2022年夏ドラマ【赤いナースコール】11話のネタバレ感想+ちょっと考察
をしてみた記事です。
後藤田健斗(森田甘路)から翔太朗(佐藤勝利)が榎木田誠(鹿賀丈史)と密談していたと聞いて、翔太郎に疑いの目を向けてしまっていたアリサ(福本莉子)。
しかし翔太郎から、榎木田と話していたのは、かつて自分が脚本を手掛けた「セクシー刑事」の話題で盛り上がったからだと聞かされます。
夜、アリサの元を訪れた後藤田は、相変わらず翔太郎や病院に疑惑を抱いており、しだいに興奮してわめきたてます。
するとアリサの目の前で後藤田は、生きたまま電動のこぎりで真っ二つにされてしまったのでした…。
ドラマ【赤いナースコール】記事一覧
【赤いナースコール】キャスト
- 春野翔太朗(Sexy Zone 佐藤勝利)主人公。若手脚本家。
- 三森アリサ(福本莉子)翔太朗の彼女。
- 榎木田誠(鹿賀丈史)榎田記念病院院長。
- 西垣小百合(浅田美代子)翔太朗を夜間担当する新人看護師(21歳?)
- 石原祐二(板尾創路)翔太朗の担当医。
- 山根ミク(ベッキー)看護師。
- 野田千鶴子(上地春奈)アリサ担当の看護師。
- 松井時雄(木村了)榎田記念病院313号室の入院患者。腫瘍マーカーが高い(入院期間:3週間)
- 津田八郎(山本浩司)榎田記念病院313号室の入院患者。肝機能障害(入院期間:6か月)
- 滝中良一(橋本淳)榎田記念病院313号室の入院患者。椎間板ヘルニア(入院期間:3か月)
- 後藤田健斗(森田甘路)榎田記念病院313号室の入院患者。肝硬変(入院期間:4か月)
- 下塚半太(ラバーガール大水洋介)榎田記念病院313号室の入院患者。眼窩底骨折と肋骨骨折(入院期間:2か月)
- 工藤文世(池田鉄洋)古岡警察署 刑事。
- 加藤桜(堀口紗奈)古岡警察署 刑事。
- 謎の老婆 三上多恵(藤夏子)
- 山之内優馬 (2丁拳銃 小堀裕之)プロデューサー
- 榎木田玲子(渡辺真起子)榎田の現在の妻
- 宇多川悟(長野克弘)三上多恵をトラックでひいた運転手
- 遠山健二(岩本淳)榎木田病院広報係
ドラマ【赤いナースコール】11話ネタバレ感想+ちょっと考察
三森アリサ(福本莉子) の目の前で、 後藤田健斗(森田甘路)の体は生きたままの状態で、電動ノコギリによって真っ二にされてしまいました。
工藤文世(池田鉄洋)から、後藤田が夜中にアリサの部屋にいた理由をたずねます。
後藤田が翔太朗にたいして疑いを抱いていたことをアリサは告白します。
怪我をしていないアリサを退院させないのも、実は翔太郎が関係しているように言われたとも。
アリサから、後藤田殺害時の状況を聞いた翔太朗 (佐藤勝利)は
「榎木田院長は、テレビをほぼ見ないのに、なぜ自分のデビユー作であるセクシー刑事を知っていたんだろう?」
と、榎木田誠(鹿賀丈史)に疑いの目を向けます。
翔太郎によると、後藤田が殺害された方法は、セクシー刑事で描かれた殺人事件とそっくりだとのこと。
プロデュースしたのは、山之内優馬 (小堀裕之)でした。
その上、セクシー刑事は、2年前に実際に町田市で起きた事件をモチーフにして作られており、翔太郎は共通点に胸をざわつかせます。
またもや殺人事件が起きてしまい、病院は破綻寸前。
榎木田の妻 玲子(渡辺真起子)は「万事休すね」と、もうすぐ離婚届を提出する期限だと言います。
いよいよ病院は閉鎖間近に。
ミク(ベッキー)は、西垣小百合(浅田美代子)がスパイ役だと気がついており、西垣はチャイコフスキーの犯人を探らされていたと言います。
犯人は誰なのか聞いたミクに耳打ちをする西垣。
それに対しミクも「私もそうだと思う」と同意するのでした。
病室でも翔太郎たちが考察を繰り広げています。
榎木田玲子や西垣を疑う中で、翔太郎が「西垣さんは病院長の元奥さんなんです」とばらしていると、そこに西垣が!
「ばらしたわね~」と笑いながら入ってきました。
翔太郎は「セクシー刑事」を病院長が見ていたかを訊ねると、西垣は完全否定します。
ふと気がつくと、津田八郎(山本浩司)の姿が病室にありませんでした。
「単独行動をとるとフラグが立っちゃうわよ」と茶化す西垣。
その頃、津田はミクと共に密談をしており「313号室の共通項がわかった」と言います。
実は313号室の患者たちは、ある事件の関係者だったのです。
それはもちろん、町田で起きたという殺人事件。
津田もミクと同じ人物を犯人だと思い浮かべている様子でした。
「俺はもう手を引く」と言い、扉を出ようとした津田の目の前に石原祐二(板尾創路)の姿が!
「探してたよ」とささやく石原は津田に耳打ちをします。
一方、西垣は、榎木田の妻の元を訪れていました。
「呪われた病院」と名付けられた榎木田病院は、ずっと赤字経営をしてきたとのことですが、跡取りもいない(亡くした?)病院なので、いよいよ閉鎖することを決めたと玲子は話すのでした。
警察からの情報により、工藤や翔太郎も313号室の患者たちの共通点がセクシー刑事のモチーフとなった事件だと知ります。
「津田が危ない」と気がついた時、エレベーターに乗った津田は、電動のこぎりで襲われそうになっていました。
榎木田は石原と飲みながら「いつ気がついたんですか?」とお互いにたずね合います。
一体2人は互いの何を気がついたというのか?
そこに玲子が離婚届を取りに来て「警察がいないようだけれど?」とたずねます。
病院長権限で、少し出ていってもらったという榎木田に、玲子は「みじめな終わり方だけはやめて」と、部屋を出て行くのでした。
「クラシックは好きか?」と聞く榎木田に、石原は「チャイコフスキーが好きです」と答えます。
手術の前には必ず聞くのがチャイコフスキーだそう。
その理由は「不可能を可能に出来そうな気がするから」との事でした。
病院の外では、家宅捜索を認めないとする病院側と、警察が揉めていました。
工藤は警察からの報告で、生きたまま焼かれて殺された加藤桜(堀口紗奈)が病院内にのこした口紅のあとから、石原の唾液が検出されたと知り、怒りをあらわにします。
痛みのあまり動けない工藤を「私が一緒に行く」と、翔太郎の車いすに乗せて病室を出ていくアリサ。
その後姿を翔太郎は不安げに見送ります。
石原は「病院長はなぜ復讐にこだわったんです?」とたずねます。
妻 玲子が子宝に恵まれなかったため、前妻(西垣)の子を跡取りにしようとしたけれど、人生は思い通りにいかなかった…と榎木田は語り始めます。
お互いに交換したのは、殺人の証拠の数々…。
しかし、榎木田が今の自分を突き動かしているのは、復讐心ではなくゲームのようなものだと言います。
石原も、精神鑑定の対策のためにチャイコフスキーの曲を流したとのこと。
榎木田は石原に「まだオペが残っているので失礼する」と言います。
工藤とともにエレベーターに乗ろうとしたアリサがみたのは、胴体から真っ二つにされた津田八郎(山本浩司)の無残な姿でした。
病院を去ろうとする石原に「私を置いて行くの?殺してくれとお願いしたのに」と懇願します。
そうして、ミクは石原の目の前で自分の心臓をえぐるようにして自殺。
石原は「これは戦利品にはならないな」と冷たく言い放って去っていきます。
警察が病院内へ突入しようとした時、チャイコフスキーの曲を流しながら石原が現れます。
近くにいた刑事から拳銃を奪った工藤は、石原に銃口を突きつけます。
その様子を見て楽し気に笑う石原に、発砲をこらえた工藤は手錠をかけます。
「加藤刑事の喉仏はこの袋の中に」という石原の顔を、工藤は思い切り殴るのでした。
突然、翔太郎が心配になったアリサは病室へと急ぎます。
ベッドで不安げにアリサを待つ翔太郎…そこに忍び寄る影の正体は?
榎木田病院長は、前妻 西垣との間に授かった息子を跡取りにしようとしたものの、町田で起きた殺人事件で亡くしてしまい断念。
西垣の協力の元、事件をネタにした関係者を313号室に集め、次々と復讐した…
というのがオーソドックスな考察になってしまうのですが、めっちゃつまらないですよね。
榎木田院長と石原は最初から怪しすぎて犯人じゃないと信じ切ってきた、というか信じたかった私には、そんな感じで終わるなんて裏切りとしか思えませんっ!
希望的観測かもしれませんが、やはり翔太郎がサイコパスで、裏で事件を操り、より面白い脚本を完成させたかった(爆笑)みたいな結末の方が面白いと思うんですが、どうでしょうか?
榎木田自身の復讐心をあおるために、陰ながら手伝いをしていた的な…。
アリサたちが去った後、翔太郎が笑った?とSNSで盛り上がったのですが、私も翔太郎の口角がわずかに上がったような気がしました。
いよいよ、来週は【赤いナースコール】最終回です。
小さな子供の幽霊?や、やたらとうるさい猿の人形などの伏線がしっかり回収されるのか…そのあたりにも注目したいと思っています。
ドラマ【赤いナースコール】最終回12話あらすじ
チャイコフスキー犯は医者の石原祐二(板尾創路) でした。
しかし、なぜそのような犯行に及んだのか?動機は不明なままです。
さらにもう1人の殺人鬼がまだ潜んでいるのは確実な状況でした。
病院長 榎木田誠 (鹿賀丈史) から出た復讐の意味とは一体何だったのか?
とうとう313号室の最後の患者となった春野翔太朗(佐藤勝利) の身を案じた、 三森アリサ (福本莉子)は、いそいで病室へと向かいます。
しかし、その途中で突然停電に!
院内を最後にして最大のパニックが襲います。
翔太朗に忍び寄る犯人の影・・・ 最後に生き残るのは誰なのか!?
“呪われた病院”の真相がついに今夜明らかに(赤いナースコール公式より)