あまりにも包丁が切れなくなってしまったので、包丁研ぎ器を買ったら
なにこれ!
想像以上に切れるようになった!
もっと早く買えば良かったよ!
と、いたく感動したので、口コミ記事を書くことにしました。
これまで私は、京セラの包丁研ぎ器や100均のものなど4種類の包丁研ぎ器を試したことがありますが、今回ほど感動したことはありません。
この記事では、
- 『関孫六 ダイヤモンド&セラミックシャープナー 貝印』を選んだ理由
- 初心者の研ぎ器の選び方|簡易包丁研ぎがおすすめな理由
- 『関孫六 ダイヤモンド&セラミックシャープナー 貝印』をつかった包丁の研ぎ方
- 『関孫六 ダイヤモンド&セラミックシャープナー 貝印』の口コミ(使用レビュー)
- 『関孫六 ダイヤモンド&セラミックシャープナー 貝印』使用前と使用後の野菜の切り口を比較
などがわかります。
ちゃんとした包丁研ぎってめんどうだけど、簡易包丁研ぎ器ってちゃんと切れるようになるのかしら?
ダイソーとかで買った事あるけど、全く切れるようにならなかったのよね。
1人暮らしをはじめて自炊をしているんだけど、包丁が切れなくなってきたなぁ。
でも包丁なんて研いだことがないし、砥石を使うのは難しそう…。
といった方はぜひ参考にしてみてください。
『関孫六 ダイヤモンド&セラミックシャープナー 貝印』を選んだ理由とは?
今回、さんざん迷って購入を決めたのは『関孫六 ダイヤモンド&セラミックシャープナー(貝印)』という包丁研ぎ器になります。
amazonでは9733件の口コミ投稿があり、★4.3の高評価を得ている包丁研ぎになります。
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実は、以前にも同じような包丁研ぎ器を使っていたのですが、あまり切れ味が良くならず、一度プロの方に研いでもらったら、嘘みたいに切れるように。
以来、2年以上、研がないまま包丁を使い続けていました。
しかし、さすがに2年も放置すると、玉ねぎを切れば、すぐに号泣してしまうし、大根などの大きな野菜は切る時に「ゴリゴリ」と繊維をつぶして切っている状態なのがわかります。
そんな時に、YouTubeで人気の料理研究家リュウジさんが、貝印の『Qシャープナー』で包丁を研いでいるのを目にしました。
調べてみるとリュウジさんは、『Qシャープナー』でしか包丁を研いでいないとのこと。
『Qシャープナー』は、従来の簡易包丁研ぎと違い、2種類の砥石が使われているという特徴があります。
『Qシャープナー』の評判はすごく良いのですが「リュウジさんが案件(頼まれて広告すること)で扱った可能性もある?」と思い、もっと良い包丁研ぎはないか調べてみたところ、
砥石が3種類なのに、お値段があまり変わらず、同じ貝印の包丁研ぎ見つけた👀
それが、『関孫六 ダイヤモンド&セラミックシャープナー(貝印)』でした。
ちなみにリュウジさんは、関孫六シリーズの包丁を使っていますし、高橋真麻さんもテレビやブログで関孫六の包丁を紹介しています。
初心者の研ぎ器の選び方|簡易包丁研ぎがおすすめな理由
今回購入した『関孫六 ダイヤモンド&セラミックシャープナー(貝印)』は簡易包丁研ぎというものになります。
包丁研ぎには
- 「手動式シャープナー」
- 「電動式シャープナー」
- 「砥石」
- 「研ぎ棒」
の4種類があり、『関孫六 ダイヤモンド&セラミックシャープナー(貝印)』は手動式シャープナーになります。
私は2番目の電動式シャープナー以外は使った事があるのですが、3番と4番は初心者にはおすすめできません。
砥石は、包丁以外のものも研げますが、角度のつけかたを間違えて研ぐと、刃物はよけいに切れなくなります。
また、砥石そのものも、削ったりするメンテナンスが必要なので、初心者には面倒すぎてくじける原因に。
また研ぎ棒は、包丁の上を滑らせて研ぐのですが、こちらも適切な角度をつけるのが難しいです。
また、棒だけに、うっかり折ってしまうこともあり、保管にも多少気を使います。
以上の事から、初心者には簡易包丁研ぎである、「手動式シャープナー」か「電動式シャープナー」がおすすめです。
『関孫六 ダイヤモンド&セラミックシャープナー(貝印)』使用前の状態を紹介
こちらが私が30年近く愛用しているステンレスの包丁になります。
包丁というか、ペティナイフに近いですね。
よくみたら「KAI」の刻印があるので、包丁も貝印のものだと、今気がつきました。
研ぐ前の状態を撮影し、拡大してみたところ、全体的に刃こぼれがあるのがわかります。
冷蔵庫にあった、大根・人参・長ネギ・玉ねぎを切ってみます。
大根は頑張って薄く切ろうとしても、1~2ミリくらいの厚さになってしまいます。
お味噌汁の具材にするには問題ないのですが、サラダには歯ごたえがありすぎて、美味しくありません。
長ネギは、切った時に外側の硬い部分が、最後まで切り落とせず、残ってしまいます。
↑こんな感じに。
人参も大根と同様、そこまで薄く切ることは出来ないですね。
一番ストレスを感じるのが、玉ねぎです。
切れない包丁で玉ねぎを切ると、催涙性物質 硫化アリルが飛び散るので、たちまち涙目になります😢
よくある裏技
- 茶碗や湯飲みの裏で研ぐ
- アルミホイルで研ぐ
はやってみましたが、まったく切れ味は良くなりませんでした。
『関孫六 ダイヤモンド&セラミックシャープナー(貝印)』包丁の研ぎ方(包丁研ぎの選び方)
では、『関孫六 ダイヤモンド&セラミックシャープナー(貝印)』を使って、包丁を研いでいきます。
多くの砥石が、ダイヤモンドかセラミックどちらかを使用していますが、『関孫六 ダイヤモンド&セラミックシャープナー(貝印)』は、両方の素材を使っています。
- 研削能力の高い粗目のダイヤモンド砥石で、磨耗した刃先を削りとる
- セラミック砥石を使用し、刃先を薄くし、切れ味を向上させる
- 仕上げに、細かいセラミック砥石で、刃の先端を滑らかに整える
このように、3種類の砥石を順番に使い分けることで、より包丁の切れ味が良くなるという仕組みです。
1種類しか砥石を使っていない包丁研ぎは、中砥石のみの場合が多いですが、包丁の切れ味は中途半端になるし、包丁研ぎそのものにも負担がかかるので、長持ちしない原因にもなります。
ガタガタがひどい場合は荒砥石を。
仕上げには、仕上げ砥石を使わないと、包丁が切れないだけでなく、砥石もダメになってしまうんですね。
紙やすりと同じ原理です。
簡易包丁研ぎの多くは、カバーがついていないですが、『関孫六 ダイヤモンド&セラミックシャープナー(貝印)』はカバー付きなので、ほこりなどが付着せず清潔に保管ができるところも気に入りました。
砥石は水につけて使用するので洗えますが、簡易包丁研ぎは洗う事はできないので、カバーはあったほうが衛生的ですね。
スライドしてカバーをあけると、右から1・2・3と番号がふってあります。
この数字の順に包丁を研いでいきます。
- 荒砥石…10回
- 中砥石…10回
- 仕上げ砥石…5回
こう聞くと、回数が多い気がしますが、軽く滑らせるようにして研ぐだけなので、実際には5分とかかりません。
乾式なので、包丁は水に濡らさなくてOKです。
包丁はまっすぐ立てて、研いでいきます。
京セラの包丁研ぎは、前後に往復させるのですが、関孫六の包丁研ぎは包丁の根元から、刃先まで引くようにして研いでいきます。
さらに詳しい研ぎ方は動画をご覧ください↓
包丁を研ぐ前にはなかった、黒い付着物は、ステンレスが削れてついたもの。
どの程度、切れ味が良くなったを先ほどの野菜で確認してみます。
刃先を拡大してみたところ、研ぐ前のように、大きめの刃欠けは見られなくなりました。
口コミ『関孫六 ダイヤモンド&セラミックシャープナー(貝印)』
amazonで『関孫六 ダイヤモンド&セラミックシャープナー(貝印)』の口コミを見てみる
写真ではあまり伝わらないかもしれませんが、包丁を研いだ後の野菜をご覧になってみて下さい。
驚いたのは、大根を切った時、包丁が吸い付くような感覚があったこと。
「よく切れる包丁+吸い付く」
で検索してみたところ、やはり切れ味と食材が吸い付くような感覚には関連性がありました。
切った時に凸凹が少ないので、吸盤のように密着してくるようです。
長ネギは研ぐ前より薄く小口切りができています。
外側の硬い部分もしっかり切り落とされていました。
たくあんなども「切ったつもりがつながっていた」なんてこともなくなりそうです。
人参にいたっては、透けるような薄さで切ることができました。
感動したのは、玉ねぎのスライスが涙なしで出来たこと。
研ぐ前には考えられなかった薄さでスライスできました。
以下は研ぐ前と後の野菜を並べてみたところです↓
包丁研ぎが必要な理由と切れない包丁の危険性
実はうちの母親(70代)は、全く切れない包丁を使い続けているのですが、実家で料理をする際、その包丁を使うと怖くてしかたありません。
母は
もう年だから、切れる包丁なんていらないわ
などと主婦らしからぬ発言をしていますが、切れない包丁は、無理な力がかかるので危険です。
こまめに包丁を研ぐには、楽が出来ることが一番なので、電池を入れ替える必要もなく、3つの砥石を使っても、5分もしない作業で切れ味が抜群になる包丁研ぎを見つけられたのはラッキーでした。
包丁研ぎ器選びに迷っている方の参考になれば幸いです!