銘店伝説 兎に角 を作って食べてみました。
「銘店伝説」と検索すると、関連キーワードに「兎に角」と出てくるので、兎に角気になって仕方がなかった油そばになります。
ところで…「兎に角」は「とにかく」と読みますが、「いずれにしても」「さておき」「あれやこれや」「なににしても」と言った意味があり、夏目漱石が好んで使った表現だとか。
もともとは仏教用語である「兎角亀毛(とかくきもう)」から来ており【兎の頭に角・亀の甲羅に毛が生えている】という意味から、この世界に存在するはずのないものを連想させているんだそうです。
千葉県松戸にある兎に角が、そこまで意識して店名をつけたかどうかは謎ですが、期待度は高まりますよね?
この世に存在するはずのない油そば…それは極楽の味か、はたまた地獄の味か…。
少なくとも説明文を読んでみると「まろやかな割りスープによる味の変化を再現するのに苦労しました」と書かれているので、渾身の一品ではないかと期待が高まります。
本日はそんな銘店伝説 千葉 松戸 兎に角の油そばのレポートです。
銘店伝説 千葉 松戸 兎に角|油そばを作ってみよう
銘店伝説 千葉 松戸 兎に角の油そばの内容
袋を開けて、早速「おお~」となりました。
通常、銘店伝説のラインナップは麺+スープの素だけで構成されています。
こんな感じにね。
しかし兎に角の場合は麺の他に「たれ」と「割りスープ」がついていました。
何となく得した気分です。
麺は「これでもか!」というほどに太い麺です。
もはや、ぱっと見はうどんみたいですね。
ゆえに、茹で時間も6分30秒~とまれに見る長さです。
銘店伝説 千葉 松戸 兎に角の油そばの作り方
チルド商品だからと言って、あなどるなかれ。
先に作り方のチェックは欠かせません。
ちょいちょい違う部分があったりします。
- 器に油そばのタレと割りスープを袋のまま入れ、お湯をそそぎ温めておく
- 沸騰したたっぷりのお湯で6分半~7分ゆでる
- 温めたタレを器に入れて、茹で上がった麺を湯切りして入れ混ぜ合わせる
- 別の器に割りスープを入れ、100㏄のお湯で薄めて使用する
最初にお湯を沸かし始めたら、トッピングの具材を用意するよ。
割りスープを後から作って熱々で食べたいなら、麺を茹でるのとは別にお湯を沸かしておきましょう~!
トッピングの具材を用意
鍋などに水を入れて、沸かし始めたら、トッピングの具材を用意します。
今回もおなじみ、大勝軒のレシピで作ったチャーシューに、柔らかい青ネギが手に入ったので小口切りにしてみました。
珍しくメンマを買い置きしていたので、それもトッピングします。
タレと割りスープを温める
器にタレと割りスープを袋のまま入れたら、お湯を注ぎ入れて温めます。
たっぷりのお湯で麺を6分半から7分間茹でる
沸騰したお湯に麺を入れて、6分半から7分間ゆでます。
いつもより、かなりたっぷりのお湯で麺をゆでています。
細麺より重量があるせいか、一気になべ底へ沈んで行ってくっつきやすい気がしました。
ちなみに大勝軒の公式サイトにも
小さい鍋で少しの湯で茹でますと麺を入れてから沸騰するまで数分かかってしまい、生ゆでのボソボソ麺になってしまいます。
出来る限り多くのお湯で余裕を持って茹でることがすべての麺類を茹でる際の注意点です。
と書かれていましたよ☝
器にタレを入れ、ゆであがった麺を入れて混ぜる
器にタレを入れます。
油そばだから当たり前だけど、タレの表面にめちゃくちゃ油が浮いてます!
カロリー知りたくない~、怖い~!
ゆであがった麺を湯切りして、タレを入れた器に入れて、よく混ぜ合わせます。
油が多いと麺が光って、美味しそう!
麺に具材をトッピングする
先に用意した具材をトッピングします。
おすすめ具材のところに「かつお節」も書いてあったので、のせてみました。
割りスープを用意する
別の器に割りスープを入れて、100㏄のお湯で薄めておきます。
ポットにお湯を沸かしておいて、使う直前に薄めると熱々で食べられるので、冬場の寒い時期はその方がおすすめです。
銘店伝説 千葉 松戸 兎に角|油そばを食べてみよう
兎に角、食べ方が面白い
それでは銘店伝説 千葉 松戸 兎に角の油そばを食べてみましょう!
見た目はめちゃくちゃ美味しそうに出来ました!
※個人の感想です(笑)
まずは割りスープなしで、そのまま混ぜていただきます!
おお~、麺のモチモチ感が素晴らしい!
この麺はすっごく好きだなぁ。
ただ、何だろう?
タレについては、少し甘みがあったりするのかなとイメージしてたんだけど…
食べたことのない味。
直接的な醤油の味と、化学調味料も感じる気がします。
かなり濃い目の味で、はちこには塩気が強いですね。
だからと言ってパンチがあるかと言うと、それとも違うかなぁ。
まずいわけじゃないんだけど、何かが足りないような??
温泉卵をトッピングすると、もう少しマイルドにいただけそうです。
兎に角のパッケージ表の説明には
『モチモチ麺にブラックペッパーがピリッと効いた』
と書かれているのですが、ほとんど感じませんね。
一緒に食べた息子ちゃんも同じ感想です。
思い切って黒コショウをどばどばと足してみました。
ピリッとしてて、美味しさがアップした⤴
けど、やっぱりしょっぱいなぁ。
半分程度食べたところで、割りスープを投入!
ラーメン風に変化しました🍜
ちゅるちゅる…
銘店伝説 千葉 松戸 兎に角の油そばのカロリーに仰天
それでは…恐怖のカロリーチェックをしてみましょう。
ずばり、兎に角の油そばのカロリーは
700.5キロカロリーです!
銘店伝説シリーズトップクラスの高カロリーに仰天!
あの油の量を見て覚悟はしていたものの、600キロカロリー内におさまってくれるかなぁと期待してたんですが、甘かったですORZ
エネルギー(カロリー) | 700.5キロカロリー |
たんぱく質 | 20.2g |
脂質 | 24.9g |
炭水化物 | 89.0g |
食塩相当量 | 7.6g |
銘店伝説 千葉 松戸 兎に角の感想
「油そば」という言葉と、その見た目に、いつも魅了されるはちこなんですが、実際に食べてみると「あれ?なんか違う」って思うことが多い気がします。
よくわからないけど、味が直接的?な感じがするんですよね。
好みの問題なのかな。
だったら、カロリーも高いんだし、選ばなきゃいいのにね。
今回、兎に角のお味については、極楽の味でも地獄の味でもありませんでしたが、アレンジの面白さとカロリーの高さ以外、特筆すべきものがなかったような。
息子ちゃんとの間でも
正直に言ってリピはないかな…💦
う~ん、そうだね…。
(作ってもらって、悪く言うと申し訳ないから黙ってたけど)
こんな微妙な空気が流れました。
ただ、千葉県にある兎に角は行列ができる人気店ですし、評価は「絶品」と褒めたたえる人と「まずい」と言い切る人とはっきりわかれます。
これはもう好みの問題としか言いようがないのかも。
はちこは兎に角カロリーも高すぎるし、他にまだ気になる銘店伝説もあるので、リピなしという結論に至りました。
ではでは、ごちそうさまでした~♪
品名:生中華めん
内容量:460g(めん:150g×2、添付調味料:50g×2、割りスープ:30g×2)
<原材料名>
めん(小麦粉、小麦たん白、食塩/加工デンプン、酒精、かんすい、乳酸ナトリウム、トレハロース
添付調味料(ラード、醤油、発酵調味料、ポークペースト、かつおエキス、砂糖、昆布エキス、食塩、酵母エキス、香辛料、鰹節粉末
割りスープ(ポークエキス、ラード、ポークペースト、還元水飴、鰹節粉末、食塩、ホワイトルー、チキンエキス、かつおなまり節エキス、ゼラチン、酵母エキス/酒精、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン)