夏子さん主演のドラマ『アイゾウ 警視庁心理分析捜査班』3・4話のモデルとなった実話は2012年にアメリカのテキサス州で起きた殺人事件になります。
ゲストキャストは
- 小手伸也
- 徳重聡
- 手塚真生
- 小松利昌
の4人。
今回も1、2話に引き続き、この記事では、アイゾウの原作ともいえる実話とは、どんな事件だったのかについてまとめてみようと思います。
アイゾウがスペシャルドラマで帰ってきます!
ドラマ『アイゾウ 警視庁心理分析捜査班』キャスト紹介
『アイゾウ 警視庁心理分析捜査班』メインキャスト(登場人物)
- 安座間霧子(夏子) 「警視庁心理分析捜査班」通称“アイゾウ課”刑事
- 久世麟太郞(津田寛治) 捜査一課 ベテラン刑事
- 三好慧(水石亜飛夢) 捜査一課 新米刑事
- 村瀬警視正 安座間がストーカーしていたという上司
『アイゾウ 警視庁心理分析捜査班』3、4話ゲストキャスト
- 橘俊作(徳重聡) 捜査一課の刑事
- 奥田実千瑠(手塚真生) 被害者
- 宇佐見健児(小手伸也) 実千瑠の交際相手
- 茂岡隆一郎(小松利昌) 実千瑠の交際相手
『アイゾウ 警視庁心理分析捜査班』3話あらすじ
とある山中で奥田実千瑠(手塚真生)が遺体となって発見されました。アイゾウ課の安座間霧子(夏子)は、捜査一課の刑事・橘俊作(徳重聡)、三好慧(水石亜飛夢)とともに捜査を行う事になります。
奥田実千瑠は3か月前、息子である輝星に何も言わずに家を出たまま失踪していました。輝星は「お母さんはたぶん、菅沢武(スガサワタケシ)に会いにいった」と証言します。
家を出た翌日のこと、実千瑠は離婚した夫に「いま運命の人と一緒にいる。しばらく帰んないからダイヤをよろしく」というメッセージを送っていました。
安座間たちは、菅沢武(スガサワタケシ)という人物を探すために、実千瑠の交友関係を捜査します。すると、実千瑠は離婚後に2人の男性と交際していたことがわかりました。
2人の名前は
- 宇佐見健児(小手伸也)
- 茂岡隆一郎(小松利昌)
で、菅沢武(スガサワタケシ)ではありません。一体、菅沢武(スガサワタケシ)とは誰なのか?そもそも菅沢武(スガサワタケシ)とは実在するのか?事件の真相とは…。
ドラマ『アイゾウ』3・4話の原作も言える実話はどんな事件?
アイゾウの公式サイトには3・4話のモデルとなった実話について「2012年、シングルマザーのミシェル・レイターが失踪し、その後、遺体となって発見された事件」と書かれています。
ミシェルはSNSで知り合った男「ロッキー・スイッツァーに会いにいく」といったきり、失踪してしまいました。が、ミシェル・レイターやロッキー・スイッツァーと検索しても、事件の概要はわかりません。日本ではあまり有名ではない事件ということになります。
ミシェル・ライター(ミケーレ・ライター)殺人事件とは
調べたところ、『アイゾウ』3・4話のモデルとなった実話の被害者はMichele Reiter(ミシェル・ライター/ミケーレ・ライター)38歳で、犯人のLanny Bush(ラニー・ブッシュ)54歳が、Rocky Switzer (ロッキー・スウィッツァー)と名乗っていたことがわかりました。
ニューヨーク出身のミシェルは、学校を卒業後、テキサスにやってきて結婚。2人の子どもをもうけますが離婚をし、友人のデニス・ウォレルと暮らしていました。2012年9月10日の夜の事、まだ38歳だったミシェルはオンラインで知り合った人とデートをすることになり、大喜びしていました。
しかし、翌日になってもミシェルは家に帰らず、職場にも表れなかったことからデニスは警察に届けます。約2週間後の9月24日、テキサス州コールマン郡の「浅い秘密の墓」と呼ばれる場所で、ミシェルの遺体は発見されました。
ミシェルの遺体には、目立った外傷が見られませんでしたが、腐敗がすすんでいたこともあり、死因は窒息死ではないかと推測されます。警察は、ミシェルが5年間付き合っていた元恋人のラニー・ブッシュを容疑者として捜査をすすめます。
ラニー・ブッシュはとても嫉妬深く、支配的な人間で、交際期間中はいつもミシェルがどこにいるかを監視しており、何かにつけてミシェルが浮気をしているのではないかと疑って責めていました。そんなラニー・ブッシュに嫌気がさしたミシェルは、家を出て、縁を切ったつもりでいました。
ミシェルは行方不明になる前日、Facebookで「学校のクラスメートだ」と主張するRocky Switzer (ロッキー・スウィッツァー)と話をし、デートの約束をしてしまいます。しかしロッキー・スウィッツァーと名乗る人物は、ラニー・ブッシュがミシェルに接触するために作った偽のアカウントだったのです。
何も知らないままロッキー・スウィッツァーとのデートに向かったミシェルは、元彼のラニー・ブッシュの手にかかり殺害されてしまったのでした。
ドラマ『アイゾウ』3・4話の感想
日本でFacebookはあまり普及しませんでしたが、海外だと当たり前のようにFacebookを登録している人が多いんですよね。
Facebookは基本的に実名でアカウントを作ることになっているので、ミシェルはすっかり騙されてしまったのかもしれません。
本物の犯人であるラニーブッシュが、ちょっぴりアイゾウで犯人役を演じる小手伸也さんに似ているので、スタッフがキャストにこだわっているのが伝わってきました。
最近はネットで知り合って交際するのは当たり前の時代になっていますが、あまり無防備にはならないほうが良さそうですね…。