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ドラマ【正義の天秤】1話原作『カルネアデスの方舟』あらすじ・ネタバレ・感想

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この記事ではドラマ【正義の天秤】1話原作のネタバレ感想を書いています。
話の中心となっているのは原作2話である『悪魔の代弁者』
ドラマ放送前に書いた記事を加筆修正したものになります。
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原作1話の、奈緒さん演じる佐伯芽依(さえきめい)にかわって、原作2話はキスマイの北山宏光くんが演じる杉村徹平(すぎむらてっぺい)がメインのお話になります。

正義の天秤 キャスト 北山宏光

正義の天秤で杉村徹平は、運と要領が良い、元ニートの34歳

鷹野和也(役:亀梨和也)からは、ルーム1の中で、最底辺扱いされた弁護士です。

ちょっとチャラい役が北山宏光くんには似合うので、杉村徹平役は適任だと思います(あくまで個人の感想です)

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ドラマ【正義の天秤】1話原作『カルネアデスの方舟』あらすじ・ネタバレ・感想

鷹野和也からはニワトリ以下と言われるほどなのに、持ち前の運と要領の良さで、リストラをまぬがれた杉村徹平。

ルーム1の主力メンバーが、ごっそりいなくなってしまうという非常事態だったので、鷹野が「まぁ、残しておいてやろう」と思っただけなんですけどね。

杉村自身も、自分の事を「凡人」と認識しています(個人的には、弁護士になった時点で凡人じゃない気がする)

それにしても、めちゃくちゃ優秀なメンバーの中に、一人凡人って、精神病んでもおかしくないのに、鈍感力半端ない。

杉村徹平は、ある意味、すごい才能の持ち主だと思うわけです。

第2話の事件は、釣りボート店でアルバイトをしていた保坂修が被告人。

保坂は、有名なレストラン経営者 倉橋隆一郎をのせて釣りに出たが、ボートが転覆。

1つの浮き輪をめぐって争った結果、保坂が倉橋を溺死させてしまったということになっています。

この事件が、古代ギリシャの哲学者カルネアデスがなげかけた問題(カルネアデスの方板)に似ていることから、2話には『カルネアデスの方舟』というタイトルがついています。

海の上で難破して漂流していた人が、1人しかつかまることができない板を、他の人から奪って生き延びたら、それは正しいと言えるのか?という問題です。

う~~~、難しい!

正しいか間違っているかはともかく、生存本能でつかんじゃいそうではあるよね。

そして、杉村徹平はやる気を見せるべく、この事件の接見にいく鷹野の同行者に立候補します。

元ニートとは思えない積極性、一体何があったんでしょうね。

いざ、接見に行ってみると、鷹野は保坂と顔見知りでした。

鷹野が医師だった頃、保坂の息子の命を救った過去があったのです。

接見の中で、杉村は保坂が真面目な人物だと判断。

  • 悪天候の中、倉橋が無理してボートを出させたこと
  • 目撃者がおよそ50人もいること

などから「殺人にはあたらないと思う」と鷹野に言います。

しかし、予想に反して鷹野は「この事件は単純じゃない」と答えるのです。

ここまでで杉村徹平は、鷹野を「カズ」と呼んで怒られてみたり、接見中に冗談を言ってにらまれたりしています。

いるだけで場がなごむ、なんだか憎めないキャラクターとして描かれているので、やっぱり北山宏光くんにピッタリの役柄のように思いますね。

ドラマホリック「ただ離婚してないだけ」では、不倫相手を殺めてしまう死んだ魚の目をした〇ズ男を演じ、あれはあれで、新境地って感じではありましたが、杉村徹平役の方が似合うかな。

場面は変わり、杉村は、佐伯芽依と共に、目撃者の家を回ることになります。

1軒目は、夫婦そろって目撃者なのですが、不思議なことに、妻は倉橋(被害者)が悪かったと言い、夫は保坂が悪かったと、真逆の証言をするのです。

帰り際、夫婦の息子を見かけた杉村は、何か引っかかるものを感じます。

けれど、それをスルーしてしまう杉村。

いやいや、そこはスルーしちゃダメでしょ!と言いたい。

自分が弁護士を目指した理由も忘れているらしいので、せっかくの勘の鋭さを全く生かせない、残念さ⤵

誰かに認めてもらったりすると、花開く予感がするキャラクターですね。

夫婦の次は、美男美女カップルへの聞き込みをします。

が、ここでも「倉橋悪派」「保坂悪派」で、意見が真っ二つに。

同じ光景を見ていたはずなのに、まるで違うものを見たかのように感じてしまう。

その原因が何なのか、気になります!

目撃者の証言は、二分されていますが、ネット民は「保坂が悪い派」が大多数をしめています。

ありがちですよね。

作者の大門剛明さんからの、問題をつきつけられているような…。

杉村は、被害者である倉橋が、お金の力で世論を動かしている(工作している)説を、自信ありげに披露します。

しかし、鷹野は「これは殺人だ」と断言するのです。

弁護するなら、決定的な証拠もないので、殺人罪にならない方が良いはずなのに。

なぜ、鷹野は殺人だと言うのか、謎が深まります。

ルーム1のメンバーたちが、鷹野への不信感をつのらせる中、杉村は芽依といっしょに居酒屋さんへ行くことになります。

お酒の勢いで芽依は「鷹野は、あえて手を抜いた弁護をしている」とまで言い出すしまつ。

芽依役の奈緒さん、酔っぱらった演技、上手そうだなぁ(笑)

その居酒屋で、偶然に会った元同僚弁護士の上永(←鷹野に負けて事務所を去っています)の言葉により、杉村は、例の引っかかりを明らかにするため、ふたたび夫婦のもとへ向かいます。

そして、決定的な証拠を発見、自信満々に鷹野にそれを見てもらうのですが…。

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ドラマ【正義の天秤】原作1話『カルネアデスの方舟』感想まとめ

【正義の天秤】原作1話『カルネアデスの方舟』を通して、わかったことがあります。

鷹野は弁護士でありながら、心は医師のままであるということ。

表向き刑を軽くし、弁護士として手柄をあげることより、法律によって被告人を治療し、救済する。

その姿勢が、杉村の心を動かし「なぜ弁護士になったのか?」を思い出させます。

第2話がハッピーエンドと言って良いのかは、なんとも微妙ではあります。

けれど、これで良かったんだと思える結末でした。

なにより、杉村徹平がラストで爽やかな気持ちになっているのですから。

ルーム1メンバーの鷹野への気持ちも、少しずつ良い方向へむかって、最後は協力し合える仲間になれるかも?

そんな期待を抱いてしまいます。

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