雑記ブロガーのはちこ @infohachiouji です。
平山季重を祀った季重神社(平山城址公園)へお参りに行ってみました。
平山城址公園へは2度目の来園になります。
前回の記事で季重神社のことを「写真で見るとなかなかに雰囲気のある神社」と書いたのですが、それもそのはず…なんと季重神社は心霊スポットでした。
全然知らないで行ったのですが、季重神社へたどり着くまでに、ちょっと奇妙な出来事もあったので、それも含めてレポートしてみたいと思います。
※心霊写真などは写ってない(はず)なので、ご安心ください
季重神社が心霊スポットと言われる理由
昼間は自然豊かで散策にぴったりの公園だが、夜になると周りが見えないくらい真っ暗になり雰囲気が一変する。
この公園内にある猿渡の池で霊の目撃情報が多数出ていて、季重を祀る季重神社や季重の墓が近くにあること、さらに季重が謎の死を遂げていることから季重の霊ではないかという話もある。
引用:全国心霊マップ
確かに前回の記事を作成する上で、平山季重について調べた時に「建暦2年(1212年)に病没とされるが詳細は不明」と書かれてはいました。
それがまさか謎の死だったとは。
このような動画をあげている方もいる有名な心霊スポットだったようです。
怖いので、はちこは全部見てませんが
「3:58:13「おーい」男性「やめろ」強く言う男性。ハッキリ言ってます」
「人影が見えた所やっぱり誰か歩いてました。1:09:23~拡大して見るとよく分かります」
「1:08:04~辺りにも人影。白い建物辺りに見えます」
といったコメントが書かれていました。
なかなかたどり着けない季重神社
季重神社へは、平山城址公園に設置されていた、こちらの地図を見て向かいました。
車を停めたのが赤い〇で囲った中にある「公園北中央口」になります。
ですから、10分もかからずに到着するはずでした。
なぜか道に迷う不思議現象
前回の記事で「ここに車を停めたらだめ」と説明した、京王グランド専用駐車場の横に人だけが通れる道があります。
地図では「至 平山城址公園駅」と書かれている道です。
季重神社は平山城址公園の外にあるように読み取れたので、そこから一度公園の外に出て、季重神社へ向かいました。
景色が素晴らしいですね。
この時は、階段を下りて左へ曲がれば、あっという間に季重神社へ到着するはずでした。
しかし、歩いても歩いても住宅地が続くばかり…一向に季重神社を見つけることが出来ません。
そこへ、東京薬科大学の生徒さんと思われる方が通りかかりました。
すかさず道を聞いてみることに。
はっきりと季重神社の場所はわかっていないようでしたが「こっちだと思います」と教えてくれた方向へと進みます。
季重神社と矢印が書かれている道しるべを発見。
これで無事に季重神社へ到着出来るはずでした。
舗装はされているものの、車は入れなくなっているので、閑散としています。
人っ子一人いない山の中は、昼間でも何となく怖さがあります。
標識が出てきました。
でも、そこには季重神社の文字はありません。
そろそろ到着しても良いはずなのに…。
「山道を経て都立平山公園」と書かれている山道は草が生い茂っており、ところどころ階段を作っている気も朽ちかけていたりします。
「ここは登れないわ~」と言いながら、先へ進みました。
あまり人が通らないからでしょう。
階段には苔が生えています。
「痴漢に注意」の看板なども設置されていました。
男性でも夜は気味が悪いだろうなぁと思いながら、さらに進みます。
やがて坂だらけの住宅街へ出てしまいました。
そして見つけた案内図…季重神社と書いてありますが、もうちょっと歩きそうです。
と言うか、遠ざかってる気さえします。
10分もあればお参りしてこれるはずが、ここへ到着するまでに15分以上経過していました。
はちこは若干ヘロヘロ状態。
家族が走って先を見てきたものの「全然見当たらない」とのこと。
こうなったら、今度は確実に地元の方を見つけて聞くしかありません。
ちょっと歩いたら、おうちの前をお掃除しているおじさまがいたので「季重神社へ行きたいんです」と道を尋ねてみました。
すると「季重神社はこの山の上の辺りだよ」というお答え。
詳しく説明を聞いたら、今来た道を戻った方が良いとのことでした。
「このまま進んでも、草が生い茂って行かれない道しかない」とも言われたので、アドバイス通り引き返すことに。
「あの標識に騙された」と内心思いつつ「いや、これも運動不足解消だよね」と言い聞かせながら歩きます。
その途中、ちょっと印象的な雰囲気のおじいさんとすれ違いました。
山道を登ってみる
引き返す途中「どこかで季重神社への標識を見落としたのかなぁ?」と注意しながら歩きましたが、それらしきものは一切見当たらず「ここは登れないわ~」と言った山道まで戻ってきました。
ここから、更に来た道を戻るとしたら、あの景色の良かった急階段を登らなければなりません。
どうせ階段をのぼるのであれば、違う道を行ってみたくなりました。
「試しに途中まで見て、ダメそうなら引き返そう」と、この山道にチャレンジしてみることに。
ところが、この山道…登り始めたら引き返すのは難しいです。
下りる方がよほど怖い。
すれ違うことも難しい狭い山道ですし、足もとも悪いので、写真を撮ってる余裕さえありませんでした。
出会うはずのないおじいさんに背筋がぞわり
やっと山道を抜け、平山城址公園の敷地内へ戻ってきました。
この写真は登ってきた山道を振り返って撮影したところです。
正直「よくこんなところを登ってきたね」って感じです💦
カメラを持った男性が下りて行こうとしたのですが、途中で引き返してました。
結局のところ、季重神社へ行くには
車を停めた平山城址公園「公園北中央口」の奥へ進めば良かったんですよ。
ここに標識を立てておいてもらえたら良かったんですけどね…もしかしたら、本当は季重神社へ行って欲しくないのでは?とさえ思います。
こうして季重神社へ行く方向が分かったのですが、その途中で、おじいさんとすれ違ったんですよ。
え?と思いました。
そのおじいさんが、下ですれ違った人によく似てるなと思ったからです。
でも、そんなわけないんですよね。
だって、地元の人が「そっちからは行かれない」って行った方向へ向かって行ったんだから。
そうしたら、先を歩いていた家族がこっちを振り返ったんですよ。
で、すれ違ったおじいさんの方を見てるんです。
あまり他人に関心を抱かないタイプの人なので、珍しいなぁと思いました。
「今すれ違ったおじいさん、さっき下ですれ違った人に似てない?」と聞いてみたら
自分もそう思ったんだよね
と答えたんです。
まだその時は、季重神社が心霊スポットだって知らなかったのに、何だか背筋がぞくりとしました。
そのおじいさんは「他人の空似だった」という事で、納得することにしましたが、同一人物だったとしたら一体どうやって上まで登ってきたのか、本当に謎です。
やっと到着した季重神社
こうしてたどり着いた季重神社がこちらです。
雰囲気がある神社なのは、肉眼で見ても変わりませんでした。
珍しいなと思ったのが、鳥居が神社の裏手にあるんですよね。
神事には全く詳しくないですが、一般的な神社は鳥居が正面にありませんか?
そしてこちらが季重神社を正面からみたところになります。
もともとこの場所には、石で出来た小さな古い祠があったそうで、今でも礎石の中心に大切に祀られているそうです。
何となく、狛犬様が怒ってるように見えてしまうのは気のせいでしょうか。
こんな注意書きまでされていました。
罰当たりな人もいたものです。
季重神社のあるこの場所は平山の見張り台があったと言う説もあるのですが、全く景色も見えない状態でした。
この後はすぐ近くにある入り口から平山城址公園の中へと進み「さくらの道」を通って、東京薬科大学へと向かいました。
前回の記事では、霊が多数目撃されているという猿渡の池も写真におさめています。
ご覧になりたいかたは↓の記事でご確認ください。
記事作成中、腹痛に
精神的なものなのかもしれないのですが、この記事を書いている最中めちゃくちゃお腹が痛くなってしまいました。
しかも、いつもより異常に画像のダウンロードが遅くなったりして「まさか記事を書いちゃいけないって暗示?」などと考えてしまったりも。
一つだけ言えるのは、二度と季重神社へは近づきません。
平山季重は平安時代末期から鎌倉時代の武将なので、現れる霊が平山季重だとは思わないのですが、なぜだか「行ってはいけない」ような気がするんですね。
記録として今回の記事を書きましたが、おふざけで行くような神社ではないという事を申し添えておきたいと思います。
また腹痛がしてきましたので、以上でレポートを終わらせていただきます。
心霊に関する追記
季重神社の画像をインスタグラムにもアップしたところ、めちゃくちゃ怖いコメントをいただきました。
ママ友が面白がって平山へ行ったら、帰りに東京薬科大の所で事故ったよ。
車のフロントガラスには色んな手の後があって、警察の人も「ちょっと嫌だなぁ」って言ってたらしい。
※過激だったので、少しだけ文章に修正を加えています
やはり神社は、きちんとお参りする気持ちで訪れるべき神聖な場所なんだなと思いました。
しかも、記事のリライトをしていたら、またもや腹痛が!
多分、精神的なものだと思うのですが、それにしても影響力すごいです。
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。