【千葉 勝浦風タンタンメン(日清)】を作って食べてみました。
メーカーの希望小売価格は334円(税別)ですが、はちこはスーパーで298円くらいで購入しました。
先日、同じく日清から発売されている【創作麺工房 鳴龍(←ミシュラン一つ星)の担々麺】を食べて、担々麺が辛いだけではなく、お店によってすごく個性が出るラーメンだとわかりました。
しかもパッケージには「第10回B-1グランプリ優勝」の文字が👀
こういうのに、とてつもなく弱いはちこです(心理学を応用したテクニックだとわかっていても、あえて突撃してゆきますw)
ミシュランの担々麺については「お店の味とは違うんだね?」という結末になりましたが、別に実店舗行ったわけでもないし「美味しかったら満足」なんですけどね。
後ですね…
「千葉勝浦タンタンメン」ではなく「千葉勝浦風タンタンメン」の風って何?
という、細かい部分も何だか気になってしまいました。
今回は「よく耳にするけれど、B-1グランプリとは何なの?」という事も調査しつつ、千葉 勝浦風タンタンメンをレビューしてみたいと思います。
千葉 勝浦風タンタンメンが優勝したB-1グランプリって何?
早速B-1グランプリの公式サイトを見に行ってみました。
B-1グランプリは正式には「ご当地グルメでまちおこしの祭典!B–1グランプリ」という名前なんだそう。
勝浦風タンタンメンのパッケージの裏面にも、説明書きがありました。
B-1グランプリについては、何となくのイメージで『グルメイベント』と思っていましたが、これについては完全否定されており、あくまでも『まちおこしイベント』なんだとか。
食べ物が取り上げられることが多いので、はちこもすっかり誤解していました。
B-1グランプリは料理の販売をすることを目的とするのではなく、料理を通じて地域をPRすることを目的としています。
とも書かれていたので、千葉勝浦風タンタンメンは、千葉県勝浦市を盛り立てていくために作られたラーメンだったんですね。
特定のお店が作った味を再現した担々麺ということではないということですね。
日清の勝浦風タンタンメンを監修したのは、「熱血!!勝浦タンタンメン船団」なのですが、そちらの公式サイトを見たところ、何度もB-1グランプリに参加しており、たくさんの受賞歴がありました。
受賞したのは厳密に言うとB-1グランプリに参加した「熱血!!勝浦タンタンメン船団」ということになるようです。
八王子も八王子ラーメンや八王子ナポリタンでB-1グランプリに参加して優勝して欲しいなぁ。
どうして勝浦風タンタンメン?
冒頭での疑問「なんで勝浦風?」についてですが、「勝浦タンタンメン」というネーミングは地域団体商標なので、無断で使用することはできないんだとか。
だから「勝浦風」にしたかどうかは、はっきりしませんが、あえて”風”をつけたような感じではありますね。
勝手に飲食店やイベントで「勝浦タンタンメン」といってラーメンを提供すると、商標権の侵害になるんだそう。
『地名+ラーメンの名前』なんて、うっかり使っちゃいそうですから、個人店などは気をつけないといけないですね。
千葉勝浦風タンタンメン(日清)を作ってみよう
パッケージの中身は3種類。
麺、液体スープ、調味オイルが各2袋ずつ入っています。
麺は細めのストレートですね。
ちょっと角がある感じかな?
千葉勝浦風タンタンメン(日清)作り方
おすすめの具材は、玉ねぎ、豚ひき肉、長ネギ。
ここに書かれているのは1人前の分量なので、一気に2人分作る場合は倍量にします。
- 具材を炒めて、水を加える
- めんを煮込む
- スープを入れる
- 盛りつける
勝浦風タンタンメンは発売当初は、麺を別に茹でて、別に具材入りのスープを作って上からかけるという作り方でした。
が、現在はリニューアルして、スープの中に具材を入れ、煮込むという作り方に変更しています。
これは作るのがかなり楽ですよ☝
下準備:具材を切る
玉ねぎとネギを刻みます。
本当は白髪ねぎにするとなっているのに、間違えて小口切りにしちゃいました💦
1:具材を炒めて、水を加える
熱したフライパンに、添付の調味オイルをひき、具材を炒めます。
どのくらい炒めるかの目安は明記されていませんが、ひき肉に火が通り、玉ねぎが少し透き通ったくらいの時に、水400mlを加えました。
2:めんを煮込む
1が沸騰したら、めんをほぐしながら入れて、2分ほど煮込みます。
3:スープを入れる
火を止めてから、液体スープを入れて、かき混ぜます。
4:盛り付けて完成
器に盛り付けたら完成~。
いつもだったら、器にお湯を入れてスープを温めたりしなくてはいけませんが、この作り方は簡単で嬉しい!
麺がふやけて、どろどろしたりしていたりしたらショックですが、早速味を確かめてみましょう!
千葉勝浦風タンタンメン(日清)を食べてみよう
見た目は赤くて、すっごく辛そうに見えますが、息子くん&はちこ的に、ほとんど辛みは感じませんでした。
旨辛程度なので、パンチが欲しい方には物足りないかもしれませんが、はちこは食べやすくって好きな辛さですね。
先日食べた鳴龍の担々麺(日清)と同様、千葉勝浦風タンタンメンも酸味はないですね。
その点でも、やはり食べやすい気がします。
玉ねぎの甘みと、挽き肉の旨味が加わっているので、チルド麺とは思えない美味しさ。
お店で黙ってだされても「さすがプロの味」とか言っちゃうかもしれません(笑)
麺、全然ふやけてないです!
煮込んだとは思えないコシ。
他のチルド麺も全部こうやって作れたら簡単楽々なんだけどなぁ。
もう少し辛みが欲しくなったので、業務スーパーの食べるラー油を加えてみました。
勝浦風タンタンメンのパッケージにも「もっと辛さを楽しみたい方は、ご家庭のラー油を加えてください」と書かれてますよ。
小さじ半分くらいの量で、しっかりとパンチが出て「担々麺食べてる!」って感じになりました。
スープが、かなり残ったので、ご飯を投入。
これもまた美味しい~!
ひき肉や玉ねぎが残ったスープは捨てちゃうのはもったいない。
上にとろけるチーズなんかをのせても、いけそうですね。
もともと勝浦タンタンメンは、勝浦の漁師さんや海女さんが、海で仕事をした後、すっかり冷えてしまった体を温めるために好んで食べて、広まったと言われています。
はちこ達も、食べ終わった後は、身体がポカポカしてきて、幸せな気持ちになりました。
勝浦風タンタンメン|気になるカロリーや原材料をチェック
日清の勝浦風タンタンメン1人前のカロリーは434キロカロリーです。
表面をラー油の油が覆っているので、もう少しカロリーはあるかと思いましたが、意外と低めでした。
おそらく、麺の量が一般的なチルド麺より20gほど少ないためだと思われます。
と言っても、玉ねぎはともかく、挽き肉には脂肪がかなり含まれているので、具材を入れた場合のカロリーを考えると、500キロカロリーを超えるくらいにはなりそうです。
子ども茶碗1杯程度のご飯をプラスした場合だと、さらに170キロカロリーが加算されます。
ダイエット時には挽き肉は出来るだけ赤身のものを使い、スープは残した方が無難ですね。
「カロリーが低い理由の1つもごまを使わない(ねりごまはかなりカロリーが高い)からというのもありますね」
とコメントをくれました。
ゴマは栄養価が高く積極的にとりたい食材ですが、カロリーという部分だけ見ると、たしかに高カロリーですよね。うんうん。
勝浦風タンタンメン(日清)1食分の栄養成分
エネルギー(カロリー) | 434キロカロリー |
たんぱく質 | 12.1g |
脂質 | 17.3g |
炭水化物(≒糖質) | 57.4g |
食塩相当量 | 7.5g |
品名:生中華めん
原材料名
めん:小麦粉、食塩、小麦たん白、卵粉/酒精、加工でん粉、pH調整剤、かんすい、焼成Ca、クチナシ色素
添付調味料:しょうゆ、植物油脂、豚脂、にんにく、食塩、砂糖、チキンエキス、ポークエキス、ごま、しょうが、香辛料、こんぶエキス、酵母エキス、削りぶし粉末、メンマパウダー/調味料(アミノ酸等)、酒精、カラメル色素、酸味料、増粘多糖類、酵素、パプリカ色素、甘味料(キシロース)、酸化防止剤(ビタミンE)
調味オイル:植物油脂、豚脂、にんにく、香辛料/酒精、酸化防止剤(ビタミンE)
内容量:288g(めん180g)
販売者:日清食品チルド株式会社
勝浦風タンタンメン|後記
はちこは食べたことがありませんが、勝浦タンタンメンはエースコックからもカップ麺が出ていました。
そちらには”風”の文字がなかったので、差別化するためだったのかもしれないですね。
その、エースコックの勝浦タンタンメンの説明には「丼を覆うほどの真っ赤なラー油により、現地で食べる勝浦タンタンメンを再現しています。」と書かれています。
しかし、『熱血!!勝浦タンタンメン船団」の公式サイト内にリストアップされている、タンタンメン船団 正規取扱店を見ると、いろいろな種類があって「これがずばり勝浦タンタンメン!」というものはないようでした。
八王子ラーメンの定義が、かなりざっくりしているのと同じようなものかもしれませんね。
勝浦タンタンメンの味は他の担々麺とは違って独自の風味があるらしいのですが、それは『ゴマの風味を出す調味料の芝麻醤が手に入らず試行錯誤した結果』とされています。
この点についても、ネギが手に入らなくて玉ねぎをトッピングするようになったという経緯を持つ八王子ラーメンと、とても似ており親近感をもってしまいました。
「何かが足りない、手に入らない」ピンチを乗り越えて出来たラーメンたち…ピンチはチャンスって本当ですね👍
タンタンメン食べて、ちょっと賢くなった(気になっている)はちこでした✌
ではでは、ごちそうさまでした~♪