八王子市夢美術館で「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」展を観てきました。
八王子夢美術館を訪れたのは、実は初めてになります。
八王子市夢美術館「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」展
八王子市夢美術館の場所はここです↓
最寄りの駅は八王子駅になります。
八王子駅北口からは徒歩で12分くらいかかります。
西へ進み、ユーロードを抜けたら、甲州街道沿いに歩いていくと到着します。
「夢美術館東(西)」と言う交差点があるので、すぐわかるかと思います。
とっても失礼なのですが、想像よりこじんまりとした美術館だったので「わざわざ足を運ぶ必要なかったかも?」と言うのが第一印象でした。
が、実際にエドワード・ゴーリー展を観て回った時間は、実に2時間以上。
エドワード・ゴーリー展は単純に眺めるだけではなく、原画の解説などを読む時間があるのでボリュームたっぷりの展覧会になっています。
最終日間近のせいか、展覧会の会場へ1歩足を踏み入れると、驚くほど人がいて、みなさん真剣に原画を鑑賞していました。
はちこも原画に触れたせいでしょうか。
上の記事でエドワードゴーリーのおすすめ絵本を紹介しているのですが、この記事を書いた時以上に、ゴーリーへの関心が強まり、ぐいぐいと世界観に引き込まれてしまいました。
子どもに対して残酷だったり、シュールなことを描く背景に、凡人にはなかなか理解できないゴーリーの哲学のようなものを感じたからです。
展覧している会場内は撮影禁止だったので、実際の様子を写真でご紹介出来ないのが本当に残念!
ガラスで守られた原画に顔を近づけて、よ~く見てみると、薄く残った鉛筆の線やホワイトでの修正などが残ってるんですよ。
「あぁ、この線をエドワード・ゴーリー本人が書いたんだなぁ」と思うと、何やら感慨深い気持ちになりました。
これは、印刷された絵本などでは感じことが出来ないですよね。
それと、すごく感動したのはゴーリーがお母さんに宛てた手紙でした。
封筒の表面に丁寧に描かれた作品は、まさに芸術!
手紙を受け取ったお母さんは、とても幸せだったろうなぁと思います。
(子どもが作ってくれたりしたものって、親からすると、どんなものでも感動するんですけどね)
八王子での展覧会が2018年9月2日で終了した後、ゴーリー展は新潟市新津美術館へ巡回する予定のようです(2019年1月19日~3月10日)
エドワード・ゴーリー展は2009年以来、世界各地を回って日本にやってきたので、これを逃すと東京で原画を観るチャンスはもうないかも?
それを考えると八王子に来ている間に、じっくり鑑賞することが出来て、本当にラッキーでした。
エドワード・ゴーリー展のグッズ販売
エドワード・ゴーリー展では、絵本はもちろんのこと
パズルや洋書、ぬりえ、トートバッグ、ボールペンなどのグッズ類の販売もされていました。
東京でエドワード・ゴーリー展を観るラストチャンスかもしれないという事で、平日にもかかわらず八王子市夢美術館はなかなかの混み具合。
ゴーリーの人気の証と言えるでしょう。
八王子市夢美術館にはコインロッカーも用意されていました。
利用には100円が必要ですが、カギを戻せばお金は返却されます。
貴重品以外のものはロッカーに預けると、身軽に鑑賞することが出来ますね。
9月2日にエドワード・ゴーリー展は終わってしまいますが、9月14日からは新たに王立宇宙軍オネアミスの翼展が開催されます。
アニメ好きのはちことしては、ちょっと気になってしまいますね。
ちなみに八王子市夢美術館では、年間パスポートがあって何度も鑑賞したい場合は絶対そちらがお得ですよ。
1人用:1400円
2人用:2400円有効期限:購入日から1年間
八王子夢美術館|基本情報
場所 | 八王子市夢美術館 |
住所 | 東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2階 |
電話 | 042-621-6777 |
開館時間 | 10:00~19:00 ※入館は18:30まで |
休館日 | 月曜日・年末年始・展示替期間 ※祝日・振替休日の場合は翌平日休館 |
料金 | 展覧会によって異なります 団体割引などあり |
アクセス | JR八王子駅北口から徒歩15分 |
駐車場 | 地下駐車場(八日町夢街道パーキング)を利用 ※有料ですが割引あり |
公式サイト | 八王子市夢美術館 |
未就学児は無料。
土曜日と5月5日は中学生以下は無料です。
子どもたちが小さい頃、連れて行っておけば良かった~。
また気になる展覧会があったら、行ってみようと思います。
その時はレポートしますね♪