町田市相原町にある和菓子屋さん【明月堂】へ行ってきました。
明月堂というと、モンドセレクションを17年連続で受賞している博多土産人気ナンバーワンの銘菓『博多通りもん(←楽天に飛びます)』を思い出す方もいるかと思うのですが、はちこが訪れたのは地元に根付いたこじんまりした和菓子屋さんです。
嵐にしやがれで紹介された【パンの木】と同じく、町田街道沿いにある和菓子屋さんで、一度足を運んでみたいと思っていました。
相原は町田市ですが、みなみ野駅のすぐお隣なので、はちこにしてみると「川口とか行くより、断然近いからね」というご近所なのであります。
全く歩きたくはありませんが、歩いても行かれます( ̄▽ ̄)
実は年末、はちこが風邪でぶっ倒れている中、はち夫が帰省のための和菓子を明月堂さんへ買いに行ったのですが「あんまり種類がなかった」と言って帰ってきたということもあり、来訪に際して若干の不安があったのですが
いやいやいや、選ぶのに迷うくらいの種類はあるじゃないか~い!
と言うか…この和菓子は明月堂でしか買えなくない?
と思った程。
はち夫が行った時は、売り切れ寸前とかだったのかもしれないですね。
という事で、今回はみなみ野のお隣、町田市相原町にある和菓子屋さん【明月堂】のご紹介です。
明月堂(東京都町田市相原町)はこんな和菓子屋さん
明月堂の場所はここ↓
タイトルにも書いたように、場所は横浜線相原駅から徒歩で2~3分の場所。
駅前と言っても、相原駅は快速電車も停まるというのに、なんともローカルチックな駅なんですね。
明月堂の駐車場はどこ?
明月堂の駐車場は店舗前のスペースになります。
が!
この駐車場は、はちこのようなドライバーには極めて停めにくい( ;∀;)
あえて16号線側から来て、一度歩道に乗り上げるようにして駐車したのですが、後ろからダンプカーが来ており、めちゃくちゃ邪魔になったので、断念しました。
踏切近い立地なので、反対車線が滞る可能性が高く、停車さえも、ほぼ無理だと思っていた方が良いです。
後から明月堂のおばあちゃま(←超かわいい!)に聞いてみたところ「お店の裏手側にも2台ほど駐車できますよ」とのことでした。
帰りにチラッと見てみたところ、そこは空き地のようなスペースになっていました。
そこへ駐車した際には、お店の方に一言、声をかけた方が良いかと思います。
それから、これは裏技になりますが、相原駅前にはいなげやがありまして…。
いなげやに隣接した駐車場(リパークワイドいなげや町田相原駅前店駐車場)は1時間まで無料なので、和菓子を買うと同時にお買い物もする…という手もあります。
停めたらお買い物しようね~☝
相原での創業は昭和43年だけれど…
明月堂が町田市相原に和菓子屋さんを開店したのは、昭和43年の事。
創業からは50年ちょっとくらいですが、歴史はもう少し古く、その前は神奈川県川崎市にお店をかまえていたそうです。
店内にはお孫さんの作文が飾られており、明月堂の歴史を知ることが出来ます。
最後の一文に「こんなに昔から明月堂をやっていて、将来は継ぐか継がないか迷います」と書かれていました。
経営は簡単ではないでしょうけれど、出来れば継いでいってくれると嬉しいな…そんな風に思います。
定番和菓子からオリジナル和菓子まで色々選べます
店内は入ると目の前がショーケースになっており、和菓子が色とりどりに並んでいました。
甘辛だんごは通常でも70円とお手頃価格ですが、この日はサービス品として50円という安さ!
日持ちのしない生菓子については、ほとんどが100円台の前半なので、日常使いしやすい価格。
タイミングがあえば切り落としもゲット
写真を撮り忘れちゃったのですが、タイミングが合えば、どら焼きやカステラの切り落としが格安でゲット出来ちゃいます。
残念ながらどら焼きの切り落としは、一足違いで別のお客さんが買って行ってしまったとのことだったのですが、カステラの切り落としはゲットできたので、後ほどご紹介しますね。
かなりお得ですよ。
町田が認定した銘菓あり
明月堂の中には「名産品認定書」が飾られていました。
店内にあった町田市の名産品ガイドブックをいただいてきたところ明月堂の和菓子は
- まちだ さくら巡り
- 町田銘菓 小山田のほたる
- 塩どらすく
と3点も掲載されていましたよ。
手土産を選ぶ場合の参考になりますね。
はちこは、塩どらすくにひとめぼれして、買っちゃいました。
日持ちもしそうだし、190円とお安いでしょ☺
他にも町田市相原出身の詩人 八木重吉にちなんだ、ハートの形の『こころ最中』や黒カステラ、口福(チーズどら焼き)なども買ってみたので、後ほどレビューしますね。
明月堂はあいはらスタンプラリー参加店舗
はちこがかつて訪れた『うどん屋開都』冒頭で紹介した『パンの木』も参加店になっています。
明月堂は「あいはらスタンプラリー」にも参加中。
その他にも…
- プリンと卵が気になる『カトウファーム』
- 様々な撮影に使われる素敵なカフェ『パペルブルグ』
- インスタで気になっているラーメン屋さん『武蔵堂』
- みなみ野にほど近い(というかみなみ野だと思っていた)July July
と、行ってみたいお店がありました。
登録されている35店舗中(本当は36店舗なのですが、アイス工房ラッテは閉店してしまいました)10店舗のスタンプを集めれば、プレゼント交換が可能となっています。
明月堂|和菓子のお味をレビュー
こちらは息子ちゃんが、おじいちゃんおばあちゃんにと購入した、町田の銘菓セット。
先ほど紹介した、「まちだ さくら巡り」「町田銘菓 小山田のほたる」「塩どらすく」が全て揃っていますね。
はち夫が来店した時にはなかったのかなぁ?
このセットは手土産には最適だなと思います。
小山田のほたる
おじいちゃんおばあちゃんにというのに、小山田のほたるを半分味見させてもらっちゃいました。
断面が層になっていてきれい~。
まるごとの栗のまわりはこしあん。
それをさらに生地で包み込んでいます。
この生地がなんとも独特な食感なんですが、その秘密は生地に練り込まれた「麦こがし粉」
麦こがしとは、その名の通り麦を炒って粉にしたもので、落雁などの和菓子に使われています。
香ばしい風味はお茶だけでなく、コーヒーにも合いそう…懐かしい味なのに新しい、そんな和菓子でした。
塩どらすく
お次は「塩どらすく」
どら焼きの皮をラスクにした和菓子です。
「どら焼きの皮を焼いて乾燥させ、さらに焼き上げている」
といった説明をしてもらいました。
ラッピングに使われているタイが和紙で出来ていてセンスが光りますね。
お味は、瓦せんべいの食感をさらに軽くして、ほんのり塩気をプラスしたような感じかな?
町田産の卵と麹を使用して焼き上げられています。
塩気は自家製の塩麹でつけているんですね。
なので、直接的な塩気ではなく、甘みを含んだ優しい塩気です。
一口大で食べやすいですし、原材料も安心なものばかり。
お子さんのおやつなどにも適していそう。
後を引く美味しさで、すぐなくなっちゃいました。
東京 黒カステラ
こちらが運よくゲットできた黒カステラの切り落とし。
お値段がレシートに記載されていなかったのですが、おばあちゃまは150円とおっしゃっていたかと思います。
安い!
自宅用なら切り落としでたっぷりいただけた方が嬉しい。
そうそう、ちょっとですが底の部分に紙がついているので、はがして食べて下さいね。
たまたま読んだ雑誌に別の和菓子屋さんの黒カステラの生地が掲載されていたのですが、多摩地域では複数の和菓子店が黒いカステラを作って販売しているようです。
サービス品だったので原材料が書いてなかったのですが、明月堂の黒カステラは竹炭 塩糀入り。
個人的にはジャリジャリのザラメが入っているとなお嬉しかったかな。
多摩地区の黒カステラを食べ比べしてみるのも面白そうです。
口福(チーズどら焼き)
チーズ大好き人間としては気になって仕方がなかったどらやき…チーズどら。
あんこの中にダイスチーズが入っていたり、あるいはスライスチーズがはさまっていたりするタイプのどら焼き??
そんな想像をして、おばあちゃまに聞いてみたところ、違うよう。
八王子でどら焼き屋さんと言えば、八王子お店大賞受賞店のまかな(万叶)ですが、まかなで購入したフレッシュリーチーズのようなどらやきなのかな??
パッケージを開けてみると、手作り感があふれるフォルム。
切ってみると、おお~、こう来ましたか~!
そっと皮をはがしてみると、チーズ風味のクリーム入りでした。
見た目はカスタードクリームみたいな感じですね。
皮はふわっと系ではなく、しっとりもっちり系。
買ってから3日ほど経ってしまったのですが、ふわっと系は数日経つとパサつきが出てしまったりするケースもあるのですが、このどら焼きは全くそんなことはありませんでした。
口福というと、柿安 口福堂を思い出してしまうのですが
製造者を見ると、しっかり明月堂と書かれているので、仕入れ品ではないことがわかりました。
めちゃくちゃチーズの風味!という感じではないのですが、何チーズを使っているのかは企業秘密かな?
卵の風味が強く、本当に美味しいどら焼きでした。
これは何だかクセになるお味で、リピ買いしたいなぁ…。
八木重吉 こころ最中
ハートの形があまりにも可愛らしくて手に取ってしまった「こころ最中」
小さい最中で横幅は大体5cmほどになります。
和栗・ゆず・大納言と3種類あって、それぞれ皮の色が異なるんですよ。
今回購入したのはゆずになります。
食べてみると皮はサクサクというタイプではなく、ウエハース系のふわっとした食感でした。
なめらかな白餡に、ほんのりと柚子の香りがする、上品で繊細な和菓子でした。
チョコレートが苦手な彼へのバレンタインデーギフトとしても使えそうです。
明月堂|後記
和菓子の種類がいっぱいあったのも嬉しかったのですが、一番楽しかったのはお店に出ていたおばあちゃまとお話しできたこと。
ご近所に住んでたら…お友だちになりたいくらいです~!可愛いんですよ~。
あ、そういえば、店頭に並んでいるのは、実はパッケージのみで、ほとんどが見本。
中から、しっかり管理されたものを出してきてくれますよ。
帰る時に「賞味期限はだいたい10日くらいです☺」とおっしゃってました。
生菓子は当日ですね。
明月堂のホームページを見てみたところ「カインズ多摩境店でも取り扱いがあります」と書かれていました。
サイトのレイアウトがちょっと崩れちゃっていたので、どの和菓子の取り扱いがあるのか、はっきりわからなかったのですが、カインズ多摩境店へ行った際には探してみて下さい。
ではでは、ごちそうさまでした~♪
カインズ多摩境店で明月堂の和菓子みつけました↓
明月堂(町田市相原)基本情報
住所 | 〒194-0211 東京都町田市相原町1234−5 |
電話 | 042-772-6948 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 月曜日 |
サイト | 明月堂 |
※情報は変更している場合があります。来店する際は事前のチェックをお願いします。