マルちゃんの頂点の一杯シリーズ【東京・武蔵野 珍々亭 油そば】汁なしラーメンを作って食べてみました。
マルちゃんからはカップ麺でも珍々亭の油そばが販売されていますが、今回試したのはチルド麺の方になります。
油そばって、絶対カロリー高いのがわかってるのに、見た目で「美味しそう!」と思ってしまうのですが…
実ははちこ、これまで「うわ~!美味しい」と感激するほどの油そばに出会った事がありません(カップ麺の油そばは除く)
銘店伝説【兎に角】の油そばを作って食べた時の記事でも「リピはないかな」と書いていますし、半チャンラーメンたまぞうで油そばを食べた時も、息子くんの食べた塩担々麺の方をおすすめとしています。
あの有名なまとめ記事サイトでは「東京名物「油そば」は実はラーメンよりもヘルシーだった」という投稿もされていますが
※怒られそうなのでリンクはしません
いやいやいや…さすがに、それは言い過ぎでしょ!
少なくとも銘店伝説【兎に角】の油そばのカロリーは、他のチルド麺とは比較にならないほど高カロリーだからね!
と思ってしまいました。
なら、買わなきゃいいのに、安売りしていたので、つい手に取ってしまった【東京・武蔵野 珍々亭 油そば】
※1パック258円(税抜)でゲット
心のどこかで「美味しい油そばはね~か~👀」と探しているのかもしれないですね。
今度こそ、好みの油そばに出会えるのでしょうか。
『頂点の一杯』というマルちゃんの言葉を信じて【東京・武蔵野 珍々亭 油そば】を作って食べてみます。
東京・武蔵野 珍々亭はこんなラーメン屋さん
珍々亭は油そば発祥のラーメン屋さん
珍々亭は武蔵境駅から徒歩10分ほどの場所にあるラーメン屋さん。
珍々亭の場所はここ↓
油そばは、東京都武蔵野地区から広まっていったと言われており、ウィキペディアの説明によると
- 昭和30年代に武蔵野市境の亜細亜大学そばの「珍々亭」が中国のまぜそば拌麺(ばんめん)をヒントに油そばを発売した
- 1952年(昭和28年)に創業した国立市の一橋大学そばの「三幸」が、のびたラーメンをヒントに昭和30年代前半頃から酒の肴として提供を開始した
の2説が存在しているそう。
それにしても「のびたラーメンをヒントに」とは、なんか複雑💦
それはともかく、珍々亭は油そば発祥のラーメン屋さんとして知られているわけであります。
メディアにも多数紹介される有名店ですが、メニューを見るととてもリーズナブルな価格で提供をしていました。
油そばは650円~と、亜細亜大の学生さんのソウルフードになるのがわかる価格です。
油そばはまずい→食べ続けるとはまる美味しさ?
たけし軍団のメンバー・グレート義太夫さんは、亜細亜大に入学した頃、先輩に珍々亭に連れていかれて油そばを食べたとのこと。
最初は「まずい」と思ったけれど、通っているうちにはまってしまったそうです。
食べているうちに、はまってしまう…ということがあるのは、なんとなくわかるような。
友人から美味しいと誘われて、初めて(珍々亭へ)行ったのは20年以上前。
1回目はちょっと油っこくて完食出来ずにいましたが2回目辺りからハマりました。
週に3回行ったことも。
お昼しかやっていないのでなかなか行けず、他店で油そば食べてみたりしましたがやはりココのが一番美味しいです。
Googleにもこのような口コミが投稿されています。
やはり食べ続けていると、はまってしまう美味しさがあるようですね。
マルちゃん【頂点の一杯 珍々亭 油そば】を作ってみよう
パッケージの中身はかなりゴージャス(に見えます)
麵・液体スープ・酢・ラー油が2食分ずつ入ってます。
多くのチルド麺は麺+液体スープ×2なので、ラー油と酢がついているとお得感がありますよ。
希望小売価格は税抜380円ですが、安売りだったので198円くらいで買えちゃいました。
麺は極太まではいきませんが、そこそこの太麺ですね。
もっちりしてそうです。
マルちゃん【頂点の一杯 珍々亭 油そば】の作り方
- 沸騰したたっぷりのお湯にめんをいれ、ほぐしながら4分くらい茹でる
- どんぶりにお湯を入れ、液体スープを袋のまま温める→温まったらお湯を捨てる
- めんが茹で上がったら、よくお湯を切り、どんぶりに移す
- 温めておいた液体スープをかけ、よくからめて食べる
<店主のおすすめ>
さっぱり味にしたい場合はお酢、辛くしたい場合はラー油を、お好みに応じて使いオリジナルの味を楽しむ
茹で上がった麺を洗ったり、冷したりする必要がないのは、ずぼらーはちこにはとっても嬉しい!
下準備その1:トッピングの用意
油そばは、普通のラーメンに比べれば伸びにくいので、後からトッピングを用意しても良いかもしれませんが、はちこはいつも通り先に準備します。
のびたラーメンがヒントになってるくらいだし、少しくらい伸びてもかまわない方や、作業の早い方は、好きなタイミングで用意してOKですね。
トッピングは、自家製チャーシュー、小口切りのネギ、卵黄、メンマにします。
1:麺を4分くらい茹でる
沸騰したお湯の中に、麺をほぐしながら入れて4分くらい茹でていきます。
2:お湯を沸かし丼とスープを温めておく
どんぶりにお湯を入れて液体スープを温めます。
数分経って温まったら、お湯は捨ててしまいます。
液体スープを器にあけてみると、かなりの量の油が。
後ほど、栄養成分をチェックしていきますが、脂質の量も20.8gと相当なものです。
マルちゃんの作り方には、最後に温めておいたスープをかけるということになっていたのですが、それだと中身の様子がわからないので、先に器に出してみました。
3:ゆであがった麺をどんぶりにうつす
麺が茹で上がったら、お湯をよく切ってから、どんぶりにそのまま移します。
はちこは、ここで混ぜ合わせて、麺にスープを絡めてしまいました。
4:トッピングをして完成
自家製チャーシュー、小口切りのネギ、卵黄、メンマをトッピングして完成!
息子くんは「卵黄だけじゃなくて、生卵をそのまんまのせる」と言って、マルちゃんのアドバイスを無視したのですが…
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実はそっちが正解◎
マルちゃんよ、なぜわざわざ卵黄にした?
再現性を重視するなら、生卵をそのまんまでOKです。
マルちゃん【頂点の一杯 珍々亭 油そば】を食べてみよう
まずは液体スープを混ぜた状態で、麺を実食。
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なんか油っぽいだけな感じ。
まずくはないけど、美味しくもないなぁ…
花粉症のせいか味がさっぱりわから~ん!
早々に、ラー油を投入して、軽くまぜまぜ。
ん?
ちょっと辛みが加わって、良くなったかも?
でも、まだパンチが足りないなぁ。
変わったかどうかもわから~ん!
こうなったら、お酢も投入~!
酸味が加わって、良くなったような…気がする?
でも、な~んか味がぼやけてて、いまいち。
(もぐもぐ…)
最終的に卵黄も混ぜて食べてみたのですが、味が薄まっちゃうし、油っぽさが増したようで、はちこの好みには全く合いませんでした。
実店舗とマルちゃん、両方の油そばを食べ比べた方は「本家の味に近い」と書いていたので、好きな方にははまる味なのかもしれないですね。
他のチルド麺に入っている麺の量は平均100gですが、珍々亭の油そばは150gと、ボリュームはたっぷりです。
がっつりいきたい油そば好きさんには、嬉しい一杯と言えそうです。
実際にマルちゃん【頂点の一杯 珍々亭 油そば】のAmazonでの口コミ評価はそこそこ高い数字を出していました。
油そばがまずいと思ったら|美味しく食べるためのアドバイスを発見
珍々亭だけでなく、油そばそのものが「まずい」という方はかなり多く、どちらかと言うと、はちこもそっち側の人間なのかもしれません。
yahoo知恵袋には、こんな質問まで(笑)
さすがに、ここまでは思いませんが、これに対する回答の中に、美味しく食べるためのアドバイスを見つけました。
ラー油が足りなかったのでしょう。
いくらなんでも入れすぎだと思うくらい入れないと美味くありませんよ。
その他のサイトでも
油そばは、お店で出てくるそのままの状態で食べても、あんまり美味しくないかも。
普通は、お酢とラー油を何周かかけて食べますし、店員さんからも、そのようにすすめられることが多いです。
このようなアドバイスが。
マルちゃんの油そばに限らず、全ての油そばはアレンジこそが命!ということなんですね。
お酢とラー油が足りなかったら、自宅のものをプラスして、自分好みに仕上げなければならなかったようです。
業務スーパーの食べるラー油を、かけてみれば良かったです。
マルちゃん【頂点の一杯 珍々亭 油そば】カロリーや原材料をチェック
では、マルちゃん【頂点の一杯 珍々亭 油そば】がラーメンよりヘルシーかどうか、カロリーをチェックしてみましょう。
マルちゃん【頂点の一杯 珍々亭 油そば】1食分のカロリーは582キロカロリーです。
銘店伝説【兎に角】の油そばのカロリーは700.5キロカロリーなので、それよりはかなり低カロリーではあります。
が、チルド麺を色々食べてきてカロリーもチェックしていますが、中には300キロカロリー台のラーメンもありますし、銘店伝説シリーズの中には400キロカロリー台のラーメンもたくさんあります。
また、文中に書いたように脂質も20.8gとかなり高いので、やはりヘルシーとは程遠いですね。
参考までに書いておくと、先日いただいた銘店伝説【蔦】は396.0キロカロリー、脂質は7.6gと、断然ヘルシーです。
また、ラーメンはスープを残してカロリーコントロールが出来ますが、油そばの場合、麺を残さなければいけません。
なんとなく貧乏性なはちことしては、麺を残す方がもったいない気がしてしまいました。
マルちゃん【頂点の一杯 珍々亭 油そば】1食分の栄養成分
エネルギー(カロリー) | 582キロカロリー |
たんぱく質 | 15.3g |
脂質 | 20.8g |
炭水化物(≒糖質) | 83.3g |
食塩相当量 | 5.9g |
品名:なま中華めん
原材料名
めん:小麦粉(国内製造)、食塩、全卵、小麦たん白/加工でん粉、酒精、かんすい、トレハロース、乳酸ナトリウム、卵殻カルシウム、クチナシ色素
添付調味料:醤油、豚脂、植物油、ポークエキス、醸造酢、砂糖/調味料(アミノ酸等)、酒精
酢・ラー油:醸造酢、ラー油/香辛料抽出物
内容量:396g(めん150g×2)
メーカー:東洋水産株式会社
マルちゃん【頂点の一杯 珍々亭 油そば】後記
以前、ぶぶかの油そばカップ麺バージョンを食べたことがあります。
カロリーが781キロカロリーと、とんでもないので、息子くんと半分こしましたが、かなり美味しくいただきました。
どれほどの再現性があるのかはわかりませんが、珍々亭の油そばもカップ麺だったら美味しくいただけるのかもしれません。
カップ麺ブロガーのかーとさんも「カップ麺の珍々亭は非常においしい」とコメントをくれました。
珍々亭のような老舗ではなく、現代的なお店の油そばはカスタマイズ前提ではなく、最初から美味しく作られているんだそうですよ。
さて、これは余談ですが、グレート義太夫さんは20年以上前から糖尿病を患っており、1回2万5000円の透析を週に3回も受けなければならない生活を送っています。
糖尿病は肥満・運動不足・暴飲暴食と言った、ライフスタイルの乱れが主な原因とされる病気。
いくら好きであっても、脂質&炭水化物たっぷりの油そばにはまるのは、ほどほどにしておかないとまずいですね。
はちこは、カロリー消費のために任天堂スイッチでボクシングをしてこようと思います👍
ではでは、ごちそうさまでした~♪