑)
犬堂我路（役：永山瑛太）
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キラキラネームどころか、ギラギラネームな犬堂我路（いぬどうがろ）
ど金髪で強烈な個性を放っていたので、バスの中にいた姿をみたときは「お前、絶対なんかあるわ」と、めちゃくちゃチェックしていたのに、演じているのが瑛太だとは気が付きませんでした。
さて、犬堂性ですが
【全国人数】 およそ10人
風呂光さんより、人数は少なく、たったの10人しかおりません。
しかも我路とかいて”ガロ”とは…どこの国の人だよ！当て字かよ！という感じですね。
田村由美さんのネーミングセンスが、ぶっ飛んでいます。
そういえば私の大好きだった「神話になった午後」の主人公も濃子（のうこ）でした（信長に関連する漫画だったのですよ）
これね↓
犬堂とかいて”いぬどう”と読む他に”いんどう”と読ませることもあるようですが、由来については記載なし。
同様に、”いぬどう””いんどう”と読ませる苗字に犬童がありますが、こちらはそれほど珍しくなく、【全国順位】 4,640位【全国人数】 およそ2,400人になっています。
ここでふと気が付いたのですが、ミステリーというなかれの登場人物で犬堂性は
- 犬堂ガロ（久保田悠来）
- 犬堂オトヤ（阿部亮平）
- 犬堂愛珠（白石麻衣）
あと3人出てきています。
それぞれの両親2人ずつ+おじいちゃん、おばあちゃんをいれると、この時点で全国制覇できました。
犬堂愛珠さんはもう亡くなっているので、なんとかお嫁さんをもらわないと、滅亡寸前と言えます。
天達春生（役：鈴木浩介）
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久能整の心理学の先生である天達春生（あまたつはるお）も、実はかなりめずらしい苗字です。
【全国人数】 およそ310人
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気象予報士の『あまたつさん（天達 武史）』の名が知られているので、珍しい気がしなくなっているかもしれませんが、全国に310人しかおりません。
鹿児島県である薩摩国薩摩郡天辰村がルーツとされ、鹿児島県や宮崎県に多いそうですが、天達 武史さんは 神奈川県 横須賀市の出身です。
これは勝手な予想ですが、水川あさみさん演じるきわさん（美吉喜和）の事件の犯人は天達先生ではないかと思っています。
天達なんて苗字をもっていて、雑魚キャラなんてありえない！
↑
違ってたみたいｗ天達先生ごめん！
煙草森誠（役：森下能幸）
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バスの運転手という役柄でありながら、異様な輝きを発していた煙草森誠（森下能幸）
森下能幸さんが、普通の人の役を演じるわけないと思っていたら、案の定でした(笑)
森下能幸を見ると、ゲゲゲの鬼太郎のねずみ男しか思い浮かばない、失礼な私です。
さて、煙草森という苗字ですが
【全国人数】 およそ20人
と、犬堂並みに珍しい苗字です。
富山県である越中発祥ともいわれるが、伝統的な名字である。近年、富山県高岡市五福町などにみられる。
とのことで、こちらも伝統的な苗字だとか（ほんとかい）
富山県高岡市五福町って…これもまためちゃくちゃ限定されたエリアですね。
猫田十朱（役：松本若菜）
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伊藤沙莉ちゃんが応援要請に向かった横浜の港中央署の女性刑事である猫田十朱（ねこたとあけ）。
演じているのは美人過ぎる松本若菜さん…38歳には見えない！
単独行動した結果、あっけなく登場した回で、北村匠海くん演じる十斗（ジュート）にさされちゃいましたが、ターゲットにされた理由が名前にありました。
ぶっちゃけ、十の文字が名前に入っている人なんて五万といるのですが、猫田十朱さんの場合はやたらと数が多かった！
で、その猫田さんですが
【全国人数】 およそ270人
という結果に。
まぁ、少ないには少ないですが、どっかで聞いたことある苗字だと思ったら
という、猫の顔をした男子の登場するかわいい漫画が存在しておりました。
私も色んな意味で猫田が気になります。
羽喰玄斗（役：千原ジュニア）
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ラストは羽喰玄斗（千原ジュニア）
羽喰（はぐい）なんて苗字はさすがにいないのでは？と思いましたが…
【全国人数】 およそ80人
80人おりました（80人で、ちょっと多い気がしてしまう異常さ）
シリアルキラーの役、千原ジュニアにぴったりですね。
その他にも
- 橘高勝（きつたか まさる）…佐々木蔵之介
- 青砥成昭（あおと・なりあき）…筒井道隆
など、個性的で、読み方わからん！といった名前の登場人物が満載のミステリーというなかれ。
ミステリーとは全く別の角度から、記事を書いてみましたが、書いていて実に面白かったです。
「ミステリーというなかれ」といいつつ、Amazonでの口コミでは
見事な本格物ですよ。
と絶賛している方もいます。
説教臭いとか、気持ち悪いという方もいるんですけどね。
私は個人的にアニメ化も希望しております。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました＾＾
