ドラマ&原作【早朝始発の殺風景】ネタバレあらすじ感想|キャスト情報あり

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早朝始発の殺風景 ネタバレ あらすじ 感想 ドラマ化 キャスト

【早朝始発の殺風景】がWOWOWでドラマ化されるにあたって、青崎有吾(あおさきゆうご)さん原作を先読み!

この記事では、ネタバレあらすじ感想を含め、ドラマと原作両方の【早朝始発の殺風景】についてまとめてみたいと思います。

ドラマの情報を把握してから、原作の【早朝始発の殺風景】を読んでみると、キャラクターのイメージがはっきりして、めちゃくちゃ楽しいんですよ♪

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ドラマ【早朝始発の殺風景】の主要キャストがとっても豪華!

主役の殺風景(←これが苗字)を演じるのは、子役から活躍している山田杏奈ちゃん。

もう一人の主役、加藤木を演じるのは、新人俳優賞を総なめにして話題となった奥平大兼くん。

また現在、恋愛ディソナンスで主演をしている吉川愛ちゃんや、ネクラ~明るい役まで演じ分けられる望月歩くんetc、気になる若手俳優さんがキャスティングされています。

また、監督が岡田惠和さんということで、一層期待度が高まります!

ピンポイントで読みたい箇所がある場合は、目次を活用してください!
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ドラマ【早朝始発の殺風景】の放送日はいつから?何話まで?

WOWOWドラマ【早朝始発の殺風景】の放送日は

2022年11月4日(金)から毎週金曜の午後11:30~放送予定です。

全6話で完結するので、2022年12月9日(金)が最終回の放送となります。

ドラマ【早朝始発の殺風景】主要キャスト

  • 殺風景(山田杏奈)
  • 加藤木(奥平大兼)
  • 真田(吉川愛)
  • 詩子(中田青渚)
  • 乃木坂/通称 ノギちゃん(尾碕真花)
  • 寺脇(伊藤あさひ)
  • 伊鳥(望月歩)
  • 麻(髙橋ひかる)
  • 直文(萩原利久)
  • 草間(藤野涼子)
  • 煤木戸(茅島みずき)

ドラマ【早朝始発の殺風景】の原作を書いた著者はどんな人?

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【早朝始発の殺風景】の原作を書いた青崎有吾さんは、“平成のエラリー・クイーン”の異名をもつミステリー作家です。

デビュー作『体育館の殺人』で、第22回鮎川哲也賞を受賞。

その後、『図書館の殺人』『水族館の殺人』といった裏染シリーズが人気に。

1991年神奈川県生まれということで、若手のミステリー作家さんのため、登場人物の多くが学生さんの作品をうみだしております。

【早朝始発の殺風景】は、そんな青崎有吾さんが、「気まずさ」をテーマにした青春ミステリー。

キャッチコピーは「青春は気まずさでできた密室だ」になります。

たしかに、青春時代って気まずさとともに生きてきたかも。

ドラマ【早朝始発の殺風景】の主題歌は?

👆『yutori』の歌う「音信不通」

ドラマ【早朝始発の殺風景】の主題歌は、結成してまだ2年ほどのバンド『yutori』が抜擢されて歌う事に。

主題歌名は「モラトリアム

モラトリアムの意味は色々ありますが、【早朝始発の殺風景】の内容から考えると

学生など社会に出て一人前の人間となるのを猶予されている状態

を意味しているのは間違いなし。

曲を作った浦山蓮さんも

大人になる、ということは未だにどういうことかは分からないけれど、主人公たちとも年齢の近い、yutoriだからこそ描くことの出来る歌詞があると思い、「モラトリアム」という楽曲を作りました。

と語っています。

【早朝始発の殺風景】ネタバレあらすじ感想

【第一話】「早朝始発の殺風景」

お互い話したことも無いクラスメイトの殺風景(山田)と加藤木(奥平)が、なぜか早朝始発の列車で遭遇する——。早朝始発にわざわざ乗る理由は?それぞれの思惑は一体どこにある——?男女の高校生がガラガラの車内で、小さな謎の探り合いの会話を交わす。(早朝始発の殺風景公式より)

早朝 始発電車

ある早朝のこと、加藤木(奥平大兼)は、ある目的のため、始発電車に乗り込みます。

すると、ガラガラの電車内に、クラスメイトの殺風景(山田杏奈)の姿が…。

ほとんど話したこともないクラスメイトとの遭遇に、加藤木は気まずさを覚えます。

すると、殺風景のほうから声をかけられてしまいました。

2人は微妙な距離感を保ちながら、互いがなぜ早朝の始発電車に乗車しているのかを探り合いだします。

加藤木は、その理由を「その日に発売する雑誌に掲載されている最終回の作品をいち早く読むために、コンビニに向かっている」と説明。

殺風景は「大事な用があるから」とだけしか語りません。

すると、加藤木のスマホにLINEのメッセージが。

それは、加藤木の所属する映研グループLINEの通知でした。

加藤木は映研の部長であるにも関わらず、別の場所(市民美術館)にいる映研の撮影現場に参加していないことを、殺風景は知ります。

すると殺風景は、加藤木に「スマホを見せてくれない?」と頼みます。

秘密を気づかれたくない加藤木は「殺風景のスマホと交換なら」と断られること前提で、交換条件を出したものの、殺風景はあっさりとスマホを渡してきました。

殺風景のスマホから、「叶井さん」とのやり取りや、陰気な静物写真を見つけた加藤木。

「叶井さん」とは、怪我を理由に最近は学校に来ていない、殺風景が唯一仲良くしていたクラスメイトでした。

加藤木は、写真から殺風景の行先が”自然公園”であると考察します。

また、ふとした拍子に加藤木は、殺風景のスクールバッグの中に、軍手とミニサイズのジプロックを見てしまいました。

  • 「叶井さん」が学校に来なくなった時期
  • 自然公園で撮影されたと思われる写真
  • 不自然な持ち物(軍手とジプロック)

から、加藤木は殺風景の「大事な用」が何なのかに気がつきます。

すると殺風景の方も、加藤木がなぜ映研の撮影をサボって、早朝の始発電車に乗っているかを見抜き、説明し始めたのでした。

【第一話】「早朝始発の殺風景」完全ネタバレ注意

結局、加藤木は、映研メンバーが早朝の美術館に不法侵入している時間帯のアリバイをかためることが目的で、早朝の電車に乗車していたのでした。

部長である加藤木が反対したにもかかわらず、決行されることとなった不法侵入。

しかし、もしもバレてしまった場合、自分が関わっていなかったことを証明しなければなりません。

そこで考えついたのが、その時間帯に全く別の場所で防犯カメラに映っておくという予防策でした。

一方、殺風景が自然公園へと向かう目的は、さらに深刻なものでした。

仲が良かった「叶井さん」が怪我をしたのは、暴漢に襲われたため。

しかも殺風景は助けを求める「叶井さん」からの電話を、その時に受けていたのでした。

手掛かりは『犯人は自然公園の近くに住んでいる』ことのみ。

殺風景は「叶井さん」を襲った犯人を、自らの手で見つけ、「考えうる限り残酷な目に合わせてやる」と復讐を計画していたのでした。

ドラマのキャストとして「叶井さん」の役を誰が演じるのかは発表されていません。

別の役名になっているのか、ドラマでは登場しないのか…気になります!

【第二話】「メロンソーダ・ファクトリー」

ある理由から通り魔事件の犯人を一緒に追う事になった殺風景と加藤木。そんな2人と同じ啄木高校に通う真田(吉川)、詩子(中田)、ノギ(尾碕)の女子高生三人はいつものファミレスにいた。いつもの放課後、いつものメロンソーダ。ただひとつだけいつも通りでないのは、詩子が珍しく真田の意見に反対したことから始まった——。(早朝始発の殺風景公式より)

メロンソーダ

真田(吉川愛)、詩子(中田青渚)、ノギちゃん(尾碕真花)は、水薙女子高2年の仲よし3人組。

真田から見て、詩子はふわりと可愛らしく、ノギちゃんは物静かでマイペースな性格でした。

真田と詩子は小5からの腐れ縁で、2年になってノギちゃんと仲良くなった…そんな関係でした。

仲よし3人組は、学園祭のTシャツ製作の係りを押し付けられてしまいます。

クラスの出し物は「アニマルカフェ」

Tシャツのデザインを募集したところ、クラスの人気者 石川から1つだけ提案がありました。

中学時代、美術部だった真田は、自分もTシャツのデザインを描いてきていました。

せっかく作っても、終われば着ることもできないようなデザインばかりの学園祭Tシャツに飽きていた真田は、アートなデザインを提案します。

それは、緑をベースに、ペイズリー模様をおもわせる赤い葉を重ね、ジャングルをイメージさせるようなTシャツ。

そこへ、クラス全員のあだ名を、葉の中に織り交ぜるように書きこんでいるものでした。

ノギちゃんが、真田のデザインがいいと選んでくれた一方で、詩子は

「真田のデザインはわかりづらいような…」

と、石川のデザインを選びます。

想像もしなかった詩子の反対にあって、真田はショックを隠しきれません。

結局3人は、話し合いをしますが、なかなか意見はまとまらないまま…。

そんな中、詩子は何かを決意したように、いつも飲んでいるメロンソーダをごくごくと飲んだ後、

「真田のデザインでいい。気が変わった」

と言いだしました。

しかし、真田もノギちゃんも納得がいかず、最後まで話すように説得。

メロンソーダを持つ詩子の手が震えていることに、真田は気がつきます。

すると、詩子は逃げるようにお手洗いに行ってしまいました。

詩子がいなくなった席で、ノギちゃんは

「真田は0.2%って多いと思う?少ないと思う?」

と、よくわからない質問をし、アセロラソーダのグラスを真田に突きつけ、飲ませます。

戻ってきた詩子は、テーブルにおかれたグラスを見て、体を凍り付かせてしまいました。

そのわけとは…。

【第二話】「メロンソーダ・ファクトリー」完全ネタバレ注意

詩子は、仲よしの2人にすら言う事が出来ない秘密がありました。

その秘密とは、詩子が赤と緑が見分けにくいタイプの先天色覚異常だということでした。

詩子にとって、真田がデザインしてきたTシャツは、のっぺりとした無地にしか見えなかったのです。

長いこと詩子と一緒にいながら、詩子に見えない色があると気がつかなかった自分に、真田は申し訳なく思います。

しかし、ふり返ってみると、思い当たる点はたくさんあったのでした。

色覚異常については、ちょっと詳しい私。

途中で「あっ、もしかして‥」と気がつきました。

詩子の苦しみについても、よくわかります。

 

20人に1人いると言われている色覚異常ですが、私は多いと感じています。

あのひろゆきさんをはじめとし、画家のゴッホなどなど…才能あふれる著名人にも色覚異常の方はたくさんいます。

戦時中などは、色覚異常の方には迷彩柄が通用しないので重宝したとも言われていますよ。

”異常”とつくのでカミングアウトしにくいかもしれませんが、もはや個性ですね!

 

真田たちは、2話のラストで自分たちだけの、とっても可愛らしい仕掛けをTシャツに施します。

この点については、原作かドラマを実際に見てみて下さい♡

 

さて、ついでとばかりに一つ文句を言っておきたいのですが、20人に1人も色覚異常の方がいるのに、学校の黒板っていつまで緑色を使うんでしょう?

そこに赤いチョークとか…ふざけてるんですかね?

クラスに最低でも1人は「見えない」子供がいるのに、放置する理由がさっぱりわかりません。

【第三話】「夢の国には観覧車がない」

高校生活の集大成、ソレイユランドにフォークソング部の引退記念でやってきた寺脇(伊藤)。気になっている後輩の葛城もいっしょだ。今日こそは、絶対にこの想いを彼女に告げる……!そう意気込んで迎えたこの日なのに、なぜ、後輩の伊鳥(望月)と男二人で観覧車に乗っているんだろう——。(早朝始発の殺風景公式より)

観覧車

寺脇(伊藤あさひ)は、フォークソング部の後輩 伊鳥(望月歩)に誘われ、不本意ながら幕張ソレイユランドの観覧車に男同士2人で乗っています。

「それなりランド」へやってきたのは、高校のフォークソング部の引退記念。

「追い出し会」と称し、フォークソング部員全員で遊びに来ることになったのです。

すぐ近くにはディズニーランドがあることも影響してか、ソレイユランドは「それなりランド」と呼ばれるような遊園地でした。

そして、「追い出し会」の幹事は、目の前にいる伊鳥…つまり「それなりランド」へ来ることをセッティングしたのは伊鳥でした。

ともあれ、卒業を控えている寺脇は、片思いの後輩 葛城に告白するなら、今日この日しかないと考えていました。

しかし、伊鳥は入園するなり寺脇に「お土産コーナーに行きたい。待っていてください」と頼み、やたらと時間をかけて目覚まし時計を購入、あげく「2人で観覧車に乗りたい」と言い出します。

伊鳥を待っている間に、フォークソング部の面々は、それぞれ先に好きな場所へと消えてしまっていました。

その結果、寺脇は伊鳥と観覧車に乗ることに。

せまい観覧車の中で、1周22分という時間を過ごす中、寺脇は

「なぜたいして親しくもない後輩 伊鳥が、自分を観覧車に誘ったのか?」

と疑問に思い始めます。

また、「追い出し会」の幹事である伊鳥が、ディズニーランドではなく「それなりランド」を選んだ理由についても…。

伊鳥によれば「それなりランド」を選んだのは、観覧車があるからだそう。

しかも、伊鳥はディズニーランドが大好きで、いつの日かパスポートを購入して毎週行って”やりたいこと”があると言います。

その”やりたいこと”とは、隠れミッキーを密かに増やすという企みでした。

すると伊鳥は寺脇に「先輩は葛城が好きなんですか?」と質問。

話を進めていくうちに寺脇は

「ひょっとしたら伊鳥も葛城のことが好きなのでは?」

と考えます。

しかし伊鳥の口からは「むしろ寺脇先輩の方が好きです」と、不可解な答えが。

やがて観覧車が3/4周を終えようとした頃、寺脇は伊鳥の計画に気がつきます。

はたして伊鳥は、なぜ寺脇を誘って観覧車に乗ったのか?

あえて「それなりランド」を選んだ本当の理由とは?

【第三話】「夢の国には観覧車がない」完全ネタバレ注意

伊鳥が寺脇を誘って観覧車に乗ったのは、葛城がフォークソング部の部員で同じクラスの鞍馬と付き合っていることを、言葉ではなく自分の目で確かめさせるためでした。

伊鳥の計画通り、寺脇は下り行く観覧車から、葛城と鞍馬が2人きりで、一つのアイスクリームを食べている様子を見てしまいます。

もともと寺脇が葛城に好意を寄せていると気がついていた伊鳥は、たまたまデート中の葛城と鞍馬に出くわしてしまった事で、この計画を立てることに。

それは、伊鳥のやさしさと思いやりで出来た綿密な計画でした。

伊鳥~~~!

親しくもない先輩のために、ここまでの計画を立てるとは…一瞬BLかと思っちまったよ~!

伊鳥の役、望月歩くんにピッタリです。

というか、望月歩くんしかいない!とさえ思いながら読んでしまいました。

「夢の国には観覧車がない」好きだわ♡

日常系のミステリー大好きなんです♪

【第四話】「捨て猫と兄妹喧嘩」

友人の吉永の誘いを断り家に帰る途中、麻(髙橋)は捨て猫を見つけ、ある事情で今は別々で住む兄貴の直文(萩原)を呼び出した。半年ぶりに会ったというのに、兄貴の挨拶は素っ気ない。いかにも社交辞令って感じのやりとり。でも、違う。相談したいのは、こんなことじゃないんだ。(早朝始発の殺風景公式より)

/原作では”あたし”(髙橋ひかる)は、両親が離婚したことにより別々に暮らしている兄/原作では”兄貴” 直文(萩原利久)を自然公園へと呼び出します。

麻の目的は、友人の吉永から聞いた「デルタ」というケーキ屋さんへ行く近道として、自然公園を通り抜けようとした際、見つけてしまった捨てネコを、兄 直文に飼ってもらおうというものでした。

麻が母と住んでいるマンションはペット禁止な上に、麻自身、ペットアレルギーを持っていました。

そのため、ネコが近くにいる今、鼻水が止まらない状態に…。

しかし、直文は頑なに「無理だ!」と拒否します。

直文も父もネコが好きだったはずで、一軒家に暮らしているため、麻には断る理由がさっぱりわかりません。

結局ふたりは、兄妹けんかになってしまいます。

ネコのいれられていた段ボールに、一緒に入っていたささみの缶詰などを与えたりするうちに、仲直りをした兄妹。

麻は、どんな飼い主だったのかを想像し、憤ります。

そんな中、直文は麻に「親父、再婚するかもしれない」と告げます。

父親の再婚相手が、重症な猫アレルギーなので、飼う事はできないと言われ、麻は複雑な思いに。

「かわいいな」という兄の一言に、麻は直文の本当の気持ちを悟ります。

すると直文は「おれが引き取るよ」と言い出しました。

再婚相手の事を知ってしまった麻は「バレないように自分が飼って、その間に飼い主を探す」と兄の申し出を断ります。

結局、どちらが引き取るかで、またもや兄妹ケンカに。

直文の様子に違和感を感じた麻は、ある結論へと達します。

麻の導きだした結論とは?

【第四話】「捨て猫と兄妹喧嘩」完全ネタバレ注意

偶然にも、ネコを捨てたのは、直文自身でした。

離婚したことにより、男二人きりになった一軒家が寂しいと思ったのか、ネコを買ってきたのは父親でした。

とてもかわいがって育てたネコでしたが、父親の再婚相手 クニコさんが、重度のアレルギーを発症したことで、父親は迷わずクニコさんを選択。

直文の言葉には聞く耳も持たなかったと言います。

正直、父親はクズですねっ!

再婚相手を優先するのはわかります。

でも里親を探す時間すら直文に与えなかったって、どんだけ自分勝手なんでしょう。

寂しいからネコを飼う、その寂しさを埋める相手が出来たから捨ててしまう…

こんな男と結婚するクニコさん、大丈夫ですかっ?!

まさかあなたも「こんなネコ、捨ててきて」とか言ったんじゃないでしょうねっ?!

なんて、ふんすふんす!しながら感想を書いております(笑)

このネコちゃんは「ういろう」という美味しそうな名前のスコティッシュフォールドです。

兄妹は困ったあげく、誰も住んでいない社宅マンションの片隅で、ういろうを飼う事にしました。

野良猫扱いになっちゃわないか心配だけど、とりあえず良かった!

疎遠になりそうだった兄妹も、ういろうを介して絆を深めることができそうですよ。

【第五話】「三月四日、午後二時半の密室」

煤木戸(茅島)は、よりによって卒業式の今日という日に学校を欠席した。草間(藤野)はそうでもなければ、いくらクラス委員だとしても家にまでお邪魔しなかっただろう。孤高でいて空気を読まない煤木戸の家になんか……。
密室の中のなれない会話は思わぬ方にころがっていき——。(早朝始発の殺風景公式より)

水薙女子高等学校3年5組のクラス委員だった草間(藤野涼子)は、卒業式の日に風邪で欠席した煤木戸/すすきど(茅島みずき)の自宅を訪れます。

それは、卒業証書とアルバムを届けるためでした。

細い体つきに男子のようなショートヘアの煤木戸は、はっきりと物を言う性格のせいもあり、クラスでは孤高の人に。

当たり前のように親しい友だちもいなかったため、クラス委員として草間がやってきたというわけです。

チャイムを押すと、煤木戸本人がインターホンに出てきて「ポストに入れておいて」と頼まれます。

しかし、ポストインできる大きさではなかったため、裏庭のすみれの鉢植えの下にあると教えられた合い鍵を使って、草間は家の中へ入ることに。

煤木戸のいる部屋は、まるでドラマのセットのように素敵な部屋でした。

両親は仕事、姉は彼氏とインド旅行だという煤木戸は、家の中に1人。

手土産にと持ってきたデルタのプリンもしっかり食べられるし、さほど辛そうな様子はありません。

ふと草間は「煤木戸は本当に風邪をひいているのだろうか?」と考えます。

もしかしたら友だちもいない一匹狼だった煤木戸は、仮病を使って卒業式を休んだのではないか?

でも、煤木戸が仮病なんて使うだろうか?

そんな疑問が湧いてくる中、草間は煤木戸の熱さまシートを変えることを申し出て、彼女に熱かあるのかを確かめようと試みます。

しかし、熱についてわからなかっただけでなく、そばにあったペットボトルを倒してしまい、煤木戸のパジャマを濡らしてしまいました。

風邪が悪化するといけないからと、部屋にあったTシャツを手渡した際、もう一枚別の洗濯物がパサリ…それは、紐とレースだけで出来ているような黒い下着でした。

気まずい空気が流れ、そろそろ帰ろうとした草間は、煤木戸のアルバムに誰もメッセージを書いていないのを見て、お互いにメッセージ交換することを思いつきます。

草間にはたった一つ、煤木戸との思い出があり、それをメッセージとして書くことに。

その思い出とは、夏休みの夏期講習の時、ちょっとだけ話した時の事でした。

「勉強がめんどくさい。日常生活で何の役にも立たないのに、勉強して何になるんだろう」

といった草間に対し、隣の席にたまたま座っていた煤木戸は

「勉強がめんどくさいのは当たり前。武術の修行みたいなもので、もしもの時、悪い奴らと戦って自分や家族を守るために学ぶものだから」

そんな言葉を聞いて、草間はカンフー映画の主人公のような気持で勉強に取り組めるようになったのでした。

思い出のエピソードや、煤木戸が学校生活で抱いていた”きまずさ”、そして煤木戸は仮病ではなく本当に風邪をひいていたことがわかり、草間は煤木戸のことがわかったような気持になっていました。

が、部屋から出て帰ろうとした瞬間、草間は煤木戸のついた”嘘”に気がつきます。

その嘘とは…。

【第五話】「三月四日、午後二時半の密室」完全ネタバレ注意

煤木戸のついた”嘘”とは、とてもささやかでありながら、煤木戸の人となりがわかるような嘘でした。

実は煤木戸がいた部屋は、インドに旅行に行っている姉の部屋だったのです。

では、なぜそんなことをしたか?

煤木戸は、自分の散らかった部屋が恥ずかしかったのです。

草間は煤木戸の部屋と、彼女の反応を見て、本当はかわいらしい普通の少女なのだと気がつきます。

煤木戸本人も「私は、ただの背伸びしたガキ」と自分を表するのでした。

煤木戸さんは、不器用な女の子だったんですね。

 

でも、若かりし頃…いえ、いくつになっても、人は相手の内面までを読み取ることはできないし、読み取ろうともしてくれません。

 

そんな中で、卒業の日に草間ときまずいながらも、心通わせるようなひと時を過ごすことが出来た煤木戸はラッキーでしたね。

 

草間が「今日のことを忘れない」と感じたように、煤木戸にとっても宝物のような思い出になったに違いありません。

【最終話】「啄木町の七不思議」

通り魔事件から1年。殺風景と加藤木の二人が辿り着いた結末は?
各話の登場人物総出演。これは、窮屈で息苦しい青春から脱出するまでの物語。(早朝始発の殺風景公式より)

横槍市啄木町にある取り壊し予定のマンション地下で、22歳の男が全治8か月の大怪我をして警察に保護された…そんな記事がニュースサイトに掲載されました。

加藤木(奥平大兼)と殺風景(山田杏奈)は、話題のケーキ屋「デルタ」で待ち合わせをし、そのニュースについて話します。

ショーケースでは、ショートカットのボーイッシュな少女が、プリンを嬉しそうに買って出て行きました。

ニュースを見た殺風景は「8か月じゃ割りに合わない、あと2~3か月足しておけばよかった」と物騒なことを言います。

叶井さんが「ほっとした」と言っていたと殺風景から聞いた加藤木は、自分自身も同じ心境だと感じます。

つい注文したプリンを食べていると、後ろには3人組の女子グループが仲良さげにやってきて、近くの席に座ってきました。

「デルタ」が混んできたこともあり、殺風景は「マンションの様子を見に行きましょう」と言い出します。

事件をうけて、たくさんの人が集まっているかと思いきや、マンションには全くひとけがなく、警官が一人見張っているだけで、静かなものでした。

するとそこに、太ったネコがやってきます。

ネコの頭を加藤木がなでていると、ギャル風の茶髪女子がやってきて、ネコにエサを与え始めました。

お互いに会釈をし、マンションであった事件についてほんの少し会話をすると、女の子は「こわいね、ウイロウ」と話しかけ、加藤木はネコの名前を知るのでした。

始発電車で殺風景に出会ってから、約1年が経ち、当時きまずかった沈黙が全く気にならなくなったことに、加藤木は想いをはせます。

すると殺風景が「あ、伊鳥(望月歩)くん」と呟きます。

同じクラスの伊鳥は、先輩らしき人物とディズニー帰りらしい様子で歩いていたのでした。

それを見た殺風景は「私も遊園地に行きたい」と言い出します。

加藤木が「ディズニーよりソレイユランドが好きだな」と言うと、殺風景は一緒に行くのが当たり前のように「じゃぁソレイユにしましょう」と答えるのでした。

もともと2人は、かろうじて顔を知っている程度のクラスメイト。

全てが終わった今、本来であれば殺風景とのつながりは切れてしまってもおかしくありません。

行動を共にする理由がなくなった2人ですが、加藤木は相変わらず表情に乏しい殺風景の横顔を見ながら

「今だけは、心の中が読める気がする」

そんな風に思うのでした。

【最終話】「啄木町の七不思議」完全ネタバレ注意

原作の【早朝始発の殺風景】には「啄木町の七不思議」というお話は存在せず、ただ「エピローグ」となっています。

エピローグは、たったの12ページの書き下ろし。

公式のあらすじに書かれている”各話の登場人物総出演”という部分は一致しているので、エピローグにドラマオリジナルストーリーを描き加えた形で放送される可能性が大。

そもそも「啄木町の七不思議」については、原作の【早朝始発の殺風景】に一切登場しません。

原作を読んだ後でも、ドラマを楽しめる内容になること間違いなしですね!

ちなみに原作の【早朝始発の殺風景】は、殺風景と加藤木が、お互いの下の名前を聞くシーンで終了しています。

1年近く行動を共にしていて、下の名前を知らんのかい!

いやいやいや、興味あったら名簿とかみるじゃないですか~(笑)

ドラマの【早朝始発の殺風景】にどれくらい原作者の青崎有吾さんが関わるかわかりませんが、できるだけ脚本に関わって、世界観を壊さないラストシーンになることを願います。

監督の岡田惠和さんは脚本や漫画の原作も書いているので、心配はいらないんですけどね!

以上、【早朝始発の殺風景】ネタバレあらすじ感想でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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