この記事では『オクトー〜感情捜査官 心野朱梨〜』最終回(10話)のあらすじネタバレ感想とキャスト情報をまとめています。
両親の殺害事件の真相を知るべく、刑事になった心野朱梨。
最初は朱梨の能力「感情が見える」ことについて半信半疑だったバディの風早とも信頼関係を築き、
少しずつ真相へと迫ってきました。
朱梨の父 陽介の上司であり、風早の父でもある平安が警察を守るために隠ぺいしてしまった秘密を公にしたことで、当時、警察官だった小野寺(片桐仁)が真犯人である可能性がきわめて高くなっています。
しかし、「薬物横流しの件を隠ぺいするために口封じした」という動機は、朱梨にとって腑に落ちません。
はたして真犯人は本当に小野寺なのか?
そして、朱梨の両親を殺害した真の動機とは??
『オクトー〜感情捜査官 心野朱梨〜』メインキャスト
- 心野 朱梨(飯豊まりえ)
- 風早 涼(浅香航大)
- 雲川 幸平(山中 崇)
- 南条 貴広(ラランド ニシダ・コウキ)
- 北村 聡子(日比 美思)
- 心野 紫織(松井 玲奈)
- 心野 陽介(東京03 豊本明長)
- 甲本 祐希(臼田 あさ美)
- 平安 衛(船越 英一郎)
- 綿貫猛司(こがけん)
『オクトー〜感情捜査官 心野朱梨〜』最終回(10話)あらすじネタバレ
平安 衛(船越 英一郎)の会見により、元警察官の小野寺(片桐仁)は
指名手配をされることになりました。
その矢先、小野寺本人が、署に自首しにやってきます。
署内が騒然とする中、朱梨(飯豊まりえ)は小野寺から
「やあ、久しぶり」
などと言われ、動揺します。
小野寺の取り調べは、風早が一人で行うことに。
朱梨の苦しみを察した風早が、配慮しての事でした。
小野寺は
「朱梨が相手でないと、何も話さない」
と言います。
すると、真相を知りたい朱梨が自ら取調室へと入ってきました。
すべては、事件以来、感情をなくしてしまった姉 紫織(松井玲奈)と殺された両親のため。
15年前の事件当日の経緯を、小野寺に確認すると、小野寺はあっさり犯行を認めました。
そして朱梨に「私の感情は何色に見えますか?」とたずね、自首したのはそのことが知りたかったからだと言います。
その質問に「小野寺さんから見える色は黒です」と答える朱梨。
朱梨のスケッチブックは、黒で塗りつぶされ、小野寺の目からは相変わらず、どす黒い色が流れ出ていました。
辛い思いに耐えながら取り調べを進める朱梨に、小野寺は「どうして刑事になったんですか?」と聞きます。
両親の事件の真相を明らかにし、感情を失ったままの紫織を回復させるため
と答えた朱梨に、小野寺は「一度お姉さんに会った事がある」と言い、紫織の事を聞かせて欲しいと頼みます。
すると小野寺は「お姉さんが目を覚ましたとして、どんな感情を抱くかわからないのに怖くないのか?」と朱梨に対して矢継ぎ早に質問をします。
見かねた風早が止めようとすると「うるさい!お前と話ているんじゃない!」と、小野寺は怒鳴ります。
取り調べが難航する中、雲川幸平(山中 崇)は小野寺が潜伏していた場所から発見されたガラケーを持ってきました。
ガラケーの中には大量に盗撮された紫織の写真が!
しかも、見つかったのは紫織の写真だけではありませんでした…。
紫織の入院する病院へとやってきた朱梨は、主治医の甲本祐希(臼田 あさ美)の元へ。
小野寺は甲本と恋人同士だったのです。
しかし、ある日突然、小野寺の様子が変わり、携帯を見た甲本は、紫織に小野寺の気持ちがうつってしまったことを知ります。
たった一度、警察署で会っただけの紫織に、小野寺は一目ぼれしただけでなく、つきまとうようになっていたのでした。
小野寺の気持ちを自分の手元に置いておきたいと考えた甲本は、横流しの件を利用しようと企みます。
紫織の父親である陽介(東京03 豊本明長)に、薬物の横流しがバレてしまったことで追い詰められている小野寺。
そのことを知った甲本は「愛するあなたのための恋を応援する」と言って、小野寺をマインドコントロールしたのです。
小野寺の本当の目的は紫織だったからこそ、両親殺害後も部屋で待っていたのだと、甲本は説明します。
綿貫猛司(こがけん)の犯行に見せかけるように指示したのも甲本だったのでした。
朱梨が、自分と紫織に近づいた理由を聞くと、甲本は「あなたたちが面白い実験材料だったから」と笑います。
甲本は、紫織の感情を閉じ込めて、目を覚まさないようにと、毎日毎日洗脳をしてきたのです。
「感情なんて生理現象」と言って、目から次々と感情の色を出していく甲本は「紫織さんは自分自身の意思で感情を封じ込めたのに、無理やりこじ開けるのは正しいことなのか?」と逆に朱梨に質問します。
しかし、紫織を抱きしめる朱梨の腕に、ぽたりと落ちる水滴が…。
それは、紫織の目から流れ出した涙でした。
朱梨が紫織の目を見ると、そこからは様々な色がほとばしっていました。
改めて、小野寺の目からながれた黒の感情のスケッチを見直した朱梨は、ようやく小野寺の色を見出すことに成功。
小野寺がガラケーを潜伏場所に残したのも、自首してきたのも、感情が見えるという朱梨に、自分自身を何とかして欲しかったからだと朱梨は考えます。
甲本によってゆがめられた小野寺の感情は、不自然に混ざり合った事で「黒色」になったというのが朱梨の考えでした。
ゆがめられたことにより小野寺自身もわからなくなっていた感情を、朱梨に見抜いてもらった事で、小野寺は自分自身の本当の感情を取り戻します。
両親がなぜ殺害されなくてはならなかったのか?
その真相を知るべく刑事になった朱梨は、やっと目的を達成することが出来たのでした。
平安からの特命を終えた風早は、本庁へと戻ることに。
まだまだ残っている警察の”膿”を出し切らなくてはと、風早は言います。
風早が去った後、朱梨は一人で取り調べに挑みますが、その目はかつて人を避けるようにしていた朱梨のそれとは全く違うものとなっていたのでした(オクトーシーズン1完)
『オクトー〜感情捜査官 心野朱梨〜』最終回(10話)ネタバレ感想
考察当たりました~👏
やはりラスボスは甲本祐希(臼田 あさ美)でしたね。
甲本祐希のやったことは、殺人教唆にはならないんでしょうか?
また、小野寺に対し、殺人を綿貫猛司(こがけん)の仕業に見せかけるよう指示したことも、罪になりそうな気がします。
間違いなく捜査妨害になっていますし、冤罪事件を作り上げてしまったのですから。
オクトーを見始めた際「感情が見えるか…どこまでもファンタジーで終わるかな?」と疑ってしまったこともありました。
が、なんだかんだ言っても、決定的な証拠は地道な捜査により判明してますし、犯人の心情を理解できるだけで、そこまで便利なものでもなかったので、普通に面白い考察ドラマとしてみることが出来ました。
感情を取り戻した紫織が、ラストでめちゃくちゃ元気になっていなかったのも、良かったです。
プロの医師の元で、長期間かけて行われた洗脳が、そんなに簡単にとけるとは思えませんからね。
それにしても、小野寺に面会に行った甲本祐希(臼田 あさ美)の笑顔は何を意味しているんでしょう。
何やら新たな企みをしているようにも見えましたが、オクトーシーズン2(続編)への布石かもしれませんね!
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