高尾山の麓にある和菓子屋さん有喜堂で大杉まんじゅうを買ってきました。
買ったのは、こちらの記事を書いた時の帰りになります。
有喜堂は【八王子の老舗和菓子屋さん5選】の老舗度NO2だった和菓子屋さん。
高尾山ご用達のお店なのですが、店名も薬王院有喜寺に由来しているそうで、由緒正しさを感じます。
ですから、有喜堂で有名なのは「高尾まんじゅう」や「高尾せんべい」など高尾の名前のついた和菓子になっております。
でも、はちこはぜひ、大杉まんじゅうにも注目していただきたい。
大杉まんじゅうは全国菓子大博覧会で労働大臣賞を受賞した銘菓なんです。
Twitterでも、そんなに話題にのぼらないのですが、火祭りの後に絶対買うという方もいる和菓子。
個人的にもおすすめしたい和菓子なので、気合をいれてレビューしていきたいと思います。
有喜堂本店はこんな和菓子屋さんです
まずは有喜堂のご紹介をいたします。
今回”大杉まんじゅう”を購入したのは、有喜堂本店 工場店になります。
場所はここです↓
表参道をさらに登ったところにも、カフェやお茶屋さんのように見える”有喜堂”も見かけたので、関係を聞いたら姉妹店とのこと。
そちらは[和菓子屋さんの甘味処]として経営しているそうです。
20号(甲州街道)沿いには、明治2年の建物が老舗感たっぷりの有喜堂本店もあります。
※グーグルマップの表示がおかしくなったらリロードしてください
高尾駅から高尾山口へ向かう途中には、支店もありますよ( 有喜堂支店の記事)
高尾山ご用達だけあって有喜堂は、八王子の中でも「高尾密着型」の和菓子屋さんです。
一緒に高尾山に登った友だちの旦那さんは、こちらの支店へ1人でお買い物に行くほどのお気に入りだそう。
いちごみるく大福など、フルーツ系の和菓子もある教えてもらいました(支店の記事で購入しています)
さて、有喜堂本店 工場店で、わくわくしながらショーケース内の和菓子を眺めていたはちこ達。
とても感じの良い店員さんが、お茶碗に入れた温かいお茶を振舞ってくださいました。
登山後の乾いたのどにしみわたり、とても嬉しいおもてなしでした。
大杉まんじゅう”ってどんな和菓子なの?
前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ大杉まんじゅうのことを書いていきたいと思います。
高尾山の杉の木がモチーフになった和菓子
高尾山には”たこ杉”や”天狗の腰掛杉”と言った霊木もあり、杉がとっても有名です。
大杉まんじゅうは、その杉の木をモチーフにしたおまんじゅうになります。
おまんじゅう=丸い というイメージがありますが、杉の形って、面白いですよね。
手土産に持って行ったら、珍しさで、話も盛り上がりそうです。
大杉まんじゅうを少しだけ安く買う方法とは?
さて、その大杉まんじゅうですが、店頭では2本入り(700円)からの箱入りで売っています。
が、老舗和菓子店の記事を書いた時にこんな口コミを見たことを思い出しました。
ちょっと見た目も個性的な「大杉まんじゅう」を購入しました。
メニューの写真では化粧箱入りの3本セットになっていますが、1本から購入できます。
1本だと化粧箱に入らないせいか、2本買ったときに50円お得です。
なかなか重量感もあり、これで1本300円ならかなりお得な気がします。
引用:食べログ
『捨てちゃう箱にお金はかけたくない』
というわけで、お店の方に聞いてみました。
1本でも買えますか?
答えはもちろんYESです。
「折れやすいから、基本は箱入りだけど、自宅用ならバラでもいいわよね」
と言って、気持ちよくバラ売りしてくれましたよ。
レシートが見つからなかった(もらってないかな?)ので、はっきりした金額忘れちゃったのですが、320円だったと記憶しています。
安くなる理由はやはり箱代がかからないからだそうですよ。
※理由をちゃんと聞いてるので安くなることは間違いありません
家に帰って、包装紙をあけてみたところ、折れることなくお持ち帰り出来てました。
大杉まんじゅうは小倉と黄身あんの2種類
大杉まんじゅうを1本だけ買う場合、小倉と黄身あんのどちらかを選びます。
有喜堂本店のサイトには”黄身あんです”って書いてありましたが、小倉もありました。
どちらにするか聞かれたので、はちこは、大好きな黄身あんを購入することに。
確かめたわけではないですが『2種類買うけれど、箱はいらない』と言うのも出来そう。
また行くことがあったら聞いてみようと思います。
どなたかやったことある方いたら問い合わせから教えてくれると助かります。
大杉まんじゅう(黄身あん)の原材料と賞味期限
大杉まんじゅうの原材料
砂糖・小豆・白あん(手亡まめ)・小麦粉・卵・クルミ・還元水飴・ハチミツ・バター・水飴・膨張剤・みりん
大杉まんじゅうの賞味期限は?長くもたせる方法とは?
大杉まんじゅうの賞味期限は当日含めて5日間でした。
(登山したのは5月17日で、賞味期限は21日の印刷になってます)
密閉したビニールの袋に入ってるから、割と日持ちしますね。
これなら手土産にしても、当日に食べなくていいから安心だし、便利です。
それから、お店の方が
「冷やしても美味しいですよ。それに賞味期限も伸びます」
と教えてくれました。
おまんじゅうは冷やすと固くなるイメージですが、大杉まんじゅうは冷蔵保存可能なんですね。
これは、役立つ情報です。
特に聞かなくても、お客さんのことを考えて商品のことを教えてくれる親切さも嬉しく思いました。
それではいよいよお味のレビューになります。
大杉まんじゅう(黄身あん)のお味をレビュー
好き嫌いの多い息子ちゃんに、まずは一口あげてみます。
もぐもぐ…これはうまいなぁ!
良かった!
小倉もあると知ったら「なぜそっちを買わなかった?」と言われそうですが、内緒です。
それでは、はちこもいただいてみます。
ん~!やっぱり美味しいー!
栗まんじゅうによくある、しっかり目の皮ですが、すごくしっとりしています。
黄身あん部分は、クルミの入ってるので、ただのあんこより、香ばしさ良いです。
月餅みたいな感じですね。
せっかくなので一口分だけ冷蔵庫で冷やして食べてみました。
夏だったら、冷やすのおすすめ!
皮も全然かたくなっていません。
冷凍→半解凍して食べるのも美味しいと思いますね。
大杉まんじゅうには、バターが入ってるので、洋菓子寄りの風味もあるかな?とも思いましたが、しっかり和菓子です。
老舗の味を守りつつ、いろいろと楽しい工夫のある大杉まんじゅうでした。
切り分けて、みんなで食べるもよし。
一本丸ごとかじるもよし。
おすすめの和菓子です!
後記
実は今
「あ、高尾まんじゅうも買ってくれば良かった」
と思ったりしています(笑)
やっとこ下山してきてヘロヘロ→栄茶屋でお蕎麦→満腹→もう眠い💤
こんな状態だったので、頭も回らず
「わ~い、大杉まんじゅうだぁ♡」
としか考えられませんでした。
後日、友だちとラインしてると、ふたたび支店の話に。
あんず大福…これもまた美味しそうな…。
有喜堂工場店には、そんなには種類がなかったので、支店にもいつか絶対行ってみたいです。
( 有喜堂支店の記事も見てみる)
それでは、ごちそうさまでした!
★★★
後日、記事を読んだ友だちがあんず大福を持ってきてくれました。
高尾山にある栄茶屋の記事も良かったら読んでくださいね。
【有喜堂本店 工場店】基本情報
住所 | 東京都八王子市高尾町2302 |
電話 | 042-661-0048 |
営業時間 | 9:00~17:30 |
定休日 | なし |
公式 | 八王子show店街 有喜堂本店 |