高級レトルトカレーって食べたことありますか?
はちこは、1袋80円~100円くらいのレトルトカレーしか買ったことがありませんでした。
そんなある日…上の画像の棚の真ん中にある『三浦半島産黒毛和牛 葉山牛カレー』1180円が…
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半額以下の398円😲
このチャンスを逃したら、一生こんなに高いレトルトカレーを口に入れることはないかも?
冷静になって考えると、398円出せば、通常のレトルトカレーを4袋買えるんですけどね💦
同じワゴンの中に『S&Bのプレミアム フォンド・ボー ディナーカレー』398円→半額 も発見したので、両方買って食べ比べしてみました。
高級レトルトカレー食べてみた!美味しい?まずい?
『三浦半島産黒毛和牛 葉山牛カレー』1000円超え
まずは『三浦半島産黒毛和牛 葉山牛カレー』1180円から。
スーパーでの価格なので1180円ですが、ネットだともうちょっとお高め設定です(2018.12現在)
黒い箱に金の文字で大きく 葉山牛カレー と書かれており、カレーの画像などは全くありません。
こういうデザインのパッケージって高級感がありますよね。
箱の裏も文字だけの説明のみ。
神奈川県が世界に誇る葉山牛を使っていることが、とにかくアピールポイントのようです。
松坂牛や神戸牛に匹敵する牛なんですね~。
『三浦半島産黒毛和牛 葉山牛カレー』情報
名称:カレー
原材料:牛肉、玉ねぎ、カレールウ、マッシュルーム、チャツネ、砂糖、バター、小麦粉、植物油脂、肉エキス、カレー粉、全粉乳、食塩、コンソメ、でん粉、香辛料、調味料(アミノ酸など)、カラメル色素、香料、酸味料
内容量:210g
販売者:株式会社 調味商事 CMB 神奈川県横須賀市小川町26-5
普通のレトルトカレーの原材料の1番目が牛肉なのはすごい!
安いレトルトカレーの場合は、下手すると「油脂」が一番目だったりします。
はちこは、安くても原材料の1番目がトマトや玉ねぎなどの野菜がくるものを選ぶようにしているので、原材料のチェックは欠かしませんが、牛肉が1番目のレトルトカレーは見たことがないですね。
これは期待できますよ~!
葉山牛ホームページから画像をお借りしました
霜降り肉の脂身は手にのせただけで溶けだすほどなんですって!
正直、レトルトカレーなんかにしたら、もったいな気がします。
焼いて食べたい…🤤
箱の中もめちゃくちゃシンプル!
ただの白いレトルトパウチです。
いつもだったら電子レンジにかけちゃうのですが、今回は湯せんしてみることにしました。
電子レンジだと、食材が変質して、本来の味じゃなくなる気がしたので。
須賀健太くん主演のドラマ「江戸前の旬」でも、料亭につとめてるお姉さんが電子レンジでお料理を温めて怒られてませんでした?
湯せんした後に、レトルトパウチを開封してみたところです。
表面に脂が目立ちますね。
湯せんしてから開封したからでしょうか?
いつも食べているレトルトカレーを温める前に開封すると、脂はあまり目にしないのですが、原材料をチェックしても、動物性の油脂を加えていないので、葉山牛から出た天然の脂なのかもしれません。
いつも食べているレトルトカレーはこちらの記事でチェックできます↓
器に入れてみました。
色は黒々と濃く、高級感がありますね。
辛そうな印象を受けます。
お肉はいわゆる「ゴロゴロ系」
食べてみると…
見た目より、全然辛さは少な目。
むしろ甘口よりかもしれません。
食べているうちにスパイスがピリッと効いてくる感じ。
野菜は溶けこんでいるのか、目立つものはマッシュルームくらいです。
お肉は柔らかくて美味しいですが、味という点では高級な牛なのかを、素人の味覚ではっきりと感じることは出来ませんでした。
材料を厳選しているので、1180円という価格になってしまうのだとは思うものの「おお~、さすがは1000円を超えるカレー!すごい!」という感動は薄かったです。
俺は味的にも安い普通のカレーでいいかな。
カレーってお持ち帰りワンコインなんてお店もあるからね。
葉山牛はステーキとかで堪能したいかも。
「バレンタインの義理チョコ代わりにしました」なんて口コミを見かけたよ。
自分では、なかなか高級レトルトカレーって買わないから、義理チョコ代わり…みたいな使い方は面白いかもしれないね。
『S&B|プレミアム フォンド・ボー ディナーカレー 中辛 極める大人の時間』およそ400円~
お次は『S&B|プレミアム フォンド・ボー ディナーカレー 中辛 極める大人の時間』398円です。
こちらもスーパーなので398円ですが、ネットでは400円を超えるお値段で販売されていました(2018.12現在)
パッケージだけでなく、中のレトルトパウチも金色に輝いており、ゴージャス!
S&Bは安いレトルトカレーとの差別化をしてるんですね。
『S&B|プレミアム フォンド・ボー ディナーカレー 中辛 極める大人の時間』情報
名称:カレー
原材料:赤ワイン煮込み牛肉(牛肉、赤ワイン、食塩)、マッシュルーム、ソテー・ド・オニオン、小麦粉、牛脂豚脂混合油脂、ビーフエキス、砂糖、ビーフオイル、カレー粉、バナナ、クリーム(乳製品)、マッシュルームペースト、リンゴペースト、ワイン、乳糖、食塩、バター、でん粉、チャツネ、フライドオニオン、ミルクパウダー、加工油脂(なたね油、大豆油、食塩)、野菜ブイヨン、たん白加水分解物(ゼラチン)、香辛料/着色料(カラメル、カロテン)、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)
内容量:200g
販売者:エスビー食品株式会社 東京都中央区日本橋兜町18-6
エネルギー(カロリー) | 270キロカロリー |
たんぱく質 | 14.8g |
脂質 | 15.6g |
炭水化物(≒糖質) | 17.6g |
食塩相当量 | 2.9g |
エスビーの場合は、電子レンジ調理が不可ということになってます。
電子レンジはお肉を温めることは、あまり得意ではないですからね。
原材料を見てみると、やはり牛肉が一番です。
高級なレトルトカレーの価値は、やはりお肉にあるようです。
量も、安いレトルトカレーは170~180g程度の内容量なのに対して、高いレトルトカレーはどちらも200gを超えているので、ボリュームは間違いなくありますね。
エスビーの方にはカロリーの表示がありますが、内容量が多い分、カロリーも高くなっています。
こちらも湯せんで温めた後、開封してみました。
やはり表面に脂が目立ちます。
原材料を見ると、牛脂豚脂混合油脂が入っていたので、カレーに入っている牛肉から出た油脂ではなさそうです。
器に入れてみると、油脂はあまり目立たなくなりました。
葉山牛のカレーはサラッとした見た目でしたが、エスビーの方がルーにとろみを感じます。
色は濃い目ですが、中辛です。
お肉のボリュームすごいですね~。
なんだかツヤツヤしていて、美味しそうです。
ん?
いつも食べているレトルトカレーとは全然違いますね。
これがフォンドボーのパワーなんでしょうか?
「お高めの洋食屋さんでカレー食べました」という気持ちになれます。
カレーっぽさより、ビーフシチューを辛くしたような…そんな感じに近いような気もしますね?
赤ワインで煮込んである牛肉はホロホロと柔らかくて美味しい。
これを半額(約150円)でゲットできたのはお買い得でした!
エスビーのカレーは、牛肉を先に赤ワインで煮込んでいるので、葉山牛とはまた違った風味と食感がありました。
やっぱ俺は安い普通のでいいな。
じゃぁ、母はこっちを多くいただくわ~
高級レトルトカレーを食べた感想まとめ
人間は、心理学的に「お金を出したんだから良いものだ(価値がある)」と思いたい生き物なんだそうです。
さて、今回の高級レトルトカレーですが、はちこは安く手に入れているので、冷静な感想を言えるかと思うのですが…。
美味しいんだけど、ワンコイン500円を超えたら、外でカレーを食べちゃいたいかも。
自宅用というよりは、プレゼント用としてだったら”あり”ですね。
自腹を切っておらず、お歳暮などでいただけたら、とっても嬉しいと思いました✨
どんなに高級なお肉を使っていても、レトルトカレー特有の雰囲気に仕上がってしまうのは避けられないのかも?
「あくまでもレトルトカレーである」という事を納得できるか否かによっても、評価はわかれそうですね。
楽天1位・完売続出のカレーでさえ、低評価をつける人はいます↓
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ではでは、ごちそうさまでした~♪
いなばのカレーおすすめですよ↓