2年ちかく気になっていた相模原市の和菓子屋さん【志美津屋】へ行ってきました!
【志美津屋】さんはあんこが美味しいのよ~!
私、和菓子は【志美津屋】さんでしか買わないのよね!
え?けっこう遠くないですか?!
そんな会話が繰り広げられたのが、かれこれ1年以上前。
その前から【志美津屋】さんの事は知っていたので、ず~っと行きたいと思っていたのですが、いつもいつもオーケーストアからの帰り道に大荷物を抱えていたもんで、やっと行くことができました。
相模原の【志美津屋】さんはどんな和菓子屋さん?駐車場はある?
今回記事を書くにあたって初めて知ったのですが、【志美津屋】は相模原お店大賞の大賞受賞店でした。
私が以前住んでいた八王子にもお店大賞があったのですが、相模原お店大賞もシステムは同じで、ざっくり言えば市民の投票によって選ばれる人気店でした。
相模原に引っ越してきたけれど、どこのお店が美味しい?
なんて迷った時は、ぜひ相模原お店大賞受賞店をチェックしてみてください。
さて、そんな【志美津屋】ですが、実際の口コミはどうでしょう?
Googleの口コミを見ると78件の投稿があり、★4.3と高評価。
「酒まんじゅうがおいしい!」
「酒まんじゅうを買いに来ました」
「酒まんじゅうのコスパがすごい」
などなど…どんだけ相模原市民は酒まんじゅうが好きなんだよ?
というくらい、酒まんじゅうの口コミばかりが投稿されています(笑)
調べてみたところ、志美津屋の酒まんじゅうは、2019年9月14日(土)に放送されたアド街で、峰竜太さんが「ベストの酒饅頭」と言った過去もありました。
【志美津屋】の場所はこちら↓
TEL:042-773-3606
FAX:042-775-3925
営業時間:8:00~19:00
定休日:水曜日
【志美津屋】があるのは、JR横浜線橋本駅から徒歩で10分ほどの場所。
すぐ裏手には、私が氏神様だと思っている大鷲神社があります。
こじんまりとした和テイストの【志美津屋】ですが、後ろにはモダンなご自宅がくっついているという、不思議な建物です。
駐車場はお店の横に3台用意されているので、車で来店しても大丈夫です。
まず、満車になることはないと思いますが、最悪、大鷲神社にお賽銭を納めて停めさせてもらうことも出来なくはありません(ただ、ぐる~っと回らないと停められないので、おすすめではないかな)
【志美津屋】和菓子、勝手にメニュー作成紹介
「志美津屋+メニュー」で検索している方がいるので、勝手にお店にあった商品をメニュー化して紹介します。
- ふ菓子 400円
- 和風あんみつ 450円
- さがみの桑茶「とうとるん」 20本入 ¥1280
- 昔菓子 380円~540円
- ねぎみそ 一枚 90円
- 手焼き煎餅 1枚 140円
- チョコレートサンドクッキー 200円
- 珈琲くず餅 240円
- くず餅 240円
- パイナップルゼリー 240円
- レモンゼリー 240円
- 白桃ゼリー 240円
- 甘夏ゼリー 240円
- あんロール 650円
- 浪漫坂 1300円
- ピッコロゼリー 750円
- ロシアケーキ 1750円
- 栗どら焼6個入り 1320円
- 風のしらべ 1300円
- 最中5個入り1050円
- メトロポリス
- うたけ庵 2000円
- 涼くらべ 1750円
- 都菓集 2300円
- 酒粕プリン(冷凍) 280円
- あんず餅 150円
- みたらし団子 1パック 100円
今回は残念ながら売り切れてしまっていましたが、栗蒸し羊羹(300円)も人気商品。
お店大賞受賞店のタテが飾ってありますね。
【志美津屋】は歌人 俵万智に歌を詠まれていた!!
【志美津屋】から、徒歩で10分ほど行ったところに、神奈川県立橋本高校があるのですが、そこは歌人の俵万智さんが、かつて高校教師をしていた学校。
サラダ記念日がベストセラーになった時は「うわ~!知っている学校の先生がベストセラーを出した~!」と、思ったものです。
「この味がいいね」と君が言ったから 七月六日は サラダ記念日
が俵万智さんの歌で最も有名かと思いますが、なんと【志美津屋】のことも歌にしていました。
「酒まんじゅうのみを 並べる店の前 朝ごと通る のちのやすらぎ 俵万智」
橋本駅から橋本高校に行くには、たしかに【志美津屋】の前を通ります。
【志美津屋】では、35年くらい前、酒まんじゅうだけが並んでいたんですね~。
「のちのやすらぎ」と書いてあるところをみると、俵万智さんは朝買って、お昼ごろに酒まんじゅうを食べたんでしょうか。
想像するとほっこりいたします。
近所にある旭小学校の子どもたちからのメッセージも飾られており、さらにほっこりいたしました。
【口コミ】相模原の老舗和菓子屋【志美津屋】酒まんじゅう食べてみた!
今回、【志美津屋】で買ってみたのは
- 酒まんじゅう 130円
- わらび餅 400円
- 栗どら焼き 170円
- やすらぎ最中 170円
の4つです。
【志美津屋】では、酒まんじゅうをはじめとする、自家製の和菓子だけでなく、仕入れている和菓子もあります。
今回は、せっかくなので、【志美津屋】オリジナルの和菓子のみをピックアップして買ってみました。
こちらが、話題の酒まんじゅうです。
八王子にいた頃、和菓子屋めぐりをしていたことがあったのですが、酒まんじゅうって和菓子屋さんによって、けっこう個性が出るんですよね。
半分に割ってみると、生地がもっちもちなのが伝わってきます。
中は粒あんでした。
うわ~、これは人気になるのがわかる!
口コミに「皮が多めで、その皮がいい意味で味が薄い」
と書かれていたのですが、その意味がわかりました!
先ほど書いたように、酒まんじゅうは個性がでるのですが、一番好みがわかれるのは「皮」だと思うんです。
もちろんあんこの美味しさも大切なのですが、
皮に残るアルコール臭の強さ
皮がモチモチ系なのか?フワフワ系なのか?
などで、味が全く変わってきます。
例えば、八王子の酒の子の酒まんじゅうなどは、めちゃくちゃ個性的でした。
【志美津屋】の酒まんじゅうは、そこまで個性的ではありませんが、自家製あんこの美味しさを最大限に生かすようなレシピで、皮を作っている感じがします。
とは言え、もっとも特徴を感じたのが、皮のモチモチ度の高さ。
素手でさわると、手に吸い付くような感覚です。
おそらくですが、原材料に「米飯」をいれることにより、パサつきをおさえる効果が出ているんじゃないかなと思います。
最近では、具がない肉まん「すまん」などが人気となっていますが、【志美津屋】の酒まんじゅうの皮だけを売っても、買う人がいそうな気がします。
小麦粉、小豆、砂糖、米麹、米飯、酒粕、膨張剤、食塩
ほんのりと塩気のあるあんことの相性もバッチリ👌
その日のうちに食べきれなかったら、オーブンで焼きなおすと、また違った美味しさが楽しめるそうですが、我が家では残ることはなさそうです(笑)
【口コミ】志美津屋のわらび餅
次は、次男くんの大好物「わらび餅」です。
【志美津屋】のわらび餅についている黒みつは、透明感があり、サラリとしたタイプのよう。
裏を見ても、製造元などの情報がありません。
そこで、原材料をチェックしてみると…
小豆(国産)、水飴、わらび粉、きな粉、砂糖
原材料の1番が「小豆」であることから、この黒みつも【志美津屋】の自家製であると思われます。
自家製あんこを使う和菓子屋さんは多いですが、自家製の黒みつをいただくのは、はじめて。
とろ~りと黒みつをかけて、いただきます!
お箸ではさんでみると、これまたもっちもち。
しかし!口の中に入れたら、私の知っているわらび餅とは全然違う口当たりでした!
口の中でとろけます。
勝手に「とろけるわらび餅」と命名したいと思います。
それと、超おいしいと感動したのが、きめ細やかさが半端ないきな粉。
きな粉って、どれも同じ味じゃないんだなぁとしみじみ。
まったく雑味がないきな粉の美味しさに、スプーンを持ち出して来て、すくって完食しちゃいました。
【口コミ】志美津屋の栗どら焼き
志美津屋の酒まんじゅうとわらび餅、めちゃくちゃ美味しくておすすめなのですが、賞味期限が短いという弱点があります。
志美津屋の自家製商品の中で、賞味期限が長いものを紹介してもらったところ
- どら焼き
- 最中
の2種類でした。
私が来店したのは、9月22日なのですが、賞味期限が10月2日なので、そんなに慌てて食べなくてもよいくらいの期間はありますね。
小豆(国産)、砂糖、小麦粉、卵、栗、蜂蜜、味醂
しっかりとパッケージされているので、手土産にもおすすめですよ。
ぺらりと、どら焼きの皮をめくってみると、大きめにカットされた栗と、細かい栗とが、あんこ全体に散りばめられていました。
皮は密度が高く、どっしり系で、次男くんは「パンケーキっぽいね」と言っていました。
栗がこれだけ入っていて、1個170円のどら焼きは安い気がしますよ!
【口コミ】志美津屋のやすらぎ最中
そして、賞味期限が長めのもう1種類「やすらぎ最中」
私、子どもの頃から最中が好きなのよ~
という、おばあちゃんのためもあって購入しました。
小豆(国産)、砂糖、水飴、寒天、餅米(皮種)(国産)
最近では、皮のパリパリ感を味わうために、あとからあんこを挟む系の最中も増えていますが、【志美津屋】のやすらぎ最中は、すでにあんこが挟んであるオーソドックスなタイプです。
割ってみたところ、皮がかなり薄い!
パリパリではなく、柔らかいタイプの皮になります。
上品な甘さのあんこと、香ばしい皮の味わいがたまらん~。
実は私にとっても最中は”好きな和菓子ランキング”上位にはいってるんです。
「やすらぎ」と言う言葉がふさわしく、優しいお味のする最中でした。
日本茶が欲しい🍵
【口コミ】相模原の老舗和菓子屋【志美津屋】まとめ
いつ前を通っても、ポツポツとお客さんを見かける【志美津屋】さんでしたが、この日は小さなお店の中がいっぱいになるほどの状態に。
はしもとハロウィンフェステイバルの初日だったそうで、専用バッグを買うのと同時に、和菓子を買う方が続出したようです。
酒まんじゅうが最も人気の志美津屋ですが、公式サイトでおすすめ和菓子にあげているのは、1枚流しの水ようかんです。
季節限定の栗蒸し羊羹も売り切れていましたし、次に来店する時は、ぜひ羊羹系を試してみたいと思います。
それでは、ごちそうさまでした!