『ガチ恋粘着獣 ~ネット配信者の彼女になりたくて~』が2023年春にテレビドラマ化されることが決定したので、星来さん原作の漫画「スバル編」に引き続き「コスモ編」を読んでみました。
『ガチ恋粘着獣』スバル編&ギンガ編はこちら↓
スバル編より、コスモ編の方が好きだなぁ。
コスモ編に出てくるスバルは可愛いけど、コスモくんは最初からずっと可愛い♥
琴乃ちゃんも、ガチ恋な獣なわけだけど、コスモの幸せを心から願ってるのがビシビシ伝わってくるんだよね。
コス琴推しになりつつあります。
この記事では、『ガチ恋粘着獣 ~ネット配信者の彼女になりたくて~』の3巻~6巻に描かれている「コスモ編」のネタバレあらすじ感想と、琴乃ちゃんの身長から考察するキャスト予想を書いています。
『ガチ恋粘着獣』コスモ編登場人物(キャスト)
- スバル(井上想良)本名 清水薫 しみずくゆる
- コスモ(山下幸輝)本名 雲母宇宙 きららこすも コズミックのリーダー
- ギンガ(松本大輝)本名 劍隆文 つるぎたかふみ
- 花織琴乃(石井杏奈) コスモファンの24歳 和カフェ八庵勤務
- 鷲巣奈緒 琴乃の友人でギンガ推し フォロワー7000人を超える絵師「アルタ」
- ゆっこ(志田こはく)本名 白井ゆう コスモ推しの女子高校生
- はるみ 本名 秤屋瑠美 コスモの古参ファン
- 伊藤カナ ゆっこの学校の友人
- マキ ゆっこの学校の友人
- ヒナ(香音)スバルを推すあまり炎上事件を巻き起こしてしまう
『ガチ恋粘着獣』コスモ役の山下幸輝&琴乃役の石井杏奈のプロフィール
琴乃はコスモより、頭一つ分くらいは背が高く、コスモの事も「小さくてかわいい」と思っています。
コスモの身長は165cmなので、琴乃の身長は170cmを超えているはず。
『ガチ恋粘着獣』のドラマ化にあたって、ファンは女性キャストは「身長が高い俳優さんを」と望んでいました。
残念ながら、原作とは異なり、コスモの方が身長が高い設定に変わってしまいました。
コスモ役 山下幸輝
出生地: 大阪府
生年月日: 2001年11月7日
身長: 170 cm
血液型:B型
特技:ダンス
出演作品: 君の花になる
琴乃役 石井杏奈
出生地: 東京都
生年月日: 1998年7月11日 (年齢 24歳)
身長: 163 cm
血液型:O型
兄弟姉妹: 石井稚乃
音楽グループ: E-Girls
受賞歴: オークランド国際映画祭 最優秀助演女優賞
ドラマ『ガチ恋粘着獣』原作コスモ編(漫画3巻)ネタバレあらすじ
『ガチ恋粘着獣』14話「新たな獣」
スバルの炎上事件(スバル編)から1年が経ちました。
24歳になったコスモ、スバル、ギンガはCISMIC(コズミック)の活動を続けており、忙しさに追われていました。
そんな中、人気の動画配信者が集うリアルイベントへのオファーがコズミックに届きます。
リーダーのコスモは大喜びしますが、スバルは「生身」でファンたちの前に出ることに、まだトラウマがありました。
スバルは1年経ってもヒナのことが気になっている様子。
しかし、ギンガも賛成したことから、コスモは「イベントまでの10か月間、絶対に炎上しないように」ときつくスバルに言い渡します。
ところが、ギンガは「スバルだけでなくコスモも心配だ」とのこと。
コスモはファンに対して いい子ちゃん面 ばかりしているので、少しやらかしただけで反動が凄いだろうと言うのです。
ギンガの言葉に不安になりつつも、コスモは「いつも通り穏やかに真面目にしていれば大丈夫」と自分に言い聞かせます。
その頃、コスモファンの「ことの」は、1年経っても流れてくるライブ中に襲われたスバルの動画とヒナの写真を見ながら
ファンに迷惑をかけるような”ガチ恋”は気持ち悪い。
コスモくんの幸せは自分の幸せだから、もしもコスモに彼女ができたりしても応援する。
そんな風に思うのでした。
『ガチ恋粘着獣』14話感想
スバルは監禁&炎上というひどい目にあったのにヒナを忘れられないんですね。
スバルの様子が地味に微笑ましい(〃▽〃)
スバル×ヒナは純愛という見方をしているガチ恋ファンもいるのですが、なんかわかります(・∀・)ウン!!
「ことの」のファンならコスモの幸せを願うはずという意見には、基本的に賛成ですが…ことのの目がなんか怖い!
獣臭が漂いまくりですよ🦁
『ガチ恋粘着獣』15話「コメント制限」
「ことの」こと花織琴乃24歳は、和カフェ八庵で働いています。
休憩中、コスモ×ギンガの登場回をみて和んでいると、そこに
「コスモいらんからスバルくんとやってくんないかな」
というコメントを見つけて激怒します。
琴乃にとって、コスモを傷つける存在は例えメンバーであっても許すことはできず、スバルのことも内心は「スバカスくん」と呼んで蔑んでいました。
コズミックのリーダーであるコスモでしたが、実はメンバーの中でTwitterのフォロワー数は最下位で、そのことを本人も気にしていました。
ギンガから「ファンのためにも何か新しいことをしてみたら?」と言われたコスモは、ギンガとスバルの見守る中、さっそくソロで動画をあげてみることに。
いつもとは違うコスモの行動を心配する琴乃をよそに、コスモファンたちは次々と投げ銭をしはじめます。
あたふたしながら「投げ銭はいらない」と困っているコスモを見た琴乃は、コスモを助けようと投げ銭に対する批判のコメントの連投を始めます。
ところが、コスモは琴乃が送信したコメントを見て、今までにないような嫌な顔をし、琴乃のアカウントにコメント制限をかけてしまいました。
「コメントは仲良くして欲しいかな」と話すコスモに対し、琴乃は自分が拒否されたとショックを受けてしまうのでした。
『ガチ恋粘着獣』15話感想
コスモを守るべく動いたはずの琴乃でしたが、はからずも自分自身がコスモを困らせる存在になってしまいました。
まぁ…うん…そうなるよね💦
って感じです。
どんな正しい思いも、激しさを増すと異常性が出てしまう様子がうまく描かれていて怖かった~!
『ガチ恋粘着獣』16話「身勝手な恋」
コスモに嫌われたと落ち込んでいる琴乃の家に、友人鷲巣奈緒がやってきます。
琴乃と同じくコズミックファンである奈緒は、琴乃がコスモからコメント制限をされるまでの様子をリアルタイムで見て知っていました。
琴乃を励ますつもりの奈緒が放った「ガチ恋」という言葉に反応した琴乃は、興奮状態に陥ります。
奈緒から見れば、琴乃はどうみても普通ではない「ガチ恋」をしている女ですが、琴乃自身は自分のことを「恋をしているわけではない、ただのファンだ」と信じこんでいたのです。
同じ頃、コスモは原宿で「ゆっこ」というファンから声をかけられ握手に応じていました。
ゆっこは、コスモに会ったことについての喜びの言葉とともに「ガチ恋女に殺されそう笑」などとTwitterでつぶやきます。
その上、ゆっこはコスモの後を友だちと尾行し、コズミックの住まいを特定。
部屋のチャイムを押しただけでなく、扉を引っ張りガチャガチャと無理やり開けようとまでします。
扉の外で、ゆっこが叫ぶ
「コスモくんの事、本気で好きなんです」
という言葉にコスモは頭を抱え「気持ち悪い」と怯えるのでした。
『ガチ恋粘着獣』16話感想
「ゆっこ」のしたことは、漫画でみると「やべ~女だな」と思ってしまいますが、かくいう私も中学生の時、片思いしていた先輩の後をつけて突撃告白したことを思い出し、苦笑いしてしまいました。
若気の至りってやつですが、先輩をドン引きさせていたら、申し訳なかったなぁ(遠い目)
動画配信者がファン(あるいはアンチ)から自宅を特定されるのは、令和の現在よく聞く話ですが、やられた方は恐怖しかないでしょうね。
恋愛感情って、ふられた瞬間オセロの駒のようにパチッと裏返っちゃったりしますから、一瞬で敵意を向けられる可能性も大。
モテる=幸せとは限りません。
スバル炎上事件の時に、コスモは「友達と楽しく動画を配信したかっただけなのに!」とガチ恋粘着獣たちに叫んだ過去があります。
今やYouTuberはアイドル化しており、手が届きそうな分、危険度が高い。
でも、そこまで人気が出るとは考えていない配信者は、無防備に自分のことをさらしすぎてしまったりしています。
コスモは、真面目に生きていれば大丈夫と自分に言い聞かせていましたが、ギンガの予言したような危険な展開になってきており、コスモの身を案じずにはいられません。
コスモ頑張れ!
『ガチ恋粘着獣』17話「ガチ恋高校生」
扉の外で「開けて下さい!」と叫ぶゆっこに対し、コスモは「迷惑だし、帰ってくれないなら警察を呼ぶ」と説得しようとします。
ところが、ゆっこは自分の本気を見せるため、マンションから飛び降りると宣言し、手すりに足をあけました。
ゆっこをとめるべく、部屋から飛び出したコスモに、ゆっこは熱い視線をよせます。
「まじで帰って」とコスモが部屋に慌てて戻ろうとするも、ゆっこは玄関先に足を突っ込み、扉が閉まらないように抵抗。
必死で「コスモくんと一緒の動画にうつりたい」と懇願します。
そんなゆっこにコスモは「こんな事をするのは本当のファンじゃないし、気持ち悪い」と本音をぶつけました。
コスモの言葉を聞いたゆっこは「本当のファンってなんですか?」とたたみかけます。
「ファンから好きになっちゃった子はもういらないですか?」
「いい子に「本当のファン」してたら彼氏になってくれるんですか?」
ガチ恋粘着獣17話より
自分の主張をまくしたてたゆっこは、迷惑くらいかけないと会えないと号泣。
しまいには、デートをしてくれないと住所をばらまくなどと言って、コスモを脅迫しはじめます。
結局、ゆっこに負けたコスモはデートの約束をしてしまったのでした。
ゆっこのTwitterをみた琴乃は、コスモに迷惑をかけないようにと諭すメッセージを送ります。
当然、ゆっこが黙って聞くはずもなく、琴乃とゆっこは激しいやりとりをかわします。
しかし、ゆっこが放った
「本物のファンじゃなくてもコスモくんはわかってくれましたんで」
と言う言葉に琴乃は大きなショックを受けるのでした。
コスモがガチ恋女(ゆっこ)と会い、何を話し、何をわかったというのか…。
自分を「本当のファン」だと思いこんでいる琴乃は、コスモへの「なぜ」を止められなくなってしまうのでした。
その頃、部屋に戻ってきたスバルとギンガは、ただならぬコスモの様子に驚きます。
吐きそうなくらい動揺しているにもかかわらず、コスモは自分に「大丈夫」と言い聞かせ、
ゆっことの件をさっさと終わらせて何もなかったようにしよう
そんな風に考えるのでした。
『ガチ恋粘着獣』17話感想
コスモの良心と弱い心につけこんだゆっこの行動は許しがたいですね!
しっかしコスモは、なんでスバルとギンガに相談しなかったんだろうなぁ。
脅迫に一度応じてしまうと、相手を増長させてしまうことは目に見えています。
サスペンス劇場で強請ってくる奴も、一度お金を引き出すと味をしめるじゃないですか。
でも、真面目な人ほど「相手に迷惑がかかる」とか思って、相談できないんですけど、案外相談された方は迷惑なんて思ってないんですよね。
三人寄れば文殊の知恵という仏教がもととされる、ありがたい言葉もあります。
困った時は周りの人に相談しようぜ、コスモよ👍
『ガチ恋粘着獣』18話「知らないコスモくん」
今までとは違うコスモの様子が気になってしかたない琴乃は、コスモがガチ恋女とつながっているわけがないと信じこもうとしつつ、コスモに何らかの心境の変化があったのではと不安です。
そんな時、ゆっこのアカウントをチェックしていると
「今日は宇宙で一番大好きな人とえびすでデート」
という内容で、気合の入った服を着たゆっこの自撮り写真つきの投稿がされていました。
和カフェのシフトに入っていた琴乃でしたが、それが何を意味するかを直感し、顔を真っ青にして店を後にします。
一方、ギンガもここ最近のコスモの様子に嫌な予感をつのらせていました。
その頃、髪を染め変装をしたコスモは、誰にも見られないように個室でゆっこと会っていました。
もともとはコスモだけでなくコズミックそのもののファンだったと話すゆっこに、コスモは
かつてコズミックが女性関係で炎上したと知っているのに、なぜ同じようなことをするのか?
とたずねます。
するとゆっこは
ルールを守る本当のファンは見てくれないのに、悪いファンの相手はするなんてずるいから
と答え、涙を浮かべるのでした。
ゆっこの話を聞いても、やはりコスモは「ガチ恋の人は理解できない」と思い、ゆっこが親のお金で払ったというスパチャ代3万円を返し、住所をばらされたら引っ越すからいいと言い残し、その場を去って行きます。
取り残されたゆっこが、コスモへの悪態をついていると、ただならぬ様子の琴乃が駆けつけてくるのでした。
『ガチ恋粘着獣』19話「ずるい」
ゆっこの前で倒れそうになった琴乃は「(スバルと会っていた事は)誰にも言いません」と謝って、逃げ帰ります。
琴乃は、ゆっことコスモが会っているところを目撃していましたが、「本当のファン」である琴乃は、コスモの幸せのためには我慢しなければと、ゆっこを襲いそうになる衝動をおさえていたのです。
とは言え、コスモにゆっこと付き合うことを考え直して欲しいというのが、琴乃の本心です。
自分のものにならなくてもいいから、誰にものにもならないで…
コスモへの想いに琴乃は引き裂かれそうになるのでした。
マンションに帰ったコスモは、スバルとギンガにゆっことの全てを打ち明けます。
すると2人は「デートくらい別に良い、大げさだ」と声を揃えて言いました。
ガチ恋女なんて気にしなくて良いというギンガによれば、住所はすでに色々なところでバレているとか。
スバルとギンガにとって、コスモの悩みは特に足らないものだったのでした。
その頃、奈緒に電話をした琴乃も、自分の本当の気持ちを吐き出していました。
「ガチ恋女になりたくない」と色々なことを我慢してきた琴乃でしたが、ゆっこと関わったことで、自分の中にある本当の気持ちに気がついてしまったのです。
私もコスモくんが好きです…彼女になりたいです…!
ガチ恋粘着獣19話より
それが、琴乃の本当の気持ちでした。
『ガチ恋粘着獣』19話感想
自分の本当の気持ちって、意外と本人が一番気がついていない事ありますよね。
必要以上に「正しく生きよう」としている人には多い気がします。
そういう意味で、コスモと琴乃は似た者同士ですね。
ギンガの言うように「真摯風」なところがよく似ています。
コスモと琴乃だけが特別なわけではなく、日本人には見られがちな性質かもしれません。
昔から日本には「我慢は美徳」とされる風潮があり、今でも日本人の精神に根付いているものだと思います。
でも、我慢をしすぎると、我慢をしてない人に対して「ずるい」という気持ちが、ふつふつと育ってしまうんですよ。
「人に迷惑をかけないようにする」は日本人にとってはマナーであり常識です。
が、人は意図せずとも、生きているだけでは誰かを傷つけたり迷惑をかけたりしています。
我慢は心のバランスがとれる程度にしておかないと、精神崩壊を起こし、その結果むしろ人に大迷惑をかける結果になることも。
琴乃が勘違いしているのは、コスモにガチ恋することが悪いのではなく、その先にやってしまいがちな迷惑行為なんだということです。
『ガチ恋粘着獣』20話「制裁」
ゆっこはコスモにふさわしくない
そう結論を出した琴乃は、ゆっこのアカウントをたどり、本名などの個人情報を特定します。
自分こそがコスモにふさわしいと思いながらも、コスモがゆっこにお金を渡していたのは、コスモにとってゆっこは大切な人なのかもしれないと悩むところがありました。
ゆっこを痛い目に合わせることが、コスモを傷つけることになるのであれば、琴乃にとっては一番やりたくないことだったからです。
コズミックから『住所バレました』というタイトルで動画があがったのは、そんな時のことでした。
動画の中でコスモは、心から怯えたような顔で「怖かった」と言い、住所がわかっても家に来たりしないで欲しいと頼みます。
動画をみた琴乃は、ゆっこがコスモの彼女ではないと確信し、行動する決意を固めました。
琴乃は、ゆっこの本名白井ユウという名でアカウントを作成し、ゆっこに「コスモにしたことは犯罪であり、学校にも連絡する」とメッセージを送りつけます。
学校や親からひどく叱られたゆっこは、自分の情報が外部にバレたのは、友人のカナのせいだと思い、殴り合いの大げんかをしてしまいました。
同じ頃、ゆっこのアカウントが削除されたことを確認した琴乃は、バイト先で鼻歌を歌うほど上機嫌で過ごしていたのでした。
『ガチ恋粘着獣』20話感想
いやはや、TwitterなどのSNSにやたらと個人情報をあげるって本当に怖いですね。
ゆっこは、自分のしたことを棚にあげて、色々バレたのは友だちのせいだと怒りますが、自業自得と言えるでしょう。
それにしても、20話「制裁」の展開はうますぎます。
コスモがゆっこにお金を返したところを、琴乃は写真を撮っていたのですが、それをカナに送り付けたんです。
カナはそれを見て、ゆっこが高額な投げ銭をするためにパパ活をしていたと信じ込んでしまいました。
たった1枚の写真をどのような角度でとらえるかは、人によって全く異なるという恐ろしさを知る回となりました。
ドラマ『ガチ恋粘着獣』原作コスモ編(漫画4巻)ネタバレあらすじ
ガチ恋粘着獣 ~ネット配信者の彼女になりたくて~ コスモ編4巻試し読み
『ガチ恋粘着獣』21話「迷惑かけない出会い方」
ゆっこの件を片付け、心はスッキリとはいかないまでも、琴乃にとって平和な毎日が戻ってきた頃のこと。
琴乃と奈緒は、コスモのTwitterでCOSMICが初のリアルイベントを行うと知り、2人は大興奮します。
CISMICメンバーとの握手の話で盛り上がるファンたちのつぶやきを見て、コスモは「ゆっこが来たらどうしよう」と不安な気持ちに。
スバルも「ヒナが来たらどうしよう」と考えていたりと、コスモ以外のコズミックメンバーにとっても初のリアルイベントには色々な思いがありました。
リアルイベントでコスモと握手する場面や、はては結婚までこぎつける妄想してしまう自分を「気持ち悪い」と思いつつ、ガチ恋をやめられない琴乃に奇跡のようなことが起こります。
何と、和カフェ八庵にコスモを含むCOSMICメンバーが来店したのです。
『ガチ恋粘着獣』21話感想
おいおいおいおい、都合の良い恋愛漫画展開かよ!ってなっちゃいました。
まぁ、漫画なんですけどね(笑)
よく読みなおしてみると、琴乃の友だち奈緒が絵師のアルタとして、和カフェ八庵でギンガに見立てたオムライスを作ってもらった写真を投稿しているんですよ。
で、それを見たギンガが、握手ごときでたじろいでいるコスモを連れて、和カフェ八庵へ行ってみようと予約を入れたみたいですね。
グッジョブ奈緒!でも、波乱の予感しかしないぞ!
『ガチ恋粘着獣』22話「憧れの旦那様」
目の前にコスモが現れたことに、一度は動揺して隠れてしまった琴乃でしたが、ファンとしてではなく琴乃としてコスモと出会い、恋愛できるチャンスだと気がつきます。
コスモたちに近づこうとした琴乃でしたが、メイド喫茶である和カフェ八庵にはメイドと連絡先を交換したり、触ったりすることが禁止されていることを知ったコスモたちが
こういうとこにもガチ恋ってわくんだね
と、ガチ恋ファンについて迷惑そうに会話をしているのを聞いてしまいます。
コスモに近づきたいけれど、自分がガチ恋だとコスモにバレたら死ぬしかないと思い、ためらっている琴乃に、はからずもチャンスをくれたのはスバルでした。
スバルは、琴乃がコスモとお揃いにと髪に白いメッシュを入れているのを見つけて、声をかけてきたのです。
ファンだという事は隠したまま接客した琴乃は、コスモと指名によるチェキ撮影までしてもらうことができました。
写真に頬ずりをして喜ぶ琴乃でしたが、コスモと友だちになるチャンスは逃してしまったと残念に思っています。
ところが、CISMICメンバーの誰かが、高額な腕時計を和カフェ八庵に忘れていったと知り、コスモがお店に取りに来てくれないかと期待するのでした。
その頃、閲覧専用に「y」というアカウントを作ったゆっこは、コスモが発信したメイドカフェの写真について騒ぐ、ガチ恋VSまともなファンのやりとりを、ムカつきながら眺めていました。
すると、COSMICメンバーの後ろに見覚えのある人物が写っているのを発見します。
『ガチ恋粘着獣』22話感想
ガチ恋粘着獣に平和な時間が長く続くわけがありませんよね~。
もちろん、見覚えのある人物とは琴乃です。
ゆっこが琴乃に対して、どのような反撃をしていくのか…展開が気になります!
『ガチ恋粘着獣』23話「私のコスモくん」
琴乃の願いが通じたのか、時計を取りにやってきたのはコスモでした(忘れたのはギンガ)
「帰り道が同じ」と言って、コスモと一緒に歩く琴乃は、緊張のあまりうまく話せないながらも動画の感想を伝えます。
「配信のお仕事好きなんですね、素敵です」と笑う琴乃の顔をみて、顔を赤らめたコスモはお礼を言って立ち去ろうとします。
そんなコスモを、琴乃は勇気を出して引き止め、LINEの交換をすることができました。
しかし、2人の様子を木の陰から見ている女の姿がありました。
コスモとLINEまで交換することが出来て幸せいっぱいの琴乃でしたが、イラっとする出来事が起こります。
「はるみ@実況用」という、コスモの昔からのファンらしき人物が、メイド喫茶の話題に対抗するかのように、まだコスモが17歳くらいで知名度も低かった頃の動画について「これも見て」と呟いたからです。
琴乃はその呟きを「はるみ@実況用」がコスモの事を何でも知っているとアピールをしているように思えてなりませんでした。
その頃、コスモの元には「はるみ@実況用」から、手首をカッターで切ろうとしている画像とともに
「大好きなコスモくんへ。私のお願いを聞いてください。」
というメッセージが届いていました。
『ガチ恋粘着獣』23話感想
「はるみ@実況用」=ゆっこ?と思わせるような展開に。
ゆっこには、一度自分の命でコスモの気を引いた前科がありますからね。
ゆっこは、コスモがメイドカフェで楽しそうにしている様子を見て「ムカつくけど、まだ好き」みたいなことも言っています。
そのムカつきを琴乃ではなく、コスモにぶつける可能性もありますが…なにかが引っかかります。
ゆっこは現在17歳(高校2年か3年生)なので、COSMICの活動期間がこの時点で4年(スバル編で3年目+炎上後1年経っているので)とすると、COSMIC1年目の時にゆっこは13歳という計算になります
まぁ、その頃からファンだったとしてもおかしくはないか…。
「ガチ恋粘着獣」なんてタイトルなので、最初はなめてかかっていましたが、考察系大好きな私のハートをわしづかみしてきて、ずぶずぶにハマってしまいました(沼)
『ガチ恋粘着獣』24話「通報」
「ちいさくて可愛い大好きなコスモくんへ」から始まった「はるみ@実況用」の「お願い」には、最近のコスモへの批判と、自分のところにこないと死ぬといった内容が書かれていました。
それを見たギンガは「いちいち構うな」とコスモの携帯を取り上げ、ブロックをしてしまいました。
その時、玄関でチャイムが鳴り、2人は飛び上がるほど驚きます。
扉から入ってきたのはスバルでしたが、その手には「コスモくんだけが開封すること」と書かれた荷物があり、玄関先に置かれていたと言います。
スバルは、チャイムを押してないし、すぐそこで知らない女性とすれ違ったとのこと。
コスモとギンガは気味悪がって箱を捨てるように言いますが、スバルはあっさりと箱を開けてしまいました。
中から出てきたのは、プロポーズを意味するようなシンプルな指輪で、ゾッとしたコスモは、気持ち悪いから捨てて!と連呼するのでした。
何も知らない琴乃は相変わらず妄想に浮かれていますが、コスモはガチ恋ストーカーの攻撃に「いつか絶対殺される」と精神的にかなり不安定な状態に陥っていました。
警察にストーカーに関する相談はしたものの、動画配信者にはよくあることなのか、相手にしてもらえなかったとのこと。
スバルやギンガは、自分たちもよく同じようなことはされていると、コスモを慰めます。
ところが、マンションに戻ると玄関の前に見知らぬ女性ががたたずんでおり、さすがに3人はギョッとしてしまいました。
しかも驚いたことに、その女性は鍵を開けて、部屋の中へと入って行ったのです。
慌てて3人は警察に通報を入れました。
目の前で逮捕された女性は、見覚えのない顔をしていましたが、隠れるようにしているコスモを見つけた女性は、コスモに「こんな事はやめさせて!」と訴えます。
まるで、自分とコスモが通じ合っているかのような言い方をする女性に対し、コスモは「知らない、知らない!」と否定します。
「私たちをおかしくさせているのはコスモくんでしょ!」
と訴える女性の言葉に、コスモは硬直してしまいました。
スバルは過去の事件を思い出し「自分のやっていることを棚にあげて」と非難します。
しかし、コスモはそれには答えず、落ち込んだ様子で黙り込むのでした。
『ガチ恋粘着獣』24話感想
コスモは根が優しくて真面目なんですよね。
ギンガはコスモの事を「いい子ちゃん面」とか「真摯風」と言いますが、そういう部分がありつつも、本当にコスモは相手の気持ちに共鳴しちゃうんだと思うんですよ。
なので、自分に異常な愛を向けてくるガチ恋ファンを「気持ち悪い」と思いながらも、反面ガチ恋ファンを傷付けた自分を許せなかったりもしてしまうわけです。
だからこそ「おかしくさせているのはコスモくん」という言葉に過剰反応しちゃったんでしょうね。
ガチ恋粘着獣…人間関係について深く考えさせられるぞっ!
『ガチ恋粘着獣』25話「推しの相談」
数週間前、コスモと琴乃がLINE交換をしていた現場を見ていたのは、やはりゆっこでした。
2人の仲を怪しむゆっこは、ゆっこを陥れた犯人が琴乃ではないか?という疑いを持っていますが、特定の仕方がわかりません。
わからないながらも、一つの方法にいきついたゆっこは「やったるし」と決意を固めます。
ストーカーの件で一週間休んだコスモは、ガチ恋ファンのことはもう気にしないとスバルやギンガに言って、動画撮影に挑みます。
しかし撮影をはじめると、「はるみ@実況用」の件が脳裏をよぎり、結局何も話すことができなくなってしまいました。
あがってくる動画がスバルとギンガのものばかりになってしまったため、琴乃はコスモくん不足に陥っていました。
そんな時「来週あたり会って話がしたい」とコスモからLINEが届き、琴乃は涙を浮かべて喜びます。
ところが、いざ待ち合わせで現れたコスモは、ひどくやつれた様子。
驚いた琴乃は、まずコスモを野菜多めのレストランへ連れていき、食事をさせるのでした。
スバルとギンガ以外ほとんど友だちがいないというコスモは、琴乃にしか相談できないと言います。
頼られて大喜びしたのも束の間、コスモは琴乃に
「琴乃さんはガチ恋の人にどう対応してますか?」
と質問し、自分はガチ恋が気持ち悪くて仕方ないのだと明かしました。
顔をひきつらせて「気持ち悪いですよね」と答える琴乃の様子には全く気がつかず、コスモは自分のことについて「配信者に向いてないんだな」と続けます。
友達と楽しく活動したかったけれど、今は楽しいと思えなくなってしまったから、やめた方がいいかなと思っている
そんな風に言うコスモの頭を、思わず琴乃は撫でてしまいました。
「やめたい」ではなく「やめた方がいいかも」というコスモの言葉を聞いた琴乃は、コスモが本当は「やめたくない」と思っていると感じ、元気づけたかったのです。
お互いにドキドキがとまらなくなるコスモと琴乃…。
良い雰囲気も束の間、琴乃の携帯はDMの着信音を次々と鳴らし始めました。
「既読無視かよ」の声に琴乃が振り返ると、そこにはゆっこの姿がありました。
『ガチ恋粘着獣』25話感想
頭ぽんぽんって、少女漫画の逆バージョンじゃないか~い!
と萌え萌えモードになったところへ、ゆっこが登場。
それでこそガチ恋粘着獣だよね!という展開になりました。
琴乃とコスモには幸せになって欲しいと思う反面、甘ったるい少女漫画みたいな恋なんて違うだろ!思ってしまう私は、ゆっこが何をするのか…期待が高まるばかりです。
『ガチ恋粘着獣』26話「嘘つき」
「Vegaお姉さん、久しぶり」と、コスモと琴乃の座る席に強引に座ったゆっこは、パフェを注文して食べ始めます。
早く帰るように言うコスモですが、琴乃はゆっこにコズミックのファンであるとバレていることに焦るばかり。
そんな中、ゆっこはコスモに対し「ファンとは遊ばないと言っていたのに嘘つき」と責めます。
何も知らないコスモは、ゆっこに琴乃は友だちだと説明しますが、ゆっこは琴乃がコスモのファンであると確信していました。
コスモが信じない中、ゆっこがコズミックファンのアカウント「Vegaです。」にメッセージを送ると、琴乃のスマホの通知音がなってしまいます。
琴乃が嘘をついていたと知り、ショックを受けたコスモは、なぜ嘘をついたのか?と怒りをぶつけます。
謝るしかない琴乃は「(自分に)こんな気持ち悪い感情(ガチ恋のこと)があると知ったら、コスモくんが困るから、コスモ君のために言わなかった」と言い訳をします。
しかしコスモはその言い訳を拒否。
琴乃は他の奴らと同じく、自分のために嘘をついたんだと失望をあらわにしました。
「違う」と必死で否定する琴乃ですが、コスモは「もういい」と店を出ていってしまいます。
ゆっこは、てっきりコスモは、琴乃がファンであると知っていてつき合っているのだと思い込んでいたため、想定と違う状況になったことに動揺します。
「隠していた(琴乃も)悪いが、ちゃんとしていても見てくれないコスモもひどい」というゆっこに対し、琴乃は「私が悪い、コスモくんを悪く言わないで」と涙をぬぐうのでした。
『ガチ恋粘着獣』26話感想
相手がどう感じるかを考えて、考えて行動する人が言いがちな言葉…
あなたのために
昔から、私はこの言葉が大嫌いでした。
本当のファンをしていてもコスモにみてもらえない→だからコスモに嘘をついて迷惑をかけるのも仕方がない
↑ゆっこの理論は完全に間違っています。
が、琴乃が言う
コスモが気持ちが悪いと思うから、自分がファンだという事を黙っていた→コスモを気持ち悪がらせないため→コスモのため
↑これも、心情としてはわかりますが、コスモへの誠意にかけていることは確かです。
恋心はコントロールできるものではありませんから、ガチ恋がいかに辛くて厳しいか考えさせられる回となりました。
『ガチ恋粘着獣』27話「抽選結果」
スバルとギンガに、コスモは琴乃が今まで嘘をついていて、実はファンだったということを打ち明けます。
ファンというだけで琴乃をふってしまったことを納得できないスバルに対し、炎上を恐れるギンガは「配信者にガチ恋をして行動までするファンはおかしい」と考えるのでした。
当のコスモはと言えば、琴乃にはもう会いたくないと口では言いながらも、複雑な想い(罪悪感)を抱えていました。
そんな中、琴乃はコズミックのファンイベントに当選します。
一緒に行かれると大喜びする友人の奈緒ですが、琴乃の「絶対に行かれない」という言葉に驚愕し、凍り付くのでした。
『ガチ恋粘着獣』27話感想
ファンイベントは、ゆっこも当選していたのですが、琴乃とは違い大喜びで行く気満々です。
ガチ恋に最初登場した時は「なんじゃ、この自分勝手なJKは?」と嫌いなタイプだったゆっこなのですが、コスモに嫌われようが突っ走り続ける姿に、なぜか好感度が上がってきました(笑)
琴乃は奈緒に、コスモとどうなったかを打ち明けるはずですが、奈緒はどんな対処をするんでしょうね。
サバサバしている奈緒もかなり好きなキャラクターです。
ドラマ『ガチ恋粘着獣』原作コスモ編(漫画5巻)ネタバレあらすじ
『ガチ恋粘着獣』28話「告解」
奈緒にコスモにしたことを全て打ち明けた琴乃は「最低で最悪だ」と言われてしまいます。
コスモの誠実さを踏みにじったと琴乃を責める奈緒は、琴乃のような人間のせいで、楽しみを奪われているファンがいると声を荒げます。
奈緒に逆切れして「うるさい」と叫び続けた琴乃は
私が一番キライで、コスモくんに近づけたくなかったものになっているのはわかってるんです
ガチ恋粘着獣28話より
と、わかっていても止められないコスモへの恋心を泣きながら訴えます。
しかし、奈緒は「もうコスモには関わらないようにして、迷惑をかけるんじゃない」と諭し、琴乃の家を去るのでした。
一方、コスモはスバルに「行きたい店がある」と誘われ、付き合うことにします。
ところが、スバルに連れていかれた店は、琴乃が働く和カフェ八庵でした。
まだ琴乃のことが気になっているなら、ちゃんと話し合った方が良いと熱弁するスバル。
激しく言い合いをする2人の声を店内で聞いた琴乃の後輩スタッフが何事かと顔を出します。
スバルが店に琴乃がいるかとたずねると、琴乃はずっと仕事を休んでおり、電話にもでないと言われてしまうのでした。
『ガチ恋粘着獣』28話感想
会ってもらえなくなってから気付くんじゃ遅いんだよ!
せっかく配信者じゃないお前のことも好きでいてくれる人がいるのに!
ガチ恋粘着獣28話より
和カフェ八庵の前で叫んだスバルに、コスモは「?」となるのですが、スバル編からガチ恋粘着獣を読んでいた人には、スバルがヒナのことを言っているとわかります。
コスモ編でもちょいちょいスバルは、ヒナのことを気にしている風で、これがスバヒナが純愛であると言われる由縁なんですよね。
ヒナは「配信者じゃないスバル=薫(くゆる)のことは好きじゃない、消えろ」と思っていたので、スバル的にはコスモの全てを好きでいてくれる琴乃の存在は羨ましいものなんだと思います。
コスモの性格からしても、スバルの言うように、このままだと一生琴乃のことを引きずって生きそうです。
『ガチ恋粘着獣』29話「後悔と反省」
後輩スタッフから、琴乃が和カフェ八庵でコスモのことばかり話していたことを聞かされたコスモは、後悔すると同時に、ガチ恋ファンたちの想いがしんどいとも思っていました。
それを聞いたスバルがコスモの脳はめんどくさいと言うと、コスモ自身も自分の感情を持て余し、整理をつけられない状態でいました。
コスモは
「好きな女の子泣かせちゃったよ、どうしよう」
と涙をこぼし、スバルを慌てさせます。
ギンガには内緒で琴乃に会って謝るしかないと話しているところへ、ギンガが登場。
炎上事件以来、ギンガのスマホにはGPSが入っており、居場所がバレてしまったのです。
焦る2人でしたが、既婚配信者路線で利益を出す方向で…と、ギンガが怒ることはありませんでした。
同じ頃…ファンイベントに当選し「また会えるのね、コスモくん」と呟く女性が。
その手には、カッターナイフが握られていたのでした。
『ガチ恋粘着獣』29話感想
カッターを手にしている女性は「はるみ@実況用」ですね。
不法侵入をし、現行犯逮捕されていったはるみでしたが、厳重注意だけで釈放されたんでしょう、多分。
ガチ恋粘着獣6巻の表紙をみると、コスモくんが右手に大きな怪我を負っていることがわかります。
ファンイベントに当たったはるみが、コスモを傷つけることになりそうですが…最初に誰を狙うかはまだわかりません。
『ガチ恋粘着獣』30話「誰のため」
コスモから、謝罪ともう一度会いたいというメッセージを受け取った琴乃は激しく混乱してしまいます。
自分のやったこと、はては自分自身を全面否定している琴乃は、コスモと関わる資格がないと考え、コスモに返信することが出来ずにいました。
コスモからの連絡を知った奈緒は、コズミックファンとしては、琴乃のようなガチ恋ファンは迷惑だけれど、友だちがここまで悩んでいるのも嫌だと言います。
だから、琴乃の望む方を選ぶようにと言いますが、琴乃本人も
大好きなコスモを守りたいし、幸せになって欲しいけれど、自分自身を信用できないし、コスモにふさわしくない
と、どうしてよいか結論を出せません。
一方、悩んだあげく琴乃に連絡をしたコスモは、既読無視されて返信が来ないことに落ち込んでいました。
悩ましいまま、和カフェ八庵の仕事に復帰した琴乃は、後輩からコスモが店にやってきて心配していたと聞かされます。
コスモのことは隠れて見ているだけにしなくては…
と言い聞かせようとしているのに、コスモが理解できない行動をするため、琴乃は頭がおかしくなりそうになっていました。
『ガチ恋粘着獣』30話感想
コミュニケーションって大事~!
どんなにお互いを想っていても、想っているだけじゃ、相手には何も伝わらんのよね…を体現するような回でしたね。
コスモも琴乃も、読者という立場で見ていると「両想いなのに、じれったいじれったい♪」みたいな感じになりますが、現実にはこんな感じですれ違うカップルは、結構いるんじゃないでしょうか?
スバル編に出てくるスバルは「あほか、ぼけ!」って感じでしたが、コスモ編に出てくるスバルの意見には賛成できる点がかなり多いです。
琴乃よ、あんたは自分の想いさえ訳が分からことになっているのに、コスモの想いなんて、想像してるだけでわかるわけないじゃないかい!
なんて思うけど、実際に自分事になったら、なかなか出来ないよね。
『ガチ恋粘着獣』31話「まだ好き」
コスモへの想いに疲れて、LIME(LINE)をブロックした琴乃は、奈緒に頼んで、ゆっこの学校へと連れてきてもらいます。
それは、全てを認め、ゆっこに謝罪をするためでした。
謝った後、これからもコスモのファンでいてあげて欲しいと頭を下げる琴乃に、ゆっこは
「まだコスモくんが好きなんですか?」
とたずねます。
琴乃はその質問に「はい」と答えました。
ため息をついたゆっこは、「自分は配信をしているコスモが好きなだけで、人間としてのコスモ自身が好きなわけじゃないのかも」と気がついたんだと語ります。
コスモに怒鳴られたりしても、そのままコスモを好きでいられる琴乃に「いいなぁ」と言った後、一発ケリを入れて去って行きました。
琴乃の方は、むしろコスモの単なるファンに戻ることができたゆっこの方が羨ましいと感じます。
そして苦しさのあまり、イベントに行ったらコスモのファンも好きでいることも全部終わりにしようと考えるのでした。
『ガチ恋粘着獣』31話感想
ゆっこって、アホの子ですが、けっこう良い奴なんだなぁということがわかる回。
自分を陥れたと思って大喧嘩したカナとも、ぶーぶー争いつつも一緒にいるんですよ。
で、謝罪した琴乃に対しても、おケツを一発蹴り飛ばして水に流す男気と、トラブルがあってもコスモのファンに戻れる根に持たない性格が良い!
まぁ、おバカちゃんではあるんですが、憎めない奴です。
『ガチ恋粘着獣』32話「彼のいない一日」
心底ではぼんやりと毎日を過ごしている琴乃でしたが、和カフェ八庵では明るく元気に過ごすようにしていました。
一方、スバルとギンガは、琴乃についてネットでリサーチをし、お客さんと楽しそうにしている写真を見つけます。
元気そうにしているのにコスモに返信しないことを、不思議に思うスバルとギンガ。
そこへコスモが帰ってきて、写真を見てしまいました。
同じころ、はるみは「コスモが以前とは変わってしまった」と感じていました。
コスモの人気がなかった頃からファンだったはるみは、自分には他のファン以上に報われる権利があると思い込んでおり、気持ち悪い女になったのもコスモのせいだと相変わらず考えていたのです。
そんな時のこと、スバルメインの配信の中で、コスモが「ちゃんと野菜をとりなさいって怒られた」とスムージーを飲むシーンをはるみは見てしまいます。
コスモが変わった背後に女がいると確信したはるみは、気が狂ったようになり、自らの腕を包丁で切りつけるのでした。
『ガチ恋粘着獣』32話感想
ガチ恋粘着獣と化したはるみには、もともと自傷行為をする習慣があったよう。
「コスモに会うためにきれいでいなくては」というモチベーションで、衝動を抑え込んでいたものが、コスモの変化というストレスに耐えられず、カッターや包丁で自分を傷つける行為が復活してしまったみたいですね。
ジャニーズファンなどでも、ファン同士の勢力争い的なものがあるとか、ないとか…。
やはり古参ファンは「私が支えてきたから今の〇〇がいるのよ」って思いたくなる気持ちもわかる気がします。
『ガチ恋粘着獣』33話「ファンフェス」
奈緒とともに琴乃はファンフェスへとやってきます。
コスモとおそろいにするためと、琴乃が入れていたメッシュをやめていることに気がついた奈緒は、琴乃の心境の変化がどのようなものなのか把握できないでいました。
そのため、コスモが言っていた「野菜をとりなさい」の件を琴乃に伝えるか迷います。
ギンガファンとしては、そっとしておくのが正解だし、でも友達としては、琴乃が悩むのは見たくない…。
奈緒が何に悩んでいるかも知らず、琴乃は「大丈夫ですか?」と声をかけるのでした。
その頃、フェスにヒナがくるかどうか気になって眠れなかったというスバルは、体調を崩し控室にいました。
スバルの発言につられ、コスモも琴乃の事を考えて落ち込みます。
一方、会場でゆっこと鉢合わせた琴乃は、お互いが隣同士の席であることに驚いていました。
3人の近くを通りかかったはるみは落とし物をします。
気がついた奈緒が拾い上げてはるみに渡すと、はるみは奈緒のしている指輪を見て
「もしかしてアルタ(奈緒のHN)さん?」
と言い、奈緒に自分がはるみであると明かしました。
その名を聞いたゆっこは、とっさに琴乃の腕をとり、はるみから離れるように言います。
ゆっこは、かつてコスモとの握手投稿をした際、はるみから「殺します」というDMを大量に受け取っていたのです。
そして、3人と別れて立ち去るはるみの手には、琴乃がコスモと和カフェ八庵で撮影した写真があったのでした。
『ガチ恋粘着獣』33話感想
はるみが3人の近くで落とし物をしたのは、やっぱりわざとなんでしょうかね…。
絶対はるみはバッグの中に刃物を潜ませているので、この後の流血沙汰を考えると怖い!
それにしても、ファン同士のバトルで刃傷沙汰とかって、現実にはあったりするんでしょうか?
最近は「推し活」なんて言葉もあるので、トラブルはありそう…。
それはともかく、コスモ断ちしている琴乃は元気はないものの、毒気が抜けていて純粋に可愛い♥
奈緒を見上げて、ニコッと笑うシーンとかハートを射抜かれました💘
って、ここで気がつく…奈緒の身長、超高いんだね!!!
ドラマのガチ恋粘着獣に奈緒が出てくるとしたら、キャストに一番困るキャラクターかも。
『ガチ恋粘着獣』33話「私の方が好き」
琴乃たち3人は、一緒に朝ごはんを食べることにします。
レストランで、楽しそうにはしゃぐ奈緒見て、琴乃は「来てよかった」と思うのでした。
1人席を外し、お手洗いに向かった琴乃の背後から、はるみが声をかけてきます。
コスモに野菜を食べるよう言ったのは琴乃であり、彼女のような存在だと思い込んだはるみは、琴乃の胸倉をつかみ、殴りかかるのでした。
琴乃とコスモのことを世間にばらすと言うはるみに、琴乃は自分を殴るのはいいが、コスモが困るようなことはしないで欲しいと必死でとめます。
しかしはるみは「炎上をするようなことをしているコスモが悪い」と聞く耳を持ちません。
戻ってこない琴乃を心配した奈緒が見に来たことで、はるみはその場を立ち去ります。
しかし、はるみの頭の中には「コスモが悪い」という考えが渦巻いていたのでした。
『ガチ恋粘着獣』34話感想
星来さんの表現力、すげ~!
正直言っちゃうと、星来さんは絵がめちゃくちゃ上手という印象はない漫画家さんです。
でも、可愛らしい雰囲気から、ガラリと獣になりゆく人物を描くのが、本当にうまい!
ドラマ化した時に、ガチ恋獣全員が持っている狂気を表現できるか気になります。
スバル編に登場するヒナのキャストは菜々緒さん希望という声が上がっています。
菜々緒さんは迫力のある女優さんですが、獣になったヒナは、なんならブスですからね。
美しい女優さんたちが、演技力だけで自分をブスにみせられるんでしょうか?
ドラマ『ガチ恋粘着獣』原作コスモ編(漫画6巻)ネタバレあらすじ
『ガチ恋粘着獣』35話「交錯」
はるみに流血するほど殴られた琴乃に、奈緒は通報するように言います。
しかし、琴乃はコスモのためを想い、イベント当日に騒ぎを起こしたくないと通報しないことを決めました。
はるみがコスモ自身を狙う可能性も高いと考えた奈緒は、琴乃自身がコスモに危険を伝えるよう説得します。
ところが、タイミング悪くコスモはトイレに行っており、電話に出ることができませんでした。
琴乃からの着信を知り大喜びしたコスモは、イベントが終わったらちゃんと琴乃に謝ることを決意するのでした。
『ガチ恋粘着獣』35話感想
35話をあらすじにまとめると超短いんですが、漫画の中のセリフはいっぱいあるんですよ。
琴乃とコスモが、それぞれにお互いを想いあい、わちゃわちゃと動揺する場面が微笑ましい…♥
コス琴カップルが尊いと言われるのが、よ~くわかります。
てか、漫画読んだ方がいいよ、うん。
『ガチ恋粘着獣』36話「開幕」
コズミックの出番が目前にせまりますが、結局コスモと連絡がとれなかったことで、琴乃は「また余計なことをして、コスモを不快にさせてしまったかも」と落ち込みます。
それを聞いたゆっこは、コスモの性格から逆(つまりコスモも琴乃が好き)の可能性を示唆するのでした。
いずれにせよ、自分が原因でコスモが危険にさらされていることに琴乃は後悔と不安を覚えずにはいられません。
それぞれの想いが交錯する中、ファンフェスの幕があがるのでした。
『ガチ恋粘着獣』36話感想
36話で一番”ツボ”だったのは、スバルがギンガに
「今日の俺はスバルだよ!そうだよね!?」
とすがりつくところ。
めちゃくちゃヒナを意識していて、可愛い!
コスモ編に出てくるスバルが好き過ぎます(笑)
それにしても、ゆっこ…コスモとリアルで出会わなければ平和だったね。
別の有名アイドルにも大騒ぎして「推しの洪水」とか言ってるし。
『ガチ恋粘着獣』37話「彼女になりたいの」
コズミックが舞台にあがり、目の前にコスモが現れると、琴乃の心はたちまち喜びであふれます。
握手会にも参加し、はるみからコスモを守ると決意を固める琴乃。
ところが、はるみは握手会ではなく、今まさにステージの下からコスモに近づいていました。
はるみの姿にコスモは怯えながらも、席に戻ってくださいと声をふりしぼります。
しかしはるみは「コスモの彼女になりたい」と、自分を救うように言い続けます。
コズミックがステージを去ろうと背を向けた瞬間、はるみは刃物を手にコスモへととびかかりました。
コスモが手に怪我を負った場面を目撃した琴乃は、一気にステージへと駆け上がります。
琴乃を見て、さらにわめきたてるはるみに、琴乃は拳を振りかざすのでした。
『ガチ恋粘着獣』37話感想
実らない恋は辛くて苦しいもの…。
その苦しさに耐えられず、元凶である片思いの相手を消せば解決すると考え、犯罪に手をそめてしまうケースはリアルでもあります。
はるみは、その典型的なパターンですね。
ガチ恋粘着獣でみると、はるみ=異常に思えるのですが、案外誰の心の中にも獣が眠っているのかも。
琴乃やゆっこは、リアルに友人がいることが歯止めになっているだけだと考えると、はるみの孤独が浮き彫りになる気がしました。
『ガチ恋粘着獣』38話「サイテーの恋」
はるみが取り押さえられる中、拳を振り上げた琴乃をコスモは後ろから引き寄せ、守るように抱きしめます。
自分も人も傷つけるのはやめてくれと、はるみの名を叫ぶコスモ。
それを聞いたはるみは、コスモが自分の名前を憶えていてくれたことを喜び、涙をこぼしました。
はるみは殺人未遂で逮捕。
怪我をしたコスモの写真と本名もニュースで流れたことにより、ネットは騒然とします。
コズミックはまたもや悪い意味で話題のグループとなってしまったのでした。
その頃、コスモは「今度こそ会って話したい」と琴乃に連絡を入れていました。
コスモに会わなかったことで怪我をさせてしまったと思うと、琴乃は断り切れずコスモと会う約束をします。
コスモに会う事を奈緒やゆっこにも伝え、琴乃は緊張の中でコスモと顔を合わせるのでした。
『ガチ恋粘着獣』38話感想
スバル編でガチ恋をしていたものの、きっぱり足を洗ったりこめろさんのお姿に
「久しぶり、りこめろさん!」
と思ってしまったのは私だけではないはず(笑)
ニュースでコズミックを見て「久しぶりに見ちゃったじゃない!死ぬ!」と叫ぶりこめろさんは、視界にスバルを入れないことで、自分の気持ちを封印しているんだろうなぁ…としみじみしてしまいました。
『ガチ恋粘着獣』39話「困らせるふたり」
目の前に現れたコスモの痛々しい姿を見て、全ては自分のせいだと琴乃は思います。
そんな琴乃に対し、コスモは前回会った時に琴乃を怒鳴ってしまったことや、せっかく来てくれたファンイベントをぶち壊しにしてしまったことを謝ります。
お互いの気持ちをうまく伝えられず、黙りがちになってしまう2人を、密かにスバルとギンガは隣の部屋を予約し、じれったい思いでうかがっていました。
そんな中、コスモは思い切って「琴乃さんのことが好きです」と告白し、付き合って欲しいと申し出ます。
しかし、自分がコスモにふさわしくない人間だと思っている琴乃は「困ります」と言い、コスモや盗み聞きをしているスバルとギンガを驚かせるのでした。
琴乃を説得にかかるコスモですが、しつこく迫った自分にハッとし「気持ち悪かったよね」と謝ります。
泣きながら自分を悪く言うコスモに耐えられなくなった琴乃は、ついに本当の気持ちをコスモに伝えることができました。
やっと両想いになれた2人に、スバルは泣いて喜びます。
が、同時にコスモだけ彼女ができてずるいとギンガに訴え、ヒナの事を考えるのでした。
『ガチ恋粘着獣』39話感想
な、な、な、なんだ39話、胸キュンしすぎて萌え死ぬかと思ったわw
なんか、変に言葉を重ねると感動が薄れるので、推して察してください🙏
『ガチ恋粘着獣』40話「前向きな活動」
コスモがはるみに大怪我をさせられて2か月が過ぎ、すっかりコズミックの炎上は忘れ去られていました。
コスモと付き合うことになった琴乃は、オタクをやめて正社員として働くべく求職活動をしています。
コスモはと言えば、神経まで切られる大怪我だったため、コズミックの活動は休止していましたが、いつかは配信者に戻りたいと考えていました。
3人そろってこそのコズミックだと、気持ちを確かめ合う中、ギンガの携帯に「都」から電話がはいります。
どうやら都は、ギンガの活動を仕事とは思っていないようで、ギンガは電話を切り「クソ女」と呟くのでした。
『ガチ恋粘着獣』40話感想
ガチ恋粘着獣コスモ編は、40話で区切りよく終わり、ギンガ編へのフラグが立ちました。
「都」は、ギンガの様子からすると幼なじみ的存在っぽい?
コスモ編の終わりに「おまけ②」というサブサブタイトルで、スバルにヒナが送ってきた手紙をコスモが渡すシーンが描かれています。
ファンイベントにヒナが来ているか気にしていたスバルでしたが、ヒナは抽選にはずれて来ていなかったんですね。
手紙の中に書かれていた
「いつもかっこいいスバルくんをありがとう」
というヒナの言葉を見て、泣いて喜ぶスバル。
スバルは、ヒナの言葉が”スバル”ではなく”俺=薫”に向けて書かれたものではないかと解釈したので、嬉しかったんです。
ヒナちゃん、今はどうしてるんだろうなぁ…簡単にヒナの姿を見せないことで、読者にもスバルと同じような気持ちを味合わせるとは、星来先生ずるいです!(笑)
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