2022年夏ドラマ【赤いナースコール】3話のネタバレ感想記事です。
次々と同じ病室 313号室に入院している患者が、おぞましい殺害のされ方をしていく【赤いナースコール】
春野翔太朗(Sexy Zone 佐藤勝利)は、同じ病院に入院しているはずのアリサ(福本莉子)にはあえないばかりか、刑事 工藤文世(池田鉄洋)には脚本家という職業ゆえに、連続殺人犯ではないか?と疑われる危機的状況に。
誰もかれもが怪しく見えるドラマ【赤いナースコール】…3話では、いよいよタイトルにもなっている「ナースコールの謎」が明らかになってくるようです。
なぜ入院患者たちはナースコールを押すことに対しておびえたような反応をするのか…気になります!
ドラマ【赤いナースコール】記事一覧
【赤いナースコール】キャスト
- 春野翔太朗(Sexy Zone 佐藤勝利)主人公。若手脚本家。
- 三森アリサ(福本莉子)翔太朗の彼女。
- 榎木田誠(鹿賀丈史)榎田記念病院院長。
- 西垣小百合(浅田美代子)翔太朗を夜間担当する新人看護師(21歳?)
- 石原祐二(板尾創路)翔太朗の担当医。
- 山根ミク(ベッキー)看護師。
- 松井時雄(木村了)榎田記念病院313号室の入院患者。腫瘍マーカーが高い(入院期間:3週間)
- 津田八郎(山本浩司)榎田記念病院313号室の入院患者。肝機能障害(入院期間:6か月)
- 滝中良一(橋本淳)榎田記念病院313号室の入院患者。椎間板ヘルニア(入院期間:3か月)
- 後藤田健斗(森田甘路)榎田記念病院313号室の入院患者。肝硬変(入院期間:4か月)
- 下塚半太(ラバーガール大水洋介)榎田記念病院313号室の入院患者。眼窩底骨折と肋骨骨折(入院期間:2か月)
- 工藤文世(池田鉄洋)古岡警察署 刑事。
- 加藤桜(堀口紗奈)古岡警察署 刑事。
- 山之内優馬 (2丁拳銃 小堀裕之)プロデューサー
ドラマ【赤いナースコール】3話ネタバレ感想+ちょっと考察
下塚半太(大水洋介) の遺体が首のない状態で発見されました。
第一発見者は看護師の山根ミク(ベッキー)。
人の死に慣れてしまったと言っていたミクですが、下塚の死に方にはさすがに驚き、叫び声をあげてしまいます。
下塚の首はと言うと、病院内のゴミ捨て場で発見。
そんな中、たった2日間で、6人部屋の患者が2日の間に2人も殺されたことに怯えた松井時雄(木村了)は、許可なく退院しようと荷物をまとめています。
次は自分たちが殺されるに違いないと松井が出て行こうとしたところに、刑事たちが。
無理やり退院しようとする松井ですが、そんな松井に刑事 加藤桜(堀口紗奈)は
「ホラー映画だと、みんながいる場所から出ていった人が次殺されますよね」
「病院は警備が入るので、自宅の方が危険では?」
と…工藤も「絶対病院の方が安全」と言い、あっさり松井は残ることにするのでした。
完全に秋元康さんはホラー、ミステリー、サスペンス慣れしている視聴者が
どう考察するかを読みながら、脚本をつくってますね。
「これはミスリード?それともフラグ?」
と迷わせる仕掛けがいっぱいで面白い!
一方、三森アリサ (福本莉子)も事件を知って、色々と心配しています。
治療をしながら主治医の 石原祐二(板尾創路)は、防犯カメラに犯人が写っていなかったことについて
「病院の事を知っている人間か、私だったりして」
などと、シャレにならない冗談を言いますが、笑えません。
そんな石原は、アリサの顔の傷がひどい状態だと説明し、傷はきれいにならないだろうと残酷なことを告げるのでした。
そこへ院長が榎木田誠(鹿賀丈史)までもが現れます。
石原は、落ち込む様子のアリサに対し
「命が助かったんだから良かった。それに君の彼が、美しい外見を愛していたのか、美しい内面を愛していたのか…本当の気持ちがわかる良いチャンスだ」
と言い、榎木田はデリカシーがないと笑うのでした。
やっぱり翔太朗とアリサの事故には
アリサの両親が関わっている可能性が濃厚となりました。
病院のスタッフぐるみで、それに加担しているように思えます。
石原の試すような発言は、普通の医師のそれとは全く違いますね。
アリサの両親は、2人の気持ちを試すために、事故を捏造したのかもしれません。
ただ、そうなってくると連続殺人そのものも、実は本当には起きていない可能性も考えなくてはならないことに。
そんな恐ろしい場所に愛娘をおいておくのは不自然ですからね。
さすがに、榎木田記念病院内で起きている全てのことが、芝居だったとなると厳しい気もしますが…。
アリサは夜、ドライヤーをしていると、部屋から不審な物音がすることに気がつきます。
恐怖におびえながら、部屋を確認していき、クローゼットを開けると、そこにはあの謎の老婆の姿が!
病院側の説明では、老婆は痴呆で徘徊があるということですが、老婆は
「まだまだ殺されるよ」
という言葉をアリサに投げかけるのでした。
同じころ、夜の闇の中で、まだ生きていると思われる女性の指を切り取る謎の人物の姿が映し出されます。
チャイコフスキーの美しい演奏を流しながら、犯行は行われます。
夜が明けて、翔太朗の元に1人の見舞客が現れました。
その人物とは山之内悠馬、テレビ東洋のドラマ部プロデューサーでした。
病院内の物々しい様子をむしろ喜ぶ山之内は、次の作品に生かそう!と大はしゃぎ。
翔太朗が疑われていることさえも、すべて脚本にしたら良いと言います。
それを聞いていた入院患者たちは揃って「自分たちも協力します」と申し出るのでした。
チャイコフスキーをBGMに行われた犯行は警察も知るところとなり、捜査が始まります。
- 被害者 若林万里子(28歳)
- 職業 飲食店勤務
- 住所 古岡市山野宮4-3
- 遺体発見場所 古岡市山野宮6丁目 公園
- 死因 首を絞められたことによる窒息死
- 左手の薬指がペンチのようなもので切り取られた形跡あり
被害者は、公園を散歩していた若杉道夫という人物によって発見されていたのでした。
加藤は今回の事件の状況から、翔太朗には犯行は無理だろうと考察。
しかし、工藤は「それをやってしまうのが脚本家」と無理やりなことを言うのでした。
警察官だらけの病院内を、新人看護師 西垣小百合(浅田美代子)に車いすを押されている翔太朗は、アリサの姿を見かけ「アリサ!」と叫びます。
しかし、西垣は無反応のまま車いすを押し続けるばかり。
実はアリサは、翔太朗に気がついていたのに、聞こえないふりをしていたと石原に告白。
アリサと話ながら、なぜか石原はカルテにアリサの姿をイラストにして描いているのでした。
板尾創路さん演じる主治医 石原は医者じゃないですね。
不気味なイラストがうますぎて怖い😱
捜査本部では、市内で起きている連続殺人事件と、病院内で起きている殺人事件に関連性があるとして合同捜査も検討するという流れに。
しかし、工藤は全く別の犯人がいると主張。
- 市内で起きている連続殺人事件→遺体の一部を持ち帰っている
- 病院内の殺人→遺体は切断しただけで持ち帰っていない
というのが、その理由でした。
またもや夜がやってきて、ミクが見回りにやってくると、松井の姿が見当たりません。
全ての警官が病院から引きあげてしまったと知り、翔太朗たちが怯えていると、そこにずぶ濡れの松井が戻ってきます。
購買部の江口さんの車の中で、スパイファミリーの話をしていたという松井。
こんな時に1人で動いていた松井に、後藤田は「松井さんが犯人じゃないですよね?」と疑うような言葉を言うと、全員が凍り付くのでした。
眠れない夜を過ごす313号室の患者たちは、ナースコールの話題に。
榎木田記念病院のナースコールには都市伝説があり
ナースコールを押したのに看護師が気がつかなかったら、その患者は死ぬ
と言います。
- 死ぬ時期の近い患者がナースコールを鳴らしても、看護師は慌てて取らない
- 患者の家族からお金をつまれて、ナースコールに答えないように頼まれている
313号室の患者たちは口々に、ナースコールに関する噂を翔太朗に話して聞かせるのでした。
同じころ、病院の駐車場では赤い車の中から、足を切断された状態の女性を警察が発見。
車の中にはチャイコフスキーが流れていました。
翔太朗だけでなく、みんなを疑うのが刑事という工藤…はたして犯人は誰なのか?
こんなところでスパイファミリーの話題が出てくるとは(笑)
それはさておき、自分が夜、話をしていた購買部の江口が殺害されたことにショックを受けた松井は、ラストの時点で313号室から、またもや出て行ってしまいました。
次の被害者は、加藤の言うとおりになるとすると、松井になるはず。
脚本は視聴者を裏切ってこそ面白いといったようなことを、秋元康さんはセリフに織り込んでいます。
その割に、予想通り、アリサの顔はきれいなままでした。
私たちをぐるぐると考察の渦へと巻きこんでいく【赤いナースコール】
4話の放送が今から待ちきれません!
ドラマ【赤いナースコール】4話あらすじ
顔に傷などないことがわかり、三森アリサ(福本莉子)は言葉を失う。
医師の石原祐二(板尾創路)は病院長の榎木田誠(鹿賀丈史)に指示されたと説明。
しかしなぜか真意は明かそうとしない。
一方、春野翔太朗 (佐藤勝利) ら大部屋メンバーは、院内購買の販売員女性の殺人事件で再び聴取を受ける。
最も疑われている松井時雄 (木村了)は勝手に退院してしまったため、捜査員が自宅へ向かうが―
結局、松井時雄 (木村了)は次の被害者になりそうなフラグを予告からは感じますが…
そこは秋元康さんですから、裏切ってくるかもしれませんね。