山梨のハーブ園『旅日記』へ行ってきました。
『ハーブ庭園 旅日記』には「怪しい」や「宗教」といった検索をする人がけっこういます。
実際に行った感想としては、全然怪しくなかったですが、そう言われる理由はわかる気がしました。
今回の記事では『旅日記』を訪れた経緯~ハーブ園内の様子を画像入りで紹介。
正直な口コミを書いてみたいと思います。
※化粧水の感想などに飛びたい方は目次の活用がおすすめです
クラブツーリズム企画ツアーの一か所が『ハーブ庭園 旅日記』
『旅日記』を訪れることになったのは、クラブツーリズムのバスツアーの行き先に組み込まれていたから。
ミステリーツアーなので「行先は山梨だな~」⇒「あ、ハーブ園だ!」という感じで『旅日記』に到着しました。
ミステリーツアー1日目の行き先だったので「絶景の〇〇」が『旅日記』になります。
クラブツーリズムは近畿日本ツーリストのグループ会社で、資本金1億円、従業員数1,836名の大企業。
ツアーの中に怪しいスポットを組み入れる可能性はきわめて低いと思います。
【口コミ】ハーブ庭園 旅日記@富士河口湖庭園
山梨県には2か所のハーブ庭園 旅日記が存在しており、私が行ったのは富士河口湖庭園になります(もう一か所は勝沼庭園)
住所 | 〒401-0301 山梨県南都留郡富士河口湖町船津1996 |
営業時間 | 9時00分~18時00分(最終入園17:30) ふじさんデッキ:10:00〜17:00 |
☎ | 0555833715 |
定休日 | なし |
入園料 | 無料 |
駐車場 | 無料 |
公式サイト | ハーブ庭園 旅日記 富士河口湖庭園 |
Googleの口コミをチェック
Googleでハーブ庭園 旅日記の口コミを確認してみたところ「怪しい」「宗教」で投稿している人は見つかりません(2023年3月現在)
↑口コミの中で、特に注目されている言葉はキーワードとしてあがってきますが、そこにも見当たりませんね。
旅日記にこのような噂がたってしまったのは、私と同じくバスツアーで訪れた方が
「怪しい宗教勧誘のような営業で自由時間が全然ない」
とブログ記事を書いたことが発端のようです。
そこで、どのくらい営業トークをされるのかにも着目しつつ、ハーブ庭園の口コミを書いていきます。
団体客には案内人がつく
ハーブ庭園 旅日記では、入園料が無料にもかかわらず、団体客には案内人がついています。
外には屋外でも育つハーブはもちろんのこと、巨大な天然石や
手入れの行き届いた寄せ植えなどが飾られており、気持ちの良い空間が広がっています。
のんびり自由に散策したい人には案内人は不要かも。
ツアー客だった私たちには選択肢はなく、全員そろって案内人についていく感じでした。
氷で出来たリースが可愛い~!
ハーブは春から夏にかけて咲くものが多いので、冬でも楽しめるように工夫がされています。
ハーブ好きでも知らない珍しい品種があって嬉しいが
実は私、子どもの頃に熊井明子さんが出版したポプリの本を読んで以来のハーブ好きでして。
まだハーブ類がほとんど日本では売られていない頃に
「ラベンダーやローズマリーなんて花売ってない(涙)」
と探したほどで、ハーブの基本的な知識はわりと持っています。
旅日記には、そんな私でも知らないハーブがちょいちょい育っていました。
ハーブ好きとしては、じっくり観察&札を読みたいのですが、案内人はどんどん進んでしまうので、ついて行かなくてはいけません。
たしかに自由時間がないと言いたくなる気持ちはわかるかも~
とは言え、温室の中では2月だというのに、春に咲くルピナスを愛でられたり
ふくふくと丸く育った金魚(たぶん鯉じゃないと思う)が泳いでいたり
一時期、インテリア雑誌にのっているオシャレなおうちの定番だったウスネオイデスが爆育ちしていたりと、植物好きにはたまらない時間が過ごせます。
ぶっちゃけ、案内人の話はちょっとしか聞いてませんでした(謝)
希少品種のアネモネチョコレートなどを見せられたら「可愛い…欲しい…」と夢中になって、案内そっちのけになっちゃいますよね(え?)
熟していないコーヒーの実を見るのも初めてで、テンションは上がりまくりです。
案内人のお話は、ハーブの知識がない人向けなので、私には必要ありませんでした。
アトピーのための化粧水を使ってみた感想|営業トークある?
いよいよ、登場しました!
「営業トーク」と言われている1か所目、化粧水コーナーです。
「孫のアトピーをやわらげたくてうまれた」とされる化粧水は、何本も用意されており、ツアー客みんなで群がります(もちろん私も)
たっぷり使ってみて下さいね~
と言ってくれたので、遠慮なく手にビシャ~と塗らせてもらったところ
ローズゼラニウムの香りが癒しすぎる!
使った後は、しっとりするのに、べた付きがなくて気に入りました。
ローズゼラニウムは蚊よけとしても有名なハーブで、全草にバラと同じ香気成分を持ち、フレグランスとしても使われます。
オンラインショップでのお値段は200ml 1,650円。
私があまり説明を聞いていなかったせいもありますが、とくに営業されている感覚はなかったですね。
案内人によって違うのかもしれません。
ただ、ゼラニウムには使ってはいけない人がいるので、注意が必要です。
旅日記の化粧水は、さくらももこさんがアトピーの息子さんに使用、改善したことをももこタイムスに書いたことで、注目を浴びた経緯があります。
化粧水の注意点とは?
以下は、公式サイトより引用した、旅日記で販売している化粧水の成分です。
水・エタノール・ペラルゴニウムカピタツム葉エキス・キハダ樹皮エキス・ハトムギ種子エキス・メチルパラベン
ハーブ庭園旅日記オンラインショップより
※エタノールは植物発酵酒精(サトウキビより抽出)
※ペラルゴニウムカピタツム葉エキス(ローズゼラニウムエキス)
実はゼラニウムオイルにはホルモンに働きかける作用があるので、妊娠初期の使用は控えなくてはいけません。
また、薬事法に違反するので「アトピーに効果がある」とは書いていませんが、誕生秘話には「アトピー」という言葉が使われているので、効果効能があると期待する人がいるはず。
ところが、ゼラニウムは肌の弱い人や炎症のある人も注意して使わなければいけないハーブです。
ゼラニウムに限らず、あらゆる成分はアレルギーの原因となりえます。
アトピー症状が重い人は、わらをもすがる思いで市販品を試してしまうかもしれません。
旅日記で売っている化粧水は薬ではないので、リスクはしっかり把握した上で使う事をおすすめしたいです。
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ブルーベリージュースの試飲後は自由に
園内ショップでは、ブルーベリー100%ジュースの試飲が配られました。
モンドセレクション連続金賞受賞だけあって、ブルーベリーそのものの濃厚さがあり美味。
価格は550mlで1620円ですが、ツアー割引(たしか2本買うと数百円の値引き)があったので購入している方も何人か見かけました。
ブルーベリージュースについても営業トークがあると書かれていましたが、スーパーなどの「2個買ったら安くなるよ」くらいの雰囲気だったので、これも気になりませんでした。
宿泊ツアー1日目にお土産買ったら重たいので、最初から買う気がない人の方が多いんじゃないかな?
有料展望台「ふじさんデッキ」へ
園内ショップでのお買い物タイムが終わったら、ハーブ園の奥にある展望台「ふじさんデッキ」へと向かいました。
ハーブ園の見学は無料ですが「ふじさんデッキ」は有料です。
大人(高校生以上)500円 小人(小中学生)300円 幼児無料 営業時間10:00〜17:00
入場料はツアー料金の中に入っていたようで、支払いはありませんでした。
旅日記によると、高さ13メートルある「ふじさんデッキ」は、日本一キレイに富士山を見ることができる展望台とのこと。
2階にあるkonohanasakuya-cafe(コノハナサクヤカフェ)では、インスタ映え間違いなしのメニューがそろっていました。
ハーブ庭園 旅日記@富士河口湖庭園|感想まとめ
バスツアーは時間を調整しながらすすんでいくため、バスに乗っている間は楽々ですが、見学場所ではえらく慌ただしいこともあります。
旅日記でも、おそらくは団体料金を払っているであろう「ふじさんデッキ」で過ごせる時間は、ごくわずかでした。
ただ、自分で運転して行ったり、公共交通機関を使ったりしたら、ツアーと同じくらい充実した内容を実現するのは難しいはず。
それに、ガーデニングをやったことがある人ならわかると思いますが、庭のお手入れには労力とお金がかなりかかります。
それを無料で提供してくれている以上、公共施設ではないのですから、どこかで利益を得られる仕組みは必要ですよね。
営業トークは聞いていなくても、個人攻撃されるわけではないので、怪しい宗教勧誘と言ってしまうのはちょっとかわいそうかなと思いました(改善した可能性もありますね)。
『旅日記』は魅力的な観光スポットなので、ブログを書いた方は「自由に見学したい!」という気持ちがあふれてしまったのかもしれません。
私自身も、花盛りの季節だったら、半日くらいはハーブを愛でていられそうでした♥
『旅日記』を運営している英雅堂は、山梨県に根付いているグループ会社です。
怪しいわけではないけれど、宣伝色が少し強い…くらいの認識で大丈夫だと思います。
以上、【口コミ】ハーブ庭園 旅日記@富士河口湖庭園|化粧水の注意点!宗教や怪しいと言われる理由でした。