【初恋の悪魔】3話のあらすじネタバレ感想記事です。
私はもともと坂元裕二脚本作品が好きなので、1話からかなり面白く見ています。
しかし!
クセが強すぎて好みが分かれるせいか『ワースト視聴率を記録』『爆死』などと騒がれております💦
が、視聴率=つまらない というわけでもなく、コアなファンがついているのも事実(私を含めて)
しかもこの『ワースト視聴率を記録』の記事は、センセーショナルなタイトルでつっているだけで、【初恋の悪魔】1話の視聴率は6.6%でした。
ちなみに初恋の悪魔と同じくW主演(中村倫也&有村架純)の【石子と羽男】の初回視聴率は初回視聴率6.9%なので、ワーストと騒がれるほどではありません。
坂元裕二さんの脚本はじわじわ来ると言うのがファンの見解。
3~4%なら爆死かもしれませんが、今どき6%はそこまでひどい数字じゃないと思うけどな~。
【初恋の悪魔】あらすじネタバレ感想記事一覧
【初恋の悪魔】主要キャスト
- 鹿浜鈴之介(林遣都)
- 馬淵悠日(仲野太賀)
- 摘木星砂(松岡茉優)
- 小鳥琉夏(柄本佑)
- 雪松鳴人(伊藤英明)
- 森園真澄(安田顕)
- 小洗杏月(田中裕子)
- 服部渚(佐久間由衣)
- 口木知基(味方良介)
- 尾白詠子(瀬戸カトリーヌ)
- 野上千尋(萩原みのり)
- 出口玲雄(西山潤)
- 馬淵朝陽(毎熊克哉)
【初恋の悪魔】3話あらすじネタバレ感想
自分以外の男と会い、オープンマリッジを提案してきた婚約者の結季(山谷花純)に対し、馬淵悠日(仲野太賀)は、プロポーズのやり直しをしようと考えます。
「お互いの事だけを想っていたい。それに同意してくれるなら来てほしい」
という気持ちを馬淵は伝え、結季への花束を手に待ち合わせの場所に。
結局、そこに結季が現れることはありませんでした。
馬淵が落ち込んで歩いているところを摘木星砂(松岡茉優)が目撃。
「振られたのかw」
と大騒ぎ。
摘木と一緒に騒いだことで、馬淵は不思議と心が癒され、元気になってきます。
そんな中、鹿浜鈴之介(林遣都)に呼び出され、馬淵は鹿浜の元へ。
家の窓ガラスは割られ、鹿浜は床に横になっていました。
鹿浜によると、ずっと見張っていた隣家の森園(安田顕)が額から血を流しながら、先日注文したと思われるシャベルを手に、昨夜乗り込んできたと言います。
鹿浜の家には、森園以外にももう一人黒ずくめの男が包丁を持って襲い掛かってきました。
鹿浜に「逃げて!」と言った森園は、男をシャベルで一撃。
男が逃げ去ったところへ、野上千尋(萩原みのり)が駆けつけてきたのでした。
するとピンチになった際、摘木のことを思いだしたと言い出す鹿浜。
摘木へのドキドキを「殺意」だと思い込んでいる鹿浜ですが、摘木のために特別なイスやカップを用意したりと、行為を抱いていることは明らか。
鹿浜は
「僕以外の世界中の人は、摘木さんのことが好きなんだろうなって思うんだよ」
などと訳の分からないことを言います。
摘木に興味がないと言い張る鹿浜ですが、馬淵はそれが恋だと確信するのでした。
★★★
同じ頃、スーパーで万引きの監視をしていた摘木は、ワインを盗む男性を捕まえます。
証拠はあるのかという男性に、監視カメラの映像を見せますが、肝心の万引きの瞬間は映っていませんでした。
しかも、実際にバッグを確認すると、そこにワインはなく「名誉棄損だ」と怒って帰って行ってしまいました。
スーパーの店長山田(今野浩喜)は、大切な客を万引き犯扱いしたと、摘木を責めます。
が、なぜか古株の店員・絹子(松金よね子)は、摘木をかばってくれるのでした。
引き続き万引きの監視をしていると、今度はチョコレートをバッグに入れる女性が…しかし捕まえてみると、その女性のバッグにもチョコレートは入っていません。
またもや、防犯カメラには万引きの瞬間が映っておらず、一体何が起きているのかわからない摘木は混乱してしまうのでした。
★★★
恋の病にかかってしまった鹿浜は、いよいよ熱を出して寝込んでしまいます。
過去の思い出から、鹿浜は恋をすると熱を出すとわかったものの、どうしても鹿浜は認めません。
小鳥琉夏(柄本佑)から「摘木との仲を取り持ってあげればいい」と言われた馬淵。
しかし、摘木と話すと癒される馬淵は、複雑な思いにかられるのでした。
そんな中、馬淵は摘木からスーパーでの不可解な一件を聞かされます。
「盗んだように見えた」と納得がいかない様子の摘木に、馬淵は鹿浜に相談するように提案。
事件について馬淵らから聞いた鹿浜は「万引きなど犯罪ではない」といいます。
「摘木の喜ぶ顔を見たくないのか?」
と小鳥琉夏(柄本佑)から言われ、鹿浜は引き受けることに。
摘木も後から合流。
すぐにでも万引き事件を解決したい摘木ですが、その前に鹿浜の手料理を食べようと提案すると、怒って帰ってしまいました。
鹿浜はひどくショックを受けます。
馬淵は摘木を追いかけ、2人は居酒屋へ。
居酒屋では、2人の姿を怪しく監視している男がいました。
男は摘木に話しかけ、2人がかつての知り合いだったことがわかります。
額の傷を摘木に見せて「この時以来だ」という男ですが、その時のことを思い出せない摘木。
怒った男は摘木に殴りかかろうとしますが、近くにいた客に強制連行され、事なきを得たのでした。
男の事も、馬淵の兄の事も「わからない」という摘木は、居酒屋から帰ってしまうのでした。
自宅へ戻った摘木ですが、いつの間にか鍵を紛失。
仕方なく小洗杏月(田中裕子)に泊めてもらいます。
「鍵は盗まれた」という摘木。
小洗との会話の中で、過去に摘木は銃で肩口を打たれ、秘密で治療してもらっていたことがわかります。
何が起きているのかと聞く小洗ですが、摘木はやはり「わからない」と言うのでした。
★★★
スーパーでは”相変わらず万引き犯人を捕まえると品物を持っていない”ということが続いていました。
そのたびに、かばう絹子(松金よね子)に、摘木はどこかおかしさを感じ始めます。
その頃、小学校の校庭で流れるオクラホマミキサーを聞いた鹿浜の心に何かの衝撃が走ります。
そうして、馬淵に電話をかけ
「万引きは凶悪犯罪だ!摘木さんの笑顔が見たい!」
と自分の恋心を認めます。
ようやくはじまった第5回自宅捜査会議。
万引き事件を考察する中で、摘木は
「私は万引きを見ていたけれど、見ていなかった私がいたのかもしれない」
と言い出します。
鹿浜は、これはマジックだと言い出し、万引きが起きていた別の場所で何が起きていたのかを探すように言って、4人は映像を再チェック。
そうしてわかった万引き事件の真相とは…。
【初恋の悪魔】3話ネタバレ感想|面白い?つまらない?
【初恋の悪魔】3話は、予告を見た時点で犯人が絹子(松金よね子)では?
と思った方は多かったのではないでしょうか?
でも、動機がわかりません。
万引きが起きる時に合わせて死角をつくり、その聴取を摘木と店長がしている間に、隣の社長室では、絹子が金庫を開けていました。
結局、その動機は「老後資金のためにお金が欲しかった」というだけのものでした。
3話で起きた事件の背景についてはあまり詳しく語られずに終了。
ここはちょっと拍子抜けでした。
事件は解決したものの、摘木を笑顔に出来なかった鹿浜は
「彼女が来ても追い返してくれ、君も摘木が好きなんだろう?」
と、馬淵の気持ちを見抜き、馬淵と摘木は再び居酒屋へ。
そこで、摘木は馬淵に
「あんたの兄ちゃんに会ったことがあると思う。スマホが家にある」
と告白します。
突然人格が変わり、怯えて居酒屋を飛び出す摘木。
その姿を雪松鳴人(伊藤英明)を見ていたようでした。
この記事の文末に3話放送前の、真犯人(馬淵の兄を殺害した犯人)について考察を書いているのですが、ますます雪松鳴人(伊藤英明)ではないような気がしてきました。
4話の予告で雪松は、摘木の腕をつかみ食事を強要、それをふりはらった馬淵のせいで、階段から落ちてしまうシーンがありました。
雪松は摘木のことを疑っているように見えます。
また、鹿浜が見張り続けている隣家の森園(安田顕)ですが、鹿浜の家にたくさんの防犯カメラがあると、筆談で教えてきました。
鹿浜は森園を見張っているつもりですが、森園側も鹿浜の家の事を見ていたという事。
森園は鹿浜を襲ってきた男を「空き巣です、逃げて」と言いましたが、男はただの空き巣じゃないですよね、きっと。
1話で完結してしまう犯罪よりも、全体を通して少しずつ判明していく謎の方が、さっぱりわからず、気になって仕方ありません。
ということで、万引き事件は少々物足りなかったものの、3話も面白かったです!
【初恋の悪魔】の見逃し配信はどこ?
さて、そんな好き嫌いのはっきりわかれそうな【初恋の悪魔】ですが、見逃し配信はどこで出来るのでしょうか?
最新話であれば、tverで無料配信されています。
全話を一気見したい場合は、Huluで配信中。
Hulu未登録の方であれば、2週間無料で見放題が可能です。
その他の坂元裕二脚本作品もアップロードされているので、夏休みなどに2週間使い倒してみるのもありですね。
Huluは月額1026円(税込)なので、ランチ1回我慢する以下の金額で、ドラマだけでなく映画やアニメも満喫できるサービスです。
【初恋の悪魔】馬淵の兄を殺害した犯人は誰?SNS考察とは違うあの人をあげてみたw
↓この部分は3話放送前に書いています↓
【初恋の悪魔】は基本的に1話の中で、犯罪が起きるところから、解決までが描かれますが
- 馬淵の兄の殉職事件
- 鹿浜の隣人が何者か?
- 摘木は二重人格なのか?もしそうならなぜ?
という大きな謎は、全体を通して少しずつ明らかになって行くと思われます。
で、着目すべきはこの大きな謎(犯罪)の犯人ですよね。
SNSで有力なのは
1位:雪松鳴人(伊藤英明)犯人説←ぶっちぎりで1位
2位:摘木星砂(松岡茉優)の別人格であるへび女犯人説
と、この二人になります。
伊藤英明さんは、2話でも行動が変だったし、俳優さんとしてもラスボスを演じるにふさわしいですからね!
私も1話の段階では、怪しいなぁと思ってました。
が、2話のネタバレを読んでもらうとわかるように、馬淵が毒親に馬鹿にされた後、平気な振りをしている馬淵に対して
「親だからと言って子どもを馬鹿にして良いものではない」
と決め台詞を雪松言っています。
その後で、馬淵に「お前が犯人か~」と責めるのですが、その態度は普通に熱い男にも見えました。
そこで浮上してきたのが、元医師である「おばちゃん」小洗杏月(田中裕子)犯人説になります。
なんだかんだ言って、事件解決のキーになっている情報にからんでいるおばちゃん。
元医者ということもあり、摘木が二重人格なのもわかっていると思われます。
また2話では、摘木がどうやら馬淵の兄と知り合いだったこともわかりました(いつも表に出ている方の人格は知らないかも?)
そして、摘木の手には、馬淵の兄のスマホが!
田中裕子さんのキャリアからしても犯人にふさわしいですし
- 二重人格の摘木を利用した
- 親しい「おばちゃん」が犯人であるストレスに耐えかねて摘木は二重人格になった(あるいは作り出された?)
といった妄想が浮かんでしまいました。
いつもヤンキーっぽい服装をしている摘木ですが、1話ではへび女が知らぬ間にパンプスを購入していました。
という事は、へび女はエレガントな服装をする女性だと考察できます。
だとすると、優秀だった馬淵の兄の隠れた恋人だった?なんてことも考えられます。
実際、スマホを手に入れているわけですし。
そうなってくると、へび女の方が実は主人格だったなんてことも考えられますね。
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