山登りはまったくの素人であり初心者の主婦が、行き当たりばったりで1号路を登ったお話の続きです。
1号路については”体力的にも余裕があり初心者向け”と書きました。
友達と相談の結果「帰りはこっち(3号路)へ行ってみよう~♪」
と、軽い気持ちで3号路を下りていくことにしたのですが・・・
タイトルを見てわかるように、この選択肢によって、痛い目に合ったはちこであります。
今回の記事は初心者が3号路~びわ滝を経由、軽装(スニーカー&Gパン)で下山した記録と顛末のお話です。
高尾山、侮っちゃダメ⚠
行きは良い良い帰りは…ってなるかもよ~😭
初心者がスニーカーで高尾山 3号路~びわ滝へと下る
行けども行けども、ひたすら山道
「1号路と違って人もほとんどいないし、静かで自然を満喫できて素敵♡」
最初はこんな風に思って、下り始めた3号路でした。
が、行けども行けども、こんな山道が続きます。
しかも、下山してるはずなのに、何度も微妙に登り坂になるんですよ。
その上、代り映えのしない景色なので、たちまち”飽きて”しまいました。
見たいなぁと思っていた”セッコクの花”も全然見つからないし。
長靴でカタツムリを探してるお兄さんに出会えた事くらいが面白体験でした。
この時点で【3号路 安易に初心者 近づくな】と書いて終わりにしても良い気も??
続けますw
3号路は山野草や野生動物に興味のある向け?
と言っても、よ~く探せば、可憐に花を咲かせる山野草も見つかりはします。
ただですね…3号路って足もとが決してよくないので、初心者がよそ見をして歩いてると危ないと思うんです。
道幅も狭いし…。
『上向いて歩いてたら、足を踏み外しちゃった』
なんて事になったら、目も当てられません。
「落ちたら、遭難だよ。やばいよ~、気をつけよ~!」
と言いながら下りて行きます。
途中の木に、こんな跡を見つけた時は
「ぎゃ~!襲われる~!食われる~!」
と驚愕いたしました。
熊か何かが爪でがり~ん!ってしたみたいじゃないですか🐻💢
現在、高尾山に熊は生息してないらしいんですけどね。
奥多摩のほうでは出没したこともあるらしいので、遠征してきたかもしれないじゃん!と思ったりも。
イノシシやアライグマはいるでしょうし…実はアライグマなんて、めっちゃ狂暴ですしね。
実際、この跡は何なんでしょう?
【できるだけ観光客を避けたい】or【とにかく自然に触れ合いたい】・・・そんな方には嬉しい3号路かもしれません。
注意!〈3号路下り50分〉は麓までの時間ではなかった?!あてにならない健脚度
右と左は違うパンフレットのものなので、コースの色は関係ないので注意してください。
まず、右側のコース案内を見ると、1号路は★★(星が2つ)ですよね。
そして、3号路も同じ★★
この★マークは健脚度を表しています。
登りで楽勝だと思った1号路と3号路は星の数が同じです。
そのため、3号路も楽勝なのでは?と思っちゃったんですよね。
そして、3号路の下りにかかる所要時間は50分となっています。
対して、どちらを下りるか迷った6号路は80分。
結果、3号路を行くことに決めてしまいました。
が!
ここで注目して欲しいのは3号路というのは麓まで続いてるわけじゃないってこと。
これは自宅へ帰り、こうして記事を書いている途中で気がついたんですね。
「全ての~号路が、麓と山頂をつないでいるものだ」
と思い込んでました!
高尾山に慣れている人なら当たり前の知識かもしれませんが、初心者の中はこんな人も多いと思います。
はちこは何人かに「知ってた?」と聞いてみたんですが、全員が「え?そうなの?」と答えました。
こちらは、やっとの思いで、たどり着いた分岐点。
これを見て、また迷います。
右へ行っても、左へ行っても「高尾山口駅」って💦
近くて楽な方へ行きたいんですが😢
しかもですね、よ~く写真を見ていただくと、奥にお地蔵さんが写ってるのわかりますか?
ここは”お地蔵さん広場”と呼ばれていて、実はこの奥にも進めるらしいんです。
しかし➡もなければ、説明もない・・・。
高尾山には観光地図には載っていない上級者コースというものが存在している事が後からわかりました。
このサイトMAPを見ても、自分がどこにいるのかを確認することが難しくなる事態も、考えられるということです。
そんな高尾山を”初心者向けの山”と一括りにはできないような気がしてなりません。
琵琶滝周辺は観光におすすめ
迷った結果、分岐を琵琶滝へと下りてくることにしました。
どっちが近いかも、楽なのかもわからんし。
どうせだったら、ヤマノススメでも登場していた琵琶滝を見たかったんですよね。
うん、やっぱりこっちへ来てよかった!
何やら報われたような気がいたします。
滝つぼまで進むことが出来るのは、水行をされる方のみのようです。
一般の人でも申し込めば、水行できるんですよ。
しばらく行くと川が流れているのを近くで見ることが出来たり
飲めるかはわかりませんが、湧き水が出ていたり
かわいらしいお地蔵さまがいらっしゃったりして、山道の何倍も楽しく歩くことが出来ました。
最低でも足にフィットしたシューズと長ズボンを着用!思いがけないケガをします!
よく”山は登るよりも下りる時にケガすることが多い”と言いますが、今回そのことを自らの身をもって実感しました。
そういえば、山頂にも「下りの事故が多い」って看板が出ていたんですよね。
他人事のように見てた自分を殴ってやりたいです!
はちこの災難(ケガ)について、恥ずかしながら書いておきますと・・・
大きめの石がゴロゴロしていて段差がキツイところを降りた瞬間、足の親指に激痛が!
3号を下って来たことを猛烈に後悔したけど、もう引き返すこともできません。
「爪が剥がれた?」と思ったくらいだったのですが、怖くて確かめることも出来ずに家まで帰ってきたしだいです。
帰って靴下を脱いだら、左足の親指の爪が内出血を起こしてました。
どんな状態になっていたかは「閲覧注意」にしておきます。
お見苦しいので、小さめの画像でぼかしてますが、実際はもっと青黒い状態です。
これ、きれいな爪に戻るまでには何か月もかかるみたい。
うら若き女性だったら、しばらくはサンダルも履けないので、かなりショックでしょうね。
後日、爪はさらにひどいことに!ご覧になる方は覚悟してください💦
調べたところ、比較的口コミ評価の高いトレッキングシューズを送料無料5000円くらいで購入が出来ることがわかりました。
しかも、このシューズ…可愛い♡
これなら普段使いも出来るので、リフトやケーブルカーを使わないで1号路以外を歩く場合、靴だけはちゃんとしたものを履いていこうと思います。
それから、半袖短パンの方(特に外国の女性)も数人お見かけしましたが、山には虫も多いですし、長ズボンを着用した方が良いんじゃないかなぁ。
山道で転けたら、思いがけない怪我もするので、ほんと怖いですよ。
低めの山で骨折した人の体験談を聞いた事ありますが、下山するのに、それはもう大変な思いをしたそうです。
3号路~びわ滝を下りてきた感想とまとめ
2:初心者が高尾山3号路~琵琶滝へとおりてくるには、覚悟と準備が必要!
なんと朝9時ごろに登り始めて、下山したのが4時過ぎでした。
一体どこの高山へ登ったのか?
というほど、時間がかかってしまった高尾山登りになってしまいました。
いろいろ調べてみたところ、3号路から健脚者向けの琵琶滝街道へ、いつの間にか行ってしまっていたのかも?と思っています。
走って登り下りしてる人もいるくらいなので、慣れてる人が聞いたら、笑っちゃうかもしれないけど、運動不足中年主婦の現実なのであります。
息子くんはみなみ野から歩いて山頂まで行き、帰ってきた事があるそうなので、体力に自信があるなら、余裕なんでしょうね。
はちこは、翌日から数日間、ひどい筋肉痛でヨボヨボ歩いてましたけどね💦
もちろん足の親指も悲惨なことになってるし😢
後日、高尾山に詳しい@rinrintora さんに
「3号路を下山した際、アホみたいなケガをしました」
と報告したところ、6号路をおすすめされました。
健脚度★★★になっている6号路ですが、1号路よりも初心者向けだそうです。
一号路は、舗装されていますが勾配がきついですよね。距離も一番長いそうです。
初心者には六号路がオススメですよ— SHOJI (@rinrintora) 2018年5月29日
これから、暑くなると、沢沿いの6号路が気持ちよいですよ✨最後、厳しい階段がありますが、階段を上らなくても頂上に行けるルートガアリマスノデ、ご安心を🎵
— SHOJI (@rinrintora) 2018年5月30日
ちょっと痛い目にあったものの、やっぱり高尾山は魅力的な山ですね。
秋の紅葉の季節になったら、また行ってみたいなぁ。
今度はもっと準備をして☝
ではでは、みなさんも安全に高尾登山をお楽しみくださいね!
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