八王子市鑓水にある【絹の道資料館】に行ってきました。
入館料無料だし、一度は見ておきたいなぁと思ってたんです。
心霊スポットで有名なあのトンネルを抜けて、何度も南大沢方面へ行った事があるのに、ここが駐車場の入り口かわからなかったのですが
心霊スポットのトンネル↑
しっかり確認して行ったら、余裕で到着しました。
でも迷う方も結構多いみたい。
たしかに抜け道っぽいところにあるので、わかりにくいかもしれません。
今回は【絹の道資料館】への行き方も含めて、ご紹介をしたいと思います。
道了堂跡地に行った時の記事はこちら↓
絹の道資料館への行き方
公共機関を利用する場合
公共機関(バス)を利用する場合
- JR・京王線橋本駅から多摩美大経由「南大沢駅」行のバスに乗る
- 京王線南大沢駅から多摩美大経由「橋本駅」行のバスに乗る
どちらも「絹の道入口」バス停で下車してから、徒歩で約10分というコースになります。
Google先生は6分と言ってますが、もう少しかかるかもしれません。
車での行き方
みなみ野方面からの行き方
16号を南下してきて【御殿峠】の交差点を左折します。
山野美容芸術 短期大学のすぐ近くにある交差点です。
そこから先は一本道を東へ向かって行くと、左手側に絹の道資料館があります。
ただし、駐車場の入り口はそんなに間口が広くなく、あっという間に通り過ぎてしまうので、減速して行きましょう。
この道は、車幅が広くないのに、みんな結構車を飛ばすので気をつけてくださいね。
南大沢方面からの行き方
都道20号線を通って【谷戸入り口】の交差点を北へ向かって入っていきます。
この道はちょっとわかりにくく、川を渡る交差点の見通しが少し悪いので、ここも注意が必要です。
絹の道資料館(八王子市鑓水)はこんな施設でした
絹の道資料館の駐車場
車1台分ほどの入り口を抜けると、比較的駐車場は広々しており、7台ほど停めることができます。
この日は日曜日でしたが、全く混雑していませんでした。
写真右上は、駐車場案内になります。
Pの字が小さいので、よくみないとわかりにくいかもしれません。
絹の道資料館の中へ
入り口へ回らなくても、駐車場側からも資料館の中へ入ることができました。
何だか不思議な感じにモヤモヤした写真になってますね。
心霊写真だったりして(笑)
入るとすぐ右側に、風情のある水飲み場がありました。
右下にある銀色のボタンを押すと、ちゃんとお水が出てくるんですよ。
テーブルがあって、自由に休憩できるようになってます。
お団子屋さんとかあったら、買ってたけど、売店などはありません。
絹の道資料館から歩いて15分ほどの場所にある【小泉家住宅】のミニチュアも飾られていました。
【小泉家住宅】は八王子関連の雑誌によく登場するので有名です。
人が住んでいるから、中には入れないんですけど、まさに古民家って感じですよね。
おじゃましてみたいですが、勝手に入っちゃダメなので、ここで眺めて満足することにします。
なんだか可愛らしいポスターを発見。
八王子市が「北条五代観光推進協議会」に参加していることがわかりました。
北条氏照さんは八王子城主だったんですね。
こんな風にキャラクター設定があると、子どもたちも歴史に興味をもってくれそうです。
館内案内を見てから
記帳をして、パンフレットに記念スタンプを押します。
このパンフレットは中に「絹の道資料館周辺散策マップ」が掲載されているのですが、この後「絹の道」へ歩いて行く場合は、もう少し詳しいハイキングマップがあります。
係りの方にお願いすればもらえますよ。
靴を脱いでスリッパに履き替えて、中へと入ります。
展示室の案内には、その昔「鑓水村」がアメリカやヨーロッパから「江戸鑓水」と注目を浴びることになったことの説明が書かれていましたが
明治時代の鑓水、ほぼ何もありません。
昔の人って、こんな状態でよく暮らしてたなぁと感心いたします。
生糸の運搬は馬を使ってたんですね。
この後「絹の道」を歩いたのですが、あの道を馬が歩いたんだとしたら、すごいです。
「道」と言うよりは「小山」なので、それはもう大変だったと思います。
かいこ、かいこ、かいこです。
虫嫌いの人は、テレビを再生してはなりません。
ぎょっとします。
鑓水にある永泉寺の観音堂に描かれていた龍の絵も飾られていました。
実物はもっと迫力があります。
このあと歩く予定の絹の道にある【道了堂】は、この永泉寺の分院でもあります。
昔のJR八王子駅前の様子や、織物工場で働いている女性たちの写真なども展示されていました。
絹の道資料館の成り立ち
最後に絹の道資料館の成り立ちを書いておきます。
資料館の建っている場所は、生糸商人であった八木下要右衛門(やぎしたようえもん)の屋敷跡になります。
要右衛門は当時「鑓水の石垣大尽」と呼ばれていたほどで、資料館の石垣も「お屋敷」と言った風情の立派なもので、Googleマップからも確認することができますよ。
絹の道資料館に車を停めて散策へ
駐車場に「資料館を利用する人以外駐車禁止」といった注意書きがあったので、このまま散策に行ったら怒られちゃうかなと思ったのですが、大丈夫でした。
ちゃんと施設を管理していたおじさまに確認したところ「5時まで駐車場は空いているのでゆっくりどうぞ」と送り出してもらえましたよ。
お手洗いも借りてから出発すると安心です。
近いうちに「絹の道を歩いてみた」記事も書く予定。
果たして絹の道は本当に心霊スポットなのでしょうか?
実際の【絹の道】や【道了堂】について興味のあるかたは
こちらをご覧になってください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
八王子には郷土資料館(無料・駐車場あり)もあります↓
絹の道資料館|基本情報
住所 | 〒192-0375 東京都八王子市鑓水989−2 |
電話 | 042-676-4064 |
入館料 | 無料 |
営業時間 | [3月~10月] 9:00~17:00 [11月~2月] 9:00~16:30 |
定休日 | 月曜日 ※祝日と重なる場合は翌火曜日 年末年始 |
サイト | 八王子市役所HP【絹の道資料館】のページ |
※情報は変更している場合があります。来店する際は事前のチェックをお願いします。