【初恋の悪魔】最終回10話のあらすじネタバレ感想記事です。
父親である雪松鳴人(伊藤英明)が、子どもの頃の友人たちを次々と殺害した…。
所持していた靴を処分しようとしたところを、馬淵(仲野太賀)と小鳥(柄本佑)におさえられた雪松弓弦(菅生新樹)は、鹿浜(林遣都)の家に保護されていました。
弓弦の話を聞いた鹿浜と馬淵は、雪松の元へと向かいます。
鹿浜の家には星砂(松岡茉優)と小鳥(柄本佑)、そして弓弦が残っていました。
そんな中、弓弦の元におにぎりを届けた星砂は、彼の腕にある特徴のある傷を見てしまいます。
リサ(満島ひかり)が犯人とされている吉永圭人殺人事件では、リサの逮捕前に、左腕の肘に火傷の痕があった男が容疑者だった過去があります。
そして雪松の腕に傷跡はなかったはず…。
はたして真犯人は署長の雪松なのか?
息子である弓弦なのか?
そしてなぜ弓弦の友人たちは殺されなくてはならなかったのか?
また、リサや馬淵の兄の事件との関連は?
最終回で全てが明かされることに…。
【初恋の悪魔】あらすじネタバレ感想記事一覧
【初恋の悪魔】主要キャスト
- 鹿浜鈴之介(林遣都)
- 馬淵悠日(仲野太賀)
- 摘木星砂(松岡茉優)
- 小鳥琉夏(柄本佑)
- 雪松鳴人(伊藤英明)
- 森園真澄(安田顕)
- 小洗杏月(田中裕子)
- 服部渚(佐久間由衣)
- 口木知基(味方良介)
- 尾白詠子(瀬戸カトリーヌ)
- 野上千尋(萩原みのり)
- 出口玲雄(西山潤)
- 馬淵朝陽(毎熊克哉)
- 淡野リサ(満島ひかり)
- 桐生菜々美(あかせあかり)
- 雪松弓弦(菅生新樹)
【初恋の悪魔】最終回10話あらすじネタバレ
車を移動させ、鹿浜の家へと戻った小鳥(柄本佑)は、玄関先に血痕を見つけます。
嫌々ながら小鳥は「殺されるに違いない」と恐れつつ、家の中へ…。
その頃、弓弦(菅生新樹)の告発を聞いて、所長の雪松(伊藤英明)のもとを目指す鹿浜(林遣都)と馬淵(仲野太賀)でしたが、その途中、小鳥からの着信履歴に気がつきます。
折り返すものの、まったく電話に出ない小鳥…。
その時、小鳥の電話にはおり悪く、服部渚(佐久間由衣)からの電話が入っていました。
「何かあったのでは?」と不安になった2人は、鹿浜の家へと引き換えします。
2人が家に到着すると、玄関先には血痕が!
驚いていると、扉が開き、おにぎりを頬張る弓弦の姿がありました。
弓弦は刃物を隠しつつ、2人に嘘の説明をします。
おにぎりを食べながら、弓弦はすきをみて「またやっちゃったんでお願い」と、雪松にメールを入れるのでした。
弓弦の様子に違和感を覚えた鹿浜が、疑問をぶつけると、弓弦はハサミで鹿浜を手を切りつけます。
その後、部屋に立てこもってしまいました。
そこへ雪松が駆けつけ「何人殺した?」と質問。
安否は不明だけれど、小鳥、星砂、森園の3人の居場所がわからないと告げます。
そして、雪松に「あなたは息子の殺人を隠ぺいしたのだ」と、鹿浜は迫ります。
そんな中、弓弦からは「どうしたらよいの?」と言ったメッセージが次々と届くのでした。
弓弦が子どもの頃、アウトドアクラブで起きた事件についてから説明をはじめる雪松。
ふざけているうちに、友だちの命を奪ってしまった弓弦たちに、全員で隠ぺい工作をするよう指示したのは雪松でした。
しかし、大きくなるにつれて罪悪感を覚えた塩澤君が、警察に全てを打ち明けたいと言い出したことで、彼を消さなくてはならないことに…。
こうして同じことが繰り返されてきたのでした。
鹿浜は「悪魔を殺せるのは悪魔しかいない」と、ハサミをもって弓弦のたてこもる部屋へと突入します。
叫びながら弓弦をおさえこむ鹿浜。
馬淵は、小鳥と星砂、そして森園の生存を確認し「生きています!」と階上から叫ぶのでした。
意識を取り戻したのは星砂ではなく、摘木の方の人格でした。
1か月の時が経ち、鹿浜の家には、馬淵と摘木がパジャマ姿で食卓を囲んでいます。
するとテレビでは、雪松と息子 弓弦の事件が流れ始めます。
馬淵の兄 朝陽(毎熊克哉)の事件も再捜査が始まったとのこと。
雪松により退職に追い込まれた馬淵でしたが、警察へと戻ることになりました。
小洗杏月(田中裕子)は、摘木に「どんな自分も全部自分」と説得しますが、摘木はかつて「へび女」と呼んでいた星砂のことを忘れることができません。
そんな摘木に「あの子は、あんたの中に生きている」と声をかけるのでした。
元気になった森園は蟹をもって鹿浜家に。
森園は「朗報がある」と摘木に、リサが宇都宮刑務所から出所することが決まったと報告します。
出所の日、リサの元へと訪れた摘木に「どちらさまですか?星砂は?」とたずねます。
摘木はリサに、星砂ではなくてごめんなさいと謝り、星砂がずっとリサを助けたいと思い続けていたことを伝えます。
するとリサは、摘木に「聞いてないふりをしてほしい」と頼み、星砂に感謝の気持ちをあらわすのでした。
鹿浜から「元の生活を取り戻したい。迷惑なんだ」と言われた馬淵と星砂は、新しい住所のメモを渡して出て行くことに。
1人の生活へと戻った鹿浜でしたが、何だか落ち着かない様子
「元に戻っただけだ」と、自分に言い聞かせるように鹿浜は独り言をつぶやきます。
仕事終わりに自宅へ戻ろうとした鹿浜は、摘木の姿を見かけても、隠れて会わないようにしています。
しかし、自宅では、4人で過ごした日々を思い出しながら、鹿浜家の模型に、馬淵たちの人形を並べていました。
鹿浜が、人の気配を感じ外へ出ると、そこには星砂がいました。
今日で会えるのは最後だと思うから…と星砂は「これからもあなたのことを想っています」と鹿浜に告白します。
最後のひと時を楽しく過ごした鹿浜と星砂。
去り行く星砂の後ろ姿に鹿浜は「ありがとう、僕はもう大丈夫です」と叫ぶのでした。
鹿浜の家へと乗り込んできた馬淵たち。
「何をしに来た?」という鹿浜ですが、馬淵はお構いなしに「事件です」と模型をデスクの上に。
そうして4人は第9回自宅捜査会議を行うのでした(初恋の悪魔 最終回 終わり)
【初恋の悪魔】最終回10話感想
【初恋の悪魔】がとうとう最終回をむかえてしまいました!
「クセがありすぎる」そんな風に言われて始まった【初恋の悪魔】でしたが、そのクセがクセになるドラマでした。
あらすじネタバレを書いていますが、それだけでは語りつくせない魅力や、言葉があり
やっぱりドラマそのもの見ないと感動伝わらね~!
と叫びたい気持ちでいっぱいです。
特に感情移入してしまったのは、鹿浜鈴之介(林遣都)と星砂(松岡茉優)の恋。
幼いころから疎外感を感じ続けた結果「一人で良い」と思ってきた鹿浜でしたが、馬淵たちとの出会い~星砂に恋をしたことにより、少しずつ”人らしさ”を取り戻していく様子の描き方が、すっごく良かったです。
特に最終回の、星砂からの告白で、鹿浜が顔を覆って涙する場面では、私もうるうる😢
星砂は、主人格である摘木側に統合されるべきだったとは思う反面、鹿浜の気持ちを考えると泣けました。
演技なんだけど「すげ~!」と思ったのは、リサ(満島ひかり)が一瞬で、摘木と星砂を見分けたシーンです。
満島ひかりさんなら、本当に出来そうなので、最高のキャスティングだったように思います。
あと、サイコパスな息子弓弦(菅生新樹)をかばい続けた雪松鳴人(伊藤英明)の親としての姿勢についても考えさせられるところが…。
他人目線だと「え?ダメでしょ?どんな親だよ」と思ってしまいますが、現実に自分の子どもが人を殺めてしまった時に、罪を償わせるべく動くことが出来るんだろうか?と、自分に問いかけてしまいました。
日本テレビ土曜ドラマ『初恋の悪魔』最終回ご視聴ありがとうございました!!
まずは、作品を楽しんでくださった皆様ありがとうございました。
雪松弓弦を演じることができて、弓弦に出逢えて、とても幸せでした。
初の地上波ドラマの出演で、本当に思い出深い作品になりました。#初恋の悪魔 pic.twitter.com/8rERVY7urt
— 菅生新樹 (@araki_sugou) September 24, 2022
【初恋の悪魔】をみながら、考察も楽しんできた私ですが、最終回まで視聴して感じるのは【初恋の悪魔】は考察系のドラマではなかった気がするということ。
人と人との関わりが中心となって描かれており、登場人物たちの”感情”こそが要のドラマだったようにおもいます。
3か月間、素敵なドラマをありがとうございました!
【初恋の悪魔】の見逃し配信はどこ?
さて、好き嫌いのはっきりわかれそうな【初恋の悪魔】ですが、見逃し配信はどこで出来るのでしょうか?
最新話であれば、tverで無料配信されています。
全話を一気見したい場合は、Huluで配信中。
【初恋の悪魔】のオリジナルストーリーも独占配信されています。
Hulu未登録の方であれば、2週間無料で見放題が可能。
その他の坂元裕二脚本作品もアップロードされているので、2週間だけ使い倒してみるのもありですね。
Huluは月額1026円(税込)なので、ランチ1回我慢する以下の金額で、ドラマだけでなく映画やアニメも満喫できるサービスです。