ハウスから【お肉を焼くだけでおいしいカレーの素】が新発売されました。
新発売されたのは『豚肉でつくる』と『鶏肉でつくる』の2種類。
「お肉を焼くだけ」なんて、ずぼら主婦はちこにとっては、大変に魅力的なカレーの素であります!!!
カレーなんて、そもそも簡単料理じゃないの。
野菜を切って肉と煮て、カレーのルーを入れて、また煮るだけでしょ。
昔はね、カレー粉から…
※キャラクターはあくまでイメージです
すいません、その通りでございます🙇
BUT!
野菜だって切るだけじゃないし…皮むいたりしなきゃいけないし。
包丁出さなきゃいけないし、洗い物するの面倒だし…。
そういえば、なんか体調悪い気もするし…。
そういえば、冷蔵庫にたまねぎもじゃがいももなかったかも…etc…
こんな日だってあるじゃないですか。
しかも!
【お肉を焼くだけでおいしいカレーの素】は
たったの10分でカレーが完成するという、驚異的な時短を実現できるルーでもあるんです。
はちこの動機は9割くらいは怠け心ですが、世の中には本当に忙しい主婦さんもたくさんいらっしゃいます。
今回は【お肉を焼くだけでおいしいカレーの素】を2種類とも買って
- カロリーは違う?どっちが低い?
- 味は違う?どっちが美味しい?
- 本当に10分でできる?誰にでも簡単?
- 辛さはどのくらい?子どもでも食べられる?
といったことを、確かめてみました。
ハウス【お肉を焼くだけでおいしいカレーの素】はこんなカレールー
価格はどのくらい?
スーパーでの販売価格は、どちらの種類も1袋158円(税抜)でした。
1袋で出来るのは2皿分ということになっているので、一般的なルーよりは割高ではありますね。
ただし、カレールーの価格は原材料の違いで、かなり差が出ます。
安いカレールー(固形)は原材料の1番が、小麦粉か動物性油脂の場合が多いです。
この後、原材料をチェックしますが【お肉を焼くだけでおいしいカレーの素】は、小麦粉でも油脂でもなかったため、原価が高いと思われます。
ハウス側で希望小売価格は設定していないので、探せばもっと安くゲットできるかもしれません。
【お肉を焼くだけでおいしいカレーの素】原材料などをチェック
【お肉を焼くだけでおいしいカレーの素】の原材料は、『鶏肉でつくる』と『豚肉でつくる』とでは、違いがあります。
どちらを買うか迷う方もいると思うので、先にデータをチェックしてみます。
『鶏肉で作る』原材料
名称:カレールゥ(ペーストタイプ)
原材料:デキストリン(国内製造)、でんぷん、牛脂豚脂混合油、砂糖、植物油脂、小麦粉、焙煎スパイスオイル、食塩、カレーパウダー、オニオンペースト、にんじんペースト、オニオンオイル、クミン、トマトペースト、脱脂大豆、ローストオニオンパウダー、チャツネ、フォンドボー調味料、ガーリックパウダー、ごぼう香味ペースト、ぶどう糖、ローストオニオンペースト、フェンネル、シナモン、チーズ加工品、酵母エキス、クローブ、セロリシード、ガーリックエキス/増粘剤(加工デンプン)、調味料(アミノ酸など)、酒精、カラメル色素、乳化剤、香料、酸味料、香辛料抽出物
内容量:88g
販売者:ハウス食品(株)
製造者:サンハウス食品(株)
『豚肉で作る』原材料
名称:カレールゥ(ペーストタイプ)
原材料:砂糖(国内製造)、デキストリン、植物油脂、でんぷん、小麦粉、牛脂豚脂混合油、焙煎スパイスオイル、カレーパウダー、食塩、チャツネ、みそ、オニオンペースト、トマトペースト、ローストオニオンパウダー、フォンドボー調味料、脱脂大豆、香辛料、ごぼう香味ペースト、パイナップル濃縮果汁、ガーリックパウダー、ぶどう糖、ローストココナッツペースト、玉ねぎ加工食品、オニオンオイル、酵母エキス、にんじんペースト、ローストガーリックパウダー、脱脂粉乳/調味料(アミノ酸等)、酒精、増粘剤(加工デンプン)、カラメル色素、乳化剤、酸味料、香辛料抽出物、香料
内容量:88g
販売者:ハウス食品(株)
製造者:サンハウス食品(株)
こうして比較してみると、原材料に違いが見えますね。
『豚肉で作る』の方は原材料の1番が砂糖になっているので、甘めなのでしょうか?
『鶏肉で作る』の原材料の1番はデキストリンですが、これはジャガイモやトウモロコシを加水分解してつくった炭水化物。
離乳食などにも使われる食品で
”とろみをつける”
”粉末を溶かしやすくする”
このような目的で使われる食品です(添加物ではありません)
また、「みそ」や「ごぼう香味ペースト」といった、固形のカレールゥではあまり目にしない材料も使われているのも特徴的で、より複雑なお味を期待できそうです。
【お肉を焼くだけでおいしいカレーの素】カロリーを比較
【お肉を焼くだけでおいしいカレーの素】1皿あたりの栄養成分を比較
『鶏肉で作る』 | 『豚肉で作る』 | |
エネルギー(カロリー) | 163キロカロリー | 160キロカロリー |
たんぱく質 | 1.7g | 1.9g |
脂質 | 8.5g | 7.6g |
炭水化物(≒糖質) | 20.0g | 21.0g |
食塩相当量 | 2.6g | 2.5g |
カロリーそのものは、そんなに違いはありませんが
『鶏肉で作る』⇒脂質が高い
『豚肉で作る』⇒炭水化物(≒糖質)が高い
という結果となりました。
ただ、1皿あたり1g程度の違いなので、あまり気にする必要はないかもしれないですね。
ちなみに固形のカレールゥよりカロリーはどうなの?
自宅にたまたま、業務スーパーの激安カレールゥ【業務カレー】と、エスビーの【ゴールデンカレー】があったので、1食当たりのカロリーをチェックしてみました。
業務スーパー【業務カレー】1食20gあたり=103キロカロリー
エスビーの【ゴールデンカレー】1皿18gあたり=85キロカロリー
と書かれています。
意外にも、固形ルーの方が1食(1皿)のカロリーは低いという結果になりました。
ハウス【お肉を焼くだけでおいしいカレーの素】でカレーを作って食べてみよう
冷蔵庫に豚肉の細切れがあったので、先に『豚肉で作る』から試していきます。
『豚肉で作る』作り方
「野菜を煮込んで引き出した旨味を閉じ込めた」ことがウリなので、本当に野菜は一切必要なく、おすすめのアレンジなども書かれておらず「お肉を焼くだけ」を貫いているレシピです。
1:豚肉を中火で3分焼く
サラダ油を熱し、豚肉を3分焼きます(焼き色がつくまで)
2:水、カレーの素を入れて溶かす
いったん火をとめてから、水300mlを加え、カレーの素を入れてよく溶かします。
スープの中に豚肉が浮いているような、しゃぶしゃぶの状態です。
3:とろみがつくまで煮込む(中火)
再び火をつけて、軽く沸騰してきたら、よくかき混ぜながら、とろみがつくまで煮込みます(中火で約2分)
おお~!
完成まであっという間です!
ただ、撮影しているのを抜いたとしても、10分じゃ完成して気がしますね。
まず、お肉を室温に戻していなかったので、3分では焼き色がつきませんでした。
使うフライパンによっても、ここで差が出てくると思います。
カンカンに熱することが出来る、鉄のフライパンなどを使えば、焦げ目がつくのは早いですよね。
でも、固形のルーを使うより、圧倒的に早く出来上がりました!
【お肉を焼くだけでおいしいカレーの素 豚肉で作る】を食べてみよう
お肉どっさりが嬉しいカレーに仕上がりました。
お味の方はと言うと
かなり本格的なカレーの味がします!
美味しい!
『豚肉で作る』のほうには、お味噌が入っていますが、和風なテイストは一切なし。
原材料の1番はお砂糖ですが、甘さもありません。
ほどよい辛さで食べやすいカレーに仕上がりました。
ただ、本格的な分、スパイスやハーブの香りは強めです。
もしかすると、子どもには香りがきつく感じるかもしれません。
『鶏肉で作る』作り方
翌日、『鶏肉で作る』を試してみました。
今回はメインの調理を息子くんが行います。
料理になれていない男子でも、簡単に作れるのかを検証します(笑)
作り方は豚肉の方と基本は一緒です。
鶏肉はもも肉を使用しました。
1:鶏肉を中火で4~6分焼く
サラダ油を熱し、鶏肉を中火で4~6分焼きます(焼き色がつくまで)
2:水、カレーの素を入れて溶かす
いったん火をとめてから、水300mlを加え、カレーの素を入れてよく溶かします。
3:とろみがつくまで煮込む(中火)
再び火をつけて、軽く沸騰してきたら、よくかき混ぜながら、とろみがつくまで煮込みます(中火で約3分)
豚のこま切れ肉より、鶏肉の方が火が通りにくいので、焼いたり煮込んだりする時間が、数分ずつ長いです。
でも、料理初心者の息子くんでも、簡単に作ることができましたよ!
【お肉を焼くだけでおいしいカレーの素 鶏肉で作る】を食べてみよう
鶏肉ごろごろカレーが出来上がりました。
豚肉で作った方と、ルーの味に違いはあるのでしょうか?
鶏肉の方がマイルドなカレーに仕上がってます!
こっちの方が万人向けなカレーですね。
ハーブの主張が控えめで、子どもでも食べやすいお味になっている気がします。
おいらが作ったから美味しいんだ~。
肉の焼き加減が最高だ~(もぐもぐもぐ)
そうだね~!
息子くんが作ったから、めっちゃ美味しいね!!
おだててほめて育てよう( ̄▽ ̄)
お肉を焼くだけでおいしいカレーの素(ハウス)豚肉・鶏肉どっち買う?
どちらも美味しいので、好きな方を買えば良し!
と言うのが、結論なんですが、これじゃぁレビューにならないので、少しまとめると
手軽だけど本格的なお味を求めるなら『豚肉で作る』
オーソドックスで食べやすいお味なら『鶏肉で作る』
を選ぶのが良いと思います。
自分で作ったカレーを称賛していた息子くんですが「どっちが美味しかった?」と聞いたところ
俺は豚かな!
という答えでした(笑)
はちこは、鶏肉の方が美味しく感じたんですよね。
実は、作るのに参加していない息子くんにいたっては
昨日と同じカレーじゃね?
と、たわけたことを言ってました💦
そもそも、入っている肉が違うじゃないか~い!と言いたいです。
つまり「比較しようと注意深く食べれば味の違いがわかる」というくらいの違いってことですよね。
ですから、お肉も家に牛肉があったら入れて大丈夫だし、ツナカレーにしても全然OKです。
さて、「一般的なルーよりは割高」と書いた【お肉を焼くだけでおいしいカレーの素】ですが…
実際には2皿以上出来ます。
お肉を多めに入れても、味が薄まる感じはなく、美味しくいただけました。
正直、高級カレーより美味しかったです。
ただ「やっぱり玉ねぎくらいは欲しいかなぁ」という気がしたのも確かではありました。
息子くんも
カレーにはやっぱりジャガイモだよね~
と、労力をはらわない割りに、さりげなくこんなことを漏らしていました。
コンセプトに合わないので、書いていないんだと思いますが、時間的に余裕がある場合は、レンチンした野菜を加えると一層美味しさが増すと思います。
ミックスベジタブルだったら、手軽に加えられますよね。
賞味期限も1年くらいと長いので、買い置きしておけば、ちょっとした来客時にも素早く対応できて重宝するカレーの素だと思いました。
はちこは安売りしていたらリピして、体調が悪い時に、息子くんにまた作ってもらおうと企んでおります。
ではでは、ごちそうさまでした~♪