足の爪が、まるごとぼろ~んと、はがれ落ちてしまいました。
どこかにぶつけて剥がしてしまった…とかではありません。
登山した際のケガによるものです。
山登り(正確には山下り)をしている最中、爪がはがれたかと思うくらいの激痛が足の親指を襲ったんです。
なんとか下山した後、自宅へ帰り、靴下を脱いでみたら、爪の下が内出血を起こして変色していました。
登山と言っても、高尾山ですよ?
あの初心者向けとされている、サンダルで登る人もいる山です。
でも、それは1号路をリフトやケーブルを使って登る場合のみ。
その爪の負傷は、3か月ほど前、2018年5月末におきました。

その際、記事の中で「きれいな爪に戻るまでには何か月もかかるみたい」と書いているのですが、想像以上にダメージが大きかったようです。
「低い山でも、なめて登るとケガして痛い目に合うよ」ということを知ってもらうために、画像入りで怖い状態の爪をお見せします。
めちゃくちゃ気持ち悪い画像なので、閲覧注意です!
では、覚悟が出来た方のみ、どんな爪になっちゃったか…ご覧ください。
登山したら足の爪が内出血
こちらが、高尾山を登った後、自宅で撮影した画像になります。
この写真はそんなに気持ち悪くないように、加工してあります。
若干ぼかしをかけたりして、小さい画像でアップしたのですが、実際に肉眼で見た時は、もっと爪は黒に近い状態でした。
日を追うごとに、爪の黒さは増していき、人様にはとうてい見せたくない有様に。
2018年の夏は「災害」と言われるほどの猛暑ですが、はちこはサンダルも履くことが出来ない日々を過ごしていました。
親指の爪が浮いてきた
長距離を歩いたりすると「ん?なんだか足の親指が痛い?」と言うくらいで、その後の日常生活には、特に支障もなく過ごしていました。
この間、一度も病院へは行っていません。
山登りをしてから、2か月半くらいが過ぎた頃でしょうか。
下から新しい爪が生え始めたのを確認でき、ホッと一安心していました。
しかし、それもつかのまのこと。
なんと、爪の黒く変色した部分が、新しく生えてきた爪と離れてきて、浮いた状態になってきたんです。
う~ん、気持ち悪い💦
でも、やっぱり痛みはありません。
「いまさら病院へ行っても、かえって怖い」
そんな気がして、さらに様子をみることにしました。
いよいよ、はがれた爪が登場するので、先へ進む場合は覚悟してくださいね。
自分で見ても、気持ち悪いので💦
お風呂場で爪がはがれちゃった!
浮いてきた爪が妙に気になって、ついつい手で触りそうになるのを我慢する日々を送っていたところ、ふと気がつきます。

あれ?爪の隙間をのぞいてみると、向こう側に光が見えるよ?
つまり、赤い矢印でしめしたところをのぞいてみたら、隙間が向こう側まで貫通しているみたいだったんですよ。
しかも、そ~っとつま先部分を触ってみたら、爪がぐらぐらしてるんです。
これを知った時には、お尻の辺りがぞわぞわしました。
で、はち夫に状況を説明したんですが

俺も昔なったことあるけど、大丈夫。
取れた後、きれいな爪が生えてくるから。
と平然と言うではありませんか。

と、とれるんかい?!
危険なことをなるべく避けて生きてきた、このはちこの爪がとれる?!
はちこの脳裏には、ごーもんされて爪をはがされる光景が浮かびましたね。
で、こう思うことにしました。

いや、はちこは大丈夫でしょ。
じわじわ新しい爪と入れ替わってくれるでしょ?
見事に爪ははがれました
では、いよいよ見せちゃいますよ。
ほんとに気持ち悪いから、後で「何見せとんじゃ!」とか言わないでくださいね。
。
。
。
見事にまるごと爪がとれてますね。
裏はもっと気持ち悪いです💦
この爪が取れてしまった日、はちこはゲリラ豪雨にあいまして…足もとがびしょぬれになっちゃったんですね。
帰ってきてお風呂に入る時、ちょっと思ったんですよ。
「あれ?なんだか爪がふやけてる?色がいつもと違う?」と。
何だか予感がしていたんでしょうか。
実は数日前「足 爪 死ぬ」と言った検索をしたばかりの出来事でした。
その中には「雑菌がわいて、良くありません。臭くなったりもします。なるべく早くはがしましょう」といったアドバイスがあったりしたんです。

いやいやいやいや、はがしましょうって…無理でしょ?
それこそ、ごーもんだよ💢
と思っていたんですが、たまたま実家へ行って爪を見せたところ、はちこ父が

そんなのはがしちゃえ
とか言うではありませんか!
世の中で、爪をはがすということは、そんなにも軽く扱われることなのでしょうか?
それはともかく、臭くなるのは絶対に嫌だったので、お風呂に入った際、雑菌がわかないようにシャワーを爪にあててみたわけです。
そうしたら、なんと…水の勢いだけで爪は見事にはがれてしまいました😱
間違ってもジェット噴射とかはしてないですよ。
普通にやんわりとあてただけです。
全く痛くないのに、ぎゃ~~~!って叫びましたよ。
誰も来なかったけど…。
死んでしまった爪ははがれる運命らしい
そして、爪がはがれた直後の状態がこちらになります。
ピンク色の部分はまだ「爪」というよりは「皮膚」に近い感じ。
恐る恐る、表面を触ってみるとざらざらしていて、妙な違和感があります。
気のせいかもしれませんが、ちょっぴりヒリヒリするような痛みも。
この記事を書くにあたって、さらに色々調べてみたところ、登山で爪を痛めてしまい、はがれる→うまれかわるを繰り返す方は多いようですね。
もとの状態に戻るまでは1年以上かかるのが普通とわかりました。
何と後から大丈夫だと思っていた反対側の足の爪も!(追記)
この部分は、さらに数か月経った2019年1月に追記しています。
右足の親指は一部分だけが内出血しており、ずっと青黒くなっていたのですが、年末くらいに
「あれ?こっちの足の爪も浮いてきてる?」
と気がつきました。
パカパカした状態ではあるものの、全体が剥がれてしまった左足とは違い、生きていてくっついているところもあるんですよね。
これは、逆に怖い。
ひっかけたら、生爪をはがしそうじゃないですか?
なので、パカパカをなるべく爪切りでカットし、絆創膏でガードしています。
中途半端な状態の方が、元の状態へ戻るまでに時間がかかるようです。
病院へ行っていた場合の治療は?
この爪の内出血ですが、爪下血腫(そうかけっしゅ)とも呼ばれており
- 足の爪の上に重たいものをうっかり落としてしまった
- きつい靴を履いて運動した
といった原因でよく起こる現象とされていました。
皮膚と指の骨の間で内出血が起きているため、血の逃げ場がなくった状態です。
はちこは、放置した挙句、爪がはがれてしまいましたが、出血がひどい場合、内部で圧迫されるため、眠れないほどの痛みが出てしまうこともあるようです。
皮膚科に言った場合の対処法が気になったので調べてみたところ
- 爪に穴をあけて血を抜く
という治療が行われるとか。
中には焼いた針で、自ら穴をあけている方もいました。
想像しただけで痛そうですが、実はこの治療、そんなに痛みはないんだそうです。
激しい痛みをともなっている場合は、我慢せずにさっさと病院へ行った方が良さそうですね。
爪の内出血はくり返す?どうしたら爪の内出血やはがれは防げるの?
登山をよくしている方の記事に「爪の内出血は一度起こすと繰り返しやすくなる」と書かれていました。
これは本当だと思います。
実ははちこ、以前にも昭和記念公園を丸一日かけて、うろうろしただけで爪の内出血を引き起こしたことがあるんです。
その時は親指全体ではなく、一部分の内出血でした。
ですから、爪がはがれるということはなく、半年くらいかけて、少しずつ黒っぽい部分がなくなっていきました。
今回の場合は、高尾山と言えども「登山」だったので、負荷が大きかったとも考えられます。
が、もっと若かりし頃に高尾山を下山した際は、何のトラブルも起きなかったので「繰り返す可能性は高い」と思っていた方が良さそうです。
では、今後どんな対処をしたら、爪の内出血を防ぐことが出来るのでしょう?

足の爪が靴の内部(つま先部分)に当たらないようにするのが一番重要
という事がわかりました。
そのためには
- 自分の足のサイズに合った靴を選ぶ
- 登山などの前に足の指をガード(テーピング)する
- 厚手の靴下を履く
このような対処法が有効とのことでした。
シリコン製の足指サポートなら洗って何度も使用可能
シリコン製の足指サポートは利用者が多いです。
洗って何度も使用できるため、コストパフォーマンスも良いですね。
ただし、蒸れてしまうので、臭いなどが気になる方もいました。
登山用だけど可愛い厚手の靴下
登山に詳しい方のサイトをみて、おすすめの靴下を見てみたのですが、機能性重視でデザインは「メンズ用?」と思われるものも多かったです。
そんな中で、キャラバン RLメリノ・レトロトレッキング は色合いがまず可愛い。
山ガール気分を味わえそうな靴下になっています。
かわいいだけではなく、機能性も十分。
- 優れた吸水拡散性のため、夏はさらさらの履き心地!
- 冬には吸着熱により高い保温性
- 羊毛が持っている天然の免疫機能が抗菌抗臭効果を発揮
しかも、擦れやすいかかと部分には、表面にナイロン糸を集中。
耐摩耗性をアップさせています。
価格の方は、3足1000円のようなわけにはいきませんが、病院へ行くことを考えたら安上りとも言えます。
普段づかいも可能な可愛いトレッキングシューズ
登る山の難易度や、頻度にもよって靴の選び方は変わってくるかと思います。
はちこの場合、本格的に登山をする予定は今のところないので、普段履いていても違和感のないトレッキングシューズを選びたいのが本音。
山ガールからの評判が良く、デザイン性に優れている靴を1点選んでみました。
前回の記事では「安くてかわいい」だけのトレッキングシューズをピックアップしていたのですが、爪がはがれ落ちるという結果を見て「やっぱりもう少し良い靴が必要?」と考えたからです。
最後に
既に爪がはがれてしまっているので、しばらくは養生しないといけないかと思っています。
秋にはもう一度、高尾山に登ってみたいと思っていたのですが…あと2~3か月で爪がどのような状態になるのかによりますね。
次に登山をする際には、最低でも親指のガードと厚手の靴下は準備したいと思います。
それでは、みなさんは安全な登山を楽しんでください!
爪のトラブル体験談
今回の記事をアップしたところ、ブログ仲間から「自分もなったことがある」といったコメントをいくつかもらいました。

マラソンで何回もやらかしてます。3ヶ月ぐらいで綺麗なのが生えてきますよー
何回も?!
マラソンの場合は、ちゃんとした靴を履いているでしょうから、それでも負担をかけすぎると爪のトラブルは起きてしまうんでしょうね。
あるいは「爪の内出血は繰り返す」ということなのでしょうか?
きれいな爪が生えるまでに3か月ということですから、やはり元の状態に戻るまでにはトータル半年かかると思っていたほうが良さそうです。

前に一部だけ爪が内出血をして、何か月もたってから、ようやく黒いところなくなったけど、爪が伸びにくいの。
で、今回は爪がベロンと浮いてる!
怖いからカットバンで押えてるんだけどはがしたほうがいいの?
今そんなに痛くないからそっとしてるけど、怖くて見るのも嫌だからカットバンもつけっぱなし。
はちこも最初は怖くって、少し長く歩きそうな時は、絆創膏でおさえて出かけていました。
しかし、絆創膏をはっていても、歩いているうちに靴の中でずれたりしてしまい、かえって歩きにくくなったり、痛みが生じてしまうことがありました。
また、絆創膏はどうしても蒸れるし、臭いの原因にもなりそうだったので、やめてみたのですが、押さえていればはがれ落ちずにすんだのか?については謎です。
怖くて見るのも嫌という気持ちはよくわかりますが、絆創膏は毎日交換しないと、雑菌によるトラブルが不安ですね。
万が一、化膿してしまうと大変です!
内出血後6か月経った爪の状態
登山をして足の爪を内出血させてから半年近い月日が経ちました。
その後の爪の様子を公開したいと思います。
まだ完璧な復活はしておらず、今も爪の白い部分(通常爪きりで切る部分)は出てきていません。
また、触ってみると爪はでこぼこしており、特に端の部分は反り返るようになっていたりします。
他の指の爪よりも、成長速度が遅いようで、元の状態に戻るまではまだかかりそうです。