サンド道楽(2022.5.31放送)では、トミドコロが【きりせんしょ】という方言メシを、岩手県で探すチャレンジをしておりました。
盛岡駅から聞き込みをスタートさせていましたが、地元でも「きりせんしょ」を知っている人がなかなか見つからず、苦戦していましたね。
最後には、無事に出来立てをいただくことが出来た「きりせんしょ」
私たちも食べることができるのでしょうか?
今回は「きりせんしょ」をネット通販などでお取り寄せできるのか?
また、出来なかった場合の作り方などを調査してみました。
「きりせんしょ」とはどんな方言メシ?
トミドコロさんが、足で集めた「きりせんしょ」情報は以下の通りでした↓
- おもちのような蒸かしている食べ物
- お菓子というか生菓子?
- 食べると蜜が出てくる 薄茶色
実際「きりせんしょ」がどんな方言メシかと言うと…
米粉を蒸して、くるみとゴマを入れ、醤油・砂糖などで味をつけた郷土料理になります。
山椒からとった汁をいれたことから「きりさんしょう」⇒「きりせんしょ」となった説もありますが、現在のきりせんしょに山椒をいれることはないそう。
岩手県の中央部では、桃の節句などにお供えする行事食として、きりせんしょは作られています。
「きりせんしょ」ネット通販でお取り寄せできる?
地域によって、少しずつ形や味付けの違う「きりせんしょ」
どれも美味しそうでした。
そんな「きりせんしょ」は、ネット通販でお取り寄せなどは出来るのでしょうか?
調べてみたところ、ふるさと納税をすることで「きりせんしょ」のお取り寄せが可能だとわかりました。
あとは『ふるさとや』というお団子屋さんから、お取り寄せが可能となっております。
「きりせんしょ」の作り方
「きりせんしょ」を求めて、道の駅を訪れたトミドコロさん。
そこでは、地元のおばちゃんが「きりせんしょ」を作って販売しておりました。
まずは写真をご覧になってみて「作ろう!」と思った方は、最後に作り方の詳細を書いておくのでチャレンジしてみてください。
こうして出来上がった「きりせんしょ」
とっても美味しそうでしたよね。
作るのはかなり面倒そうですが、通販でお取り寄せするより、出来立てを食べたいという方もいるかと思います。
そんな方のために「きりせんしょ」の作り方を調べてみました。
きりせんしょ|材料
- うるち米粉 500g
- ザラメ 250g
- 濃口醤油 100cc
- サラダ油 大さじ 1.5
- クルミ 50g
- 黒ごま 大さじ1.5
- 水 650cc
きりせんしょ|作り方
- 厚手の鍋に、分量の水、ザラメ、しょうゆを入れて、かき混ぜながら加熱
- 沸騰直前になったら、サラダ油を入れ、ふたたび沸騰させる
- 2の中へ、うるち米粉を一気にいれ、かき混ぜながら、粉に火が通るまで煮る
- 火を止めた後も、しっかり練り続ける
- クルミと黒ごまを加え、さらに練る
- 適当な大きさにちぎり、形をつくる
- 蒸し器に並べ、中火で25分蒸す
作り方や味付けは、家庭によって少しずつ異なります。
自分なりにアレンジしても良さそうですね!
方言メシ|がっぱらもち(作り方あり)
「きりせんしょ」に引き続き、トミドコロさんが探す方言メシは「がっぱらもち」になります。
「がっぱらもち」については、通販でお取り寄せ出来る情報を見つけることができませんでした。
がっぱらもちは、自宅でも簡単に作ることが出来ます。
「がっぱらもち」材料と作り方
- 炊いたご飯290g
- 砂糖115g
- 小麦粉90g
- ごま・塩少々、サラダ油少々
これらの材料に水120ccを加え、混ぜ合わせます。
フライパンに油をしいて、フタをして蒸し焼きにするだけです。
小麦粉は「きりせんしょ」で使った米粉に変えて、くるみを入れたりしてもOK。
ぜひお試しください!