ドラマ『アイゾウ 警視庁』7、8話モチーフ事件のネタバレ!ゲストキャスト奥野壮のモデル ニコラス・バークレーとは?

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この記事では、ドラマ『アイゾウ 警視庁』7、8話のモデルとなった事件について、実際の写真入りで掘り下げていきます。

ドラマ『アイゾウ 警視庁』は海外で実際に起きた事件をモチーフにし

「もしも日本で起きたら?」

という設定でつくられたドラマです。

タイトルの「アイゾウ」という言葉通り、愛憎劇をめぐるミステリー事件のみをモチーフとしています。

犯人と被害者には実在するモデルがいるということ。

人って怖い…としみじみ思う事件ばかりでゾッとします。

今までのドラマ『アイゾウ 警視庁』の記事はこちら↓

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ドラマ『アイゾウ 警視庁心理分析捜査班』キャスト紹介

『アイゾウ 警視庁心理分析捜査班』メインキャスト(登場人物)

  • 安座間霧子(夏子) 「警視庁心理分析捜査班」通称“アイゾウ課”刑事
  • 久世麟太郞(津田寛治) 捜査一課 ベテラン刑事
  • 三好慧(水石亜飛夢) 捜査一課 新米刑事
  • 村瀬警視正 安座間がストーカーしていたという上司

『アイゾウ 警視庁心理分析捜査班』7、8話ゲストキャスト

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7、8話のゲストキャストは

  • 田中美里
  • 奥野壮

のお二人。

奥野壮さんは、7年前に行方不明となっていた番匠司 役を。

田中美里さんは、番匠司の母、番匠康子 役を演じます。

『アイゾウ 警視庁心理分析捜査班』7、8話あらすじ

2015年のこと。

東京都内で11歳の少年、番匠司(奥野壮)が行方不明になるという事件が起きました。

捜索もむなしく番匠司はみつからないまま、7年の時が流れます。

そんなある日の事、番匠司は東京から遠く離れた沖縄の地で発見されました。

番匠司の母 番匠康子(田中美里)は、涙ながらに息子との再会を果たします。

母子の感動の再会はマスコミで大々的に報道され、日本中で話題となるのでした。

しかし、東京にいたはずの番匠司はなぜ沖縄にいたのか?

それは誘拐だったのか?

といった疑問が残ります。

担当することとなったのは「警視庁心理分析捜査班」通称“アイゾウ課”の刑事 安座間霧子(夏子)。

捜査一課の久世麟太郞(津田寛治)、三好慧(水石亜飛夢)とともに捜査をすすめます。

番匠司によると「暗い場所に閉じ込められていた」とのこと。

しかし、正確な場所はわからないと証言します。

話を聞いた安座間は、見つかった少年が本当に番匠司なのだろうか?という疑問を抱きます。

とは言え、家族は喜んで見つかった少年を息子だと信じ、受け入れていました。

はたしてその真実とは?

ドラマ『アイゾウ 警視庁』7、8話モチーフ事件のネタバレ

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1994年、テキサス州サンアントニオに住む13歳の少年Nicholas Barclay ニコラス・バークレイが行方不明となります。

ニコラスが姿を消した当初、誰もそのことを驚きませんでした。

ニコラスが家出をするのは初めてのことではなく、いわゆる非行少年だったからです。

しかし、ニコラスがいっこうに戻ってこなかったことで家族はようやく心配をしはじめます。

ニコラスは、長く家出をできるほどお金を持っていなかったのです。

警察もニコラスの行方を捜査しましたが、ニコラスの消息は知れぬまま、バークレイ夫妻は「きっとニコラスは帰ってくる」と信じていました。

3年後、バークレイ夫妻のもとに一本の電話がかかってきます。

それは、海を隔てたスペインの小さな村で、ニコラスが見つかったという知らせでした。

駅の近くで発見されたというニコラスは、青少年シェルターにうつされた後、行方不明者登録簿の写真からニコラス・バークレイであると特定されます。

やがてニコラスは、テキサスへと帰国。

出迎えた母は号泣し、感動の対面を果たしますが、ニコラスの姿はいなくなった当初とはずいぶん違っていました。

ニコラスによると、失踪前夜は友だちとバスケットボールをしていたとのこと。

自宅へ帰る途中、誘拐されて飛行機に乗せられたと主張します。

ニコラスは、人身売買組織により売られそうになったものの、逃げることに成功。

こうして両親の元へと戻ることが出来たと言います。

3年経ったとはいえ、どうみても大人にしか見えないニコラスの姿…。

けれど、ニコラスが戻ってきたことに感謝していた両親たちは、そのことを気にすることはありませんでした。

え?どう見ても別人じゃん!

と誰もが思いますよね。

しかし、両親は疑う事もしなかったとか…。

というか、見てみぬふりをしたのかもしれません。

両親が、戻ってきた人物を息子ニコラスだと信じる中、疑問を抱く家族もいました。

  • ニコラスの髪と目の色が違ってしまったのはなぜ?
  • 恐ろしい非行少年だったニコラスが、穏やかで親切な性格になった理由は?

これらの質問にニコラスは

誘拐犯が髪を染め、目に色を付けて、わからないようにしたんだ!

と答えます。

怪しさMAXのニコラスですが、一つだけ特徴的な共通点がありました。

ニコラスには、近しい人物しか知らない3つのタトゥーを入れており、戻ってきたニコラスにも同じタトゥーが入っていたのです。

ニコラスは別人なのではないか?

そう思っているのは、ニコラス事件を調査していた私立探偵チャーリー・パーカーも同じでした。

チャーリー・パーカーは

  • 人身売買において、誘拐犯は子供の髪を染めるなどしない
  • 目の色を変えるなど不可能である

と主張します。

また、写真で比較したところ、耳の形が違うことに気がつきました。

これにより、戻ってきた人物が行方不明になっていたニコラスではなかったと証明されます。

ニコラスと名乗り、バークレイ夫妻の元へと帰ってきた人物の正体は

「カメレオン」

と呼ばれてインターポールから指名手配されていたFrederic Bourdinフレデリック ピエール ブルダンだったのです。

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フレデリックは幼い顔立ちだったことを利用し、バークレー家だけでなく、さまざまな家の子どもになりすましてきた詐欺師でした。

自らの体にタトゥーを入れてまでニコラスになりきろうとしたフレデリックは、逮捕後に恐るべきことを語ります。

なんとバークレイ夫妻は、自分がニコラスではないことを最初からわかっていたというのです。

フレデリックによると、ニコラスを殺害したのはバークレイ家に違いないと確信していたとのこと。

しかし、今でもその真相は解明されておらず、ニコラスがどうなったのかはわからないままなのでした。

ニコラス・バークレー行方不明事件に関する映画は日本でも視聴可能?

ニコラス・バークレー行方不明事件は、2010年にフランスのジャ​​ン=ポール・サロメにより『カメレオン』というタイトルで映画化されています。

また、2012年にはバート レイトンにより、『インポスター ( The Imposter )』というタイトルでドキュメント映画も制作されました。

どちらの作品も、今のところ日本では視聴することができませんでした。

多少の脚色ははいりますが、ニコラスの事件について知りたい方は、『アイゾウ』7、8話を視聴するのが一番お手軽と言えそうです。

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