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アイゾウ「殺しのピエロ」モデルの元ネタ事件をネタバレ!犯人はキャストの誰⇒田中道子・鈴木浩介・みちお

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2023年3月27日(月)に、『アイゾウ』がスペシャルドラマとして放送されます。本作は、実際に起きた未解決の殺人事件を元にして制作されており、多くの視聴者が元ネタの事件に興味を持ちました。

この記事では、アイゾウ「殺しのピエロ」のあらすじやキャスト、そして元ネタとなったマーリーン・ウォーレン殺人事件の概要や現在の状況について解説します。さらに、犯人の正体についても考察していきます。

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アイゾウ「殺しのピエロ」あらすじ

10年前、宇井真理子が息子の宇井啓馬の目の前で殺されるという事件が発生します。啓馬は、「ピエロがお母さんを殺した」と証言。しかし、捜査は難航し、未解決事件となっていました。

ところが、別の窃盗事件で逮捕されていた江崎藤次郎(みちお(トム・ブラウン))が「私が宇井真理子を殺した」と自供します。当時捜査を担当していた久世麟太郎(津田寛治)は、安座間と捜査一課の新米刑事・多賀谷湧と一緒に再捜査に乗り出しました。

藤次郎を取り調べましたが、久世は「私がずっと疑っているのは1人しかいない」と言い、真理子の夫である啓馬の父・宇井弘樹(鈴木浩介)に会いに行きます。弘樹は5年前に再婚し、妻の美和(田中道子)と一緒にカフェを経営し、普通の生活を送っているようでした。久世は、弘樹の様子に疑惑を抱きますが、弘樹には確固たるアリバイがありました。

犯人は一体?そしてピエロの正体とは?

アイゾウSPドラマ「殺しのピエロ」のキャスト&ゲスト紹介

フジテレビ「アイゾウ」公式より
  • 安座間霧子(夏子)
  • 久世麟太郎(津田寛治)
  • 三好慧(水石亜飛夢)
  • 多賀谷湧(駒木根葵汰)
  • 江崎藤次郎(みちお(トム・ブラウン))
  • 宇井弘樹(鈴木浩介)
  • 宇井美和(田中道子)

モデルとなった元ネタを解説!マーリーン・ウォーレン殺人事件とは?

アイゾウ「殺しのピエロ」モデルとなった元ネタの事件は、1990年、アメリカ・フロリダ州で起きた“マーリーン・ウォーレン殺人事件”です。

【元ネタ】マーリーン・ウォーレン殺人事件の概要

マーリーン・ウォーレン殺人事件の簡単な説明

1990 年 5 月 26 日に米国フロリダ州ウェリントンで発生した未解決の殺人事件で、「クラウン キラー」事件としても知られています。被害者であるマレーネ・ウォーレンは、ピエロの衣装を着て花と風船を持った人物によって自宅で射殺されました。その後、犯人は白いクライスラー・レバロンに乗って逃走したという事件になります。

被害者:マーリーン・ウォーレン、40歳=宇井真理子

容疑者:シーラ・キーン・ウォーレン、殺害当時27歳=宇井美和(田中道子)

場所:フロリダ州ウェリントン

日付:1990年5月26日

事件発生当時の状況

アイゾウ「殺しのピエロ」よりキャプチャー

1990年の暖かい5月の朝食の直後、フロリダ州ウェリントンにあるマーリーン・ウォーレンの家の私道に白いクライスラー・ルバロン・コンバーチブルが停まり、ピエロが現れました。

オレンジ色のかつらを被り、赤い電球の鼻と塗装された笑顔をしたピエロは、カーネーションと菊の花、そして「You’re the Greatest~あなたは最高」と書かれた風船をもっていました。

道化師は花と風船をウォーレンに渡した後、銃を抜いてマーリーン・ウォーレンの顔を打ち抜きます。マーリーン・ウォーレンが地面に倒れた時、ピエロは静かにクライスラーに戻ったと目撃者は語ります。

その後27年間、犯人は姿を消していました。

捜査と逮捕状況の詳細

警察が当初疑っていたのは、マーリーン・ウォーレンの夫マイケルでしたが、アリバイがあったのです。徹底的な調査にもかかわらず、殺人者は特定されず、事件は何年も未解決のままでした。しかし、2014年に、パームビーチ郡保安官事務所は事件の捜査を再開し、新しい法医学的手法を使用して証拠を再調査し始めました。

2002年、シーラ・キーン・ウォーレンは被害者マーリーン・ウォーレンの夫であるマイケル・ウォーレンと結婚し、アビンドンでレストランを営んでいました。

警察は彼らを疑い追跡、殺人者が着ていた道化師の衣装で見つかったDNAと一致するDNAサンプルを入手したのです。これにより、2017年、警察は殺人容疑者として、当時54歳になっていたシーラ・キーン・ウォーレンを、アパラチア山脈にある自宅で逮捕しました。

シェイラ・キーン・ウォーレンは、殺人の時点で中古車販売店を経営していたマイケル・ウォーレンと関係をもっており、2人の子供がいました。実業家として成功していたものの、2人の生活には問題があったと言われています。

警察は、マイケルとシーラが共謀して、お金のためにマーリーン・ウォーレンを殺害したと主張しました。

マーリーン・ウォーレン殺人事件の現在の状況

アイゾウ「殺しのピエロ」よりキャプチャー

シーラ・キーン・ウォーレンは第一級殺人罪で起訴され、現在公判中です。マイケル・ウォーレンも殺人に関連して逮捕されましたが、証拠が不十分なため、2020年に彼に対する起訴は取り下げられました。

マーリーン・ウォーレン殺人事件は、未解決のまま、注目を集め続けています。そして、シーラ・キーン・ウォーレンの裁判の予定は5月を予定しています。

アイゾウ「殺しのピエロ」の犯人は誰?元ネタとドラマのあらすじから考察

アイゾウ「殺しのピエロ」よりキャプチャー

同じ苗字が何度も出てきてややこしいですが、整理すると、警察は被害者の元夫と後妻が共謀してマーリーンを殺害したと疑っています。

つまり、ドラマ『アイゾウ』では、久世麟太郎(津田寛治)が被害者である宇井真理子を、宇井美和(田中道子)と真理子の元夫である宇井弘樹(鈴木浩介)が共謀して殺害したと疑っていたことになります。

一方、元ネタとなった事件では、元夫と後妻は犯行を否認しており、事件は未解決となっていますが、『アイゾウ』では宇井美和だけが逮捕され、宇井弘樹はラストに謎の笑みを浮かべ、犯人かもしれないと言う疑問を視聴者に与えてラストを迎えました。

実際の事件にはもしかするとまだまだ隠された謎があり、5月に行われるシーラ・キーン・ウォーレンのの裁判で明らかになるかもしれません。

以上、『アイゾウ「殺しのピエロ」モデルとなった元ネタの事件をネタバレ!キャストの犯人を考察』でした!